私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
今朝、いつものように読売新聞の朝刊を読んだりした。
予期されたように、今回のノーベル平和賞に於いて、中国で服役中の劉暁波氏に、
関しての記事が数多く、掲載されていた。
無力な私でも、今回のニュースを深く受け止めて、
一昨夜、、【『ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に』、私が待ち焦(こ)がれていた朗報・・。】、
そして深夜、【『ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に』、各国の反応に私は微苦笑し・・。】
今朝も『ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に』、私なりに思い馳せたり・・。】
と題して、投稿を重ねてきた。
そして、日中も読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】、
時事通信社の基幹ネットの【時事ドットコム】などを見たりしてきたのであるが、
中国は一党独裁の国家の維持するには、怜悧でしたたかな事態のふるまいをするのか、
と政治、外交、軍事、経済も疎(うと)い私は驚いた・・。
そして、かってのソ連、東ヨーロッパ諸国、そして現在の北朝鮮の独裁国家も、
このような実態かしら、と思いを重ねたりしている。
日本も敗戦前の一時期もあったり、今後どのように日本は変貌するか判らないが、
万一、強固な独裁国家になった場合、今回の中国のふるまいを学ぶこそ、
私を含めて多々教訓になると確信し、数多い記事を転載させて頂く。
◎情報規制の関連
《・・
ネット閲覧統制、外国テレビ中断も…劉氏平和賞
【北京=関泰晴】
中国で服役中の民主活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏(54)のノーベル平和賞受賞について、
中国各紙は9日、国営新華社通信の配信記事を引用し、
「劉暁波は中国の法律を犯して、懲役刑を言い渡された罪人だ」
と反発する外務省報道局長の談話を報じた。
いずれの記事も目立たないように地味な扱いだった。
劉氏の受賞を黙殺し、厳格な情報統制を敷く共産党政権の意向を反映している。
中国内では9日、インターネットの大手サイトで「劉暁波」を検索しても、
結果が表示されなくなった。
掲示板でも劉氏の受賞に関する意見は閲覧できず、情報統制が強化されている。
携帯電話では、劉氏の名前が文中に含まれるショートメールが送信できなくなった。
NHKなどの外国テレビ放送の平和賞関連ニュースも放映中断が続いた。
黙殺姿勢の中国各紙の中で、
共産党機関紙「人民日報」発行の国際問題専門紙「環球時報」は9日の社説で、
「ノーベル平和賞は、西側の利益のための政治的な道具に成り下がった」と非難。
「この賞を評定し、操る人は、中国社会が政治的な相違が原因で終わりのない紛争に陥り、
ソ連式の分裂に向かうことを願っている」
と警戒感を示した。
(2010年10月9日13時39分 読売新聞)
・・。》
《・・
「劉暁波、だれ?」平和賞知らされぬ中国
【北京=佐伯聡士、上海=加藤隆則】
中国の民主活動家・劉暁波(りゅうぎょうは)氏へのノーベル平和賞授賞について、
北京や上海などでは、9日、「受賞も、劉暁波という人も知らない」との反応が目立った。
報道や言論が厳しく制限される中、
多くの人々は「民主化」を語るでもなく、冷めた目で受賞を受け止めている。
上海中心部のショッピング街で、休職中という陳●さん(20)は
「日本人とアメリカ人がノーベル化学賞を取ったのは知ってるけど、
どうして中国は自分の国のことを報道しないのか。
そんな道理はないでしょう」
と首をかしげていた。(●は女ヘンに亭)
外資系企業勤務の王蓮珍さん(37)は、
「こういう政治的な話には全く関心ない」
とそっけなく答えた。
「劉暁波って誰だ」
北京の不動産会社幹部(34)は、こう言った。
アニメ制作会社社員(28)は
「名前は聞いたことがある」。
