夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『ノーベル平和賞、服役中の劉暁波氏』、中国が一党独裁の国家のふるまいは・・。

2010-10-09 23:54:11 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
今朝、いつものように読売新聞の朝刊を読んだりした。

予期されたように、今回のノーベル平和賞に於いて、中国で服役中の劉暁波氏に、
関しての記事が数多く、掲載されていた。

無力な私でも、今回のニュースを深く受け止めて、
一昨夜、、【『ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に』、私が待ち焦(こ)がれていた朗報・・。】、
そして深夜、【『ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に』、各国の反応に私は微苦笑し・・。】
今朝も『ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に』、私なりに思い馳せたり・・。】
と題して、投稿を重ねてきた。

そして、日中も読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】、
時事通信社の基幹ネットの【時事ドットコム】などを見たりしてきたのであるが、
中国は一党独裁の国家の維持するには、怜悧でしたたかな事態のふるまいをするのか、
と政治、外交、軍事、経済も疎(うと)い私は驚いた・・。

そして、かってのソ連、東ヨーロッパ諸国、そして現在の北朝鮮の独裁国家も、
このような実態かしら、と思いを重ねたりしている。

日本も敗戦前の一時期もあったり、今後どのように日本は変貌するか判らないが、
万一、強固な独裁国家になった場合、今回の中国のふるまいを学ぶこそ、
私を含めて多々教訓になると確信し、数多い記事を転載させて頂く。

◎情報規制の関連
《・・
           ネット閲覧統制、外国テレビ中断も…劉氏平和賞

【北京=関泰晴】
中国で服役中の民主活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏(54)のノーベル平和賞受賞について、
中国各紙は9日、国営新華社通信の配信記事を引用し、
「劉暁波は中国の法律を犯して、懲役刑を言い渡された罪人だ」
と反発する外務省報道局長の談話を報じた。

いずれの記事も目立たないように地味な扱いだった。
劉氏の受賞を黙殺し、厳格な情報統制を敷く共産党政権の意向を反映している。

中国内では9日、インターネットの大手サイトで「劉暁波」を検索しても、
結果が表示されなくなった。

掲示板でも劉氏の受賞に関する意見は閲覧できず、情報統制が強化されている。
携帯電話では、劉氏の名前が文中に含まれるショートメールが送信できなくなった。
NHKなどの外国テレビ放送の平和賞関連ニュースも放映中断が続いた。

黙殺姿勢の中国各紙の中で、
共産党機関紙「人民日報」発行の国際問題専門紙「環球時報」は9日の社説で、
「ノーベル平和賞は、西側の利益のための政治的な道具に成り下がった」と非難。
「この賞を評定し、操る人は、中国社会が政治的な相違が原因で終わりのない紛争に陥り、
ソ連式の分裂に向かうことを願っている」
と警戒感を示した。

(2010年10月9日13時39分 読売新聞)
・・。》


《・・
              「劉暁波、だれ?」平和賞知らされぬ中国

【北京=佐伯聡士、上海=加藤隆則】
中国の民主活動家・劉暁波(りゅうぎょうは)氏へのノーベル平和賞授賞について、
北京や上海などでは、9日、「受賞も、劉暁波という人も知らない」との反応が目立った。

報道や言論が厳しく制限される中、
多くの人々は「民主化」を語るでもなく、冷めた目で受賞を受け止めている。


上海中心部のショッピング街で、休職中という陳●さん(20)は
「日本人とアメリカ人がノーベル化学賞を取ったのは知ってるけど、
どうして中国は自分の国のことを報道しないのか。
そんな道理はないでしょう」
と首をかしげていた。(●は女ヘンに亭)

外資系企業勤務の王蓮珍さん(37)は、
「こういう政治的な話には全く関心ない」
とそっけなく答えた。

「劉暁波って誰だ」
北京の不動産会社幹部(34)は、こう言った。

アニメ制作会社社員(28)は
「名前は聞いたことがある」。

広東省のOL(41)は、
「いいことなんじゃないの。とりあえずノーベル賞をもらったんだから」
と関心なさげに語った。

(2010年10月9日19時26分 読売新聞)
・・》

《・・
       刑務所前は厳重警戒=劉氏の妻、面会へ-中国遼寧省

【錦州(中国遼寧省)時事】
中国の民主活動家、劉暁波氏(54)のノーベル平和賞受賞決定から一夜明けた9日、
劉氏が服役中の遼寧省錦州の刑務所前では、私服警察官が目を光らせ、厳重な警戒態勢が敷かれていた。

劉氏の平和賞決定を受け、刑務所前には報道陣が集まった。
しかし、付近には警察車両が多数停車し、高い塀には「撮影禁止」の張り紙。

記者がカメラを手にした途端、当局者が取り囲み、撮影を徹底的に阻止した上で、即刻退去を命じた。

劉氏の妻の劉霞さん(49)の親友によると、
劉霞さんは8日夜に錦州に向け出発し、9日午前に同地入りした。

ただ、「連絡が取れず、劉氏と面会できたか確認できない」という。
当局の監視下にあるとみられる。

時事通信(2010/10/09-18:00)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010100900286
・・》


