夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『花見月』終え、『清浄明潔』の時節となり・・♪

2007-03-31 17:42:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、彼岸桜、染井吉野、白木蓮、辛夷の満開となり、
花見月と称される3月が終りになろうとしている。

4月の初旬には、清明の時節となり、
春の明るい光につつまれ、清らかで生命力の満ちた情景となる。
古人から、清浄明潔の時節と伝えられているが、
私なりに心の襟を正して新たな月を迎えようとしている。

昨今、心の節度を失くされた政界・官界・学会、財界の一部の方を新聞、テレビのニュースで視聴する時、
恥じらい、という日本古来からの美徳をお忘れになった言動を感じることが多い。

明日より新たなる新年度を迎える方も多いと思われるが、
少なくとも日本人として恥ずかしくない言葉、しぐさで日々を過ごして頂きたい、
とぼんやりとして念願したりしている。

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花曇(はなぐもり)の朝を迎えて・・♪

2007-03-31 07:13:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、曇り空となって折、ときたま薄日の射す朝を迎えている。

ここ数日、5月中旬の陽気となり、今朝方は6度前後下がったが、
花冷えとは云えず平年並みである。

日中は14度前後の穏やかな曇りとなり、夜に雨が予測されている。

こうした折、桜、白木蓮(ハクモクレン)、辛夷(コブシ)が満開となっているので、
快晴より曇り空で眺めるのは、何より情感が増すと思ったりしている。



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春雨の後は、快晴となり・・♪

2007-03-30 22:23:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、早朝から春雨となり、
9時過ぎに雨が止み、どんよりとした空模様の中、川沿いの遊歩道を歩いた。

染井吉野の桜などの満開の樹の下は、早くも花びらが路上に散乱していた。

私はここ5日前から左眼が充血したいたので、ここ2日はお酒を自制していた。
眼科医院で治療を受け、血管の一部が切れた結果ですが、自力で治りますから、
と診断され、安堵し、緊張感がほぐれた。

この後、私はスーパーで買物した後、快晴となった中、遊歩道を歩いた・・。

帰宅後、昼食を頂いたが、結婚記念日だから、
と私は買い求めてきた『朝しぼり』と命名された生酒を私は呑んだ。

私達は結婚して31年過ぎて、32年目を迎えている。
朝、家内に挨拶がわりに、
こうして生活を送れるのはXXちゃんのお陰だょ、と私は言った。


私は生酒を呑みながら、家内と色々な想いでを話したりした。
家内は煎茶からコーヒーに変わっても、
私は生酒を呑み続け、2時間ばかり過ぎた時、ささやかな酒宴を切り上げた。

この後、酔いを感じたので寝室で布団にもぐり、文庫本を数ページ読んだ後、眠りに付いた。



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春雨の中、花を誉(ほめ)れば・・♪

2007-03-30 07:55:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、早朝からしとしとと小雨が降り続いている・・。

私は午前中に、駅前に小用で出かけるので、
川沿いの遊歩道を歩く予定である。

染井吉野の桜、白木蓮(ハクモクレン)、辛夷(こぶし)の花は満開となっているので、
快晴と違った潤いのある花の下を歩こうと思っている。

こうした情景は、何より情緒ある日本の美とひとつと思っている。

午後より急速に回復し、残念ながら快晴が予測されているので、
こうしたひととき春雨の降る中、花を眺めながら歩ければ、贅沢かしら、と雨を見詰めたりしている。

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我が家の花明かり・・♪

2007-03-29 20:11:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、染井吉野の桜、白木蓮(ハクモクレン)、辛夷(コブシ)の花が、
ここ2日は5月中旬の陽気となり、満開の彩りとなっている。

我が家は、桜はないが、白玉椿、藪椿、紫木蓮が咲き、
鈴蘭水仙、ラッパ水仙などの草花が咲き、もみじ、花梨(カリン)も芽吹き、幼い葉を見せている。
そして常緑樹の金木犀(キンモクセイ)、紅カナモチも淡い赤色の新芽を伸ばして、
敷地の百坪の狭い庭なりの景観となっている。

先程、庭に下り立つと、夜の薄暗い中でもほの明るく感じられ、
私なりに心が充たされている。

私の理想の住まいは、コナラ、クヌギ、欅(ケヤキ)等の雑木林の中で、
平屋に住むのが夢であったが、
定年退職後の三年生の私のつたない実力ではなすすべもない。

もっとも利便性に馴れきってしまった私達夫婦は、
現状の住まいで満足させている、というのが実情である。

こんなことを考えながら、薄暗い庭に浮ぶような花の彩りを見詰めたりしている。
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されど、冷凍食品・・♪

