夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

緊急事態宣言の発令と首都・東京の閉鎖(ロックダウン)の事態になれば、改めて私は学び、多々教示させられて・・。

2020-03-31 15:32:27 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
そして過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、何かしら重苦しい風潮の中、私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
政府より「 不要不急の集まり」を避けるよう公言されている。

こうした中、体力も衰えた私は、新型コロナは、
どこで感染して、どこでウイルスを広げているのかわからないのが怖く、
せめて人出の多い処では、苦手であるがマスクをしている。

こうした閉塞感が漂う日常生活を過ごしている中、
今回の《・・緊急事態宣言発令と首都東京の閉鎖(ロックダウン)・・》の表題に、
何かと新聞、テレビのニュースなどで私なりに学んできたが、
具体的に波及される事態を一貫性に学びたく、私は精読してしまった。

          

この記事は、野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミストの木内登英さんが、
NRIウェブサイトの【木内登英のGlobal Economy & Policy Insight】に於いて公表され、
【 NRIサイト】に3月31日配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・緊急事態宣言発令と首都東京の閉鎖(ロックダウン)

☆ロックダウン(都市封鎖)を回避するための不要不急の外出自粛要請

政府が緊急事態宣言の発令に踏み切るのかどうか、国民は固唾を呑んで見守っている。
今のところ政府は、感染拡大ペースが、緊急事態宣言の発令が必要となる状態に至るまで、
「ぎりぎり持ちこたえている状況」との説明を繰り返している。

          

国民、そして東京都民にとって分かりにくいのは、
仮に緊急事態宣言が発令され、そこで東京都が対象区域とされた場合、
それは、小池都知事が3月25日の記者会見で突如持ち出した「ロックダウン(都市封鎖)」と
同じことになるのか否か、という点ではないか。


小池都知事が、25日に東京都民に週末の不要不急の外出自粛を呼び掛けた際には、
「パリやニューヨークでは、人っ子一人いない状況。
(こうならないよう)皆様の協力をお願いしたい」と説明していた。

つまり、ロックダウン(都市封鎖)をしなくて済むようにするため、
より緩い制限である「不要不急の外出自粛」を都民に要請したのである。

          

☆緊急事態宣言が発令されれば、ロックダウンの状態に近づくか

他方、改正新型インフルエンザ特措法に基づき緊急事態宣言が発令された場合、
政府には以下のことが可能となる。


(1)外出自粛要請、興行場、催物等の制限等の要請・指示(潜伏期間、治癒するまでの期間等を考慮)
(2)住民に対する予防接種の実施(国による必要な財政負担)
(3)医療提供体制の確保(臨時の医療施設等)
(4)緊急物資の運送の要請・指示
(5)政令で定める特定物資の売渡しの要請・収用
(6)埋葬・火葬の特例
(7)生活関連物資等の価格の安定(国民生活安定緊急措置法等の的確な運用)
(8)行政上の申請期限の延長等、(9)政府関係金融機関等による融資等。

          

世界中で使われるようになったロックダウンという言葉には、明確な定義はないが、
リモートワークによる自宅待機、外出の原則禁止、生活必需品を販売する小売店以外の店舗・事業所の閉鎖、
他都市間での移動制限、などではないか。


緊急事態宣言が発令された場合に、政府が実施可能となる上記9つのうち、
経済活動への影響が大きいのは、
(1)の外出自粛要請、興行場、催物等の制限等の要請・指示だろう。
ただし、これら外出の自粛要請やイベントの自粛要請は、東京都や政府が既に実施していることだ。


日本の法令の下では、イタリアやフランスのように、外出に罰金を科すなどの強制力はない。
しかしながら、緊急事態宣言に基づく要請となれば、そこには法的根拠が生じることから、
事実上はかなり強制力のある要請となるだろう。

日本国民や企業は、政府の方針を受け入れやすい、という特性に鑑みても、
緊急事態宣言に対してかなり強い対応、場合によっては過剰な反応を見せるだろう。


東京都が外出自粛要請をした週末の3月28・29日には、
山手線の利用者数は前年同期比70%減、
小売業では来店数が前年同期比80%減という数字もあるという
(3月31日、日本経済新聞による)。

これは既にロックダウンの状態に近いが、緊急事態宣言が発令されれば、
平日も含めて、事態は海外で広く実施されているロックダウンに、かなり近づくのではないか。

          

☆ロックダウンは経済に大きな打撃をもたらす

仮に、緊急事態宣言ロックダウンに近い状況をもたらすとすれば、
それは経済活動に甚大な悪影響をもたらすことは、避けられないだろう。

既に本コラムで議論した点であるが(「首都東京ロックダウン(都市封鎖)が経済に与える打撃」
(https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2020/fis/kiuchi/0326)、2020年3月26日)、
仮に首都東京のロックダウンが1か月実施される場合、
東京都の個人消費は2.49兆円減少し、日本の1年間のGDPを0.44%押し下げる計算となる。


また、仮にロックダウンが関東地方全体で実施されれば、
そのGDPへの影響はそれぞれ5.9兆円、0.94%となる。

また全国で実施されれば、それぞれ13.2兆円、2.31%となる。
いずれにしても、経済に甚大な打撃を与えることになる。

          

☆ロックダウンの効果は不明確な面も

イタリアが、全土で外出を原則禁じるロックダウンを実施したのは、3月10日のことだ。
16日にはフランスのマクロン大統領が「今は戦争状態にある」として、事業閉鎖と国民の自宅待機を命じた。

18日にはベルギー政府が外出を原則禁止とし、食料品店などを除く店舗は閉鎖した。
そうした動きに、ドイツや英国も続いたのである。


問題は、このようにロックダウンを実施した国、州、都市では、
依然として感染者数の増加に歯止めが掛かっていないことだ。

潜伏期間と推測される1~2週間が過ぎても、である。
つまり、感染者数の動向からは、ロックダウンの明確な感染抑制効果が、今のところは確認できていない。


ロックダウンが最も先に実施された中国の武漢市では、
既に感染者数の増加は終息しており、ロックダウンが効果を見せたようにも思える。

しかしこれについても専門家の見解は分かれており、
武漢市でのロックダウンは、ウイルスの家庭内感染の拡大をむしろ促したとする意見もある。


感染者数の増加を抑え込んだのは、感染の疑いがある者や軽症の患者、
さらには感染が確認された者の濃厚接触者を、
当局が急速に作り上げた仮設病院と臨時隔離施設に送るという、強力な隔離政策によるものだ、
とする専門家の意見をウォール・ストリート・ジャーナル紙は紹介している(注)。

          

☆緊急事態宣言の発令は極めて厳しい戦時判断に

このように、ロックダウンによる感染抑制効果が、明確に確認できていない中で、
経済に甚大な悪影響を与えるロックダウンに匹敵する非常事態宣言の発令の有無を、
政府は検討しなければならないのである。

これは、非常に難しい政治判断となるはずだ。


仮に、近い将来に東京都を対象区域とする緊急事態宣言の発令を決めれば、
小池都知事が打ち出した外出自粛要請の効果を確認する前に、
より強硬な措置を実施することになってしまうという問題も生じる。


米国では、経済活動に甚大な悪影響を与えることを懸念するトランプ大統領は、
数週間以内に経済活動を再開したいと繰り返し述べていた。

しかし、3月29日になって、
30日に期限がきた「ソーシャル・ディスタンス(他者との距離)」確保に関する指針を、
4月末まで延長することを突如発表したのである。

トランプ大統領は、ロックダウンの経済に与える大きな打撃に配慮して、規制を緩めたいと考えたが、
感染者数が急増を続ける中で、その判断は揺らぎ、結局は規制継続を決めざるを得なかったのである。


緊急事態宣言の発令をするか否か、
今まで実施してきた各種の新型コロナウイルス対策の中でも最も難しい政治判断を、
日本政府は今、迫られている。・・》


注)記事の原文にあえて改行を多くした。

          

過ぎし23日の日中に、小池百合子東京都知事は記者会見を開き、
新型コロナウイルスに関する新たな対応方針を公表されたと知った。

何かしら小池知事は、都の傾向として海外帰国感染者や、
感染源の確認できない感染者が増えている、と公表された。      

こうした中、世界各地で都市封鎖(ロックダウン)が起こっており、
在留邦人の帰国が、感染者集団(クラスター)やメガクラスターにつながりかねないとして、
最悪感染者の急激な増加(オーバーシュート)が発生しかねない状況である、と見解を公言された。

          

その上で、都民に対して本日の23日より4月12日までの3週間に於いて、
換気の悪い密閉空間、そして多くの人の密集、或いは近距離での会話が発生する行動を避けるよう要請され、
ライブハウスやスポーツジムなどの施設利用、イベント開催も自粛するよう要請された。

そして小池知事は、この3週間がオーバーシュート(最悪感染者の急激な増加)が、
発生するか否かの大変重要な分かれ道だ、と強調された。


この後、小池百合子東京都知事は、神奈川、埼玉、千葉の知事に協力要請した。

こうした感染者急増のリスクを受け、政府としては26日、
新型コロナウイルス特別措置法に基づく対策本部の設置を決めた。

これは緊急事態宣言の前提となるもので、
安倍首相はこの後の対策本部会合で基本方針の策定を指示する中、

感染爆発の重大局面にあると強い危機感を表明された。

          

このように私は思い浮かべているが、何かしらテレビのニュースで、
人出でにぎあう繁華街、そして人出の多い公園で桜見、
或いは都心の駅近い処で学生が酔いにまかせて騒ぎ立てる・・
私は心の純潔を汚されたように困惑したり、困苦したりした。

政府としては、換気の悪い密閉空間、そして多くの人の密集、或いは近距離での会話が発生する行動を避ける、
協力要請をしても出来ないなら、海外の主要都市で実行されている都市封鎖(ロックダウン)も、
やむない対策のひとつとなる。

しかし、こうした都市封鎖(ロックダウン)は、国民は日常生活で制約、拘束されことが多く不幸で、
まして日本経済に甚大な悪影響となる。

わずか一部の国民が、政府の感染拡大防止の要請に無視する言動は、私は非国民と感じ深めている。

          

