居酒屋日記

Takeshi ORION Nishimori

Scheherazade

2010年09月12日 | music


シェラザード、1年ぶりのライブは、なんとレコ発ライブでした。
結成33年目にしてセカンドアルバムを出して来るとは!!
1992年のファーストアルバム発売時にも驚いたのですが、
まさか、それから18年の時を経て新譜が出るなんて。。。。

そして、その選曲が古くからのファンには涙ものでした。
聴き古したノイズに埋もれたカセットテープしかなかった音源たちが
今の演奏でちゃんとCD化されました。
普通ならば、演奏の衰えや空気感違いなどでがっかりする事が多いのですが、
シェラザードは違いました。
気魄の演奏と、まさに今が全盛期か?と思わせる歌声に震えました。

それは昨夜の恵比寿でのライブも同じでした。
インストの「プロローグ」に続き「鏡」が始まった瞬間、
20代の頃に初めてシェラザードの音を聴いた感動が蘇りました。
さらに「人形讃歌」「悪魔が泳ぐ夢の国へ」「明日の影」と
当時の名曲を畳み掛けて来られては適いません。戦慄です。
カッコ良かった!

敢えて新曲で新譜を作らずに、
埋もれていた名曲たちを蘇らせてくれた勇気と決断に大感謝です。

今年は6月に紫が34年ぶりの新譜を出しましたが、
2010年は好きだったバンドが動いた記念すべき年って感じです。

同世代~先輩たちがこうしてカッコ良く活動しているのを見ると
勇気が出ますし、自分も頑張らねば! ってエネルギー貰えますね。

良いライブの後は酒も美味かったです!