2007-03-29 14:17:00 | 定年後の思い
私は定年退職後の三年生の身であり、働くことなく自宅にいることが多く、
食事は朝は軽く、昼はしっかりと、夜は晩酌をしながら肉食が主体となっている。

家内の妹から、2年前頃、
『ギョウザ・・冷凍食品でも美味しいわよ・・』と家内に言った。

私はギョウザが好きであり、40なかばの頃までは家内に作って貰い、
40個前後を食べたりしたこともあった。

50代になると、スーパーで美味しいと思われる即売の二人前を食べて、
この前のスーパーの方が美味しかった、
と家内に言ったりしていた。

定年後の今は、家内の妹の助言で、恐る恐る冷凍のギョウザを我が家の電子レンジで試みたが、
駅前の中華そば屋さんのギョウザより美味しかった。
私達は二人前で24個入りを夕食の時に食べたしているが、大半は私が食べつくしている。
何故かしら辛口の純米酒と合うのである。

家内が実家に帰ったり、外出の折は、
私は冷凍食品のチャーハンを食べることもある。

『本格炒め炒飯』と表示され、こんがり焼いたジューシー焼豚入りと強調されて折、
確かに電子レンジで温めると、香ばしい香りがする。

私は冷凍食品は美味しくないと思っていたが、
手軽で程ほどの味をしていると心を改めたりしている。

尚、私がギョウザとチャーハンを食べた限り、
ギョウザは味の素、チャーハンはニチレイが一番美味しく感じたりしている。

されど冷凍食品であるが、品質、味わいは進歩している上、価格も廉(やす)いと思っている。





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花を愛(め)でて、散策を・・♪

2007-03-29 07:49:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、雲ひとつなく、快晴の朝を迎えている。

日中は昨日に続き、五月中旬のようなぽかぽか陽気となる。

私は歯科医院に歯の治療で駅前に出るが、遊歩道を歩いたり、
そして少し遠回りして散策をするのも最適かしら、
と朝の陽射しを見詰めながら思ったりしている。

山桜(ヤマザクラ)、白木蓮(ハクモクレン)、辛夷(コブシ)の花にめぐり会えば、
春のときめきを感じる。

そしてコナラ、クヌギ、欅(ケヤキ)などの雑木の芽吹きを観られたならば、
この時節、こうした情景が最も贅沢のひとときと思っている。

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夜風に吹かれて・・♪

2007-03-28 19:40:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、5月のような陽気の日中となった。

私はこの一週間は、塩野七生・著の『ローマ人の物語』(新潮文庫)を読み耽(ふけ)っている・・。

日中は、畳の上に横たわり、毛布を掛けて、塩野七生・女史に導かれて、
ローマのユリウス・カエサル(通称・シーザー)のガリア戦役(ヨーロッパの大半地域)を読みながら、
あの時代に思いを馳せたりしている。

先程、庭先に下り立ち、夜風が吹いているが心地よい。
そして、煙草を喫いながら、ぼんやりとした月など眺めたりしたが、
煌々とした月の光が綺麗だった・・。

三ヶ月の私であったら、
『絢香(あやか)ちゃん・・』
と呟(つぶや)いたりしていた。
『三日月』などを唄われた若手のシンガーソング・ライターに魅了されて夢中になったが、
今の私は卒業している。

ユリウス・カエサル、配下の人々、或いはガリアの諸民族の地域の人々に
思いを寄せたりしている。



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春爛漫も通り過ぎて・・♪

2007-03-28 07:53:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、雲ひとつない快晴の朝となっている。

朝6時過ぎに主庭を降り立っても暖かく、居間に戻った時、温度計は12度となっている。

ニュースの中で天気予報は、
春爛漫も通り過ぎて、初夏のような陽気になります、
と報じていた。

3月下旬の今、染井吉野の桜は3分咲きであるが、
私は4月を通り過ぎて、急に5月の中旬の陽気を迎えることに戸惑っている。

4月の時候としては、仲春、陽春、春陽、温暖、桜花などと称せられているが、
いきなり5月の惜春、晩春、薫風などの時候は心身おいつかないでいるのである。

私は古人から残された4月の俳句、短歌のページを捲(めく)ったりして折、
どうしてくれるの、と呟(つぶや)いたりしている。
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朧月夜(おぼろづきよ)に心を寄せて・・♪

2007-03-27 22:28:00 | 定年後の思い
先程、玄関庭に下り立ち、
少し暗闇の中で群生させた鈴蘭水仙の純白の花が浮んでいるような情景を眺め、
煙草を喫たりしていた。