改めて新型ウィルスは、どこで感染して、どこでウイルスを広げているのかわからないのが怖く、
予防には、強い意識を持つことが必要だ、と私は学んできたし、
多くの人と共に共有したい、と深く思っている。

26日の東京都知事の会見は、新型ウィルス沈静化に向けた過重な重圧の責務に、
人前では、めずらしく疲れた小池百合子さんの浮かべる表情に、
多くの都民、県民は、互いに共生して、もとより自身と家族、友達、知人を大切に過ごしたい、
と無力な私は思ったりし、投稿文に明記してきた。

そして今回も、共有して、共生したいと強く願っている。

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イギリスに住む日本人からの警告『日本も3週間後、地獄を見る』、私は学び、やがて震撼させられて・・。

2020-03-30 14:55:07 | ささやかな古稀からの思い

先程、パソコンを立ち上げて【 ヤフー 】に掲載されている記事の中で、
『 「日本も3週間後、地獄を見る」まるで・・戦争 欧州に住む日本人の警告 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
そして過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、何かしら重苦しい風潮の中、私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
政府より「 不要不急の集まり」を避けるよう公言されている。

こうした中、体力も衰えた私は、新型コロナは、
どこで感染して、どこでウイルスを広げているのかわからないのが怖く、
せめて人出の多い処では、苦手であるがマスクをしている。

こうした閉塞感が漂う日常生活を過ごしている中、
今回の《・・日本も3週間後、地獄を見る・・》の表題に、
どのようなことですか、と思いながら、やがて精読した後、
動顛して、震撼もさせられ、しばらく虚(うつ)ろな状態になったりした。

          

この記事は、『世界のニュースを日本人は何も知らない』を上梓されたイギリスに住む著述家の谷本 真由美さんが、
昨今のイギリス社会の主状況を綴られた寄稿文てあり、
公式サイトの【 現代ビジネス 
】に3月30日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・日本も3週間後、地獄を見る

☆もう、楽しい毎日は戻ってこない

日本では先週末、ようやく東京都が、外出自粛の呼びかけを行いました。
しかし、海外在住の日本人は、このような日本の「ゆるい対策」にドン引きしている人が大半です。


現在、私が住んでいるイギリスを始めとする欧州では、
空気は何とも重苦しく、「もうコロナ以前の世界は終わったのだ」という意識の人が大半です。


もう、あの平和で気楽な世界は戻ってこないのです。

          


我々は現在、世界中を舞台とした大戦争の最中にいます。

これはただの「感染爆発」ではありません。
はっきりいって、第3次世界大戦です。
煽っているわけではありません。大げさなわけでもありません。


これは残酷な事実です。我々はこのウイルスに試されているのです。

世界大戦は、テロリストとの戦いでもなく、スカイネットとの戦いでも、ありませんでした。
相手は、理性も交渉も全く通用しないウイルスだったのです。
よくできたSF映画もパニック小説も、吹き飛ばしてしまう現実です。


どうか日本の皆さん、この深刻さと恐ろしさに気が付いてください。
これはただの病気ではないのです。


震災の時は、揺れが収まれば、生活を立て直すことが可能でした。
原発事故も、何とか最悪の状況を乗り越えることが可能でした。


しかしウイルスは、違うのです。
ワクチンも治療薬もない現在、この感染爆発を抑えることはできません。


誰も止めることができないのです。

          

 
☆今の日本は「3週間前のイギリス」

日本の今の状況は、3週間前のイギリスと似ているように感じます。
イギリスでは、先々週まで、人々はごく普通の生活を送っていました。

一部の注意深い人たちは、中国やイタリアの状況を気にしていたために、
手を洗う回数を増やしたり、パーティーや飲み会をキャンセルし始めました。

ところが多くの人は、「航空券が安くなっているから<イタリアに遊びに行こう」とか、
「春先のイベントは<どうしようか」という話をごく普通にしていたのです。


子供の学校の行事だって、ごく普通に行われていました。
私の5歳になる子供は、同級生達とお城に遠足に行ってきたばかりでした。

普段と違うことといえば、その遠足に参加した子供の何名かが
週末に激しい咳をするようになったこと、学校を欠席する子供が増え始めたことです。


しかし「よくある風邪を引いただけね」と言っている人が大半で、
新型肺炎と結びつける人は、誰もいなかったのです。


新型肺炎のことを気にして、パニック状態になっていたのは、イタリア人の親だけでした。
この人は、親たちの間では「大げさな人」と扱われ、
激怒した彼女が保護者用メーリングリストに投稿した内容は、「大変無礼だ」という風に扱われていたほどでした。
彼女は、危機が迫っていることを、多くの人に訴えたかっただけでした。


しかし当時は、誰もまともに取り合おうとしなかったのです。

          


☆家族にも「神経質すぎ」と笑われた

その親たちの中には現在、新型コロナウイルスの患者を受け入れている病棟で、
働いている医師もいました。

つい2週間前までは、医師でさえマスクも何もつけずに、
他の人と50cm以内の距離で、大声で話していたのです。
子供の誕生会やディスコパーティーを盛大にやる人達もいました。
ディスコパーティーに子供を参加させなかった我が家は、「変わった家族」という扱いをされました。


イギリスでは、中国やイタリア、フランスで起きていることは、全く他人事で、
「新型肺炎は、東洋の変わった病気」という認識の人しかいなかったのです。


1月の初めから、個人的な興味で中国の状況をTwitter や動画で観察していた私は、
なんとなく嫌な予感がしていました。


ですから、どこに行くのにも、病院で使っている消毒ワイプを持参し、手を洗った後に消毒ジェルで手を消毒し、
外食するときは、椅子もテーブルも全てワイプで拭いていました。


もともとイギリスの飲食店の清掃は、十分ではなく不潔なところが多いので、以前からそうしていたのですが、
中国の状況を目にしてからは、さらに入念にやるようになりました。


そんな私を、イギリス人の夫や義母は「実に神経質だ」と、半ば冗談半分に言い、笑っていたのです。

2月の半ばに、子供とその友達と映画館に行った際にも、子供達に店から提供されたクレヨンやテーブル、
椅子を全て消毒ワイプで拭き、参加者にも全員にワイプを配布して、
触れるところを拭いてから、食事をするように言いました。


私の鬼気迫る態度を、他の親たちは、若干異様に感じたようでした。
以前から変わった人だと思われているので、気にはしませんでしたが。


そもそも、イギリスだけでなく欧州では、食事をする前に、手を洗う習慣がないのです。
子供達にまで手を洗わせるような親は、中国人や日本人、韓国人、そして東南アジアの人々だけです。
そんなことをする人達は「神経質でセコセコした、感じが悪い人間だ」と思われるのです。

          

☆首相スピーチに泣き出す人も

ところが、ボリス・ジョンソン首相の3月13日のスピーチにより、
私が「神経質な東洋人」扱いされる時は、残念ながら終わりました。


あの瞬間、平和な日常生活は、終わりを告げました。

一国の首相が、国民に向けて「あなたの家族にも、犠牲者が出る」・・・
つまり「もう我々は、あなた達を守れません。弱い人は、死にます」 と、はっきり述べたわけですから。


日本では、ボリス・ジョンソン首相のスピーチについて
「リーダーシップがあり、日本政府より、はっきりしている」と評価する人も多かったようですが、
イギリス人には、泣き崩れる人が出ました。


イギリス人は「欧州の京都人」と言われるほどですから、何事も遠回しに述べるのです。
「あなたの家族にも、犠牲者が出る」というのは
「あなたには、死んでもらいます」という意味だったのです。

          


このスピーチの後、イギリス人は、大変なパニックに陥りました。
普段は、上流階級特有の慇懃無礼な態度で、ユーモアを交えて話すあのボリス・ジョンソン首相が、
真っ青な顔で、冷酷なスピーチをしたのです。


ボリス・ジョンソンは、第二次世界大戦中の首相であったチャーチルを自身のロールモデルとしています。
しかしロンドンが激しい空襲にさらされる中でさえ、
チャーチルは、国民を鼓舞するようなスピーチこそすれ、「死んでくれ」とは、言いませんでした。


ドイツに包囲され絶体絶命の中、チャーチルが国民に対して述べたのは、
「we shall never surrender」(我々は絶対に降伏しない)でした。

ところが、爆弾が降り注ぐわけでも、軍に包囲されているわけでもない今のイギリスで、
ボリス・ジョンソンからそうした威勢の良い言葉は、一切出てきませんでした。


イートンを首席で卒業し、オクスフォード仕込みの古典ギリシャ語やラテン語の引用を多用するあのボリス・ジョンソンが、
レトリックも何もなく「死」について語った・・・
つまり、もうこの国には、何の選択肢も残されていない、ということだったのです。

          

☆冗談を言う気力もなくなった

いつもなら、厳しい局面でも、冗談ばかり言って乗り越えるイギリス人たちの間からも、
この日以来ジョークが消えました。


テレビでは、もうコロナ以外のことはやっていません。

普段は、有名人の不倫情報や、隣の家の垣根を切りすぎて喧嘩になった、
というような他愛もないネタばかりやっているワイドショーも、
朝から晩まで深刻な議論しかしていないのです。
もう誰一人、余裕も笑顔もありません。


そしてさらに衝撃的だったのが、チャールズ皇太子だけではなく、
保健相までもが感染してしまったことです。
このニュースは、イギリスのメディアでは、淡々と伝えられました。


もう装飾する気力も、ジョークで切りかえす力もないのです。
この国の人達には。毎日トイレットペーパーの残りを計算しつつ、
ワクチンと治療薬が登場することを祈ることだけしかできないのです。
 (つづく)・・》

注)記事の原文にあえて改行を多くした。

          

私は記事を読み終わった後、動顛して、
震撼もさせられ、しばらく虚(うつ)ろな状態になったりした・・。

私は何かとイギリス風の気質が好きであるので、あのイギリス人の御方たちも、
平和で気楽な世界だった新型コロナ以前の世界には、戻れない、
という意識の人が大半であることに、震撼するばかりであった。