広東省のOL(41)は、
「いいことなんじゃないの。とりあえずノーベル賞をもらったんだから」
と関心なさげに語った。
(2010年10月9日19時26分 読売新聞)
・・》
《・・
刑務所前は厳重警戒=劉氏の妻、面会へ-中国遼寧省
【錦州(中国遼寧省)時事】
中国の民主活動家、劉暁波氏(54)のノーベル平和賞受賞決定から一夜明けた9日、
劉氏が服役中の遼寧省錦州の刑務所前では、私服警察官が目を光らせ、厳重な警戒態勢が敷かれていた。
劉氏の平和賞決定を受け、刑務所前には報道陣が集まった。
しかし、付近には警察車両が多数停車し、高い塀には「撮影禁止」の張り紙。
記者がカメラを手にした途端、当局者が取り囲み、撮影を徹底的に阻止した上で、即刻退去を命じた。
劉氏の妻の劉霞さん(49)の親友によると、
劉霞さんは8日夜に錦州に向け出発し、9日午前に同地入りした。
ただ、「連絡が取れず、劉氏と面会できたか確認できない」という。
当局の監視下にあるとみられる。
時事通信(2010/10/09-18:00)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010100900286
・・》
《・・
ノーベル平和賞の妻、当局監視下に=刑務所前は厳重警戒-中国遼寧省
【錦州(中国遼寧省)時事】
ノーベル平和賞受賞が決まった中国の民主活動家、劉暁波氏(54)の妻、劉霞さん(49)が9日から、
外部と連絡が取れなくなっている。
携帯電話はサービス停止状態。
劉氏への平和賞授与に反発する中国当局が、
外国メディアなどと接触させぬよう劉霞さんを監視下に置いているとみられる。
劉霞さんの親友によると、
劉霞さんは服役中の夫に面会するため8日夜、刑務所がある遼寧省錦州に向け北京を出発。
9日午前に同地入りしたが、
「連絡が取れず、面会して平和賞受賞の喜びを分かち合うことができたか確認できない」
という。
錦州の刑務所前には、劉氏夫妻の面会を取材しようと報道陣が集まったが、
周辺には警察車両が多数停車し、私服警官が目を光らせていた。
高い塀には「撮影禁止」の張り紙。
刑務所にカメラを向ければすぐに警官に取り囲まれ、
即刻退去を命じられるという厳重な警戒態勢が敷かれていた。
周辺住民も「市内でこんなに多くの警察車両が行き交ったことはない」
と困惑していた。
劉霞さんは10日にも劉氏と面会する予定だが、親友は
「刑務所の中で会うか、別の場所が設定されるか分からない」
と明かした。
中国人権民主化運動情報センター(本部香港)によれば、
当局は劉霞さんに面会場所を誰にも教えないよう要求している。
同センターは、劉霞さんはノルウェーで12月に開かれる平和賞授賞式に劉氏に代わって出席することを願っているが、
当局に許可されないのではないかと懸念を示している。
時事通信(2010/10/09-23:26)
・・》
《・・
劉氏祝賀会に中止命令…中国、活動家ら監視強化
【北京=関泰晴、香港=槙野健】
中国共産党政権は、服役中の民主活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏へのノーベル平和賞授賞が決まった8日夜から、
民主化を求める全国各地の活動家、知識人らに対する行動制限、監視を一斉に強めた。
複数の関係者が9日明らかにした。
民主化運動再燃防止を狙った締め付け強化であり、
劉氏らが起草した民主化要求文書「08憲章」への署名者が重点警戒対象だという。
劉氏夫妻と交流がある北京の男性は9日、
「公安当局の監視要員が明らかに増えた」と述べた。
この男性は8日夜、北京の劉氏の自宅前に駆けつけた後、
仲間ら20人前後とレストランに集まり、祝賀会を始めた。
しかし、公安当局が踏み込み、中止を命令。
抗議した数人がすぐに連行された。
(2010年10月9日23時32分 読売新聞)
・・》
◎国際主要国の中での中国
《・・
釈放要求に徹底対抗へ=劉氏の平和賞、欧米が圧力―中国
時事通信 10月9日(土)6時30分配信
【北京時事】
中国の獄中にいる民主活動家、劉暁波氏(54)へのノーベル平和賞授与決定を受け、