空を見上げると、月がぼんやりと霞(かす)んでいた・・。


♪菜の花畠(ばたけ)に 入り日薄れ
 見わたす山の端(は) 霞(かすみ)ふかし

【 『朧月夜』 作詞・高野辰之 】


このような歌が思い浮かべたりしていたが、
現役時代の時、苦楽を共にした友人達が顔が浮んだりした。

私は25歳で中途入社し、入社した時は新卒の人と机を並べ業務に励んだので、
私より数歳若い人達が多く、団塊の世代の人々と称されている。
或いは私と同年配の友人もいる。

ここ数年、年賀状、会社時代のOBと後輩のまもなく定年を迎える現役の人達と懇親会などで、
・・この会合に見えなかったけれど・・あいつ元気かしら・・
と顔を会わせた友と、互いの友人のことを話題にしたりしている。

それぞれ退職後は、日本各地でばらばらに住んで人生を過ごしているが、
ときおり想いだしたりしている。

特に今夜のようなぼんやりと霞んだ月などを眺めていると、
それぞれの友の顔が浮んだりしている。

そして、『友よ・・元気で過ごしているか・・』
と私は呟(つぶや)いたりしている。





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ひとつのジーンズの想いで・・♪

2007-03-27 19:22:00 | 定年後の思い
12時前に帰宅した私は、普段着に着替える為、
最近愛用している何時ものズボンを探したが、家内は洗濯をしたらしい・・。

止む得ず、押入れから一本のジーンズを引っ張りだして、穿(は)いた。

左の膝の周辺は擦れた結果として、拳大の穴となって折、
右下の裾の付近の一ヶ所は煙草の焦げ後で少し穴が開いていた。

庭の手入れに使っていたズボンで、何時にか捨てなければ、と思っていたジーンズであった。

私はこの傷だられのジーンズとスポーツ・シャツを着て、昼食とした。

『このかっこう・・尾崎 豊より凄いね・・』
と私は笑いながら、家内に言った。
今は亡き、シンガー・ソング・ライターの名を挙げたりしていた。

家内は微笑んでいたが、
『早めに・・捨てて下さいね・・』
と言った。

私は結婚して五年ぐらいまでは、
たびたびリーバイのジーパンを穿いていた。
私が気に入ったジーパンは青色から水色に変化するまで、
春夏秋冬と擦り切れるまでは穿いたりしていた。

35歳過ぎた頃からは、軽登山用のトレッキング・パンズに変わり、
スリーシーズン、夏、そして冬用とそれぞれ買い求めて愛用して、
今日に至っている。

40代の半ばにギックリ腰で一ヶ月近く入院し、
退院後のしばらくはコルセットを着用と担当医師から厳命されたので、
越し回りが膨らむので、退院の数日前、
外出許可の下りた時、病院の近くの街の洋服屋さんで一本のジーンズを購入した。

私は退院後の出勤の姿は、ワイシャツにネクタイ、ブレーザーで、
コルセットを着けた上に、このジーンズを穿いて、軽登山靴となった。

社長のヨーロッバ系の二世に挨拶に出向いた時、私は服装の言い訳をした所、
『XXさん・・アカドウ・・スズノスケみたい・・ですね』
と微笑みながら言われた。

このジーンズは、コルセットの取れた後は、庭の手入れ専用となり、10何年か活躍した後、
押入れに眠っていたズボンのひとつとなっていた。

私は何時頃かジーパンがジーンズと称せられ、
わざわざ擦れて色の褪せたジーンズが販売されたのか、
想い出せないで入る。

私はその人が気に入ったジーンズは真新しい青色を穿き続け、
そして色も褪せ、擦り切れるまで愛用するのが正統と確信しているが、
若い人はそれなりのお考えがあるの、
と家内から言われたりしていた。

私にとっては、古い考えかしらとこだわっているが、されどジーンズである。







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それぞれの新入社員は・・♪

2007-03-27 14:45:00 | 定年後の思い
ネットのニュースを見ていたら、

【 今年の新入社員は『デイトレーダー型』 】

という見出しがあり、
私は定年退職後の三年生の身であり、目をパチクリして、戸惑ったりしている。

そして、記事の内容を読みと、憂いたり、苦笑している。

産経新聞の配信記事であり、無断であるが転記させて頂きます。


今年の新入社員は、「デイトレーダー型」。
社会経済生産本部は26日、恒例となっている新入社員の特徴をこう命名した。

同本部では、今年の新入社員について、
『就職した会社と共に育っていこうとは考えず、
常によい待遇、よい仕事を求めて《銘柄の乗り換え》(転職)をもくろむ傾向がある』と分析。
一日に何回も株取引を行い、細かく利益を確保しょうとするネット上の個人投資家に近いとしている。