ましてあの新進なボリス・ジョンソン首相までも、
《・・もうこの国には、何の選択肢も残されていない・・》と公明した。

果たして私たち日本は・・無力な私でも、どのように混迷した明日になるのか、
思案するばかりで、具体的な総合的な救済策は思いつかないでいる。

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新型コロナウイルスの症状、食欲不振、下痢、嘔吐の場合もある、高齢者の私は真摯に学び・・・。

2020-03-29 14:54:25 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
そして過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、何かしら重苦しい風潮の中、私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
政府より「 不要不急の集まり」を避けるよう公言されている。

こうした中、体力も衰えた私は、新型コロナは、
どこで感染して、どこでウイルスを広げているのかわからないのが怖く、
せめて人出の多い処では、苦手であるがマスクをしている。

厚労省は国民に対して、新型コロナ感染の相談・受診の目安として、
〈風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く〉、
〈強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある〉・・・と掲げている。

そして、「食欲が出ない」、「お腹がゆるい」といった消化器系の軽い症状でも、
コロナに感染している可能性がある、『 日刊ゲンダイ 』の公式サイトに綴られて、
どのようなことですか、と私は真摯に学びたく、読んだりした。

          

《・・湖北省の3病院に1月28日~2月28日に入院した感染者204人を調べたところ、
約半数の99人に消化器系の症状がみられたという。
問題なのは、コロナ感染が消化器系の病気と間違われて見過ごされる恐れがあることだ。


中国研究チームの論文によると、
調査対象の患者のうち、多数は消化器系の基礎疾患を持っていなかったが、
食欲不振(83.8%)や下痢(29.3%)、嘔吐(0.8%)などの症状が確認されたという。

レアケースだが、咳などの呼吸器系の症状が表れないのに
消化器系の症状だけを発症している感染者もいたというから驚きだ。

          


ハーバード大学院卒で医学博士の左門新氏がこう解説する。

「この論文は、肺に症状が出た感染者について、肺炎を発症する前の初期症状を調べたものです。
コロナ感染を判断する際に、消化器系の症状はあまり疑われてきませんでした。

しかし、この論文は、肺炎の症状が出てから、コロナ感染を疑うのではなく、
発症前の段階で消化器系の症状にも、注意を払っておくべきと警鐘を鳴らしています」

さらに論文は、消化器系に問題があってもコロナ感染を疑わないため、
〈消化器系に症状のある感染者は、そうでない感染者に比べ、発症から感染確認まで長い時間がかかる〉と指摘。
《『食欲不振、下痢、嘔吐などで見過ごされる『隠れコロナ』リスク』3月24日、配信 》

このようなことを深く学んだりした。

          

私も過日、風邪と思いながらで市販の風邪薬を服用して、
平素より早く寝たが、体温計は39.8度となり、
もしかしたら新型コロナに遭遇してしまったか危惧したりした。

やがて翌日には、常温となり安堵した体験があり、
風邪も油断すると、高い熱となることも学んだりした。

今回、学んだことを早く知っていれば、この時も食欲旺盛な私は、
いち早く新型コロナに無縁に気付いたのになぁ・・と微苦笑したりした。

しかしながら、それぞれの御方の中には、こうした新型コロナウイルスの症状もある得るので、
要注意と学んだりしている。

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新型コロナウィルスに感染し、入院治療を受けて回復された70代の男性、私は多々教示されて。

2020-03-28 12:19:41 | ささやかな古稀からの思い

今朝、配達された読売新聞の朝刊を読んでいる中、
『 熱・せき 眠れないほど
    北海道の70代 入院19日間 
      医師 治療に「考え抜いた」 』と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。  

そして過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、何かしら重苦しい風潮の中、私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
政府より「 不要不急の集まり」を避けるよう公言されている。

私は体力の衰えた高齢者の身であるので、散策を日々実行しないと益々衰えるので、
なるべく人出の少ない処を選定して歩いたりしている。

しかしながら駅前のスーパーで買い物をする時は、やむえなくマスクをしているが、
何かしら水戸黄門さまの紋章のようなワッペンの『不要不急』に戸惑ったして、
ここ数週間過ごしている。

          

こうした中で、過ぎし2週間前の頃から、人影の少ない樹木が多い処を歩いて帰宅したら、
何かしら眼がかゆくなったりした。

そして私は4年半前に白内障の手術を受けて以来、眼は大切なお友達と改めて思い、
眼科医院から指定されている点眼液を朝夕に点(つ)けたりしているのを、
昼過ぎに点(つ)けたりして、計3回となつている。

こうした状況だったので、もしかしたら花粉症の初期状態なのかしら、
これまで花粉症には幸運にも無縁であったので、勘弁してほしいなぁ・・、
心の中でポヤいたりした。

          

やがて一昨日の24日、快晴で北風が強く吹く中、人出も少ないと思われる近くの桜並木を散策した。
確かに平年より一割ぐらいで、私の予測が当たったねぇ・・と独り喜びながら、
デジカメで一期一会と思いながら、記憶のかたみの代わりに撮ったりした。

帰宅後、鼻水が出て、風邪でも退いたかしらと思い、
体温計で測定したら、平熱は36.5度ぐらいの私は、37.5度になり、
やむなく市販の総合風邪薬を服用して、早めに寝た。

そして25日の朝食後も熱ぼく感じたので、体温計は38.4度だったので、
本日は寝ているょ、と私は家内に言ったりした。

そして布団の中で、朝の9時より読書に専念していたが、
風邪で一日寝込んでいるのは、10年ぶりかしら、と苦笑したりした。

          

この後、夕食後に体温計は39.8度だったので、
私は単なる風邪ではなく、もしかしたら新型ウィルスに遭遇してしまったのかしら、
と思い馳せたりした。

家内も体温がこのままだったら、緊急入院の準備をするわ、と私は言ったりした。

やがて夜の10時過ぎには、38.5度に下がり、
26日の朝食後は、37.0度、昼過ぎには36.6度となり、
平熱となり、私たち夫婦は安堵したりした。

          

このような体験をしてきた私は、
記事を読み始めると《・・新型コロナウィルスに感染された御方・・》の記事で、
万一、私も感染されたことも考えられるので、真摯に学びたく、記事を読んでしまった。

無断であるが、読売新聞を昭和45年4月以来購読して、50年のよしみに甘えて、
この記事を転記させて頂く。

《・・新型コロナウイルスに感染し、入院治療を受けて回復した北海道旭川市内の70歳代男性と、
治療に当たった医師が、読売新聞の取材に応じた。

          

男性は「1か月も日常生活がストップすることがつらかった。
まさか自分がかかるとは思わなかった」と闘病生活を振り返った。

2月16日から4日間、発熱と下熱を繰り返した。
「最初は風邪だと思った」という。男性には、呼吸器疾患の持病があった。

20日にかかりつけの病院で、コンピューター断層撮影法(CT)検査を受けると、
肺の画像に淡く白い影が見つかり、肺炎と診断された。

たんなどの検体を採取し、新型ウイルスの検査を受けると、22日に感染が判明。
すぐに、市内にある感染症指定医療機関の市立旭川病院に入院した。

新型ウイルスに対して、効果と安全性が確認されている薬は、今のところない。
治療に当たった同病院の柿木康孝
・血液内科診療部長は当初、
せきを抑える薬や抗生物質の点滴薬などを使った。

鼻から酸素吸入をする処置も施したが、眠れないほど、せきはひどくなり、38度台の熱も続いた。

          

院内の感染対策チームは、同様の患者の治療経験がある東京や札幌の病院に電話をかけ、治療法を尋ねた。
その中で、エイズ治療薬「カレトラ」を使っている医療機関があることがわかった。

柿木医師は、この薬は新型ウイルスに対する有効性が証明されておらず、
必ずしも効くわけではないことを知っていた。

だが、「このまま黙って見ているよりは、投与した方が良いのではないか」と考えた。
男性の同意を得て、28日に使い始めた。

すると翌日には、熱が36度台まで下がった。
男性も「あの日に一気に楽になった」と話す。

男性の60歳代の妻も感染し、同じ病室に入っていた。

柿木医師は、妻にもカレトラを投与した。すると、症状が改善。
2人はその後、2度のウイルス検査で陰性が確認され、今月11日に退院した。

          

男性のカルテには、「死ぬ覚悟をした」という言葉が記されている。
柿木医師は「治療薬がない中、考え抜いた決断だった。幸運なケースだったと思う」と話す。

旭川市内で飲食店を経営する男性は、仕事柄、普段から手洗いやアルコール消毒を励行していたという。

男性は、「普段の生活に戻れてほっとした。
どこで感染して、どこでウイルスを広げているのかわからないのが怖い。
予防には、強い意識を持つことが必要だと思う」と語っている。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

          

私は70代の男がたまたま新型コロナウィルスに感染し、
まもなく入院治療を受けて回復された状況を真摯に学んだりした。

もとより《・・柿木医師は「治療薬がない中、考え抜いた決断だった。
幸運なケースだったと思う」と話す・・》こうした医師としての強い意思により、
治療をして、患者は回復されたケースで、私なりに感動をさせられたりした。

そして改めて私が学んだことは、
この70代の男の《・・どこで感染して、どこでウイルスを広げているのかわからないのが怖い。
予防には、強い意識を持つことが必要だと思う・・》
こうしたことを多くの人と共に共有したい、と深く思っている。 

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政府の感染防止の要請に、一部の国民が無視する言動に、高齢者の私は心の純潔を汚されたように困惑。

2020-03-27 15:53:27 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
こうした中、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
安倍晋三首相は、大規模なイベントを2週間自粛するように呼びかけたことに続き、
3月2日から春休みまで、全国の小中高校と特別支援学校を臨時休校にする、という異例の要請を表明した。

そして政府より「 不要不急の集まり」を避けるよう公言されている。

私は体力の衰えた高齢者の身であるので、散策を日々実行しないと益々衰えるので、
なるべく人出の少ない処を選定して歩いたりしている。

しかしながら駅前のスーパーで買い物をする時は、やむえなくマスクをしているが、
何かしら水戸黄門さまの紋章のようなワッペンの『不要不急』に戸惑ったして、
ここ数週間過ごしている。

