私は東京郊外の調布市に住む年金生活7年生の66歳の身であるが、
さきほど、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を見ていて、
《 田原総一朗氏、取材テープ提出命令に即時抗告 》
と題された記事を見て、この件に初めて知り、精読した。
無断であるが、記事を転載させて頂く。
《・・
田原総一朗氏、取材テープ提出命令に即時抗告
北朝鮮による拉致被害者の有本恵子さん(失踪(しっそう)当時23歳)の両親が、
ジャーナリストの田原総一朗氏(76)にテレビ番組で
「外務省も生きていないことはわかっている」
と発言され、
精神的苦痛を受けたとして慰謝料を求めた訴訟で、
田原氏は26日、外務省幹部への取材テープの提出を命じた神戸地裁の決定を不服とし、
大阪高裁に即時抗告した。
田原氏は
「取材源の秘匿を前提に口外しないことを約束したやり取りが録音されており、守秘義務を負っている。
開示されれば、取材の自由に危機的な影響を与える」
と主張している。
(2010年10月26日18時56分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
私は前提条件として、北朝鮮の独裁政権の下で、
余りにも卑劣な拉致は、許すことのできない国際犯罪である、と怒りを感じているひとりである。
拉致されるご家族はもとより関係者の方たちの心の痛みは、
長年の苦痛は言葉に表現できないほど、
痛切な時をお過ごしと、無力な私でも思い感じている・・。
そして、何よりも『どのようなことがあっても・・生きていて欲しい』
とたえず希望的な真情をお持ち、と私は理解している。
しかし、冷酷きわまる非人道の北朝鮮の劣悪な独裁政権の中、
長年に拉致された方は、真実はどのようになっているのか、
少なくとも日本に住んでいる私たちは解からない・・。
こうした問題を含めて、あらゆる内外の諸問題を問いただし、
少しでも解明し、解決に導きだせたら、と念願して、
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのメディアが存在できる理由のひとつとなっている。
そしてこの中の一部として、ジャーナリスト、ノンフィクション・ライターなどの場合、
実名で新聞、雑誌、単行本などで公表、或いはテレビ、ラジオに出演され発言することは、
まぎれなく命を張ったことなのである。
なぜならば当人にとっては、誤報はまさに今後、信用されず、
信頼できないことは、大手のメディアの方たちと違い、今後の生活が出来なくなるということである。
もとよりテレビ番組の安易な娯楽番組などのコメントをされる方たち、
そして、昨今の政治家の一部の諸兄諸姉のあやふやで、その場限りの発言、
或いは根拠のないいい加減な発言とは、まさに歴然と境界線がある。
ジャーナリスト、ノンフィクション・ライターは、
問題の真実を求めて、あらゆる取材を駆逐して行動し、公表する。
取材中、取材される方の多くは、問題が難題になればなるほど、波及効果が大きければ多いほど、
当人は明らかにしない前提で発言されることが圧倒的に多いのである。
今回の問題は、まさに田原総一朗氏の発言通り、
「取材源の秘匿を前提に口外しないことを約束したやり取りが録音されており、守秘義務を負っている。
開示されれば、取材の自由に危機的な影響を与える」
そして、何よりも重要なことは、いい加減な発言、真実でないフィクションをした場合は、
たとえ高名な田原総一朗氏であっても、明日ないのである。
どうかこうしたことを拉致されたご家族、関係者の多くの方たちに、
ご理解をお願いしたい、というのが、今回ニュースを読み終えた後の私の思いである。
尚、私は田原総一朗氏とは面識もなく、一切関係ない身であり、
40年前の頃、20代の前半でノンフィクション・ライターの下働きをした体験から、
発露したものである。
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と題された記事を見て、この件に初めて知り、精読した。
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田原総一朗氏、取材テープ提出命令に即時抗告
北朝鮮による拉致被害者の有本恵子さん(失踪(しっそう)当時23歳)の両親が、
ジャーナリストの田原総一朗氏(76)にテレビ番組で
「外務省も生きていないことはわかっている」
と発言され、
精神的苦痛を受けたとして慰謝料を求めた訴訟で、
田原氏は26日、外務省幹部への取材テープの提出を命じた神戸地裁の決定を不服とし、
大阪高裁に即時抗告した。
田原氏は
「取材源の秘匿を前提に口外しないことを約束したやり取りが録音されており、守秘義務を負っている。
開示されれば、取材の自由に危機的な影響を与える」
と主張している。
(2010年10月26日18時56分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
私は前提条件として、北朝鮮の独裁政権の下で、
余りにも卑劣な拉致は、許すことのできない国際犯罪である、と怒りを感じているひとりである。
拉致されるご家族はもとより関係者の方たちの心の痛みは、
長年の苦痛は言葉に表現できないほど、
痛切な時をお過ごしと、無力な私でも思い感じている・・。
そして、何よりも『どのようなことがあっても・・生きていて欲しい』
とたえず希望的な真情をお持ち、と私は理解している。
しかし、冷酷きわまる非人道の北朝鮮の劣悪な独裁政権の中、
長年に拉致された方は、真実はどのようになっているのか、
少なくとも日本に住んでいる私たちは解からない・・。
こうした問題を含めて、あらゆる内外の諸問題を問いただし、
少しでも解明し、解決に導きだせたら、と念願して、
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのメディアが存在できる理由のひとつとなっている。
そしてこの中の一部として、ジャーナリスト、ノンフィクション・ライターなどの場合、
実名で新聞、雑誌、単行本などで公表、或いはテレビ、ラジオに出演され発言することは、
まぎれなく命を張ったことなのである。
なぜならば当人にとっては、誤報はまさに今後、信用されず、
信頼できないことは、大手のメディアの方たちと違い、今後の生活が出来なくなるということである。
もとよりテレビ番組の安易な娯楽番組などのコメントをされる方たち、
そして、昨今の政治家の一部の諸兄諸姉のあやふやで、その場限りの発言、
或いは根拠のないいい加減な発言とは、まさに歴然と境界線がある。
ジャーナリスト、ノンフィクション・ライターは、
問題の真実を求めて、あらゆる取材を駆逐して行動し、公表する。
取材中、取材される方の多くは、問題が難題になればなるほど、波及効果が大きければ多いほど、
当人は明らかにしない前提で発言されることが圧倒的に多いのである。
今回の問題は、まさに田原総一朗氏の発言通り、
「取材源の秘匿を前提に口外しないことを約束したやり取りが録音されており、守秘義務を負っている。
開示されれば、取材の自由に危機的な影響を与える」
そして、何よりも重要なことは、いい加減な発言、真実でないフィクションをした場合は、
たとえ高名な田原総一朗氏であっても、明日ないのである。
どうかこうしたことを拉致されたご家族、関係者の多くの方たちに、
ご理解をお願いしたい、というのが、今回ニュースを読み終えた後の私の思いである。
尚、私は田原総一朗氏とは面識もなく、一切関係ない身であり、
40年前の頃、20代の前半でノンフィクション・ライターの下働きをした体験から、
発露したものである。
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