田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も9年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ただいま満開“天神ふじ”

2016-05-24 19:49:33 | 環境 & 自然
 「札幌市豊平区平岸の天神山の麓にある『天神藤』が見頃を迎えた」という道新の記事に誘われて訪れてみた。あたりに香しい香りを漂わせ、涼しげな薄紫の花が藤棚からこぼれるように咲き誇っていた。 

          
          
 今日(5月24日)午後、清田区に所用があったのだが、その帰りに天神山の麓にある「天神ふじ」に寄ってみた。今朝の北海道新聞で「満開を迎えた」と出ていたからだ。
 私たちが訪れたのは午後4時過ぎだったので、それほど多くの見物客はいなかったが、昼間は相当な見物客が訪れたのでは、と思われたので駐車場の整理員の方にそのことを質すと、うんざりした顔で頷かれた。

          
          ※ 「天神ふじ」がある藤棚のエントランスです。

 記事によると、最近までは個人所有だったものを、近年札幌市に売却して札幌市の所有地となったという。そのこともあって、一般開放がされたようだ。
 藤棚に近づくと、あたりに香しい香りが漂ってきた。そして藤棚にはこぼれんばかりに藤の花が咲き乱れていた。
 午後4時を回り、光はやや弱くなっていたが、花色が薄く明るい紫色のためか、それなりにきれいに撮ることができた。

          

     ※ この大きく太い藤の根元を見てください。長い風雪に耐えてきたことを伺わせてくれ、荘厳ささえ感じられます。

          

 驚いたのは、周囲25メートル四方に広がった藤の花が一つの株から伸びていることだった。その株の大きいこと! 傍にあった説明板によると樹囲が1m50cmということだ。
 その説明板の説明を写してきたので、転写することにする。
 
   天神ふじの由来 
 此の天神ふじは樹齢百五十余年を経た北海道最古の藤です。
 開拓に入植した先人が盆栽として内地より持ってきたのを、此の地に植えかえ、爾来風雪に耐え現在は樹囲一米五十糎、八米四方の棚に毎年見事な紫色の花を咲かせております。
 昭和四十年 時の札幌市長 原田与作氏がご来園の折この見事な藤を「天神ふじ」と命名された。
                                                      敬 白
   昭和四十五年六月壱日


 それではたっぷりと見事に咲き誇る「天神ふじ」をご覧あれ!

          

          

          

          

          
          ※ 藤の花も見事でしたが、周りで咲くツツジ類も色鮮やかにコントラストをなしていました。          
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北海道遺産“じんぎすかん”命名の由来は?

2016-05-23 22:51:30 | 講演・講義・フォーラム等
 北海道人が愛して止まない(?)“じんぎすかん”の命名の由来には諸説紛々あるらしい。そうした中「これが真説!」というお話を聞いた。今日の「めだかの学校」は“じんぎすかん”を学び、“じんぎすかん”を食するという粋な講座だった。 

 夏季の「めだかの学校」は教室のある「かでる2・7」を飛び出して、教室外での学習も企画されることがある。
 今日(5月23日)の講座は豊平区にある八紘学園を会場に行われた。
 八紘学園はその創始者である栗林元次郎が学園の敷地内に、札幌で初めてじんぎすかん焼きを供する「成吉思汗倶楽部」を作ったことで知られている。いわばじんぎすかん料理の札幌のルーツとも言える存在である。

          

 そこで「めだかの学校」では、まず栗林記念館々長の佐藤利雄氏から「北海道遺産“じんぎすかん”を語る」と題して、しんぎすかんに関する薀蓄を学んだ。
 佐藤氏からじんぎすかんのあれこれを学んだが、特に興味深かったのが“じんぎすかん”の命名の由来である。
 その由来について触れるとき、佐藤氏は北大の某教授が“じんぎすかん”に関する膨大な研究成果(?)をウェブ上に公開していることを教えてくれた。そのサイト名は「現場主義のジンパ学」というものだ。某教授はそこで「尽波満州男(じんぱ ますお)」と名乗っている。その名が示すように研究といってもそれは余技であり、パロディ的でもあるのだが、さすがに大学の先生である、余技にしても奥が深い。

          

