９月１５日（水曜日）
「芸術は爆発だ！」の名言を残したのは、今は亡き芸術家の岡本太郎さん。
我が家も、それに続けとばかりにゴーヤー棚では競演している。
これは立派な芸術か・・・・。
どの冷蔵庫も満杯で、収獲しても入れる所が無いので、見回りがおろそかになっていた。
黄金色したゴーヤーがここにもあそこにも。
ああもったいない。
天から嘆きの歌声が聞こえてきた。 「ナンタ～ルチア♪」
９月１４日（火曜日）
ふと見上げれば、酔芙蓉（すいふよう）のしぼんだ紅色の花が目に入った。
昨日、今年初めて一輪咲いたようだ。そして今日も酒に酔った色した一輪が咲いている。
酔芙蓉を観察すると、葉に穴が開いている。どこかに、憎き虫の、フタトリコヤガいるはずだ。どこだどこだ。みっけ。
早速に殺虫スプレーでシュ～ッ。葉の上でのたうち回って、最後に落ちる。今年２回フタトリコヤガを駆除したので３度目だ。ほっておけば、葉もツボミも食い荒らされる。ツボミも４～５個食われていた。
腹の立つ虫だ。
酔芙蓉は咲き始めの朝は、花の色は白い。
これが時間の経過とともに桃色になってくる。酔芙蓉はアオイ科の一日草。酒に酔うに連れて、人のほおが染まる姿に花びらの変化が似ていることに由来。これから毎日咲き、目の保養になる。見頃は下旬ではなかろうか。
畑には、ゴーヤー仲間の関東在住のtokotoko♪さんから種を頂き育てた、 「えん菜」 がある。
「えん菜」は沖縄ではウンチェーバーとも言われ、暑さに強く、夏期の葉物野菜が少ない時期によく食べられている。食べ方は、豚肉やツナと一緒に炒め物にしたり、さっと湯がいてお浸しにして食する。カロテンは、ほうれん草を上回り、ビタミンＣも豊富とくれば夏場のイチオシの野菜だ。この野菜の良い所は、刈り取ってもまた葉が出てくる。大体３～４度は収獲出来るようだ。こんな便利な野菜なのに、今まで地元のスーパーでは見かけたことが無かった。
次男の所に野菜を送ってやろうと、地元の農産物直売所へ買いに行ったところ、 「旬菜市」にも 「五里五里市」 にも「えん菜」が売られていた。
いずれも１束１００円だった。
ただ漠然と野菜を眺めていれば、「えん菜」に気がつかなかったことだろう。何事も興味をもって観察をすれば新たな発見がある。私が観察するのは女性だけではない。覚えておいてね。
９月１２日（日曜日）
連日の阪神の逆転負けには、ごうを煮やしている。あれだけポカスカ打った打撃陣も、ここ５試合は２点台と勢いがなくなってしまった。とにかくリリーフ投手の不安定さには、目を覆いたくなる。福原、渡辺、久保田、藤川、皆疲れはたまっているだろうが、阪神の優勝は君たちの肩にかかっている。しっかりせぇ！
二日前は阪神は首位だったのに、中日に首位の座を明け渡してしまった。いずれ投手陣が整っている中日が出てくるのではと予想していたが、いや～な予感が的中だ。首位の中日と２位の阪神のゲーム差は１．５。３連敗でもしようものなら、たちまち３位の巨人に並んでしまう。
今日のデーゲームは、何が何でも勝たねばならない。ホームで３連敗でもしようものなら、ファンは怒り狂うことだろう。新聞予想では、阪神の先発投手は高卒ルーキーの秋山だ。実績は少ないが、彼は運を持っている。過去２試合とも、阪神の３連敗を食い止め２連勝中だ。
予想通り、先発投手は阪神秋山、ヤクルト村中で２時から試合は始まった。秋山は初回先頭打者の青木にヒットを打たれたが、後続を無難に断ち切った。その裏阪神は２番平野、３番鳥谷、４番新井、５番ブラゼルの４連打で、幸先の良い２点を先制した。
昨日も一昨日も阪神が２点を先制し、最後は逆転負けをくらっている。しかし、先発の秋山はピンチらしいピンチは一度も無く、ヤクルトを７回まで０で抑えてしまった。その裏阪神は、秋山のヒットなどでダメ押しの２点を奪った。こうなれば秋山の初完投、初完封も夢ではない。８回にも阪神は１点を追加し５対０。後の楽しみは秋山の完封勝利なるか。
秋山君はやりました。おめでとう！甲子園初先発で初完封。
君はトラの救世主だ。”神の子、虎の子”秋山君良くやった。今夜のヒーロー賞は、もちろん秋山投手だった。お立ち台での秋山投手には、後光が差していた。
二軍で調整中の安藤に、秋山のツメノアカを飲ませてやりたい。
阪神の残り試合は１９試合。優勝に向かってガンバレ！タイガース！！
【試合終了】 ◇開始14時01分◇甲子園
チーム １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ ８ ９ 計
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ０
阪 神 2 0 0 0 0 0 2 1 X ５
【ヤクルト】 ●村中（10勝８敗） 渡辺 橋本
【阪神】 ○秋山（３勝１敗）