オバマ米大統領をはじめ、フランスやドイツなどが劉氏の早期釈放を相次いで求めた。
民主化・人権問題で対中包囲網を形成しようとする欧米諸国に対し、
中国は「内政干渉」と取り合わぬ姿勢を示し、徹底的に対抗する構えだ。
中国が世界第2位の経済大国となり、発言力を強める今、
国際社会では「中国はごう慢、強硬だ」といった批判が充満。
尖閣諸島沖での漁船衝突事件や南シナ海の領有権問題など、
腕ずくで海洋権益拡大を進める中国と周辺国との摩擦も先鋭化している。
このため中国には、
「(平和賞発表は)中国外交上、最悪のタイミング。
西側には格好の攻撃材料となった」(政府関係者)との思いが強い。
さらに、胡錦濤国家主席の後継内定が焦点となる共産党の第17期中央委員会第5回総会(5中総会)が15日に開幕。
「党内の権力闘争に微妙な影響を与える」
とみる者もいる。
中国は、民主化と人権改善を求める声が一気に強まれば、
「共産党体制の安定を揺るがしかねない」(中国筋)と懸念。
劉氏の平和賞決定を歓迎する米国などの動きを断固けん制する方針だ。
時事通信 10月9日(土)6時30分配信
・・》
◎今後の中国の欧州への経済動向
《・・
胡政権、巨大市場カードで人権圧力封じる構え
【北京=佐伯聡士】
劉暁波氏のノーベル平和賞受賞を受けて、中国の胡錦濤政権は、人権改善圧力を強める欧米との対決姿勢も辞さない構えだ。
年内にも国内総生産(GDP)で世界第2位になる経済力を背景に、
巨大市場カードで「中国異質論」を抑え込めるとの読みがある。
昨年12月の国連気候変動枠組み条約・第15回締約国会議(COP15)では、
中国は非妥協の姿勢を貫き、温暖化問題で過度の削減義務を負うことを回避した。
このため、欧州諸国を中心に、
「中国傲慢(ごうまん)論」や「中国異質論」が一気に広がった。
だが、その後は、急速に対中依存を強める欧州経済を背景に、巨大市場カードを掲げて、
欧州連合(EU)との経済関係の緊密化を図ってきた。
その結果、表面的には「傲慢論」はすっかり鳴りを潜め、
胡政権は「市場カードで欧州の批判を抑え込めるとの自信を深めたようだ」(外交筋)という。
劉氏の平和賞受賞を機に、欧州諸国が人権状況の改善を迫ろうとも、
胡政権は「内政干渉」として退け、強硬姿勢を貫くとみられる。
中国市場に傾斜を強める独仏などを個別に引き寄せ、対中包囲網が広がらないよう分断を図る作戦だ。
米中関係は台湾への武器売却問題などを受けて悪化していたが、現在は修復過程にある。
中国筋によると、胡政権は、米議会中間選挙を前に、
米国の人権圧力が一時的に強まることがあっても、市場カードで押し切れると踏んでいる。
(2010年10月9日10時00分 読売新聞)
・・》
◎そして日本は、野党である自民幹事長が街頭演説で
《・・
中国に人権尊重求めよ=自民幹事長
自民党の石原伸晃幹事長は9日午後、札幌市内で街頭演説し、
中国の民主活動家、劉暁波氏へのノーベル平和賞授賞に関連し、
「相手が嫌なことでも、人類普遍の価値である人権、言論の自由を求められる関係が、
(日中の)戦略的互恵関係だ」
と述べ、中国に人権を尊重するよう日本側が求めるべきだとの考えを示した。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突時のビデオ映像に関しては、
「わたしたちは中国の隣人だ。
中国国民に知らしめる責任も、隣人としてある」
と公開の必要性を強調した。
時事通信 (2010/10/09-16:52)
・・。》
このようなことを読みながら、多々教示を受けたりした。
にほんブログ村
今朝、いつものように読売新聞の朝刊を読んだりした。
予期されたように、今回のノーベル平和賞に於いて、中国で服役中の劉暁波氏に、
関しての記事が数多く、掲載されていた。
無力な私でも、今回のニュースを深く受け止めて、
一昨夜、、【『ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に』、私が待ち焦(こ)がれていた朗報・・。】、
そして深夜、【『ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に』、各国の反応に私は微苦笑し・・。】
