居酒屋日記

Takeshi ORION Nishimori

冷やし中華

2009年07月09日 | 


今年初めての冷やし中華を食べました。
というか、何年ぶりの冷やし中華だろう…

実は酢があまり得意ではないので、
どうしても選択肢から外されてしまうのですが、
昨日は外を歩き回って汗だく状態での昼食で、
仲間と入った街のそば屋さん。
蕎麦屋ではなく、定食とかもやってるそば屋さん。

衝動的に冷やし中華が食べたくなり、注文。

自分的には冷やし中華の様式美がありまして、
白く丸い皿に盛られた麺の上に
千切りの胡瓜、錦糸卵、叉焼、鳴門、ハムなどの具材が
皿の中心から放射状に並べられているのが美しい。
その具材の合間からのぞく 冷水で締められた麺が涼を呼び、
何気なく添えられた紅生姜と和からしの
赤と黄色が彩りを加えて美しい… ってやつです。

しかし、出て来たのは写真の通り。
レタス、プチトマト、さらには茹でたもやしが満載です。
わずかな胡瓜や叉焼等も大まかに切られ雑然としてます。
卵に至っては短冊になってます。
具材のおかげで麺なんて見えません。
麺は普通に美味いのですが、見た目の清涼感は何処へ…

昼食に涼を求めて注文したのに、
雑然とした器を見て暑さ倍増。
う~ん、残念。

いつもの如く、8割程食べると苦手なお酢ゾーンです。
やはり、酸味に負けて完食はできませんでしたが、
今年は見た目も美しく、美味しい冷やし中華を探そう!
と心の中でリベンジを誓った次第です。

お酢は身体に良いんだから、食べられるようにしないとね。
胡麻タレ味の冷やし中華ってのも有りますが、
やっぱ、様式美的には酢! ですから。