オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」

2011年01月05日 15時04分51秒 | 音楽
今日は今年最初の公休日でしたが、朝からゴタゴタしていました。電気屋さんが来てアンテナ工事である。我が家のテレビ全て地レジ対応にし、そしてメインのテレビのCS放送を地元のケーブルテレビからスカパ!に変更しました。これで月末J sports Plusで放送されるフィギュアスケートの欧州選手権、全米選手権を見ることが出来ます。昨年の秋、日テレプラスで放送された「フレンズ・オン・アイスを見る事が出来なく涙をのみましたが、これでヤレヤレである。

さて工事が終わり落ち着いたので今年最初のCDのお時間である。今年のCD聴き始めも昨年同様ベートーヴェンの作品。昨年は交響曲第3番「英雄」でしたが、今年は「ミサ・ソレムニス」を選びました。大曲を聴いて広い気持ちになりたかったからです。

ベートーヴェン 「ミサ・ソレムニス」作品123

オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団、合唱団
1963年ロイヤル・フェスティバルホールでのライブ録音(輸入盤)TESTAMENT SBT1408



昨年の暮はとうとうベートーヴェンの第九を聴かなかった。暮に放送されたNHK交響楽団の第九演奏の録画もまだ見ていない。
昨年の11月わが町でも第九の演奏会があり私の母も聴きに行ったらしいが、話しを聞くと演奏の前に第四楽章の合唱部分のレクチャーがあり、演奏に入り第四楽章では聴衆も全員起立して歌わされたとのことである。
母の一言「私は第四楽章も、ゆっくり聴きたかったのに立てらされた。本当に落ち着かなかった」
私は話を聞いてベートーヴェンの第九もいよいよ全員参加の盆踊り型の音楽になってしまったのか?といろいろと考えさせられました。
答えはないと思いますが、聴く人はきちんと聴く、歌う人はきちんと歌う、ケジメを持って作品に向き合って欲しいと私は思います。
さて「ミサ・ソレムニス」ですが私はベートーヴェンの第九より、こちらの方が大好きである。正にベートーヴェンの最高傑作と私は信じています。今の私には新年最初の作品として一番ふさわしい作品かもしれません。
クレンペラーには素晴らしいスタジオ録音(EMI盤)が有名ですが私はモノラル録音ですが1963年のこのライブ録音が大好きです。ライブ独特の熱気やスケールの大きさは本当に凄い。第1曲の「キリエ」の冒頭からクレンペラーの気迫の押される気持ちになります。

今年も私はいろいろな作品を聴くと思われますが、やはりベートーヴェンが中心になるのは間違いないでしょう。