          

やがて23日の日中に、小池百合子東京都知事は記者会見を開き、
新型コロナウイルスに関する新たな対応方針を公表されたと知った。

何かしら小池知事は、都の傾向として海外帰国感染者や、
感染源の確認できない感染者が増えている、と公表された。      

こうした中、世界各地で都市封鎖(ロックダウン)が起こっており、
在留邦人の帰国が、感染者集団(クラスター)やメガクラスターにつながりかねないとして、
最悪感染者の急激な増加(オーバーシュート)が発生しかねない状況である、と見解を公言された。

          

その上で、都民に対して本日の23日より4月12日までの3週間に於いて、
換気の悪い密閉空間、そして多くの人の密集、或いは近距離での会話が発生する行動を避けるよう要請され、
ライブハウスやスポーツジムなどの施設利用、イベント開催も自粛するよう要請された。

そして小池知事は、この3週間がオーバーシュート(最悪感染者の急激な増加)が、
発生するか否かの大変重要な分かれ道だ、と強調された。


この後、小池百合子東京都知事は、神奈川、埼玉、千葉の知事に協力要請した。

こうした感染者急増のリスクを受け、政府としては26日、
新型コロナウイルス特別措置法に基づく対策本部の設置を決めた。

これは緊急事態宣言の前提となるもので、
安倍首相はこの後の対策本部会合で基本方針の策定を指示する中、

感染爆発の重大局面にあると強い危機感を表明された。

          

このように私は思い浮かべているが、何かしらテレビのニュースで、
人出でにぎあう繁華街、そして人出の多い公園で桜見、
或いは都心の駅近い処で学生が酔いにまかせて騒ぎ立てる・・
私は心の純潔を汚されたように困惑したり、困苦したりした。

政府としては、換気の悪い密閉空間、そして多くの人の密集、或いは近距離での会話が発生する行動を避ける、
協力要請をしても出来ないなら、海外の主要都市で実行されている都市封鎖(ロックダウン)も、
やむない対策のひとつとなる。

しかし、こうした都市封鎖(ロックダウン)は、国民は日常生活で制約、拘束されことが多く不幸で、
まして日本経済に甚大な悪影響となる。

わずか一部の国民が、政府の感染防止の要請に無視する言動は、私は非国民と感じ深めている。

そして政府の要請に応じない今回の場合の御方は、
健康保険証、パスポートなどの剥奪するしかないかしら、
と少しポケた私でも、思い馳せたりしている。
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75歳の私、突然の高熱に、風邪、或いは花粉症、もしかしたら・・と戸惑い・・。

2020-03-26 16:46:27 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。  

こうした中、平素の我が家の買物は私の担当で、
家内から依頼されて品を求めて、殆ど毎日のように行っている買物メール老ボーイの身であり、
この後は、帰宅後に自宅の3キロ範囲にある遊歩道、公園を歩くことが多い。

そして過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、何かしら重苦しい風潮の中、私は戸惑いながら過ごしてる。

                


こうした中、
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
政府より「 不要不急の集まり」を避けるよう公言されている。

私は体力の衰えた高齢者の身であるので、散策を日々実行しないと益々衰えるので、
なるべく人出の少ない処を選定して歩いたりしている。

しかしながら駅前のスーパーで買い物をする時は、やむえなくマスクをしているが、
何かしら水戸黄門さまの紋章のようなワッペンの『不要不急』に戸惑ったして、
ここ数週間過ごしている。

          

こうした中で、過ぎし2週間前の頃から、人影の少ない樹木が多い処を歩いて帰宅したら、
何かしら眼がかゆくなったりした。

そして私は4年半前に白内障の手術を受けて以来、眼は大切なお友達と改めて思い、
眼科医院から指定されている点眼液を朝夕に点(つ)けたりしているのを、
昼過ぎに点(つ)けたりして、計3回となつている。

こうした状況だったので、もしかしたら花粉症の初期状態なのかしら、
これまで花粉症には幸運にも無縁であったので、勘弁してほしいなぁ・・、
心の中でポヤいたりした。

          

やがて一昨日の24日、快晴で北風が強く吹く中、人出も少ないと思われる近くの桜並木を散策した。
確かに平年より一割ぐらいで、私の予測が当たったねぇ・・と独り喜びながら、
デジカメで一期一会と思いながら、記憶のかたみの代わりに撮ったりした。

帰宅後、鼻水が出て、風邪でも退いたかしらと思い、
体温計で測定したら、平熱は36.5度ぐらいの私は、37.5度になり、
やむなく市販の総合風邪薬を服用して、早めに寝た。

そして昨日の朝食後も熱ぼく感じたので、体温計は38.4度だったので、
本日は寝ているょ、と私は家内に言ったりした。

そして布団の中で、朝の9時より読書に専念していたが、
風邪で一日寝込んでいるのは、10年ぶりかしら、と苦笑したりした。

          

この後、夕食後に体温計は39.8度だったので、
私は単なる風邪ではなく、もしかしたら新型ウィルスに遭遇してしまったのかしら、
と思い馳せたりした。

家内も体温がこのままだったら、緊急入院の準備をするわ、と私は言ったりした。

やがて夜の10時過ぎには、38.5度に下がり、
今朝の朝食後は、37.0度、昼過ぎには36.6度となり、
平熱となり、私たち夫婦は安堵したりした。

          

こうした中、ぼんやりとテレビのニュースを視聴すると、
東京都は神奈川、埼玉、千葉の各県に対し、県民に不要不急の都内移動の自粛を呼びかけるよう要請、
報じていた。

過ぎし23日の夕方、テレビのニュースを視聴していると、
小池百合子東京都知事が、日中に記者会見を開き、
新型コロナウイルスに関する新たな対応方針を公表されたと知った。

何かしら小池知事は、都の傾向として海外帰国感染者や、
感染源の確認できない感染者が増えている、と公表された。

こうした時、私は通勤、通学の実態から、やむなく感染拡大の対策として、
小池百合子東京都知事は、神奈川、埼玉、千葉の知事に協力要請、
必要だと感じたが、この時にやはり都民、県民には衝撃度が大きいから、
今回に至った、と私は解釈した。

          

私は24日の投稿文に於いて、高齢者の都民の私でも、
少なくともこの3週間がオーバーシュート(最悪感染者の急激な増加)を回避したく、
互いに共有を強めて、乗り切ることが大切だ、と改めて深く決意させられたりした。

今回、東京都知事の責務として、新型ウィルス沈静化に向けた過重な重圧の責務に、
人前では、めずらしく疲れた小池百合子さんの浮かべる表情に、
多くの都民、県民は、互いに共生して、もとより自身と家族、友達、知人を大切に過ごしたい、
と無力な私は思ったりしている。

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テレビに出演されている多くの御方の中で、75歳の私が秘かに好感している御方は・・。

2020-03-25 15:00:26 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市の住む年金生活の75歳の身であるが、
テレビの番組は、NHKのニュース、気象情報は殆ど視聴していて、
ドキュメンタリー番組は、各民間テレビが放送しているのを、
ときおり視聴している。

こうした中で、テレビに出演されている中で、
ここ数年、私が秘かに好感している御方は、数多くの女優でもなければ、
ニュースのメイン・キャスターの美麗な女性でもない。

NHK総合『気象情報』の番組に於いて、
気象予報士の関口奈美(せきぐち・なみ)さんである。

          

何かしら笑顔も素敵だし、容姿端麗で、性格に良さそうだし、私は魅了されている。
もし私が30歳ぐらいだったら、手を挙げて、交際を申し込素敵な御方であるが、
こればかりは叶(かな)わぬ夢のひとつである。

先程、こっそりと恥ずかしながら初めて、ネットで関口奈美(せきぐち・なみ)さんを検索した。
https://www.weathermap.co.jp/caster/sekiguchi-nami/
☆『気象予防士サービス』ホームページ  ==> 気象予防士一覧 ==> 関口奈美☆

私は初めて関口奈美(せきぐち・なみ)さんの略歴を学び、
益々好感を深めたりした。

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都知事の新型コロナ対策の会見、やがて高齢者の都民の私でも、互いに共有を強めて・・。

2020-03-24 14:49:20 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市の住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
昨夕、テレビのニュースを視聴していると、
小池百合子東京都知事が、日中に記者会見を開き、
新型コロナウイルスに関する新たな対応方針を公表されたと知った。

何かしら小池知事は、都の傾向として海外帰国感染者や、
感染源の確認できない感染者が増えている、と公表された。

          

こうした中、世界各地で都市封鎖(ロックダウン)が起こっており、
在留邦人の帰国が、感染者集団(クラスター)やメガクラスターにつながりかねないとして、
最悪感染者の急激な増加(オーバーシュート)が発生しかねない状況である、と見解を公言された。

その上で、都民に対して本日より4月12日までの3週間に於いて、
換気の悪い密閉空間、そして多くの人の密集、或いは近距離での会話が発生する行動を避けるよう要請され、
ライブハウスやスポーツジムなどの施設利用、イベント開催も自粛するよう要請された。

そして小池知事は、この3週間がオーバーシュート(最悪感染者の急激な増加)が、
発生するか否かの大変重要な分かれ道だ、と強調された。


特に、無症状である若年層から高齢者や基礎疾患のある人への感染、重症化の防止に重視して、
3週間という期間の根拠としては、専門家である国立国際医療研究センター・国際感染症センターの大曲貴夫センター長が
「今から対策をしたとして、現在潜伏期間にある患者が病院を訪れるのは2週間後となる。
そこからさらに1週間様子を見る必要がある」と説明された。

そして都市封鎖(ロックダウン)の際の具体的な対応については、言及しなかったが、
このような会見を私はボケてはいけないと真摯に視聴した。

          

本日の午前中のひととき、いつものように人出が少ない処を散策した。

そして桜花は、満開に近く情景の中、とりとめなく歩いていた時、
昨夜に学んだ都市封鎖(ロックダウン)が思いだされた・・。

          

《・・この「3週間」をロックダウンの状況で過ごしているのが、アメリカのサンフランシスコ市民・・。
3月17日から4月7日まで、3週間にわたる外出禁止令が出ている。
「必要不可欠な用事」以外での外出を禁じる内容で、従わなければ微罪処分を受ける可能性がある。