 講師の佐藤氏は、そこで語られている命名伝説が今のところ真説ではないかと紹介してくれた。その原文を転写することにする。

「この料理は、今から二十年前、當時北京に居住して居た井上一葉といふ料理通によつて発見された。井上氏は『正陽樓』といふ料理屋に於て、偶然にもこれを知つて、在留邦人間に吹聴し先づ鷲澤與四二氏を誘ひ出して賞味した。鷲澤氏は當時、時事新報の北京特派員で、現に同社の顧問であり、雑誌『べースボール』の社長である。その席上
 『支那那に遺された唯一の原始料理だ、これを食べると、なんだか三千年の太古に還つたやうな氣がする』
 だが『烤羊肉では陳腐だ、何んとか奇抜な名をつけやうぢやないか』
 『三千歳(みちとせ)とはどうだ』
と両人の間に話が纏まり、『三千歳』といふ新しい名称がつけられた。このことは、當時北京の邦人間で発行されて居た『燕塵』といふ雑誌で発表され、忽ち評判となつた。爾來これを食はざれば支那通にあらずといふ風に流行しだした。
 それから程なく、鷲澤氏は、折柄來遊せる人々を、此樓に招待して『三千歳』に舌鼓を打つて居ると、或人が『僕が蒙古を横断した時に、蒙古人は、牛糞の乾燥した燃料を用ゐて、羊肉をあぶつて食つて居たのを見た。よく聞くとジンギスカンが陣中で、好んで食つたといふことだ』
と話したので、鷲澤氏は、早速、
 『それでは「成吉思汗料理」と名づけやうではないか』
と提議、満場一致で命名された。このことも當時の『燕塵』誌上で発表されたので、遂々成吉思汗の遺物の如くに誤り伝へらるるに至つたのである。」

 「現場主義のジンパ学」には、これ以外の説も含めて、じんぎすかんに関するあらゆる研究が網羅されているので興味のある方は覗いてみてほしい。

          

 1時間半の講義を終えて、私たちは八紘学園の敷地内にある「ツキサップじんぎすかんクラブ 白樺」に移動して、焼いた肉にタレを後から付ける「月寒(札幌)式」で味わった。
 天気も良く、気温も上がった一日だったので、肉も旨かったが、ビールも旨かったぁ…。

          

          
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素晴らしいハーモニー西区オーケストラ

2016-05-22 23:46:10 | ステージ & エンターテイメント
 3年ぶりになるが、西区オーケストラの定期演奏会を聴いた。アマチュアながらその技量の素晴らしさに感銘したことを記憶していたが、今回もまた素晴らしい音を私の耳に届けてくれた。今回はまた、その素晴らしさに加え、札響のコンマス大平まゆみさんがプロの凄さを見せつけてくれたステージでもあった。 

   

 音楽好きのH氏からの誘いで、昨夜(5月21日)、キタラにおいて西区オーケストラの第30回の定期演奏会を聴いた。
 無料招待券が配布されていたとはいえ、開場前から長蛇の列ができ、期待の高さをうかがわせてくれ、開演時にはほぼ満杯の状況だった。
 
 演奏された曲は次の3曲だった。
 ◇ヴェルディ作曲 歌劇「ナブッコ」序曲
 ◇チャイコフスキー作曲 ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品35
 ◇サン=サーンス作曲 交響曲第3番ハ短調「オルガン付」作品78

               

 まず1曲目の「ナブッコ」で魅せてくれた。曲全体は静かな演奏なのだが、どことなく緊張感が漂う中で進行し、最後に爆発するがごとく全ての楽器がフル稼働して大音量の中で演奏を終える様は、曲自体の素晴らしさもさることながら、西区オケの技量を十分に発揮したもので、その後の曲に期待を持たせてくれた。

 2曲目がこの日のメインだったのだろうか?
 ゲストに札響のコンサートマスターを務めるヴァイオリニストの大平まゆみさんを迎えて共演するステージだった。
 このステージは何といっても大平まゆみさんの独り舞台だった。
 彼女の演奏はこれまでも何回となく聴いていて、彼女の超絶技巧も目の当たりにしていた。
 この日のこの曲は、多くのヴァイオリニストからは敬遠されるほどの難曲だという。
 なるほどその指使いを見ていると、ちょっとやそっとの鍛錬ではおよそ弾き熟すことは至難の業と思われるような曲だった。その超絶技巧が第1楽章から第3楽章まで続くのだ。
私は超絶技巧にも息をのんだが、それを長時間弾き熟す彼女の恐るべき体力と集中力に驚嘆した。
 華麗なステージ衣装と華やかな容姿に恵まれた大平めぐみさんだが、その陰では恐るべきほどの鍛錬を自らに課していることをうかがわせてくれるような凄さだった。
 彼女が多くのヴァイオリニストからリスペクトされているんだろう、と思われる光景を目にすることができた。演奏が終わったとき、大平さんは西区オケのコンサートマスターに歩み寄り握手を求めた。そのとき、西区のコンマスはすがりつくような仕草で大平さんと握手をしていた。それは、憧れのヴァイオリニストと共演できた喜びを身体いっぱいで表現しているように私には映った。
 忘れずに言っておきたいことは、大平さんの見事の演奏を西区オケはしっかりと支え、負けずに重厚な音を会場に届けていたということだ。