《・・
      ノーベル平和賞の妻、当局監視下に=刑務所前は厳重警戒-中国遼寧省

【錦州(中国遼寧省)時事】
ノーベル平和賞受賞が決まった中国の民主活動家、劉暁波氏(54)の妻、劉霞さん(49)が9日から、
外部と連絡が取れなくなっている。

携帯電話はサービス停止状態。
劉氏への平和賞授与に反発する中国当局が、
外国メディアなどと接触させぬよう劉霞さんを監視下に置いているとみられる。

劉霞さんの親友によると、
劉霞さんは服役中の夫に面会するため8日夜、刑務所がある遼寧省錦州に向け北京を出発。
9日午前に同地入りしたが、
「連絡が取れず、面会して平和賞受賞の喜びを分かち合うことができたか確認できない」
という。

錦州の刑務所前には、劉氏夫妻の面会を取材しようと報道陣が集まったが、
周辺には警察車両が多数停車し、私服警官が目を光らせていた。

高い塀には「撮影禁止」の張り紙。
刑務所にカメラを向ければすぐに警官に取り囲まれ、
即刻退去を命じられるという厳重な警戒態勢が敷かれていた。

周辺住民も「市内でこんなに多くの警察車両が行き交ったことはない」
と困惑していた。


劉霞さんは10日にも劉氏と面会する予定だが、親友は
「刑務所の中で会うか、別の場所が設定されるか分からない」
と明かした。

中国人権民主化運動情報センター(本部香港)によれば、
当局は劉霞さんに面会場所を誰にも教えないよう要求している。

同センターは、劉霞さんはノルウェーで12月に開かれる平和賞授賞式に劉氏に代わって出席することを願っているが、
当局に許可されないのではないかと懸念を示している。

時事通信(2010/10/09-23:26)
・・》

《・・
           劉氏祝賀会に中止命令…中国、活動家ら監視強化

【北京=関泰晴、香港=槙野健】
中国共産党政権は、服役中の民主活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏へのノーベル平和賞授賞が決まった8日夜から、
民主化を求める全国各地の活動家、知識人らに対する行動制限、監視を一斉に強めた。

複数の関係者が9日明らかにした。
民主化運動再燃防止を狙った締め付け強化であり、
劉氏らが起草した民主化要求文書「08憲章」への署名者が重点警戒対象だという。

劉氏夫妻と交流がある北京の男性は9日、
「公安当局の監視要員が明らかに増えた」と述べた。
この男性は8日夜、北京の劉氏の自宅前に駆けつけた後、
仲間ら20人前後とレストランに集まり、祝賀会を始めた。
しかし、公安当局が踏み込み、中止を命令。
抗議した数人がすぐに連行された。

(2010年10月9日23時32分 読売新聞)
・・》



◎国際主要国の中での中国
《・・
            釈放要求に徹底対抗へ=劉氏の平和賞、欧米が圧力―中国
時事通信 10月9日(土)6時30分配信

【北京時事】
中国の獄中にいる民主活動家、劉暁波氏(54)へのノーベル平和賞授与決定を受け、
オバマ米大統領をはじめ、フランスやドイツなどが劉氏の早期釈放を相次いで求めた。

民主化・人権問題で対中包囲網を形成しようとする欧米諸国に対し、
中国は「内政干渉」と取り合わぬ姿勢を示し、徹底的に対抗する構えだ。

中国が世界第2位の経済大国となり、発言力を強める今、
国際社会では「中国はごう慢、強硬だ」といった批判が充満。

尖閣諸島沖での漁船衝突事件や南シナ海の領有権問題など、
腕ずくで海洋権益拡大を進める中国と周辺国との摩擦も先鋭化している。

このため中国には、
「(平和賞発表は)中国外交上、最悪のタイミング。
西側には格好の攻撃材料となった」(政府関係者)との思いが強い。

さらに、胡錦濤国家主席の後継内定が焦点となる共産党の第17期中央委員会第5回総会(5中総会)が15日に開幕。
「党内の権力闘争に微妙な影響を与える」
とみる者もいる。

中国は、民主化と人権改善を求める声が一気に強まれば、
「共産党体制の安定を揺るがしかねない」(中国筋)と懸念。

劉氏の平和賞決定を歓迎する米国などの動きを断固けん制する方針だ。 

時事通信 10月9日(土)6時30分配信
・・》



◎今後の中国の欧州への経済動向
《・・
         胡政権、巨大市場カードで人権圧力封じる構え

【北京=佐伯聡士】
劉暁波氏のノーベル平和賞受賞を受けて、中国の胡錦濤政権は、人権改善圧力を強める欧米との対決姿勢も辞さない構えだ。

年内にも国内総生産(GDP)で世界第2位になる経済力を背景に、
巨大市場カードで「中国異質論」を抑え込めるとの読みがある。

昨年12月の国連気候変動枠組み条約・第15回締約国会議(COP15)では、
中国は非妥協の姿勢を貫き、温暖化問題で過度の削減義務を負うことを回避した。
このため、欧州諸国を中心に、
「中国傲慢(ごうまん)論」や「中国異質論」が一気に広がった。

