ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

京都御所”秋の一般公開”へ行ってきた

2012-11-02 00:23:47 | 神社、お寺

11月1日(木曜日)
昨日から京都御所の”秋の一般公開”が始まった。京都御所の一般公開は、春と秋に行われる。秋季一般公開は10月31日(水曜日)~11月4日(日曜日)までの5日間だ。今日は風は強いが秋晴れの申し分のない天気だ。京都御所の一般公開 は春と秋の年2回しかない。週末は人出が多いのは目に見えている。ゆっくり見学するならば、平日の今日しかない。愛妻と車を伏見の温泉”力の湯”に置いて、竹田駅から電車で行った。35分ほどで京都御所に着いた。京都御所の一般公開には3年前に初めて行った。
地元に住んでいると、いつでも行けると思っている。いつでも行けるは、行けないの同義語以外何物でもない。最近は、思えば即行動に移すを心がけている。
地下鉄丸太町駅を下りて、御苑をテクテク歩く。参観者は、宜秋門(ぎしゅうもん)から参観するのだが御所は広い。1キロくらい歩いた感じがする。
宜秋門(ぎしゅうもん)の受付に着くと、入り口で持ち物チェックを受ける。バッグを持っていれば、中を開けなければならない。カメラ一つの私はフリーで入門できた。御所は皇宮警察が警備をしている。皇宮警察犬はしつけが良く出来ていて、座った姿勢は崩さない。

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順路にはロープが張ってあり、→に沿って歩く。天気が良いので、散策するだけでも気持ちが良い。重厚な建物と庭木と青空、白い雲が良く映える。

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昨年は御車寄(おくるまよせ)、新御車寄(しんみくるまよせ)にも、衝立やら人形の展示があったが今年は何も無い。

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回廊( かいろう)(東側)には今年も三派の生け花が展示されている。
月輪未生流( つきのわみしょうりゅう)

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御室流 (おむろりゅう)

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嵯峨御流 (さがごりゅう)

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紫宸殿 (ししんでん)は即位礼などの重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿だ。
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清涼殿 (せいりょうでん)は平安時代には天皇が日常の御生活の場として使用された御殿で、入母屋桧皮葺きの寝殿造りだ。

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小御所 (こごしょ)は諸種の儀式が行われ、武家との対面にも用いられた。寝殿造りと書院造りの両要素が混合した建物です。
一昨年に参観したときは、天皇即位20年にちなみ、大正期以降の即位の式典に使われた品々が披露されていたが今回は無し。
各建物の襖には色々な絵が描かれているが、逆光になり上手に写真が撮れない。

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御池庭も御内庭も美しい。

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約1時間、皇室の歴史をたどりながら、参観&散策を楽しんだ。女性連中が何やら拾っている。何だろうと見ればマツカサだった。これは今まで見たことも無い、可愛らしいマツカサだ。

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バスツアー客、外人の方が本当にたくさん見えていた。

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使ったお金は電車賃の500円とアイスクリーム120円合計620円。3時間楽しんでこれだけの出費は、タダに等しい。我ながら上手に遊んだものだ。自画自賛しなければ誰も誉めてはくれない。

【参  考】
1.期間: 平成23年10月31日(水)から11月4日(日)までの5日間(申込手続不要,無料)。
2.入門時間 :午前9時(開門)から午後3時30分(閉門)まで。

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3. 参観者は,宜秋門ぎしゅうもんから参入し,清所門せいしょもんから退出することになります。(清所門の最終退出時刻は,午後4時15分です。)

コメント
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