９月２１日（火曜日）
厳しい暑さはようやく峠を越えたが、秋の花は開花が遅れているようだ。田んぼのあぜ道や土手に咲く曼珠沙華が、今年は猛暑の影響でほとんど咲いていないと報道されていた。
ウソか誠か確かめるには、行ってこの目で確かめるしかない。プールで泳いだ後、例年曼珠沙華が沢山咲いている土手に行って見た。
曼珠沙華はどこだ。どこにも咲いていない。報道は間違っていなかった。場所を変えると、田んぼのあぜ道で曼珠沙華を見つけた。
赤く染まるの光景には程遠く、パラパラしか咲いていない。別名、彼岸花と言われているのに、彼岸に咲かないでどうする。黒アゲハが飛んで来た。オニユリの花といい、派手な色のキモイ花が大好きな蝶だ。
あちこち探して見たが、わ～っと萌える赤がどこにもない。今年はそんな年ですぅ。
あっそうそう、曼珠沙華の花を見ればヒッチハイクの青年を思い出す。２年前の１０月２日、山城大橋から彦根まで１００キロの道を、二人の青年を乗せて行った。一人は茨城県の青年で、もう一人は彦根の青年だった。そのとき彦根で見た曼珠沙華は、今まで見たことも無いくらい群生していて、真っ赤なジュウタンの様だった。ヒッチハイクの青年は二人ともフリーターで、就職活動中と言っていた。二人とも無事に就職できたのだろうか。幸せな生活をおくっていればいいのだが・・・・・。