だが、その後は、急速に対中依存を強める欧州経済を背景に、巨大市場カードを掲げて、
欧州連合(EU)との経済関係の緊密化を図ってきた。

その結果、表面的には「傲慢論」はすっかり鳴りを潜め、
胡政権は「市場カードで欧州の批判を抑え込めるとの自信を深めたようだ」(外交筋)という。


劉氏の平和賞受賞を機に、欧州諸国が人権状況の改善を迫ろうとも、
胡政権は「内政干渉」として退け、強硬姿勢を貫くとみられる。

中国市場に傾斜を強める独仏などを個別に引き寄せ、対中包囲網が広がらないよう分断を図る作戦だ。

米中関係は台湾への武器売却問題などを受けて悪化していたが、現在は修復過程にある。
中国筋によると、胡政権は、米議会中間選挙を前に、
米国の人権圧力が一時的に強まることがあっても、市場カードで押し切れると踏んでいる。

(2010年10月9日10時00分 読売新聞)
・・》


◎そして日本は、野党である自民幹事長が街頭演説で
《・・
       中国に人権尊重求めよ=自民幹事長

自民党の石原伸晃幹事長は9日午後、札幌市内で街頭演説し、
中国の民主活動家、劉暁波氏へのノーベル平和賞授賞に関連し、
「相手が嫌なことでも、人類普遍の価値である人権、言論の自由を求められる関係が、
(日中の)戦略的互恵関係だ」
と述べ、中国に人権を尊重するよう日本側が求めるべきだとの考えを示した。

尖閣諸島沖の中国漁船衝突時のビデオ映像に関しては、
「わたしたちは中国の隣人だ。
中国国民に知らしめる責任も、隣人としてある」
と公開の必要性を強調した。

時事通信 (2010/10/09-16:52)
・・。》


このようなことを読みながら、多々教示を受けたりした。


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ワーナーミュージック吉田社長兼CEOに、改めて敬意し、ご冥福・・。

2010-10-09 14:21:12 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
今朝、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を読み、
下段にある芸能ニュースで、報知新聞が報じた、

《 ワーナーミュージック社長が自殺 コブクロ、平井堅ら育てたカリスマ 》

と題された記事を深く精読した。

私はこのニュースを昨夕、【YOMIURI ONLINE】で知り、
私は衝撃を受けて、私なりの思いを動顚しながら、綴ったりした。

http://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/e/8acd8ea352089139fad912af04b54f41
☆【年金青年たわむれ記 ~かりそめ草紙~】
     10月8日【『音楽大手ワーナー・ジャパン社長、自殺か』、私は涙を浮かべ・・。】☆


このような思いで、今回の記事を読んだりしたのである。

無断であるが、記事を転載させて頂く。

《・・
      ワーナーミュージック社長が自殺 コブクロ、平井堅ら育てたカリスマ

山下達郎、コブクロらが所属する大手レコード会社「ワーナーミュージック・ジャパン」社長兼CEOの吉田敬(たかし)さんが、
7日に東京・練馬区の自宅で首をつって死亡していたことが8日、分かった。
48歳だった。
関係者によると吉田さんはうつ病で通院しており、警視庁は自殺と見ている。

今月30、31日に日本武道館で創立40周年記念のライブイベントを予定しているが、
開催については再検討するという。


平井堅、CHEMISTRY、コブクロ、絢香、Superfly…、多くの人気歌手を世に送り出したカリスマ社長が、
48歳の若さでこの世を去った。

警視庁石神井署によると、
7日午後2時40分過ぎ、吉田さんが東京・練馬区の自宅の1階トイレのドア上部にある止め金具にひもを掛け、
首をつっているのを買い物から帰った妻が発見し、119番通報した。

救急隊到着時には心肺停止しており、病院に搬送されたが、3時45分に死亡が確認された。
遺書は見つかっていないが、石神井署は自殺とみている。


家族によると、吉田さんは最近はうつ病で通院していたという。
ワーナーミュージック・ジャパンによると、
吉田さんは6日に体調不良を訴え、しばらく休むと報告。

何度か体調不良で2~3日休むことはあったが、うつ病であることは明かしていなかった。

この日午後、社内で緊急集会が開かれ報告されたが、社員も驚きを隠せなかった。


吉田さんは慶大卒業後の1985年にCBSソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)に入社。
1997年に社内プロジェクトを立ち上げ、平井堅、CHEMISTRYらのヒットを手がけた。
2001年にはソニーから分社化する形でデフスターレコーズを設立。
社長として、ソニー内のドル箱会社に育て上げた。

実績を買われ2003年にワーナーの社長に就任。
当時はまだ低迷していたコブクロを人気デュオに育てたほか、
絢香、Superflyをデビューから手がけ、ヒットを連発。

現場に顔を出し、常に何が世の中の話題になるかを考える「根っからのプロモーター」、
ヒットのためにはなりふり構わない「最後の勝負師」として、
その手腕は高く評価されていた。