               

 すっかり感動してしまった私に、第3曲目は残念ながらあまり印象には残っていない。しかし、どの曲においてもアマチュアレベルとしては第一級の演奏を披露してくれたことは間違いない。
 会場の聴衆が大歓声で彼らの演奏を讃えていたことからもそれはうかがえた。

 それぞれが仕事を抱えながら、本格的な音楽を追求するということは大変なことだと思われる。しかし、本格的に音楽を追求する趣味を得、ある意味で生きがいを獲得した楽団員を羨ましくさえ思う。
 若々しい指揮ぶりが印象に残った鎌倉亮太氏と共に、これからも素晴らしい音楽を追求していってほしいと願った5月21日の夜だった。
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整髪ならぬ整葉をしました!

2016-05-21 22:41:22 | ボランティア
 北海道に爽やかな初夏がやってきた! 木々も一斉に芽吹き、大地はすっかり緑に覆わた。私たちが育成・管理している近代美術館前の“ART”と“MUSEUM”の花(草)文字を描くクサツゲの葉もすっかり伸びたため、このほど整髪ならぬ整葉をした。 

 私たちブリリア会が近代美術館前の歩道を定期的に清掃していることについては4月22日付の拙ブログでレポした。
 その近美前の歩道脇には二つの花壇風の空き地があり、そこに私たちはクサツゲという常緑種で“ART”と“MUSEUM”の文字を描いている。
 そのうち“ART”の方は土の栄養分が不足しているのか、あまり新葉が伸びないのだが、“MUSEUM”の方は土が豊かなのかよく伸びてくれる。

          

          ※ “MUSEUM”のbeforeの状態です。下の写真は、そのうちの“S”を切り取ったものです。

          

 全体に葉が伸びて文字全体にシャープさが欠けてきたように思えた。「いつか葉を整えねば」と思いながら、人通りの多い昼間に作業をするのは気がひけた。
 過日(19日)珍しく早起きすることができたので、宿願を果たすことができた。
          
 ホームセンターで購入した刈り込み鋏を手に持ち、感覚で刈り込んでいった。
 少し刈っては、離れて遠くから見て、修整点を刈り込む、といったことを繰り返しながら作業を続けた。素人の悲しさで、なかなか思い切っては刈り込めない。
 結局、中途半端な刈り込みとなった感はあるが、多少は刈り込みの効果が出たのではと思っている。

          

          ※ こちらがafterですが、あまり変わり映えしませんかねぇ??

          

 写真では写ってはいないが、冬越しで痛めてしまった株もある。そうした株が再生するのを待って、再び刈り込みをしたいと思っている。
 夏はそうした作業も楽しいものである。
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冬季パラリンピック誘致が意味するもの

2016-05-20 21:08:16 | 札幌ウォーク & Other Walk
 札幌は2026冬季オリパラ(オリンピック・パラリンピック)誘致を目ざしている。その誘致を民間サイドから進める講師は、パラリンピック誘致を目ざすことによって、札幌が障害者に優しい街づくりが進むだけではなく、高齢者にも優しい街づくりが進むと主張した。 

 北海道生涯学習協会が主催する今年度第2回目の「かでる講座」が本日(20日)午後、かでる2・7で開催され参加した。
 今回のテーマは「冬季オリパラと北海道観光 そしてまちづくり」と題して、札幌大学客員教授の中田美智子氏が講師を務めた。

          
          ※ かでる講座の会場の様子です。

 講師の中田氏はエフエム北海道でパーソナリティや会社重役として活躍し、昨年退職して、現在は札幌大学で教鞭をとっているということだ。
 お話の内容はテーマが示すとおり、話が拡散するところがあり、中田氏の思いがやや空回りしたのではという感もあった。そこで私は中田氏が話された冬季パラリンピックを誘致する運動に関わっていることに対する思いに絞ってレポしてみたい。

