１１月１６日（金曜日）
今日は愛妻の針治療の日で、京都嵐山の近くまでアッシー君だ。待っている１時間を有効に活用せねばもったいない。３日前の新聞に
「安らぎ運ぶ風車」京都・大覚寺
京都市右京区の大覚寺で、色とりどりの風車が、秋風を受けてくるくると回っている。平安初期、嵯峨天皇が同寺の前進である離宮嵯峨院を建立したから１２００年となるのを記念したイベントの一環。「心の安らぎ」をテーマに、風車を目に見えない思いの象徴にした。奉納された風車約５０００本が並んでいる。１２月９日まで。午前９時～午後５時半～午後８時半（昼夜入れ替え制）。
の記事が載っていた。面白そうだ。 大覚寺 行き決定！
１１時前に愛妻を降ろし嵐山に向かった。嵐山の紅葉はこれからで、下旬が見頃だろう。
渡月橋の手前を右折し清滝方面を走る。ふと目の前のバスの行き先が「大覚寺」だ。このバスについて行けば大覚寺に行ける。ものの２分ほどで寺の駐車場に到着した。駐車料金は５００円だった。予備知識無しで行ったので何も知らない。
正面入り口と、右手に行った所に拝観受付があったが、正面から入った。拝観料金はこれまた５００円。
中に入ると素晴らしい絵が描かれた襖があるが、「室内の撮影はご遠慮願います」の立て札がある。
ご他聞に漏れず、この寺も撮影はダメだった。先日の御所の一般開放では自由に撮影できたのに、文句の一つも言いたくなる。寺はとにかく広い。建物も格調の高い造りだ。
「嵯峨菊の菊花展」を庭でやっていたので見学した。
この菊はまったく派手さが無い菊だ。どちらかと言えば、繊細なひ弱さが目立つ菊だった。
出口の所で生け花を４人の女性でやっていた。これから展示のため作品を仕上げている最中だ。
先日御所で嵯峨御琉の生け花を見たが、今日もカリンを使った生け花がある。「御所で見た生け花とよく感じが似てますね」と話をすると、「この方が生けられたのですよ」の返事が返って来た。
と言うことは、嵯峨御琉では上のクラスの指導者に違い無い。
本日の目的の風車がどこにも見当たらない。どこにあるのか出口で聞いてみた。「右の池の方に行けばありますよ」との返事で池の方へ行った。右に行くと風車が、参道の脇でクルクル回っている。
臨時の受付で事情を説明し、中に入れてもらった。大沢池にはカモが何羽も悠然と泳いでいる。
周りには風車がいたる所で回っていた。
これが新聞に載っていた光景だ。それこそウヒョッ！
４０分間の見学だったが、５００円の拝観料で十分楽しむことが出来た。関西に住んで約５０年。京都には有名な寺院がたくさんあるが、行ったことの無いところはまだまだある。四季それぞれ趣が異なるので、次はどこへ行こうかな？
詩仙堂はお勧めですよと聞いているので、次回は行かねばと思っている。