部下の面倒見がよく、アーティストからの信頼も厚かった。
早すぎる死に、所属アーティストは相当のショックを受けているようだ。

創立40周年を迎えるワーナーは、
今月30、31日に日本武道館で「100年MUSIC FESTIVAL」と題し、
所属アーティストが一堂に会するライブイベントを予定。だが、
開催を含め再検討するという。

通夜、告別式は近親者のみの密葬で営まれ、後日、お別れの会を行う。


◆吉田 敬(よしだ・たかし)
1962年5月13日、大阪府生まれ。
慶応義塾大学卒業後の1985年、CBSソニー(現SME)に入社、
販売促進・宣伝部門に勤務。
福岡営業所などを経て「デフスターレコーズ」の前身となる「Tプロジェクト」設立。
2001年、法人化した「デフスター―」の代表取締役に就任し平井堅、CHEMISTRYらを育てる。

2003年8月にワーナーミュージック・ジャパン代表取締役社長、
2008年8月、代表取締役社長兼CEO就任。
同社の邦楽部門を立て直しコブクロ、絢香らを発掘した。

・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20101009-OHT1T00037.htm?from=yol
☆【YOMIURI ONLINE】 報知新聞 《 ワーナーミュージック社長が自殺 コブクロ、平井堅ら育てたカリスマ 》


私は昨夜、【『音楽大手ワーナー・ジャパン社長、自殺か』、私は涙を浮かべ・・。】
と題して投稿した通り、
【・・
あるレコード会社に1970(昭和45)年に中途入社し、
音楽を直接創る制作畑でなく、管理畑に30年ばかり勤めた後、業界各社のリストラ旋風の中、
2004(平成16)年の秋、定年退職時までの最後の5年は音楽作品専用の物流会社に出向となった身である。

こうした現役時代のサラリーマンで、レコード業界の片隅にいたので、
多少は業界、務めていた会社のことも苦楽を伴いながら過ごしてきたので、
今回のニュースは私は衝撃を受けたりした。

レコード業界は1998(平成10)年、CDを中核とする売上げのピークとなり、
違法な音楽配信、社会の趣味の多様化の中、急速に下降した。
その後、音楽配信が正常に普及したが、社会はデフレ風潮の中、売上げは下降している。

この間、【YouTube】が公開され、
定年後の年金生活の私さえ、音楽業界のパンドラの箱が開けられた、と強く感じたりした。
そして、昨今も違法な音楽配信が数多く存在している。

このように昨今は、CD販売店の閉店、縮小が見られたりし、
音楽業界は烈風の中、存在している。


私の勤めてきたレコード会社も統廃合してきたりしたが、
私なりに他社の「ワーナーミュージック・ジャパン」も長らく注視してきたひとりである。

私は定年後も、何かとお世話になったレコード業界の推移を知りたく、
音楽関係業界専門ネットの【Musicman-NET】を見続けてきたひとりである。

この【Musicman-NET】を通して、「ワーナーミュージック・ジャパン」吉田社長兼CEOの
音楽業界、作品の熱き思い、実行力を学んだりした・・。

このサイトで吉田敬社長兼CEOの略歴が掲載されているので、
無断であるが転載させて頂く。
(略)
このように私の現役時代は管理畑に勤めた身からすれば、
他社の方であるが、遥かに雲の人であり、ご活躍をされた方である。


今回のニュースを知り、音楽業界の烈風の中、
「ワーナーミュージック・ジャパン」の社長兼CEOとして多大な責務を果たしながら、
心身共に壮烈に奮闘され、まぎれない戦死で生涯を終えられた、
と私は感じ、涙を浮かべたりした。

私は定年後にこよなく愛した絢香(あやか)ちゃんの『三日月』、
そしてコブクロの『赤い糸』を聴きながら、ただ氏のご冥福を祈るばかりである。
・・】

このように投稿したのであるが、改めて吉田敬氏を思い浮かべれば、
初めて吉田敬氏の力量を知ったのは、やはり他社のCBSソニー(現SME)に於いて、
平井堅、そしてCHEMISTRYをミリオン・セラーとして、
私はあるレコード会社の管理畑の片隅で、この方を注視した。

その後、私はリストラ旋風の中で30年ばかりの本社勤務から出向となり、
CD、DVDなどの音楽商品専用の物流会社に務めていた時、
まもなく吉田敬氏は、ワーナーミュージック・ジャパンの社長に就任された、
と業界紙で知った。

私が2004(平成16)年の秋、定年退職したが、
やはり音楽専門誌の『オリコン』をネットなどで見たり、ヒット曲の動向、
業界紙のネット【Musicman-NET】で、業界の動向を見続けてきたひとりである。

たまたまラジオから、絢香(あやか)ちゃんの『三日月』に瞬時に魅せられて、
少なくとも百回以上聴き、熱愛したり、
コブクロに魅了され数多くの曲を聴いたりし、特に『赤い糸』には無我夢中で、
幾度も聴いたりしていたので、このサイトに思いを投稿したりしてきた。

このような思いもあるが、この絢香(あやか)ちゃん、コブクロにしても、
たまたまワーナーミュージック・ジャパンの専属契約であったので、
何となくワーナーミュージック・ジャパンの躍進を推定していた。