          
          ※ 講義中の中田氏を望遠で写しましたが…。

 パラリンピックを語るとき、開催する街は「ユニバーサルデザインの街づくり」を指向することが求められている。
 2020東京オリパラにおいて、内閣官房が示したユニバーサルデザインによる街づくりの一例をあげれば次のようなものだという。
 競技会場における障害者用の座席は1.0〜1.2%設置すること、障害者用のトイレは利用者の15人に1カ所設けなければならないということだ。
 また、傾斜路の踊り場は、高低差が500mmごとに設置しなければらないという。
 さらには2020年までに利用客3,000人以上の旅客施設は100%バリアフリー化が求められるという。それは、鉄道、バス、航空、タクシーなど全てに適用されるそうである。かなり高いハードルのように聞こえる。しかし、それがオリンピック標準ということなのだろう。

               
               ※ ウェブ上から拝借したエフエム北海道時代の中田氏です。

 ということは、その後に開催を予定している2026冬季オリパラは当然2020の基準を下回ることなど考えられない。つまり、2026冬季オリパラを札幌に誘致するということは、札幌の街がユニバーサルデザイン化された街づくりを進めることに繋がるというわけである。

 中田氏も気にしていたが、競技施設の建設や社会基盤の整備に多額の費用を要する冬季オリパラである。心配な面がないわけではないが、それを機会に札幌の街が障害者や高齢者に優しい街になることにはおおいに歓迎したい。
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札幌ラーメンショーに行って来ました!

2016-05-19 19:26:04 | イベント
 お冷無し、レンゲ無し、サービス無しの、無い無いづくしの「札幌ラーメンショー」…。それでも会場は大賑わい! ずらーっと並んだ全国の選りすぐりの名店から私がチョイスしたのは??? 

          
          ※ 大通公園西8丁目広場で開催されている札幌ラーメンショーの入口です。

 17日(火)から大通公園で「札幌ラーメンショー2016」が開催されていることは聞いていた。しかし、私はそれほど興味もなく、行ってみるつもりもなかった。だって、いくらたくさんの店が並んでいても、食すことができるのは、どれか一つである。せめて小分けされて販売され、食べ比べができるような仕組みであれば、あるいは興味を抱くかもしれないが…。

          
          ※ まずは長蛇の列の後に並んで10分待ってチケットを入手しました。

 ところが今日、私のスケジュールがぽっかりと空いた。昼食時になって「さて、昼は何を食べようか?」と考えたときに、ラーメンショーのことが頭をよぎった。
 ちょうど、会場近くの区民センターに所用もあったので、その際に寄ってみることにした。

          
          ※ 全てのラーメンが一杯800円で統一された価格です。

 会場は平日にもかかわらず、けっこうな賑わいを見せていた。
 まず、チケット(食券)を購入するために販売ブースのところに並ばされて10分。
金800円でチケットを購入し、10軒並んだラーメン店の中から自分の好みの店の前で順番待ちをしなければならない。
 ラーメンショーは2週間の日程で前後半に分かれていて、それぞれ10店が出店していて、前後半で総入れ替えとなるようだ。
 前半の今は地元北海道から3店、それに福岡(豚骨)2店、東京(東京味噌、塩)2店、長野(煮干醤油)、山形(醤油ワンタン)、秋田(醤油)の10店だった。

          
          ※ ここで待つこと30分。一杯のラーメンを食すのも楽ではありません。

 そこで私がチョイスしたのは……。
 スープの黒さが決め手だった。「凌駕IDEA」という店が出品した「漆黒の煮干中華そば〜信州山賊焼きのせ〜」という一品だった。フライヤーには一品のアピールが次のように記されていた。「6種類の煮干しのスープに信州産再仕込醤油タレと自家製細麺を合わせ、ジューシーな信州名物山賊焼きをドーンとトッピング」

          
          ※ これが私がチョイスした「漆黒の煮干中華そば〜信州山賊焼きのせ〜」です。スープの濃さが目立ちます。

 店のブースの前に並ぶこと30分、ようやく「漆黒の煮干中華そば〜信州山賊焼きのせ〜」が私の手に届いた。発砲スチロール製の丼はなんだか心もとない。
 空いている席を見つけて、写真を撮って、さっそく一口すすると…。(といってもレンゲはないので丼ごとすすらねばならない) 「うん?魚介が効いているな」という感じの第一印象だった。トッピングは売り物の信州山賊焼きがドーンと載っていて、さらに半熟玉子、シナチク、ネギが載っていた。麺は細麺で、スープがよく絡んで美味しい。

          
          ※ 麺は細麺、やや柔らかかったかも?

 ところが食べ進むうちに、スープの濃さが気になりはじめた。水を口に含みリセットしたいが水はない。これがけっこう辛かった。

          
          ※ これが呼び物の「信州山賊焼き」です。

 呼び物の山賊焼きだが、鶏肉を揚げたものでボリュームがあり、若者には歓迎されるかもしれないが、私としてはラーメンにはチャーシューと刷り込まれているので、少々違和感をもったのだが…。

          
          ※ 会場のイートスペースはご覧のとおり満杯状態でした。

 けっしてお得感があるわけでない、むしろ無い無いづくしの中で不便を感じながら食するラーメンショーなのだが、私も含めて結構な人出があった。これが平日ではなく、休みになるともっと賑わうのだろうか?
 結局、日本人ってお祭好きなのかなぁ???
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公務(?)多忙にて…

2016-05-18 22:24:34 | その他
 これを公務と称して良いのか、私の中では多少の疑問もあるのだが、公の仕事であることには違いない。最近の私はこの公務に忙殺されている感がある…。 

 昨年、私は某団体(それはけっして怪しい団体ではない)のあるポジションに就いたことを拙ブログで吐露したことがあった。
 以来、一年間私なりに(あくまでも私なりにということだが…)その務めを懸命に果たしてきたつもりだった。
 そして一年が経過したのだが、そのことについて拙ブログに取り上げることは敢えてしなかった。
 しかし、ここにきてその任務が私の中で想像していた以上に大きな存在となっていることから、そのことを取り上げねば片肺飛行のようなブログになりそうに思い、本日そのことに少々触れることにした。

          
          ※ 道内を網羅する退職組織の定期大会の開会前の会場の様子です。

 先週から今週にかけて、私の公務に関するスケジュールは次のようだった。
 ◇10日(火)全道規模の某団体の事務局会議を事務局長として主宰する。その後、連絡調整のために道教委へ。
 ◇11日(水)事務局会議を受けて、事務局長としての会議準備のための事務作業。
 ◇13日〈金〉事務局長として団体役員との連絡調整。
        私が所属する全道規模の退職組織の定期大会を副理事長として運営する。
 ◇16日(月)事務局長として翌日に控えた団体の「幹事会」の準備に奔走。
 ◇17日(火)全道規模の某団体の「幹事会」を事務局長として運営する。
 ◇18日(水)退職組織の事務局会議に出席。

といった具合である。たまたまこの時期は会議や大会が重なったのだが、この期間はある意味忙殺されている感があった。

          
          ※ 全道規模の某団体の「幹事会」の様子です。

 というのも、私が所属する退職組織の団体において、私は事務局の一員として副理事長の任にあるのだが、その事務局の一員としての任務に加え、もう一つ北海道内の主だった教育機関・団体を束ねる組織の事務局長という務めが付いて回っているため、いわば二つの事務局的な仕事をこなさねばならない立場なのだ。
 このあと、6月には「幹事会」を受けて、年度総会が控えている。これも事務局長として総会開催の準備に奔走しなければならない。

 やりがいがあるポジションと言われれば、その通りなのだが、なにせ私は公務(?)を離れてあれもやりたい、これもやりたい、という人間なため、いささか公務(?)多忙なことにボヤキの一つも吐きたい気分なのである。
 私の務めはまだまだ続く。この後もかなりの時間を二つのポジションに割かねばならない。ボヤいたところで、それは自分が引き受けたことによって生じた事態なのだから、自分で解決しなければならない。多忙な間隙を縫いながら、自分の趣味趣向も追い求めていきたいと考えている今日この頃である。
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札幌グルメ紀行 22 ろばた・すし・北のめし「あきず」

2016-05-17 20:14:13 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 ホテル(京王プラザホテル)に入店している店ではあるが、庶民的な感じを与える店である。いろいろな和食を楽しめる店として人気があるようである。惣菜バーもその人気を支える一つのように思えた。 

          
          ※ 京王プラザホテル札幌の地下一階の「あきず」のエントランスです。

 「久しぶりに和食でランチを!」と要望したところ、妻が「あずき」を推薦してくれた。
 ろばた・すし・北のめし「あきず」は、京王プラザホテルの地下一階に入店している和食の店である。同じフロアには、以前レポした広東料理の「南園」も入っている。

          
          ※ 和食の店とあって、日本酒の銘柄も充実しているようです。

 「あきず」はなかなか人気の店のようで、土曜日の昼ということで、しばらく待たされてから入店となった。(カウンター席なら即入店できたのだが…)
 席に落ち着きメニューを見ると、お店の冠に「ろばた・すし・北のめし」とあるように和食なら何でもありといった感じだった。
 お店のイチオシとしては、「5月のあきず御膳」(1,800円)とか、「 月替りランチ」(1,300円)などだろうか? もちろん予算をはずめば豪華なランチも用意されている。
 その他にもアラカルトで、さまざまなメニューが用意されていた。私たちはそのアラカルトの中から、私は「平田牧場三元豚ロースカツ定食」(1,350円)、妻は「生寿司ランチ」(1,680円)をオーダーした。

          
   ※ 店の一押しランチ(?)の「あきず御膳」です。料理の写真はこの後のものも含めて店のHPから拝借しました。

 この店の特長の一つであり、面白いサービスだと思われるのが「惣菜バー」である。ほとんどのメニューに付随してくると思われるのだが、メインディッシュが出てくる前に「お楽しみください」というお店の配慮と思われる。
 その惣菜の種類をメモしてみたのだが、「大根の煮物」、「春雨炒め」、「白菜の玉子とじ」、「マカロニサラダ」、「レタスサラダ」、「白菜の新漬」、「揚げ芋の五目あんかけ」といった意外に庶民的な惣菜が並んでいる。
 注意しなくてはいけないのは、メインディッシュが来る前に満腹になってしまわぬように注意することだ。

          
          ※ これが「惣菜バー」ですが、一見ランチバイキングにも見えますね。

 やがて、「平田牧場三元豚ロースカツ定食」が出てきた。見た目はなかなかだったが、肝心の味の方は?というのが正直な感想だった。私としては、カツが挙げ過ぎなのではと思えたのだが、どうなのだろうか?
 味にうるさい妻の方は、特に文句も言わずに「生寿司ランチ」を頬張っていたので、そちらの方はまずまずだったのか思われる。

               
               ※ 私が食した「平田牧場三元豚ロースカツ定食」です。

               
               ※ 妻が食した「生寿司ランチ」です。

 ロースカツ定だけでは何とも言えない。いろいろな和食が楽しめる「あきず」は家族連れなどでは楽しめるお店のようだ。

【ろばた・すし・北のめし あずき データー】
北海道札幌市中央区北5条西7-2-1 京王プラザホテル札幌 B1F
電  話  011−271−3203
営業時間  ランチ  11:30〜15:00
      ディナー 17:00〜22:00
定休日   無休
駐車場   ホテル駐車場 レストラン利用者 2.5h 250円
座 席   75席(テーブル席56席 寿司カウンター10席、焼きカウンター9席)
入店日   ‘16/05/14
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札幌近郊低山紀行 45 黄金山 下山編

2016-05-16 21:52:06 | 札幌近郊低山紀行 & Other
 山頂近くの岩峰に度肝を抜かれた私に、黄金山は下山時にもさらなる試練を私に与えた。それは、少しオーバーに表現すると垂直に切り立った壁の横腹に僅かにつけられた踏み跡を辿っていくものだった。一つ間違えば谷底まで真っ逆さま…。慎重の上にも慎重を重ね、恐る恐る下る私だった…。 

          
          ※ この異様な山の形と共に、恐怖の黄金山は忘れることのできない山になるだろう。

 山頂で20分の休憩をとり、いよいよ下山である。
 岩を這うように上ってきたところを、再び同じような格好で下りはじめた。一度通ってきたところとあってか、上りほどの恐怖はなく、なんとか通過することができた。

          
          ※ 下山は山頂からまず写真向いの岩峰を目ざします。
 
 山頂から15分で新道と旧道の分岐点に来た。計画通り旧道に歩を進めた。
 分岐の入口から登山道とは思えぬ細いたどたどしい道に変わった。
 進むにつれ、道はさらに険しさを増した。脇に張ったロープを手繰り寄せ、立木があるとそれに掴まり、壁にへばりつくように一歩一歩進むといった具合だった。
 登山には3点確保という上り方(下り方)があるが、私の場合は4点確保と言った方がいいような下り方だった。なぜなら、足元を見ると、垂直に見えるほどの谷が広がっていて、そこへ落ちたらという恐怖に支配されていたからだ。
下るスピードは登山時よりはるかにかかっている。あまりの恐怖に写真を撮ることも忘れてしまった。

          
          ※ どこを下ったか分かりますか?まさに道なき道を下りるルートでした。

          
          ※ ロープと細い木にすがりながらの下山が続きました。
          
 そうした格闘がどれくらい続いたのだろうか?ようやく壁の横腹の部分を通過できたと思っても、急斜面の下りは続いた。 そんな中を一人の女性が下から上がってきた。私は「なぜ上りに旧道を使われたのですか?」と聞いた。すると「旧道にはとてもきれいなお花畑があるんですが、一週間ほど時期が早かったようです」と答えてくれた。それも大きな理由だろうが、彼女にとっては上りを旧道にして下りは新道を、と考えた結果なのだろうと、後から思った。

          
          ※ 崖の横腹を過ぎても、ご覧のような急斜面が続きました。(写真は登っている人たちです)

 その後も何組かの旧道を上ってくるグループに出会った。
 私に言わせれば、壁のところでの格闘、それに続く急斜面で40分以上の格闘が続いたように思った。
 ようやく斜度のないところまで降り着いた。すると!
 登山道の両側に白や黄色の小さな花が咲き誇っているではないか!まさにお花畑である。この山を良く知る件の女性は、もっと見事なお花畑を期待していたということだろう。
 ここで一挙にお花畑で出会った花だけではなく、この日黄金山で出会った花々を一挙掲載することにする。山野草の花々も魅力の黄金山のようだ。

 ※ 花の名前は良く分かりません。間違えをご指摘ください。

          
          ※ フギレオオバキスミレ(黄色)とエゾイチゲ(白色)の競演?

          
          ※ これは何でしょう?花の様子がイマイチ分かりません。

          
          ※ これはエゾノリュウキンカですね。

          
          ※ これはオオサクラソウでしょう。

          
      ※ 初め何だろうと首をひねりましたが、カタクリの若い花のようです。これから花びらが反り返るんですね。

          
          ※ こちらもやや若いシラネアオイです。

 急斜面を下った鞍部のところには残雪がまだ残っていた。
 そうして、再び新道と旧道が合流する地点に到達したとき、分岐点から1時間かかっていた。上るときには私の足でこの間が55分だった。下りの方がかかったことになる。いかに厳しい下りだったか想像していただけると思う。

          
          ※ 鞍部の所にはこうして残雪がまだ溶け残っていました。

          
          ※ たまあに遊びの写真を…。熊がベンチに腰かけているように見えませんか?

 合流点からは上りの時同様、楽々ハイキングだった。山開きに参加した多くの人たちと出会い、挨拶を交わしながら登山口に着いたとき、時計は10時30分を指していた。

          
          ※ 登山口に帰り着いたときには、写真のような横断幕がかかっていました。

 黄金山に向かう時にはパスした、黄金山の麓に立つ樹齢1,500年とも言われる高さ18mのイチイの木(全国18位だそうだ)を眺めて帰路に就いた。
 私にとってはとてもスリリングな一日であり、忘れぬことのできない黄金山だった。

                
                ※ 高さ18mのイチイの木です。

【黄金山(こがねやま) 登山データ】
標 高  739.1m
駐車場  登山口のところに20台くらい駐車可能なスペース有。
行 程  ※ グランドシニアの足とお考えください。
登山口→(20分)→新道・旧道の分岐点→(上りは新道経由55分)→新道・旧道の合流点→(20分)→黄金山山頂(20分滞在)→(15分)→新道・旧道の分岐点)→(旧道経由60分)→新道・旧道の合流点→(15分)→黄金山登山口
時 間  上り(1時間35分) 下り(1時間30分)
天 候  晴れ後曇り、山頂風強し
登山日  ‘16/05/15
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札幌近郊低山紀行 45 黄金山

2016-05-15 19:56:15 | 札幌近郊低山紀行 & Other
 これほど怖い思いをした山は記憶がない。何せ私が立っている両脇は鋭く切れ落ちていて、一歩踏み間違えれば奈落の底といった感じである。私はビビりまくりながら、這うようにして山頂を目ざした。 

 
 ※ 黄金山山頂から暑寒別岳など増毛山地を遠望したパノラマ写真です。

 「黄金山(こがねやま)」というと、国道231号線からもその特異な山の形が望まれ、いつか登ってみたいなぁ、と思っていた山だった。高さは739mとそれほどでもないのだが、先行者の記録を読むと、かなり怖い山のようだった。
 何せ百戦錬磨のsakag氏が「これまでで最も怖かった印象が強かった」とまで記すほどなのだから…。
 この山は、その山容から別名「黄金富士」、「浜益富士」とも呼ばれているそうだ。

