ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

シーサーロッカー「城間健市」ライブを楽しむ

2012-11-18 19:53:22 | 音楽

11月17日(土曜日)
今夜は祇園四条にある沖縄料理の店 「新右衛門」 でシーサーロッカー 「城間健市」 さんのライブがある。4オクターブの声域と、並はずれた声量を持つ沖縄ロックの重鎮だ。
とにかく声量が豊かで歌唱力が抜群のケンちゃん。MCも上手なので、京都でライブをすると知ったら、よほどのことの無い限り行っている。6時過ぎに店に入った。結構たくさんのお客さんが見えていた。私の指定席はカウンターの右端だ。ケンちゃんとは8月以来なので、3ヶ月ぶりのご対面。ライブが始まるまでに1時間あるので、ソーキそば、コッペカニ、ホッケを食べた。コッペガニは、舞鶴出身のお客さんが昨日舞鶴から買って来て、二人で一緒に湯掻いたとのこと。

Dscf7794

Dscf7797

コッペガニは、身よりも外子、内子、味噌だ。

Dscf7795

Dscf7796

どれもたっぷり入って旨かった。ママさんいわく「1杯500円!」。スーパーで買っても400円近くしているので、良心的な値段だ。顔なじみの田原夫妻、豊里さんも見えた。7時半からライブは始まった。スタート曲は 「天と海の境」 だ。

Dscf7798

続いて 「国頭(くんちゃん)サバクイ」 。2曲ともロックとは縁遠い歌で、しっとりと聞かせてくれる。続いて 「海ヤカラ」 。ケンちゃんは初めてのお客さんにとボデーアクションを伝授する。常連のお客さんは、掛け声もボデーアクションも心得ている。  ”ドン!ドン!” の掛け声を入れ、拳を突き上げる。

Dscf7801_2

Dscf7802_2

「豊年のアヤグ」では、ブラのコマーシャル同様に、 「寄せて♪上げて♪寄せて♪上げて♪寄せて♪上げて♪」 の振り付け指導が入る。サーアサー♪サーアサー♪
動から静へと曲は変わる。「一人咲き」「思い出」「島思い」どれもしっとりと聞かせてくれる。
今度は動だ。 「スモークオンザウォーター」 は、 ”ダッダーダッダーダー♪” ”ダッダーダッダーダー♪””ダッダーダッダーダー♪”と会場の皆さんは大合唱だ。
「ヘビーエイサー」は”ウォ~ウォ~ウォ~ウォ~ウォ~ウォ~♪””ウォ~ウォ~ウォ~ウォ~ウォ~ウォ~♪”とこれまた大合唱で、お客さんは一体となる。
前半最後の曲ですと 「誓い」 を歌い休憩に入る。
後半は9時から始まった。スタート曲は「ほんでもって負けられない」。

Dscf7803

初めて聞く曲だ。 「もうちょっぴん」 。「サンキュー」は新曲だ。 「竜神ガナシー」 は映画化された「竜神ガナシー」の主題曲 。ガナシーは沖縄では子どものヒーローで、子どもが大好きな歌だ。ガナシー♪おうガナシー♪

Dscf7810

「咲かせてバンバン」では、”心のツボミを折らないで~♪”の歌に合わせ、どなたも胸の前で手でツボミを作ります。

Dscf7815

「ダイナマイト」はケンちゃんが神輿をかつぐポーズで ”祭りだわっしょい!” と言えば ”ワッショイ!ワッショイ!””ワッショイ!ワッショイ!” どなたも大きな声で盛り上げる。