その後、吉田敬氏は社長兼CEOになった、と知った。

この間、吉田敬氏のレコード会社としての思い、曲に対する熱い思いは、
【Musicman-NET】に於いて、
ワーナーミュージック・ジャパンの社長に就任された2003年の時、
そして社長兼CEOになった2008年の後、
私はインタビュー記事を精読したいたので、多少は理解しているつもりであるが、
省略する。

レコード業界は1998(平成10)年、CDを中核とする売上げのピークとなり、
違法な音楽配信がはびこり、社会の趣味の多様化の中、急速に下降した。
その後、音楽配信が正常に普及したが、日本経済はデフレの中、売上げは下降している。

この間、【YouTube】が公開され、
定年後の年金生活の私さえ、音楽業界のパンドラの箱が開けられた、と強く感じたりした。
そして、昨今も違法な音楽配信が数多く存在している。

このように昨今は、あるレコード会社は他分野の会社の傘下となったり、
CD、DVDなどの販売店は、統廃合したり閉店、縮小が見られ、
ここ3年は空前の烈風となっている。

こうした中、レコード会社は熾烈な生き残りで、
新たな新人アーティストの発掘はもとより、
多彩な販売、音楽を活用した新規分野に進出したりしている。

私は外資系のレコード会社であり、つたない体験を思い馳せると、
1990年(平成2)年の頃から、アメリカに続いて、世界の第二市場の日本で、
欧米の親会社の利益確保は厳しく要求され、
特にここ10数年は欧米の業界は、日本より低迷の中、更に厳しく要求を増している。

日本の市場でもデフレ経済の中、正規な音楽配信がある中で、やはり違法な音楽配信が数多く存在し、
主要なCDで有力なアーティストでも売上げ枚数も下落し、
レコード会社としては利益確保が難しい状況となっている。


このように音楽業界の烈風の中、
「ワーナーミュージック・ジャパン」の社長兼CEOとして多大な責務を果たしながら、
心身共に壮烈に奮闘され、まぎれない戦死で生涯を終えられた、
と昨夜、私は感じながら、涙を浮かべたりしたのであった。

そして私は、現役時代の時、私が勤めていた外資系のレコード会社より、
同じ外資系でもワーナーさんの方が利益追求に厳しい、と風の噂で聴いたりした。

何はともあれ、こうした烈風の中、多感に奮闘された吉田敬氏に敬意し、
改めてご冥福を・・。

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『地下鉄運転中に漫画読む=6駅9分間、客指摘で発覚-福岡市』、私は驚き、ため息し・・。

2010-10-09 10:13:50 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の66歳の身であり、
昨夜、時事通信社の基幹ネットの【時事ドットコム】を開いたのであるが、

《 地下鉄運転中に漫画読む=6駅9分間、客指摘で発覚-福岡市 》

と題された見出しを見て、どうしてなのょ、と思いながら、
詳細記事を読み始めたのである。

無断であるが転載させて頂く。

《・・
      地下鉄運転中に漫画読む=6駅9分間、客指摘で発覚-福岡市

福岡市交通局は8日、市営地下鉄の男性運転士(40)が運転中に漫画雑誌を読んでいたと発表した。

交通局によると、この運転士は7日午前、
姪浜発福岡空港行き普通電車を運転した際、姪浜駅から6駅先の赤坂駅まで、
停車時間を除く約9分間、運転しながら月刊少年マガジンを読んだ。

雑誌は乗客が車内に放置したもので、
廃棄するために一時的に運転室の棚に置いていたという。

複数の乗客から同日、
「運転士が漫画を読んでいた」
と電話などで指摘があり、確認したところ、認めたという。

電車は通常、自動列車運転装置で加速や減速しているが、
運転士は前方を注視して異常があればブレーキをかけるなどしなければならない。

交通局は
「信頼を損なう行為で、深くおわび申し上げる」と謝罪。

運転士は既に乗務から外しており、今後、厳正に処分する方針。
全乗務員に安全に関する教育指導も実施するとしている。

時事通信(2010/10/08-21:24)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。


私は精読して、この世の中に、こうした勤務に従事している方にあきれ果てている。

《・・雑誌は乗客が車内に放置したもので、
廃棄するために一時的に運転室の棚に置いていた・・》
と記載されているので、
この運転士は、何気なしに月刊少年マガジンを読み、内容に魅せられて、
読んでしまった、と私は想像する。

今回、私は学んだのは、
《・・電車は通常、自動列車運転装置で加速や減速しているが、
運転士は前方を注視して異常があればブレーキをかけるなどしなければならない・・》
と知り、たわむれが許されれば、園児の男の子でも、運転士になれるということでもある。

しかし、もとより鉄道の技術の習得の上、乗客の安全を最優先にする精務を問われるので、
運転手は存在するのである。

この後、私はこの運転士の上司の方たちは、困惑した思い、
勤務の初歩の常識をどのように教えるの、と困り果ている状況が想像でき、
お気の毒であると、苦笑したりしている。


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『ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に』、私なりに思い馳せたり・・。

2010-10-09 09:55:50 | 時事【政治・経済】等
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
今朝、いつものように読売新聞の朝刊を読んだりした。