          
          ※ 国道231号線から見える「黄金山」です。

          
          ※ 国道から離れ、もう少し近づいたところから見た「黄金山」です。

 今日(5月15日)、早起きをして黄金山がある石狩市浜益地区を目ざした。我が家から片道85km、2時間かけての山行がはたして札幌近郊と言えるかどうかは疑問府つくところだが、まあ敢えて近郊としておこう。

 朝5時に自宅を発ち、7時に登山口に着くと、すでに3台の車が駐車していた。
 この日は、黄金山の登山開きが予定されていたが、さすがにこの時間にはそうした関係者の姿は見えなかった。

          
          ※ 黄金山登山口に建つ立派な水洗トイレです。

          
          ※ 黄金山の登山口です。

 立派なトイレが完備された登山口を7時05分に出発した。上りはじめは沢を経過しながらも穏やかな上りが続く。登山道の脇には春の山らしく、いろいろな山野草が花を付け、目を楽しませてくれる。
 私の足で20分後、新道と旧道の分岐点に着いた。私は特に知識もなかったので、上りに新道を、そして下りに旧道を行くことにした。(これが間違いだった…)

          
          ※ 登り始めは、まあ普通の登山道といった感じでした。

          
          ※ 途中、これから向かう黄金山山頂が木々の間から見え隠れしていました。

          
          ※ 新道、旧道の分岐点です。距離的にはほとんど同じくらいのようです。

 新道もしばらくは穏やかな上りだったが、やがて山容でも分かる急斜面に取り付くと、凄い登りが待っていた。もう見上げるばかりの上りが連続しているのだ。
写真ではイマイチその感じが分からないが、かなりな急登で、脇に張られたロープに掴まり、木の枝や幹に掴まりながら高度を上げていった。
 あまりに急斜度のせいか、それとも私が最近自分の体力の衰えを十分自覚してきて無理しなくなったせいか、体力に合った上り方をしたので、それほど辛い思いはせずに上りつづけることができた。

          
          ※ 徐々に登山道が険しくなってきました。

          
          ※ 写真ではやや平板に見えますが、かなりの斜度で登り続けねばなりませんでした。

          
          ※ 写真のような梯子を使って登るところも…。

          
          ※ 典型的な岩場です。ロープを掴み、木の枝や幹につかまりながら登り続けました。

 旧道との分岐点から55分後、再び旧道との合流点があった。
 この急登部分をこの山を熟知されているらしい若いカップルと前後しながら登ってきたのだが、その彼が「この後に怖いところが待っていますよ」と教えてくれた。
 合流点からさらに上りつづけると、大きな岩場に出た。左手に岸壁が垂直に切り立っている。下を見ると目も眩みそうなほど垂直に切れ落ちている。
 風も強かった。私は岩場に座り込んで、まずウィンドブレーカーを羽織り、キャップを飛ばされないようにしっかりカバーした。
 そこからの岩場は掴まるものもなく、バランスを崩したら大変と思い、岩場を這って進んだ。もうまったくのへっぴり腰である。
 情けないのだが、もしバランスを崩したら、それを瞬時に立て直す筋力も瞬発力もすでに自分からは失われたと思っているため、余計に怖さを感ずるのだ。

           
          ※ この岩場に左から回り込むのです。

          
          ※ この写真は反対側から、下山する人を撮ったのですが、その険しさを分かっていただけると思います。

          
          ※ 第一の岩場から、男性が立っている山頂に至る岩場を目ざします。

          
          ※ 怖い思いをしながら、ようやくたどり着いた黄金山山頂です。

 ほんとうに恐る恐るといった感じだった。
 8時35分、なんとか黄金山山頂に立つことができた。登頂に1時間30分を要したことになる。健脚の人であれば1時間程度の山なのだが…。
 山頂は風は強かったが、見晴らしは素晴らしかった。360度遮るものがなく、遠く浜益の市街地や日本海、反対側にはまだ雪を被った暑寒別岳など増毛山地が遠望できた。

 
 ※ 最初の写真とは反対側の日本海方面を写したパノラマ写真です。正面に見える小さな集落が浜益集落です。その向こうが日本海。

 私の前後して上ってきた男性氏に問うた。「旧道の下山はどうでしょうか?」と問うと、「う〜ん。難しいところがありますね」ということだった。
 私の試練はまだまだ続いた。旧道の下山道はまたまた私を震え上がらせたのだった…。

 その下山編は明日レポします。

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