今朝も『ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏に』、私なりに思い馳せたり・・。】
と題して、投稿を重ねてきた。
そして、日中も読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】、
時事通信社の基幹ネットの【時事ドットコム】などを見たりしてきたのであるが、
中国は一党独裁の国家の維持するには、怜悧でしたたかな事態のふるまいをするのか、
と政治、外交、軍事、経済も疎(うと)い私は驚いた・・。
そして、かってのソ連、東ヨーロッパ諸国、そして現在の北朝鮮の独裁国家も、
このような実態かしら、と思いを重ねたりしている。
日本も敗戦前の一時期もあったり、今後どのように日本は変貌するか判らないが、
万一、強固な独裁国家になった場合、今回の中国のふるまいを学ぶこそ、
私を含めて多々教訓になると確信し、数多い記事を転載させて頂く。
◎情報規制の関連
《・・
ネット閲覧統制、外国テレビ中断も…劉氏平和賞
【北京=関泰晴】
中国で服役中の民主活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏(54)のノーベル平和賞受賞について、
中国各紙は9日、国営新華社通信の配信記事を引用し、
「劉暁波は中国の法律を犯して、懲役刑を言い渡された罪人だ」
と反発する外務省報道局長の談話を報じた。
いずれの記事も目立たないように地味な扱いだった。
劉氏の受賞を黙殺し、厳格な情報統制を敷く共産党政権の意向を反映している。
中国内では9日、インターネットの大手サイトで「劉暁波」を検索しても、
結果が表示されなくなった。
掲示板でも劉氏の受賞に関する意見は閲覧できず、情報統制が強化されている。
携帯電話では、劉氏の名前が文中に含まれるショートメールが送信できなくなった。
NHKなどの外国テレビ放送の平和賞関連ニュースも放映中断が続いた。
黙殺姿勢の中国各紙の中で、
共産党機関紙「人民日報」発行の国際問題専門紙「環球時報」は9日の社説で、
「ノーベル平和賞は、西側の利益のための政治的な道具に成り下がった」と非難。
「この賞を評定し、操る人は、中国社会が政治的な相違が原因で終わりのない紛争に陥り、
ソ連式の分裂に向かうことを願っている」
と警戒感を示した。
(2010年10月9日13時39分 読売新聞)
・・。》
《・・
「劉暁波、だれ?」平和賞知らされぬ中国
【北京=佐伯聡士、上海=加藤隆則】
中国の民主活動家・劉暁波(りゅうぎょうは)氏へのノーベル平和賞授賞について、
北京や上海などでは、9日、「受賞も、劉暁波という人も知らない」との反応が目立った。
報道や言論が厳しく制限される中、
多くの人々は「民主化」を語るでもなく、冷めた目で受賞を受け止めている。
上海中心部のショッピング街で、休職中という陳●さん(20)は
「日本人とアメリカ人がノーベル化学賞を取ったのは知ってるけど、
どうして中国は自分の国のことを報道しないのか。
そんな道理はないでしょう」
と首をかしげていた。(●は女ヘンに亭)
外資系企業勤務の王蓮珍さん(37)は、
「こういう政治的な話には全く関心ない」
とそっけなく答えた。
「劉暁波って誰だ」
北京の不動産会社幹部(34)は、こう言った。
アニメ制作会社社員(28)は
「名前は聞いたことがある」。
広東省のOL(41)は、
「いいことなんじゃないの。とりあえずノーベル賞をもらったんだから」
と関心なさげに語った。
(2010年10月9日19時26分 読売新聞)
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刑務所前は厳重警戒=劉氏の妻、面会へ-中国遼寧省
【錦州(中国遼寧省)時事】
中国の民主活動家、劉暁波氏(54)のノーベル平和賞受賞決定から一夜明けた9日、
劉氏が服役中の遼寧省錦州の刑務所前では、私服警察官が目を光らせ、厳重な警戒態勢が敷かれていた。
劉氏の平和賞決定を受け、刑務所前には報道陣が集まった。