戦後最長の景気回復局面にあることを背景に、
今年は久々に大量採用が実現した。

ただ、同本部では、『(学生側が有利な)売り手市場だっただけに、
早期転職が予想される』
とみており、
企業が以前のような企業戦士型の人材を育てようとしても、
『その期待は裏切られる』と指摘した。

新入社員タイプの命名は、昭和48年度から行われ、
平成15年度からは同本部が担当している。

昨年は『表面上は従順だが、様々な思いを内に秘め、
時にインターネット上の日記を通じ、大胆な自己主張をする』
との理由から、
『ブログ(日記風サイト)型』と命名している。

以上、産経新聞の配信記事を転記させて頂きました。


私は人事担当者のお方はお気の毒し思ったりしている。
採用試験を準備、実施し、正式採用とした上で、
新入社員の研修をした上、部署の配属を決め、数年の内に一部の方が辞められることである。

安易に辞めるんだったら、不採用とした希望者を採用すればよかった、
と後悔などをされているだろう、
と思ったりしてしまうのである。

私は以前にこのサイトで、新入社員は少なくとも石の上に3年学べば、
少なからず一人前の社員になる、と綴ったりした。

私達の昭和40年代の新入社員は、新卒採用が圧倒的に有利であり、
転職し、中途採用は全く不利である。
60歳ぐらいまでの生涯年俸を配慮しても、転職は百人に一人ぐらいは有利といった状況であった。

私達の時代でも、会社の倒産、統廃合、リストラなどは数多く見られたが、
それでも新卒はある程度大切にされてきた。

昨今の新入社員で3年以内に辞められる心情が私には理解できない。
転職されても10人にひとり程度は、以前の会社よりも有利かと思われるが、
ご自分の生涯設計を考えると果たし・・
と思ってしまうのである。

私は確かに給与は重要であるが、同期、上司、経営者の方達から、
ひとりの社会人として自己形成に数多く教示を受けたりした。

せっかく入社できて、入社希望者でも望みが叶えられず不採用になった人も思い出して欲しい、と思ったりしている。

尚、私は大学を2年で中退し、色々な分野にさまよった上、
25歳過ぎて、ある大手の企業に中途入社し、
定年退職まで務めたひとりである。



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花曇(はなぐもり)の朝を迎えて・・♪

2007-03-27 08:34:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、曇り空となっているが、10度前後の暖かいを朝を迎えている。

日中も曇り空であるが、17度前後の陽気となり、
落ち着いた心持で桜、辛夷を愛でるに最適であり、花持ちも良く、
私の心は春麗(はるうらら)となっている。

こうした折、遊歩道などを散策した時に、偶然に素敵な50代のご婦人にお逢いできたら、
と夢想をしたりしている。

女性のしぐさ、表情、そして何気ない会話に魅了されるのは、40代からである、
と私は二十歳を過ぎた頃から確信しているからである。

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春、麗(うらら)かなるひととき・・♪

2007-03-26 17:58:00 | 定年後の思い
私は9時過ぎに歯科医院で歯の治療を受ける為に家を出た。

いつものように川沿いの遊歩道を歩いたが、
昨日の雨の降った後、今朝からは4月下旬のような陽気なので、
うららかなひとときとなっている・・。

風は甘く、雑木は芽吹き、そして桜は3分咲きとなっている。

帰路、コーヒーショップの『ドトール』でコーヒーを頂くより、
川沿いの遊歩道のベンチでペットボトルの煎茶を飲むことにした。

彼岸桜の花の下のベンチに座り、前方の丘陵の雑木林の芽吹きを眺めたり、
煙草を吸いながら、こんなにのんびりと過ごして贅沢しすぎているかしら、
とも思ったりしている。

私は定年退職後の三年生の身であるが、
残された時間に於いては出来うる限り自在に過ごしたいので、
働くのを放棄している。

私達は子供には恵まれなかったけれど、
何とか東京の郊外で一戸建てで、隣接する住宅地よりある程度広い敷地住み、
雑木を主体の庭の中で日々を過ごしている。

年金を頂き、ある程度の預貯金を取り崩して生活しているが、
何億という預金はないので、程ほどの生活となっている。

昨今、経済・社会に於いては、都市だけは豊かになり地方は落ちぶれるばかり、
と経済学者のひとりが発言しているが、
私は地方は地方なりの贅沢な環境があると確信している。

このようにとりとめないことを考えたりしているが、
私なりに知足自在の日々を過ごすしかないと思ったりしている。
要は物質より心の贅沢を求めているということである。

帰宅後、陽射しの中で、もみじの数多くの幼い葉、
紫木蓮の花が咲きはじめているのを誉めたりしている。



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春、のどかな朝を迎えて・・?E

2007-03-26 07:46:00 | 定年後の思い
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