Dscf7818

「ケンボでマンボ」では、両手を胸の前でグルグル回す。ケンちゃんは、手をグルグル回しながら、百面相の形相でフロアーへ降りて、前から後ろまで愛嬌を振りまく。

Dscf7804

「クイチャー」も初めてのお客さんにも知ってもらうために振り付け指導が入る。まずは静かに扉を開ける要領で、両手で右へ”開けて” 両手の拳を胸から下へ”閉めて”最後に ポンポンと両手を叩く。 ”開けて” ”閉めて” ポンポン 。 ”開けて” ”閉めて” ポンポン 。
本日はこれが最後ですと10曲目を歌う。 「KETCHA-MBA」 。ケェリ~ケェリ~ケリケリケチャンバ♪ケェリ~ケェリ~ケリケリケチャンバ♪
ライブでは「最後の曲です」と言って終わることはほとんど無い。アンコール!アンコール! の拍手に応え2曲歌ってくれた。「ユーアーショック」「Hang Tough」 
楽しい時間は瞬く間に過ぎる。あっと言う間の2時間半のライブだった。今夜は満席で、かってない盛り上がりをみせた。何度もケンちゃんのライブに行っていると、この曲ではどうするか皆さん心得ている。歌と歌の間のトークは、どなたも笑って笑っての連続だ。イントネーションのおかしな関西弁で笑いを誘う。
今夜はケンちゃんの売り、「4オクターブの声域と並はずれた声量」の歌を数曲聞けた。観客の皆さんも、ブラボーで拍手喝采だった。素晴らしい声を聞きたい、笑いたいと思っている方是非一度ライブに足を運んでみてはいかが?。次回の関西ツアーは来年の2月の予定だ。一度聞けば次も行きたくなる「城間健市」さんのライブは素晴らしい。
ケンちゃん有難う!。満席ライブで、薫ママさんてんてこ舞いで、お疲れ様。

Dscf7835

Dscf7836

Dscf7812

Dscf7813

セットリスト


前半(7時半~8時半)
(1)天と海の境(沖縄民謡) 
(2)国頭サバクイ  
(1)HEAVY ACER     
(2)スモークオンザウォーター            
(3)海ヤカラ  
(4)豊年のアヤグ 
(5)一人咲き
(6)思い出
(7)島思い
(8)アナザーウインド
(9)ヘビーエイサー
(10)誓い 

後半(9時~10時)
(1)ほんでもって負けられない
(2)もうちょっぴん   
(3)サンキュー
(4)竜神ガナシー  
(5)咲かせてバンバン
(6)赤ばな
(7)ダイナマイト
(8)ケンボでマンボ
(9)クイチャー(宮古民謡)  
(10)KETCHA-MBA 
アンコール               
・ユーアーショック
・Hang Tough 

【城間健市 プロフィール】
1961年 石垣島生まれ。 1983年 実家が料亭だったため、民謡や歌謡曲を子守唄がわりに聴いて成長。 小5の時フォークに目覚める。 中学校時代 :ハードロックに目覚めギターを始める。 高校生時代 :Liveのテープが後の高校生達の間で伝説のハードロックヴォーカリスト、 ギターの端から端まで声の出るアーチストとして有名になる。 プロになる事を決意しハードロックバンドでヴォーカリストとして活躍。  解散後、友人BIGINの紹介で古見健二と出会う。 1993年 アコースティックバンド「Ken's Club」を古見健二と結成する。 1997年 泡盛「しずく」のCMで反響を呼んだ「思い出」を、シングルCDで発表。 (ギター:古見健二アレンジ:日出克)オリオンビアフェスタなど様々なイベントに出演。 2000年 ファーストアルバム「Ken's Club」を発売。  Ken's Clubの活動と平行して、島の心を表現したソロ活動も行う。
2001年 東京から沖縄へ活動拠点を移す。 「天と海の境」久米島の久米仙の 天気予報で起用される。  (作詞:名嘉睦稔氏、アレンジ:日出克) 2002年 1stソロアルバム
『THE VOICE OF SOUL』を発表。(発売元:スタジオ響) 収録曲の多くが、琉球國祭り太鼓や創作芸団レキオス等、太鼓団体に起用される。 2004年 沖縄の大イベント、
JTB「杜の賑わい」(?05ユ)、「1万人エイサー踊り隊」出演。 2005年 :阪神・淡路大震災10周年記念事業「琉球古典舞踊と現代音楽のコラボレーション」に出演。
「POWER MUSIC FESTIVAL[INDIES in OKINAWA 2005]」で、紫のゲストヴォーカルとして  LOUDNESS、BOWWOWと共演。 6月 2ndソロアルバム「THE VOICE OF KING」を発
表。 第14回YOSAKOI ソーラン出演後、恒例となる『東京ツアー』を開始。(現在進行中) 2006年 5月インターネット番組(Netlive提供)城間健市の『しゃべれ場うたえ場』開始。 2007年 1?2月 東京ツアー『夜をどみぃんがせ』(Netlive提供)を敢行。特に新宿スペース107 でのコンサートはエイサーに飽き足らずクラッシックバレーとジャズダンスのコラボも大成功 で大盛況を得た。 3月8月『フリマガアグレ』のCMに歌とロボット役で好評を得る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする