９月１０日（木曜日）
朝刊に今月の２３日（水曜日）に井手町多賀（いでちょうたか）の万灯呂山（まんどろやま）頂上付近からふもとまで、３，０００メートルにわたってそうめんを流すイベントがあると出ていた。ギネスブックには０８年７月に福岡県福智町で行われた２３４５メートルで、成功すれば世界新記録になるという。
プールで泳いだ帰りに万灯呂山へ行って見ることにした。万灯呂山展望台には今まで一度行ったようなないような、記憶は定かでない。今年二男が夜景を撮るために初めて行き、素晴らしい所だったと写真を見せてくれた。
井手町多賀は秋になればフルーツラインに近隣からたくさんのお客さんが来る。ぶどう狩り、みかん狩り、芋掘り、栗拾い、柿狩り、バーベキュー等一日中楽しめれる。
ふもとから万灯呂山頂上まで約５キロほどある。竹林を抜けると昼なお暗い杉木立が続く。
杉木立の中では、ツクツクボウシが夏の終わりを告げている。
とにかく道が狭い。途中２度大きな車と離合したが、離合可能な場所までバックするのに難儀した。
頂上へ行くとパッと視界が開け、西に向かって１８０度のパノラマだ。眼下には木津川が左から右に流れ、生駒山、精華町、京田辺市、城陽市などその周辺の町並みが美しく広がっていた。
赤い「山城大橋」が特に目に付く。橋の西側の堤防沿いには「京都八幡木津自転車道」が走っている。
そのまま下流へ行くと嵐山まで自転車で行くことが出来る。子供が小学生のとき近所の子どもも引き連れ、夜間ワンダーで城陽市から嵐山まで歩いた昔が懐かしい。夜であれば京都タワーが確認できるそうだが、昼間は木々が邪魔して分らなかった。
万灯呂山展望台には年配のカメラマンが二人、若い兄ちゃん３人連れがいた。夜になればアベック天国は間違いないところだ。「まむし注意」の立て看板を見ればアベックもおちおち人気の少ない所へは行き辛いことだろう。
万灯呂山という山は、実際には存在しない山というからややこしい。実際に、展望台があるのは「大峰山」。万灯呂山の由来は、山焼きを行った行列が万燈呂のように見えたことからそう呼ばれるようになったようだ。
近場には本当に素晴らしい所が色々ある。何よりも、お金が無くても楽しめるのが良い。世界最長の竹の流しそうめんに挑戦する２３日は５連休最後の日。近場の方は是非遊びに行かれてはいかがでしょうか。開催時間は１０～１６時。ミニそうめん流しも同時開催する他、商工会青年部等の各種模擬店も出店するとのこと。