予期されたように、今回のノーベル平和賞に於いて、中国で服役中の劉暁波氏に、
関しての記事が数多く、掲載されていた。

無力な私でも、今回のニュースを深く受け止めて、
昨夜、、【『ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に』、私が待ち焦(こ)がれていた朗報・・。】、
そして深夜、【『ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に』、各国の反応に私は微苦笑し・・。】
と題して、投稿を重ねてきた。

今朝、読売新聞の記事を読みながら、改めて教示された記事からの思いを素直に発露する。
数多い記事の中、この記事に準じた読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】で、
掲載されているので、無断ながら転載させて頂く。


まず総合的な記事として、
《・・
          ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に

【オスロ=大内佐紀】
ノルウェーのノーベル賞委員会は8日、2010年のノーベル平和賞を、
「中国における人権のため、長年にわたり非暴力的闘争を行っている功績」があったとして、
中国で服役中の民主活動家・劉暁波(りゅうぎょうは)氏(54)に授与すると発表した。

1989年の天安門事件後、
中国国内で共産党一党独裁を批判し、民主化を要求し続けてきた同氏への授与は、
同委として、中国に対し、政治改革を強く求めたことを意味する。
国際社会では劉氏釈放を求める声が高まっている。

同委のトールビョルン・ヤーグラン委員長は記者会見で、
「中国は新しい地位に見合った責任を果たさねばならない」と、
「責任ある大国」としての行動を促した上で、
「中国は多くの国際協定や政治の自由を認めた自国の憲法にさえ違反している」
と言論や集会の自由を認めた中国憲法第35条を引き合いに出した。

一方、中国政府から、劉氏に授与しないよう事前に圧力をかけられたことを確認し、
不快感を表明した。


委員長は、劉氏を「中国内外における、人権への闘争のシンボル」とたたえた。

同委は、共産党政権が民主化運動を武力弾圧した天安門事件が起きた1989年には、
チベット仏教最高指導者で、インドに亡命中のダライ・ラマ14世に同賞を授与した。

文学者で詩人でもある劉氏は、
同事件当時の民主化運動に身を投じた後、繰り返し投獄された。
北京五輪が開かれた2008年、
インターネットを通じて世界に大きな反響を呼んだ「08憲章」の起草で中心的な役割を果たした。

「社会主義制度の打倒を企てた」などとして、09年に逮捕され、
今年2月に国家政権転覆扇動罪で懲役11年の判決が確定、現在、東北部・遼寧省内の刑務所で服役している。

劉氏の妻、劉霞さん(49)は受賞決定に先立つ6日、
自宅のある北京で、本紙などに対し、
「中国政府は夫のペンの力を恐れ、自分たちが権力を失うことを怖がっている」と述べた。


授賞式はノーベルの命日にあたる12月10日にオスロ市庁舎で開かれる。
委員長によると、劉氏はおろか妻の霞さんにも連絡が取れない状況になっている。
劉氏は自らの受賞を知らされていないとみられる。
賞金は1000万スウェーデン・クローナ(約1億2400万円)。

(2010年10月9日01時42分 読売新聞)
・・》
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101008-OYT1T01158.htm
☆【YOMIURI ONLINE】ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に☆


《・・トールビョルン・ヤーグラン委員長は記者会見で、
「中国は新しい地位に見合った責任を果たさねばならない」と、
「責任ある大国」としての行動を促した上で、
「中国は多くの国際協定や政治の自由を認めた自国の憲法にさえ違反している」
と言論や集会の自由を認めた中国憲法第35条を引き合いに出した。
・・》

まぎれなく正鵠な言葉であるが、更に具体的に私なりに言及すれば、
経済、政治、軍事的に世界の超大国になった中国は、
世界の主要国の中で、横暴に力の行使をするだけでなく、
義務と責任を負うのが国際社会のルールである。

人としての基本となす人権問題は、誰しも尊厳されることであり、
たとえどのような国の形態であつても、共有し尊重されなければならない。

このようなことを私は思ったりしている。


《・・劉氏の妻、劉霞さん(49)は受賞決定に先立つ6日、
「中国政府は夫のペンの力を恐れ、自分たちが権力を失うことを怖がっている」・・》

劉氏は、教授そして作家でありながら、あえて自国の難題に心身共に言動されてきた事実に、
劉氏の妻の言葉は、何よりも重く、私は受け止めた。


この記事以外として、ふたつの記事に教示された。

《・・
         ノーベル賞委員長、中国に「人権」改善求める

【オスロ=大内佐紀】
ノーベル賞委員会のヤーグラン委員長は8日の記者会見で、
中国で服役中の民主活動家・劉暁波(りゅうぎょうは)氏へのノーベル平和賞授与の理由について、
「今、中国での人権抑圧に目をつぶれば、世界での(人権の)基準を下げることに直結する」と述べた。