  「多くの職種は、この外出禁止令で行うことが認められなくなる」
  「雇用主が認めるのであれば、自宅から勤務を続けることも可能だ」

などとして、原則としてテレワークを求めている。

外出できるのは
(1)食料調達
(2)親戚や友人の世話
(3)必要な医療
(4)不可欠な仕事。

集団でなければ散歩やサイクリングも許容されるが、
他の人とは少なくとも6フィート(1.8メートル)間隔を空けるように求めている。


距離を空けることを前提に、ガソリンスタンド、薬局、食料品店、銀行、自動車修理店、
携帯電話ショップ、家電用品店などは営業を認めるが、
閉店する業種として「持ち帰りではないレストラン」、「バー、ナイトクラブ」、「レジャースポット」、「ジム」を挙げた。

          

「できないこと」として、具体的に
(1)他の人とのグループ活動
(2)食材を持ち寄って開くパーティー
(3)バーやナイトクラブに行くこと
(4)ネイルサロン、床屋での散髪
(5)不可欠ではない物品の買い出し
(6)公共交通機関や自家用車による不必要な旅行、を列挙。

学校では教室での授業を禁止し、可能な場合は遠隔授業にするように求めた。
給食については引き続き提供を認めた。


公共交通機関は減便して運行を続けるが、
(1)不可欠な旅行に限る
(2)バスや電車でも6フィート、2~3歩離す、ことを求めている。

警察、消防、病院、刑務所、裁判所、ごみ収集、ライフライン(電気、水道、ガス)などの公共サービスも
引き続き提供される。


3月19日には、サンフランシスコ市があるカリフォルニア州全体でも外出禁止令が出た。
同州以外にも、ニューヨーク州、イリノイ州、コネティカット州で同様の命令が出ている。
( J-CASTニュース )》

          

このようなサンフランシスコ市の都市封鎖(ロックダウン)を学んだりして、
東京都も最悪の場合は、このような拘束ある生活が余儀なくされる。

もとよりこうした事態を避ける為、小池知事は、本日の13日より4月12日までの3週間に於いて、
換気の悪い密閉空間、そして多くの人の密集、或いは近距離での会話が発生する行動を避けるよう要請され、
ライブハウスやスポーツジムなどの施設利用、イベント開催も自粛するよう要望された。

          

私は今年の2月初旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、重苦しい閉塞感に、戸惑いながら過ごしてる。

しかしながら高齢者の都民の私でも、
少なくともこの3週間がオーバーシュート(最悪感染者の急激な増加)を回避したく、
互いに共有を強めて、乗り切ることが大切だ、と改めて深く決意させられたりした。

 

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山野草に無知な私でも、ときには都心の郊外で、めぐり逢えて、瞬時に魅せられて・・。

2020-03-23 07:46:31 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。

こうした中、私が多々の理由で年金生活を始めた2004年(平成16年)の秋の当初から、
我が家の平素の買物は、 私は自主的に買物専任者として宣言し、 家内から依頼された品を求めて、
独りで殆ど毎日、我が家より歩いて、スーパー、専門店など歩いて行き、 買物メール老ボーイとなっている。

この後は、やはり自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。

          

こうした根底のひとつには、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活丸15年を過ごしてきた。

そして私は寝たきりなどは、日常のささやかな願いも制約されるので、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症とか心筋梗塞などは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。
       
こうした中、ときおり脚(あし)を延ばせば都立・神代植物園に訪ねることが多く、園内にある雑木林があり、
私は幼年期に農家の児として育った為か、身に心も安らぐ所となっている。

             
                                      
こうした根底には、私が通った地元の神代中学校の付近にあり、
入学した1958年(昭和33年)の当時は、神代緑地として存在し、この周辺は雑木林、畑などであった。

やがて1960年(昭和35年)の春に中学校を卒業した後、
確か翌年の1961年(昭和36年)の秋に、拡大と整備され上、
神代植物園と改称して、都内唯一の植物公園として開園された・・。

この間の私の中学時代は、生家より自転車で通学し、ときおり開園前の雑木林の中とか周辺を下校の時などに、
学友と自転車で走りまわったりしていた。
その後、人生の節目などを含めて、四季折々通ったりしてきた。
               
そして私が心に迷ったりした時などは、樹木を眺めたり、それぞれの花に心を寄せて、
心の濾過をして浄化されたりしてきた。         
                                
年金生活を始めた当初は、殆ど独りで、四季折々訪ねていたが、
ここ数年は二十四節気(にじゅうしせっき)のように月に二回ぐらい通い、
数多くの落葉樹、常緑樹、花木、花を移りゆく情景を一期一会と思いながら鑑賞している・・。

          

こうした中で、過ぎし年の2018年3月23日、公園内にある『山野草園』を歩いた時、
山野草に無知な私でも、素敵な小花だ、と瞬時に魅了されて、
敬意をするように腰も膝(ひざ)も屈(かが)めながら、デジカメで撮ったりした。

          

          

          

          

          

          

          

まもなく都心の郊外でも、このような山草があり、一期一会だよねぇ・・、
と思いながら、めぐり逢えたことに、感謝をしたりした。

そして前半の山野草は、カタクリの花と知っていたが、後半の山野草は恥ずかしながら無知で、
何の名のかしら、と感じながら魅了されたりした。

やがて少し高揚した私は、やがて早咲きの桜が咲いたかしらと思いながら、移動をしたりした。

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ときには無力な高齢者の私でも、日本の借金を配慮しても、日本経済が躍進することを夢想をして・・。

2020-03-22 13:47:42 | ささやかな古稀からの思い

私は民間会社に35年近く奮戦してきたが、定年退職を迎えたのは2004年の秋であったが、
最後の5年はリストラ烈風の中、私は出向となったのは55歳の時であった。
やがて
私は出向先で2004年(平成16年)の秋に、何とか定年退職を迎えることができた。

そして、この当時は大企業も盛んにリストラが実施されている中、
たとえ私が定年後に新たな職場を探しても、これといった突出した技術もない私は、
自身の力量のなさを悟(さと)ったりした・・。

そして何よりも遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまったので、
やむなくサラリーマン生活を卒業し、敗残者のような深情で年金生活を始めた・・。     

そして年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受して、早や丸16年が過ぎている。

私は東京の調布市の片隅に住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たったふたりだけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、ささやかに過ごしている。

          

こうした中で、経済、財政なども無知な私は、これからの日本経済について、
漠然としながら、思案したり、夢想することもある。

たまたま過ぎし2017年10月13日に於いて、
年金控除縮小へ 高齢者には所得税・住民税の大増税、無力な私は学び、やがて一寸の虫にも五分の魂で私論・・。
投稿した文を読み返して、独り微苦笑をしてしまった・・。

やがて、微苦笑しながらも、この投稿した2年半前の思いは、
今の私としては変わらないなあ・・と微苦笑したりした。
この投稿した分の後半を、あえて再掲載をする。

          

過ぎし7日前の頃、購読している読売新聞に於いて、

社会保障制度の年金、医療、介護などに関して、改めて私は学んだりしてきた。

少子高齢化の現代、社会保障費の現状として、
2017年度一般会計当初予算の社会保障費は過去最高の32・4兆円で、
歳出総額(97・4兆円)の3分の1を占める。

政府の大きな支出項目である公共事業費(5・9兆円)と文教・科学振興費(5・3兆円)、
防衛費(5・1兆円)の三つを合計しても及ばない規模だ。

社会保障費の内訳は、医療11・7兆円、年金11・6兆円、介護3・0兆円などとなっている。

そして年金や医療、介護など社会保障制度を通じて、国民が受け取るお金やサービスの財源は、
主に国民や事業者が支払う社会保険料と、国や地方自治体からの公費などで賄っている。

国が負担する分は、税収だけでは賄い切れないため、
巨額の国債を発行し、将来世代にツケを先送りしている。

現在の社会保障制度で、受け取るお金やサービスを将来も維持しようとすれば、
その財源として、消費増税や社会保険料の引き上げなどは、避けて通れない課題。

このように改めて現状を学び、無力な私は溜息を重ねた。

                       

もとより日本の社会保障制度の年金、医療、介護の基盤は、
高齢者が使う費用は、その時の現役世代が保険料や税で負担する財政方式(賦課方式)を取っているので、
働いて下さる現役世代の諸兄諸姉が、その時の高齢者を支えている現実からでもある。

そして私は確か5年前の頃、働いて下さる現役世代の男性の民間会社に勤めている正社員の人たちが、
平成9年( 1997年〉の時点から、年収が横ばいと知り、無力な私は悲嘆した・・。

こうした中で、少子高齢化が増す社会となり、年金、医療、介護などの社会保障費は膨張し、
やむなく年金の削減、医療、介護の見直し改定が実施されてきた。

そして過酷な現実として、年金、医療、介護などで、毎年一兆円が増加している。
       
更に昨今、国税庁による「民間給与実態統計調査」に寄れば、
1人あたりの年間平均給与は、継続的に下がり続け、
平成16年には438.8万円だったのが、平成26年には415.0万円と知ったりした。

ここ10数年は、民間会社は短期に成果が問われる時代の中、常時リストラともいわれたりして過酷な時代になり、
多くの会社は正社員は6割、契約社員、アルバイトなどは4割、と知り、深く憂いたりしてきた。

こうした状況が放置すれば、現役世代の諸兄諸姉からすれば、高齢者は過重負担する人たち、
と思いながら険悪し、粗末にする風潮も予測できるので、
私は働いて下さる諸兄諸姉に、ときおり感謝を重ねたりしている。

          
              
そして無力な私でも、社会保障費の財源に関しても、日本経済が活性化にならなければと思い、
一寸の虫にも五分の魂の思いで、思い馳せたりした・・。
             
過ぎし5年前の当時は、少子高齢化が加速する中、年金、医療、介護などの社会保障費は毎年一兆円が増加し、
昨今は日本の借金は1100兆円を超えている、と新聞、テレビのニュースなどで報じられ、
無力な年金生活の私は、憂いたりしていた。

