4月30日(土曜日)
夕食の終わった後、 「八朔が食べたいな」と妻が言う。八朔はもう直ぐ店頭から消える果物です。
まだ我が家御用達のスーパーは開いています。今日はまだ家から畑以外には出ていません。「行ってきま~す(^^♪」
真っ先に和歌山産の「はっさく」を買いました。4個入って298円也。
週に3回ほど通っていれば、物の値段はこれは高いかどうか分かります。この冬の八朔は、1個80円くらいなものでした。
海産物売り場をのぞけば、サザエが「1個100円」と大きな文字で書いて有ります。
二日前は「1個120円」で、買おうかどうしょうかと迷ったサザエです。
1個20円安ければ、買わなきゃ損の気持ちにさせてくれます。 今夜サザエのつぼ焼きを食うぞ!と4個お買い上げ。
サザエは郷里鳥取で、夏になれば波止場の外海で潜って取ったものです。
取ったサザエは石でかち割り、海水で洗ってその場で食べるのが常でした。
そんな思い出が有るので、サザエを見れば食べたくなります。
しかし、観光地に行きサザエのつぼ焼きの値段を見れば、「1個300~400円」もしています。
よほど気分が良いか、サイフが腫れている場合しか食べることは御座いません。だってサザエはタダの食べ物でした。
家に帰りサザエを取り出した瞬間、 「貝類は痛風に悪いでしょ!」の声が飛んで来ます。
声が飛ぼうが、食べると決めて買ったサザエ様。早速に、サザエに醤油を垂らして、レンジへ放り込みます。
7分ほどして醤油の香りが漂って来ました。 つぼ焼き出来た!
フォークで掻き出しましょか。一発でサザエから取り出せません。悪戦苦闘しながら、尻がちぎれることなく全部取り出しました。
食べましょね。2個食べれば顔がほころびます。200円で幸せが得られるとは安いもんです。
「歯を磨いたので今夜は食べない」と言っていた妻。美味しそうに食べている夫の姿を見れば我慢の限界です。
「食べる!」
食べ物の誘惑は恐ろしい。我が家は400円のサザエで、4月も夫婦円満。明日から月が替わって5月。頑張りましょうね。