中国に人権状況の改善を求めると同時に、
中国が「世界第2の経済大国」となるに伴い、人権批判を弱める国際社会に警鐘を鳴らした。

委員長は
「経済などの権益のため、人権という普遍的価値の基準を下げることがあってはならない。
だからこそ、我々が声を上げた」
と述べた。

中国外務次官が6月に同委員会のルンデスタッド事務長と会談した際、
劉氏に授賞しないよう事前に圧力をかけたと報じられたことについて、
「毎年のように(委員会に)圧力はかかる。よくあることだ」と認め、
中国政府に限らず、人権抑圧国が自国の反体制活動家に平和賞を授与しないよう何度も働きかけてきたことを明かした。

ソ連で民主化を訴えた物理学者アンドレイ・サハロフ博士(1975年)、
ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん(1991年)、
イランで人権擁護を訴える弁護士シリン・エバディさん(2003年)のいずれが受賞した時も、
出身国は同委の決定に猛反発した。

(2010年10月8日21時21分 読売新聞)
・・》

《・・
      「大国にひるまず」全会一致…ノーベル賞委員長

【オスロ=大内佐紀】
ノルウェー・ノーベル賞委員会のトールビョルン・ヤーグラン委員長は8日、
オスロ市内の同委で読売新聞と単独会見し、
ノーベル平和賞を中国の民主活動家・劉暁波氏に授与することは、
同氏の有罪判決が確定した段階(今年2月)で「不可避の状況になっていた」と述べた。
さらに、委員会が全会一致で劉氏への授与を決めたことを明らかにした。

委員長は
「相手が大国だから、委員会がひるんだと見られることは許されなかった」
と述べた。

また、「中国は大国となった。
米国がそうであるように、大国は議論と批判の対象になることを知るべきだ」
と注文をつけた。

民主活動家が平和賞を受賞すると、
当該国の政府がかえって抑圧を強める「負の影響」も指摘されるが、
「そのことはいつも考えている。
だが、平和賞があるからこそ、(活動家が)守られている側面もある」
と訴え、賞の意義を強調した。

(2010年10月9日00時45分 読売新聞)
・・》

ふたつの記事を重ね合わせながら、
《・・民主活動家が平和賞を受賞すると、当該国の政府がかえって抑圧を強める「負の影響」も指摘されるが・・》
こうした事実のある言葉は、
私は自国の自宅に幾度も自宅軟禁されているアウン・サン・スー・チーさん、
そして、故国チベットから中国政府の意向で追われ、
亡命先のインド北部のダラムサラにガンデンポタン(チベット亡命政府)から、ダライ・ラマさん、
このお2人に思いを馳せたりし、
服役中の劉暁波氏の身を案じたりし、ただ深くため息ばかりしている。


注)読売新聞の記事の原文にあえて改行を多くした。


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『ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に』、各国の反応に私は微苦笑し・・。

2010-10-09 00:31:36 | 時事【政治・経済】等
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
昨日の夕方に、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を読み、
今回のノーベル平和賞は、中国で服役中の劉暁波氏に決定した、
と私にとっては何よりの吉報と受け止めた・・。

そして、悦びながら、このサイトに於いて、
夜の9時半過ぎに、【『ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に』、私が待ち焦(こ)がれていた朗報・・。】
と題して、投稿をした。

その後は、各国の反応を知りたくて、
時事通信社の基幹ネットの【時事ドットコム】が報じる記事を読んだりした・・。


◎中国の外務省
《・・
        「平和賞を冒涜」=ノルウェーへの対抗措置示唆-中国外務省

【北京時事】
中国外務省の馬朝旭報道局長は8日、劉暁波氏へのノーベル平和賞授与決定について
「賞の趣旨に完全に反し、平和賞を冒涜(ぼうとく)するものだ」
と強く反発する談話を発表した。

談話は、「(授与を決定した)ノルウェーとの関係に損害を及ぼすだろう」と述べ、
同国への対抗措置を示唆した。

談話は平和賞授与の発表から約1時間半後に同省のサイトにアップされ、
記者の質問に答える形で出された。

馬局長は劉氏について
「中国の法律を犯し、司法機関で懲役刑を受けた犯罪人である」と指摘。
「民族和睦(わぼく)や各国友好の促進、軍縮推進などに努力した人に授与するという
ノーベル平和賞の趣旨に反する」
と強調した。
(2010/10/08-20:14)
・・》

◎中国の北京市民の反応
《・・
        平和賞受賞、市民は当惑=「当然」の声も-北京
【北京時事】
中国の民主活動家、劉暁波氏のノーベル平和賞受賞決定について、
北京市内では8日、「よく知らないし、自分には関係ない」(女性33歳)
「コメントできない」(男性50代)などと
当惑した反応も目立った。

自営業の男性(56)は劉氏が投獄されている事情について
「詳しく知らないが、政府に反対したということは、政府にも過ちがあったのではないか」と推定。
「この国は反対意見を鎮圧しないと分裂してしまう」とした上で、
「反対する人がもっと増えてほしい。受賞は当然だ」と語った。

外資系企業に勤める30代男性は
「中国政府に対する最大の侮辱。
共産党のメンツがつぶされたことは興味深い」とした上で、
「反対意見が許されない体制は健全ではない」と話した。