しかしながら日本の借金は1100兆円は、実質は遥かに低く実質的に借金は150~200兆円程度、と学んだのは、
2015年の12月下旬てあった。

何かしら1980年、大蔵省(現財務省)入省、理財局資金企画室長、内閣参事官など歴任され、
小泉内閣、安倍内閣では 「改革の司令塔」として活躍され、2007年には財務省が隠す「埋蔵金」を公表し、
政策シンクタンク「政策工房」会長、嘉悦大学教授の高橋洋一さんのひとつの寄稿文を学んだりした。

この高橋洋一さんの寄稿文は、【「日本の借金1000兆円」はやっぱりウソでした
       ~それどころか…なんと2016年、財政再建は実質完了してしまう! この国のバランスシートを徹底分析 】で、
私が愛読している講談社の基幹サイトのひとつの【現代ビジネス 】で、多々教示されたりした。

そして私は、大手メディアの新聞、テレビなどは日本の借金は1100兆円を超えている、と報じられているのは、
財務省が国の財政が悪化し、これからも支出の多くを占める社会保障費に危惧して、
資産合計を抜きにして、負債合計だけの1171.8兆円を声高に公表されている、と感じたりした。

そして悪しき表現で明記すれば、財務省は社会保障費は殆ど使用する高齢者を人質に、
消費税など増税しないと財政危機になりますょ、そして年金は激少したり、医療、介護も低下しますょ、
と私は思い馳せて、苦笑させられた。

或いは財務省は、省内の権益の拡大、天下り先の確保なども含めて、どうして無知な国民を翻弄させるのょ、
と小心者の私は微苦笑したりした。
                         
この後、難題の財政に関しては、敬愛している高橋洋一さんの著作『日本はこの先どうなるか』(幻冬舎新書)を購読し、
根本的に歳入庁を創設すれば増税の必要がなくなり、或いは多々の施策を実施すれば財政健全化が図れる、
と私は学んできたので、あとは厚労省、そして財務省、政府の判断と私は感じたりしてきた。

                       

少子高齢化の現在、やはり日本の借金は1100兆円を超えている、
そして年金、医療、介護などで、毎年一兆円が増加している、と報じられれば、
高齢者の殆どは、将来に不安を感じて贅沢をする気にはなれない、と消費に萎縮してしまう。

消費が低迷すれば、もとより企業は投資をためらい、デフレ経済が継続している、
と政治、経済にもシロウトの私は思いながら憂いたりしている。

こうしたことで日本再生は、まず第一歩として、日本の借金は資産合計より負債合計を差し引いた実質額を明確にして、
多くの国民に安堵させ、これだったら安心して過ごせるわ、と消費活性化となり、
企業も投資が進み、やがて日本経済は躍進する・・。

そして働いて下さる殆どの諸兄諸姉が年収が増加し、各ご家庭が享受でき、やがて国は所得税が増え、
こうした中で、社会保障は安定し、私たち高齢者も安堵できる・・このようなことを私は夢想している。

          

こうした私の2年半前の投稿文の後半であり、ときには無力な高齢者の私でも、
日本の借金を配慮しても、日本経済が躍進することを夢想をしたりして、
思案することもある。

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個人的には昨年と比べて、高齢者の私は、おだやかな時節を過ごせて、倖せを深く実感して・・。

2020-03-21 13:22:13 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。  

こうした中、平素の我が家の買物は私の担当で、
家内から依頼されて品を求めて、殆ど毎日のように行っている買物メール老ボーイの身であり、
この後は、帰宅後に自宅の3キロ範囲にある遊歩道、公園を歩くことが多い。

そして過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、何かしら重苦しい風潮の中、私は戸惑いながら過ごしてる。

                


こうした中、
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
政府より「 不要不急の集まり」を避けるよう公言されている。

私は体力の衰えた高齢者の身であるので、散策を日々実行しないと益々衰えるので、
なるべく人出の少ない処を選定して歩いたりしている。

しかしながら駅前のスーパーで買い物をする時は、やむえなくマスクをしているが、
何かしら水戸黄門さまの紋章のようなワッペンの『不要不急』に戸惑ったして、
ここ数週間過ごしている。

          

こうした中で、終活のひとつとして我が家の居間にある音楽棚で、
捨てきれなかった音楽のレコードを整理して、レコード買取店に売却したりしてきた。

或いは居間の本棚にあふれている本を整理して、
やむなく市の紙製品の資源再生と回収日に合わせて、我が家より出したりしてきた。

そして人出の多い処は私なりに抑制してきたので、
自宅の周辺の遊歩道、公園を歩く廻り、季節を享受している。

          

こうした中で、落葉樹の芽吹きに心を寄せたり、
早咲きの櫻花に見惚(みと)れたりしていると、暖かな陽ざしを受けたりすると、
おだやかな時を倖せを感じたりした・・。

          

こうした私の根底には、昨年の3月は余りにも慌ただしい日々を過ごしてきたので、
今年は、のんびりと過ごせて、倖せを深く実感している。

昨年の3月の今頃は、この後の4月2日より、左眼の悪化で6泊7日の予定で入院して、
手術することとなっていた頃であった。

過ぎし4年半前、私は左眼、そして右眼の白内障の手術を受けて、
それまで酷い近眼であつたが、手術後は0.8前後の視力となり、
高校生より長年にメガネを愛用してきたが、メガネが不要となり、人生観さえ変わったりした。

この清く正しく美しくになっている左眼が、昨年の3月の初めの頃に、
何かしら酷い白内障になったように視力が激変し、
私は困苦しながら最寄りの眼科専門医院に通ったりしてきた。

この眼科専門医院は、私は4年半前に白内障の手術を受けてきた医院で、
この前後を含めて、数10回通院してきたので、医院長をはじめ10数名のスタッフとも、
顔なじみとなり、男の癖におしゃべりな私でも、少し遠慮しながらも談笑したりしている。

このように信愛できる医院長に診察された結果、特殊手術が必要と判断されて、
この医院長より特殊手術ができる『御茶ノ水』にあるI専門病院を紹介されたりした。

              

そして3月下旬に、この『御茶ノ水』にあるI眼科専門病院に行く予定であったが、
8日、この顔なじみとなっている眼科専門医院で診察を受けた結果、
医院長が想定より悪化しているので、同じI眼科専門病院でも『西葛西』にある病院は、
この特殊な手術ができる医師宛てに、紹介状を書いて下さった。

何かしら瞳を支えている眼球の周囲にある緬膜(めんまく)の大半が、
離脱して、視力が不安定で、低下され特殊な手術が必要と教えられたりした。

こうした結果、3月9日、『西葛西』にあるI専門病院に8時に訪ね、
やがて受付で、紹介状を提出したが、何かしら紹介状の宛名の御方は、
副医院長だったが、本日はお休みと知り、
多彩な眼の検査を受診した後、代理の医師より診察を受けたりした。

やがて私は、副医院長の診察を受ける13日の日時を指定して、予約をした後、私は我が家に帰宅した。

この後、11日の日中、『西葛西』にあるI専門病院より、私は電話を頂いたりした。
私が予約している13日を一日早い12日では・・と尋ねてきた。

そして12日、私は家内を伴い、『西葛西』にあるI専門病院を訪ね、
そして眼の多彩な診察を受けた後、紹介状の副医院長に私は診察を受けた。

やはり瞳を支えている眼球の周囲にある緬膜(めんまく)の大半が、
離脱して、視力が不安定で、低下され特殊な手術が必要と教えられ、
硝子体手術を行うこととなり、『眼内レンズ脱臼(だっきゅう)』と記載された。

難しい専門用語なので、下記のホームページをお借り致します。

http://www.nichigan.or.jp/public/disease/momaku_hakuri.jsp
☆日本眼科学会ホームページ:網膜・硝子体の病気☆

そして手術日は早くても4月2日、手術後は一週間入院と教えられ、私たち夫婦は了解した。
この後、手術前の幾つかの精密検査、注意事項を受けたりした。
        

              

こうした結果、私は来たる4月2日より6泊7日の予定で入院して、
手術することとなっている。

そして入院する前の準備に、何かと慌ただし日々を過ごしている・・。

たとえば、入院に伴い『お持ち頂くもの』に於いては、

書類

  • 入院誓約書
  • 室料差額支払い同意書
  • 外来・入院・手術説明同意書(計画書)
  • 問診票
  • 《ご入院される患者さまへの確認事項》用紙

ご持参いただくもの

  • 診察券
  • 使用中のお薬・お薬手帳
  • 健康保険証または後期高齢者医療被保険者証
  • その他医療証(障害の医療証など)
  • 寝衣(パジャマ)・・・有料貸出もしています。※
  • 透明眼帯
  • クリーンコットン

※寝衣(パジャマ)は有料(税込216円/1日)で貸出しております。
原則として2日に1回の交換となります。ご希望の方は入院案内係にお申込みください。
交換しない日も216円の費用がかかります。


このように書類上には、丁重に記載されていた。

そして私は所定の幾つかの書類を記載した後、家内より買い物に誘われたりした。

やがて或る日は、衣料店に私の下着上下7セットを買い求めたり、
タオルを買い求めた日もあり、手軽なお財布も必要だわ、と家内に私は言われ、
紳士雑貨売り場で、廉(やす)い財布を買い求めたりした。

この間の私は、手術を受けて回復するまで、左眼はブレた視界、右眼は正常な0.9、
少しばかり不自由な生活を過ごしている。

              

何より入院して手術ことを待ちわびる私としては、少し長く感じたりした。

もとより私は平素の我が家の買物は、年金生活の当初より、
家内から依頼された品を求めてスーパーなどに殆ど毎日行っている買物メール老ボーイであるが、
買物の責務を果たした後は、いつもだと独りで散策しているのが、この歩く距離が短くなっていた。

