アブラゼミの幼虫を見つけたので、手に取ったら妙に懐っこい。
羽化を観察しようと思い、ベランダの木に。
なかなか手から離れようとしない。
しばらくすると羽化が始まりました。
何度と無く見る光景ですが、毎回神秘的。
身体も濡れて丸まった羽も薄緑色です。
しかし、右の羽が異常に短いのが気になる…
何とか羽化をしたのですが、やはり右の羽が短い。
更に、葉から脱落した抜け殻が濡れた羽に癒着。
取って上げることも出来ないので見守りました。
結局、抜け殻をくっつけたまま成虫に…
しばし見守りましたが、木から落ちたので救出。
その際、抜け殻を外してあげました。
逃げる事なく手にしがみついたままで懐いてしまった。
嫌がるのを無理矢理木に戻しました。
飛べないので、樹液代わりに果物を置いてあげました。
羽根にハンディがあることをわかっていて、助けを求めているようで、かわいいですね。
優しい人に会えたと、離れたくないと思っているような気もします。
蝉に変わって、「果物を、ありがとうございます」
なんだか、嬉しいです。
巣立つことは出来ませんが、最後まで見守ってあげようと思います。