北京大学を卒業したという男性も
「劉氏は中国政府の情報封鎖に反対の声を上げている人物だ」と評価し、授与に賛意を表明。
「政府が情報を封鎖しても、いずれ分かる。
隠すことで政府に対する不満が募るだけだ」
と政府のやり方に疑問を呈した。

一方、中国作家協会の責任者は
「おかしい。劉氏が平和に対してどんな貢献をしたのか。
中国の法律を犯した人物じゃないか」
といぶかった。

(2010/10/08-20:57)
・・》


◎香港
《・・
         中国政治に巨大な衝撃=平和賞決定「民主化運動を鼓舞」-香港団体

【北京時事】
中国人権民主化運動情報センター(本部香港)の盧四清代表は8日、
中国で服役中の民主活動家、劉暁波氏へのノーベル平和賞授与が決まったことについて
「中国の政治に極めて大きな衝撃をもたらすものだ」
とする談話を発表した。

盧代表は、劉氏が1989年の天安門事件の際、民主化運動に参加した代表的人物で、
中国の中央や地方官庁の第一線に立つ幹部の多くも当時、学生で民主化運動に加わったことがあることを指摘し、
平和賞の授与決定が党や政府にも影響を与えるとみている。

(2010/10/08-19:45)
・・》

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010100800870
☆【時事ドットコム】 中国政治に巨大な衝撃=平和賞決定「民主化運動を鼓舞」-香港団体☆


◎台湾
《・・
         中国の人権向上に歴史的意義=劉氏の受賞を祝福-台湾総統

【台北時事】
中国の民主活動家、劉暁波氏にノーベル平和賞授与が決まったことについて、
台湾の馬英九総統は8日、劉氏の受賞を祝福するとともに、
「この受賞は本人の栄誉だけでなく、中国の人権向上にとっても歴史的な意義を有する」などとする声明を発表し、
一段の人権改善を中国側に暗に求めた。

ただ、中国当局への配慮から、劉氏の釈放などには言及しなかった。

野党・民進党も声明を出し、劉氏の釈放を中国政府に求めたほか、
馬政権に対しては
「経済交流を推進するために、民主活動家を抑圧する中国政府の行為に目をつぶっている。
具体的な行動で中国の活動家を支持するよう要求する」
と主張した。

(2010/10/08-22:44)
・・》


◎亡命先のインド北部のダラムサラにガンデンポタン(チベット亡命政府)から、ダライ・ラマ
《・・
            「心から祝意」=ダライ・ラマ

【ニューデリー時事】
チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は8日、
ノーベル平和賞に中国の民主活動家、劉暁波氏が決定したことについて、
「心から祝意を表したい」と歓迎する声明を発表した。

ダライ・ラマは「劉氏の受賞決定は、政府に政治や憲法の改革を強く求める中国国民の声が、
高まりつつあることを国際社会が認知した表れだ」と指摘。

さらに「来るべき将来に、中国の未来の世代が、現世代の努力で勝ち得た成果を享受できると信じている」
と中国の民主化に強い期待を示した。

また、現在も中国当局によって収監中の劉氏やその他活動家の釈放を改めて求めた。

ダライ・ラマは1989年にノーベル平和賞を受賞した。

(2010/10/08-22:40)
・・》


◎日本の菅直人首相
《・・
             「人権について評価」=首相、劉氏の受賞に

菅直人首相は8日夜、中国の民主活動家、劉暁波氏がノーベル平和賞を受賞したことについて、
首相官邸で記者団に
「普遍的価値である人権についてノーベル賞委員会が、評価したと受け止めている」
との認識を示した。

記者団が「中国の人権状況に、どのような変化を期待するか」と質問したのに対しては、
「ノーベル賞委員会がそういう評価をして、そういうメッセージを込めて賞を出したわけだから、
そのことをしっかりと受け止めておきたい」と述べ、
中国国内での人権状況の改善に期待を示した。 

(2010/10/08-21:09)
・・》

注)いずれの上記の記事の原文にあえて改行を多くした。


◎この間、中国当局はこのニュースに関しての海外ニュースを遮断。
《・・
          中国当局、海外ニュースを遮断=新華社、外務省談話のみ報道
                           

【北京時事】
中国で8日、民主活動家の劉暁波氏に対するノーベル平和賞授与決定について
報じていたNHKなどの海外テレビ放送のニュース番組中、
突然画面が真っ黒になり、視聴できなくなった。

放送は他のニュースに変わると復旧。
中国当局が劉氏に関する情報を国民に知らせないため、視聴を制限したとみられる。

国営新華社通信は、劉氏への同賞授与決定に反発する外務省報道局長談話だけを報じた。 

時事通信 10月8日(金)18時21分配信
・・》

注)いずれの上記の記事の原文にあえて改行を多くした。


このように私は読んだりしたが、香港の劉氏の釈放デモには驚いたり、
台湾政府の与野党のぞれぞれ声明も学んだり、
何よりも規制されている中で、北京市民のコメントが深く教示された。

これ以外は私の想像した範囲であるが、
我が国の菅直人首相は、昨今の日中の騒動で昏迷した為か、
以前の溌剌とした言動が見られず、無力な私でも心配している。


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