何かしら爽やかな春到来の日々、多彩な花は咲き、落葉樹は芽吹き、幼い葉を広げ、
私が最も好きな時節を、覇気が欠けた春の憂いのように、うつろな心情で過ごしたりした。

そして私は困ったよねぇ、と心の中でボヤいたりした。

或いは、家内の要望で、ここ3年は沖縄本島のリゾートホテルに滞在して、
周辺を散策してきた旅路の成功体験があったりしてきた。

そして、この年も5か月前に予約していた沖縄のリゾートホテル滞在旅行を
左眼の悪化で、断腸の思いでキャンセルしたりした。

          

こうした昨年のことを思い浮かべると、のんびりと散策できることは、
天国かしら、と私は微笑んだりしている。

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経済の復興に伴い、国民に具体的な給付案など、無力な高齢者の私は学び、微苦笑をして・・。

2020-03-20 14:48:15 | ささやかな古稀からの思い

過ぎし3月17日、自民党両院議員総会で、安倍晋三首相は
「思い切った強大な経済政策を、前例にとらわれず大胆に練り上げよう」
と私はニュースで知ったりした。

そして政府・与党は、中小企業の減税、公費負担による無利子融資などを検討し、
キャッシュレス決済によるポイント還元の期限延長や固定資産税の減免、消費税の減税を求める案も、
多彩に懸案されたらしい。

もとより新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、激しい経済に落ち込みに対しての特別救済処置で、
それぞれの専門家から提言が公表されている。

          


たとえば経済アナリストり森永卓郎さんの政策として、
「短期的には、一切審査せずに富裕層も含めて1人一律10万円をバラまくのがよい。
労働者や自営業者は住宅ローンも払えない状態だが4人家族で40万円ならば、当座はしのげるだろう」

同時に景気回復策として「できるだけ早期に消費税をゼロにすべきだ」、
と私は新聞記事で学んだりした。

私は無力な年金生活の16年生であるが、森永卓郎さんに関して、
何かと書物で多く教示されている御方であるが、今回は少し反対だ、と微苦笑したりしている。

          


或いは、自民党保守派議員らが作る「日本の尊厳と国益を護る会」が、
3月17日夜、首相官邸に於いて、安倍首相宛の要望書を提出した中の7か条に於いて、
1.消費税を5%へ大幅減税すること(12.5兆円)
2.全国民に1人当たり10万円の期限付き購買券を配布すること(13兆円) 
以下(略)
私はニュース記事で知ったりした。

私は日本の多大な消費実態のあるシニア層3500万人は、
多くの御方は消費税は険悪しているが、たとえ「税率が半分になって消費税5%」でも、
ためらいもあり急速な経済の復興はできないだろう、と感じている。


何よりも政権与党の国家議員、及び財務省の諸兄諸姉は、

消費税を再び10%に復活させる時の難題を思案すれば、消費税の減らすことは、
ないだろう。

提言の2の「10万円の期限付き購買券の全国民への配布」のポイントについては、
「配る対象を限定せず、全国民にする意味と、どこでも使えること。
また、期限付きにしたのは、その場で使う人がほとんどで、おいておく意味がないからだ」、
そして現金給付案については「現金だと、貯蓄に回る」と記載されていた。


          

私は即効性のある経済の復興は、この『期限付き購買券の全国民への配布』だけに焦点をして、
たとえば全国民に1人当たり30万円ぐらいが、効力が発揮できる、
財務の無知な私でも、夢想している。

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森山直太朗さんの『さくら(独唱)』の歌、ささやかな私の思いを馳せ、やがて愛惜を深めて・・。

2020-03-19 15:57:20 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住む75歳の身であるが、
私の実家も近くにあり、この地域に住んで
結婚前後の5年を除き、
70年この地に住んでいる。

昨日、私はテレビのニュースを視聴していたら、
東京都心で桜(ソメイヨシノ)が14日に開花し、満開は来る23日が予測され、
まもなく、お花見が楽しめそうです、と報じていた。

私の住む地域は河津桜、大島桜などの早咲き桜を除けば、
3月25日前後から染井吉野(ソメイヨシノ)の桜が最初に咲き始めると、
その後に山桜(ヤマザクラ)、やがて八重桜(ヤエザクラ)が咲くが、平年の習わしとなっている。

          

本日、いつものように我が家の平素の買物の専任者の私は、
スーパーで家内からの依頼品を買い求め、帰宅した後、
本日はどのコースを散策しょうかしら、と少し思案した後、野川の遊歩道とした。

私の住む所は、住宅街で家並みが密集しているが、
自宅の近くに野川が流れ、この両岸に遊歩道があり、私は何かしら解放感を感じて、
こよなく歩いているコースのひとつであり、本日は下流沿いとした。

このような思いになったのは、満開が23日に予測されていたので、
どのくらい咲いているかしら、と思い桜並木の下を歩いたりした・・。

まもなくオマケで三分咲きだよなぁ・・と心の中で呟(つぶや)いたりした。

          

やがてベンチに座り、コンビニで買い求めたペットボトルの温かい煎茶を飲みながら、
ぼんやりと桜花を眺めていた。

こうした時、昨日の午後のひととき、家内がキッチンでラジオを聴きながら、
食器棚を整理していたが、まもなく居間にいた私は、森山
直太郎さんの『さくら(独唱)』の歌が聴こえたことが、
突然に蘇(よみがえ)って、脳裏から舞い降りてきた・・。

          

私のサラリーマン現役時代は、中小業の多い音楽業界のあるレコード会社に勤めていたが、
1998年(平成10年)に業界のCDを中核とした売上げがピークとなり、その後は業界全体が縮小した。
この前後に、それぞれの会社が再構築がよぎなくされ、リストラなども行われた。

私たちの同世代は、定年退職時が60歳であり、
暗黙として、お互いに定年退職まで、頑張ろうとする意志は大半であり、
もとより若き入社時代から人生設計の主軸として過ごしてきた・・。

こうした中で、私の知人の多くは50代となり、
私が勤めていた会社でも、組織の見直しによる人事配置転換の人事異動、出向、
そして社員を自主退職させる希望退職優遇制度などの烈風となった・・。

このような形で、同じ時代の空気を共にした上司、同僚、後輩などと別離があり、
業界から去った人も数多くあった。

          

私も55歳を迎える年に、1999年(平成11)年の初春、リストラ烈風の中、
各レコード会社の音楽商品のCD、DVDなどの物流を委託している物流会社に、
あえなく出向となったりした。

もとより出向身分は、会社に直接に貢献できる訳もなく、まぎれなく戦力外なので、
私は本社に30年近く勤め放り出され、屈辱と無念さが入り混じ、
私でも失墜感もあり都落ちの無念さを感じたが、
半年後から何とか馴染み、自分の敵は自分だ、と思いながら精務した。

出向先は少し遠方地にある各レコード会社が音楽商品のCD、DVDなどを委託している物流会社で、
この中のひとつの物流センターに異動させられたりした。

そして約2万5千種類の音楽のCD、DVDなどの商品が並ぶ棚の大きな倉庫の中で、
センター長をはじめとする私を含めて正社員の5名の指示に基づいて、
若手の男性の契約社員、アルバイトの10名、
30代と40代の多い女性のパートの120名前後の職場であった。

こうした中、ソフトの販売店に出荷、返品など取り扱う商品センターで、
全国のCD販売店、卸店などからの注文に応じて、即日出荷するのが、業務が大半で、

或いは返品を含めた商品の出入り、保管などの業務管理を行っていた。

そして
私は、主要曲の出荷量を予測したりし、
効率よく迅速に出荷できるような業務も責務のひとつであった。

          

こうした中で、2003年(平成15年)3月の初め発売された森山直太郎さんの『さくら(独唱)』のCDシングルは、
発売日の初回枚数が、わずか1500枚前後であったと記憶している。

この当時、かって勤めていた出向元のあるレコード会社からは、
毎月発売されている新譜と称されるCD、DVD等の音楽商品に関して、
邦楽、洋楽、クラシックなどは、少なくとも100種類はあった。

その上に既に前月までに発売されている旧譜と称されるの商品は、
2万5000種類は超えて、この中の一部にヒット曲もあり、主要曲として出荷量の大半を占めていた。

こうした状況であったので、3月5日に発売された森山直太郎さんの『さくら(独唱)』は、
初回枚数が余りにも少なく、私は注視することがなかった。

やがて桜の花が本州を北上するように、
この曲のCDが次第に上昇し、私は明日は3千枚ぐらいかしら、と予測して、
若手の男性契約社員に、商品を揃えるように依頼したりした。
               
しかし大半が私の当日出荷枚数を超えて、
私はCD5000枚単位のパレットを保管倉庫から出荷しやすい場所に移動させたり、
そして私が予測した以上の曲の数々の商品に於いても、現場を駆けずり廻っていた。

                    

この頃の私は、通勤時にビジネスバックの中に、CDウォークマンを入れて、数々の曲を聴き、
音楽専門雑誌を読みながら、それぞれの曲の出荷を予測の基礎としていたが、
30年近くレコード会社で情報・管理畑で体験した身でも、需要予測は難しいのである。

特に数多い音楽商品の場合は、人々の好みを予測し、この中の一部の方が一枚を購入して下さるので、
まぎれなく生きた心の商品でもある。

結果として、森山直太郎さんの『さくら(独唱)』は、東北の北部に桜の咲く時期まで、活発に動き、
5月の初めの大型連休の頃、ミリオン・セラーと称せられる百万枚となり、その後も出荷を重ねた。

私にとっては、たまたま定年退職の前の年に、この曲が私の予測を遥かに超え、
思いで深い曲のひとつとなった・・。

                    

この当時の頃のCDシングルは、何曲も収録されているのが、流行だった。
このCDシングルも『さくら(独唱)』、『さくら(合唱)』、『さくら(伴奏)』、そして別の曲の『手紙』が入っていた。

私は『さくら』を3回ばかり聴いた後、『さくら(合唱)』が最も好きな曲となった・・。
何よりも女子高等学校の音楽部の方達が合唱に加わり、
より一層、哀切、惜別の情緒が醸(かも)し出されいる、と公言したりした・・。

このように私なりに体験をしたので、本社に勤務を含めた35年間でも、
数多くのヒット曲にめぐり逢えたが、とりわけ森山直太郎さんの『さくら(独唱)』の歌は、
思いで深い曲のひとつとなっている・・。

          
       

やがて出向先の大手企業の傘下の物流会社も大幅なリストラが実施されたり、
私が30年近く勤めてきた出向元のレコード会社でも、幾たびかリストラ烈風となる中、
私の同僚、後輩の一部が定年前の退社の連絡、或いは葉書で挨拶状を頂いたりし、
私は出向先で2004年(平成16年)の秋に、何とか定年退職を迎えることができた。

そして、この当時は大企業も盛んにリストラが実施されている中、
たとえ私が定年後に新たな職場を探しても、これといった突出した技術もない私は、
自身の力量のなさを悟(さと)ったりした・・。

そして何よりも遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまったので、
やむなくサラリーマン生活を卒業し、敗残者のような深情で年金生活を始めた・・。     

そして年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受して、早や丸16年が過ぎている。

                

ここ10幾年、中学生、高校生の間で、卒業式の愛唱歌として、
森山直太朗さんの『さくら(独唱)』の歌が、唄われる、と私は風の噂で聞いたりすると、
作詞も良し、メロディーも、そして唄声も心に残る、と私は確信を深めて、
そうですよねぇ、と心の中で呟(つぶや)きながら、微笑(ほほえ)む時もある。

このようなことを私は思い馳せたり、この森山直太郎さんの『さくら(独唱)』の出荷作業に奮闘していた時から、
早くも17年の歳月が過ぎてしまった、と微苦笑したりして、
そして年金生活をしていると実に早く過ぎ去ってしまう、と思いを重ねたりし、帰路に向った。

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『ハグ』という言葉を知ったのは、遅ればせながら20年前の頃、と微苦笑して・・。

2020-03-18 14:37:20 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市に住む年金生活の75歳の身であり、
過ぎし2004年(平成16年)の秋に定年退職を迎えて頃は、
日本の多くの御方の日常生活の中でも、軽く抱擁する状況を『ハグ』という表現が、
浸透し街中でも流れて、この当時60歳の私は微苦笑をしたりした・・。

古来より日本人は、あまり人前で男女が抱き合ったりしないことが多く、
欧米文化の影響で、
日常の会話でも、使われている。

もとより欧米人をはじめとする世界の多くの御方が、
古き時代から相手の性別にかかわらず行われていた、と私は書物、映画で学んだりしてきた。

          

私が『ハグ』という言葉を知ったのは、遅ればせながら20数年前の頃、
この当時の私は、私も55歳を迎える年に、1999年(平成11)年の初春、リストラ烈風の中、
各レコード会社の音楽商品のCD、DVDなどの物流を委託している物流会社に、
あえなく出向となったりして、少し遠い勤務先で奮闘していた。

こうした中、休日の時は疲れた身体の中で、テレビ放送のみくのNHKの『
BS2』、『WOWOW』で、
映画の作品が放映されていて、たまたま鑑賞したのは
『お日柄もよくご愁傷さま』(1996年)であった。

この作品は、和泉聖治さんが監督、原案で、橋爪 功さんと吉行和子さんが御夫婦役で、
この当時の社会状況も的確に表現される中、冠婚葬祭を中核に展開している、
私は好きな作品のひとつである。

          

『キネマ旬報』データベースのあらすじをお借りすれば、下記の通りである。

《・・初めての仲人を明日に控えた田中和夫(
橋爪 功)は、
一世一代の晴れ舞台に心に残るようなスピーチをしたいと、そのことで頭が一杯だった。

ところが、そんな彼の思いと裏腹に、次女の瞳は恋人の宮本とグアム旅行の計画をこっそり練っており、
身重の長女・玲子は夫・貴行の浮気問題で家出してくるなど、家庭内には問題が多発していた。

さらに結婚式の当日の朝、和夫の父・源三郎が急死する。
旧友のたっての願いで引き受けた仲人を断れない和夫は、父の亡きがらを妹の和枝と娘たちに任せて式に出席する。

あたふたと結婚式を済ませて家に帰ってくると、玲子夫婦はまだ喧嘩を続けており、
瞳は宮本からの電話で夜中に出て行ってしまって、和夫の気持ちはちっとも落ち着かなかった。

しかも、リストラで不利な転職を余儀なくされていることが、妻の佳菜子(
吉行和子)にバレてしまう。

その夜遅く、和夫は死んだ父が、家族に内緒で大雪山への登山を計画していたことを知った。
父の手紙には、母と初めて会った山小屋へもう一度行って、
そこに母の写真を置いてきたいという願いが綴られていた。

和夫は父と母の知られざる過去に感動する。

翌日、告別式の途中で、玲子が予定より早く産気づくなどハプニングはさらに続いたが、
無事に源三郎の遺体は荼毘に付され、玲子も男児を出産して夫婦仲を取り戻し、
瞳も宮本とヨリを戻してグアム旅行に行くことになった。

和夫は、父の果たせなかった夢を代わりにかなえるため、大雪山へ出かけることを決心する。
父と母が出会った山小屋を訪ねた和夫は、そこでふたりが残した落書きを見つけた。
感極まった和夫と佳菜子は長く熱いキスを交わした。・・》

          

このラストシーンで、記憶に寄れば妻の
佳菜子が『ハグ』というセリフを発して、やがて熱く抱擁する・・
このシーンで私は、遅ればせながら『ハグ』という言葉を初めて学んだりした。

しかしながら、私は
『ハグ』という表現とか会話の言葉は情感に乏しく、
風情もある
軽く抱擁する、好みである。

このような思いは、せんなきこと・・とある御方から私は言われたりして、微苦笑したりしている。

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月刊総合雑誌の『文藝春秋』は、大人の知的デパートと思い深めて、早や50年となり・・。

2020-03-17 17:06:41 | ささやかな古稀からの思い

月刊総合雑誌のひとつ『文藝春秋』(4月号)を私が買い求めたのは、
過ぎし3月10日、いつもように家内から依頼された品を求めて最寄のスーパーの帰路、
あるコンビニであった。

そして私はこの日の午後の合間、そして夜のひととき、少し高揚しながら
当日発売の『文藝春秋』(4月号)を読み始めた・・。

          

たとえば、総力特集として、「新型肺炎」中国と日本の大罪

◎相次ぐ政府の失策──日本は賞味期限切れの国家である
     安倍総理よ、「国民を守る」原点に帰れ 櫻井よしこ

<致死率2%でも>「医療崩壊」最悪のシナリオ 岡田晴恵

習近平「恐怖支配」が招いた感染爆発 城山英巳

なぜ中国がいつも「感染源」なのか 喜田 宏

<中国現地ルポ>「経済大崩壊」が日本を襲う 高口康太

          

或いは、
【特別企画】ニッポン教育再生会議

このままでは「三等国」になる 藤原正彦/梶田隆章
   ▼「大学交付金削減」でノーベル賞は生まれなくなる
   ▼四十歳になっても「若手研究者のポストがない」
   ▼小中高でAIに負けない「美的感受性」を育てよ

「%がわからない大学生」の読解力 芳沢光雄

「なぜ?」を問わない歴史教育の愚 出口治明/呉座勇一

「教育格差」が格差社会を加速させる 中室牧子/松岡亮二

ルポ「学校荒廃」──先生がいなくなる日 秋山千佳


そしてこうした分野の寄稿文も、精読したりした。

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私は月刊総合雑誌の『文藝春秋』を購読を始めたのは、確か1970年〈昭和45年〉の4月号からであった。

これ以前、東京オリンピックが開催された大学2年の時に、映画の脚本家になりたくて、中退した後、
アルバイトをしながら映画青年の真似事をした後、契約社員をしながら文学青年の真似事をしたりしたが、
あえなく敗退した・・。

この後、やむなくサラリーマンに転身するため、
あえて苦手な理数系のコンピュータの専門学校に一年通い、困苦することも多かったが、卒業して、
やがて1970年(昭和45年)の春の少し前に、
この当時としては大手の音響・映像のメーカーに、何とか中途入社ができる内定を知ったりした・・。

この当時の私は、映画・文学の世界は少し判っていたが、
漠然としながらも一般社会の常識のことなどが、欠落していた点も判り、
遅ればせながら社会人として恥ずかしく感じ、これ以来、私は購読している。

                                                                

そして『文藝春秋』は、もとより文化をはじめ、社会、経済、政治、外交、軍事の難題、
或いは芸能まで、それぞれの専門分野で活躍されている御方の
多彩な寄稿文などが掲載され、
社会人として多々教示されながら、大人の知的デパート店と思い、購読して早や丸50年となっている。


現役サラリーマン生活をしている間は、数多くのサラリーマンと同様に多忙な生活となり、
特に水上 勉、庄野潤三、城山三郎、松本清張、山口 瞳、向田邦子、宮脇俊三、倉本 聡、浅田次郎の各氏の
小説・随筆、シナリオを読むことが多かった。

そして2004年(平成16年)秋に35年近く勤務し定年退職した後、
単行本、新書本、文庫本の書籍に於いては、
定年後からは特に塩野七生、阿川弘之、佐野眞一、藤原正彦、嵐山光三郎、曽野綾子、三浦朱門、
高峰秀子、松山善三、櫻井よしこ、徳岡孝夫、中西輝政の各氏の作品を中核に購読している・・。

こうした中で、雑誌の月刊総合雑誌としては、『文藝春秋』は50年購読し、
毎月秘かに逢える心の友のひとりとなっている。
そして月刊総合雑誌の『中央公論』、『新潮45』(一昨年、廃刊)は、特集に魅せられた時は、購読したりしている。

                  
                
こうした年金生活の中でも、私は本は、原則として本屋で買い求めたりしている。

しかしながら昨今は、ときおりコンビニで雑誌の月刊誌、週刊誌を購入する時もあるが、
街の本屋の衰退に嘆いているので、せめてと思いながらも、
アマゾン、楽天などネット購入は天敵と思いながら、利用したことない稀(まれ)な人となっている。
           
余談であるが、私は定年後の年金生活15年半が過ぎている中で、何かと読書は好きであるが、
小説を読むことは激減して、随筆、ノンフェクション、近現代史を読むことが圧倒的に多い、
と微苦笑したりしているのが、実情となっている。

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