しかし、付近には警察車両が多数停車し、高い塀には「撮影禁止」の張り紙。
記者がカメラを手にした途端、当局者が取り囲み、撮影を徹底的に阻止した上で、即刻退去を命じた。
劉氏の妻の劉霞さん(49)の親友によると、
劉霞さんは8日夜に錦州に向け出発し、9日午前に同地入りした。
ただ、「連絡が取れず、劉氏と面会できたか確認できない」という。
当局の監視下にあるとみられる。
時事通信(2010/10/09-18:00)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010100900286
・・》
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ノーベル平和賞の妻、当局監視下に=刑務所前は厳重警戒-中国遼寧省
【錦州(中国遼寧省)時事】
ノーベル平和賞受賞が決まった中国の民主活動家、劉暁波氏(54)の妻、劉霞さん(49)が9日から、
外部と連絡が取れなくなっている。
携帯電話はサービス停止状態。
劉氏への平和賞授与に反発する中国当局が、
外国メディアなどと接触させぬよう劉霞さんを監視下に置いているとみられる。
劉霞さんの親友によると、
劉霞さんは服役中の夫に面会するため8日夜、刑務所がある遼寧省錦州に向け北京を出発。
9日午前に同地入りしたが、
「連絡が取れず、面会して平和賞受賞の喜びを分かち合うことができたか確認できない」
という。
錦州の刑務所前には、劉氏夫妻の面会を取材しようと報道陣が集まったが、
周辺には警察車両が多数停車し、私服警官が目を光らせていた。
高い塀には「撮影禁止」の張り紙。
刑務所にカメラを向ければすぐに警官に取り囲まれ、
即刻退去を命じられるという厳重な警戒態勢が敷かれていた。
周辺住民も「市内でこんなに多くの警察車両が行き交ったことはない」
と困惑していた。
劉霞さんは10日にも劉氏と面会する予定だが、親友は
「刑務所の中で会うか、別の場所が設定されるか分からない」
と明かした。
中国人権民主化運動情報センター(本部香港)によれば、
当局は劉霞さんに面会場所を誰にも教えないよう要求している。
同センターは、劉霞さんはノルウェーで12月に開かれる平和賞授賞式に劉氏に代わって出席することを願っているが、
当局に許可されないのではないかと懸念を示している。
時事通信(2010/10/09-23:26)
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劉氏祝賀会に中止命令…中国、活動家ら監視強化
【北京=関泰晴、香港=槙野健】
中国共産党政権は、服役中の民主活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏へのノーベル平和賞授賞が決まった8日夜から、
民主化を求める全国各地の活動家、知識人らに対する行動制限、監視を一斉に強めた。
複数の関係者が9日明らかにした。
民主化運動再燃防止を狙った締め付け強化であり、
劉氏らが起草した民主化要求文書「08憲章」への署名者が重点警戒対象だという。
劉氏夫妻と交流がある北京の男性は9日、
「公安当局の監視要員が明らかに増えた」と述べた。
この男性は8日夜、北京の劉氏の自宅前に駆けつけた後、
仲間ら20人前後とレストランに集まり、祝賀会を始めた。
しかし、公安当局が踏み込み、中止を命令。
抗議した数人がすぐに連行された。
(2010年10月9日23時32分 読売新聞)
・・》
◎国際主要国の中での中国
《・・
釈放要求に徹底対抗へ=劉氏の平和賞、欧米が圧力―中国
時事通信 10月9日(土)6時30分配信
【北京時事】
中国の獄中にいる民主活動家、劉暁波氏(54)へのノーベル平和賞授与決定を受け、
オバマ米大統領をはじめ、フランスやドイツなどが劉氏の早期釈放を相次いで求めた。
民主化・人権問題で対中包囲網を形成しようとする欧米諸国に対し、
中国は「内政干渉」と取り合わぬ姿勢を示し、徹底的に対抗する構えだ。
中国が世界第2位の経済大国となり、発言力を強める今、
国際社会では「中国はごう慢、強硬だ」といった批判が充満。
尖閣諸島沖での漁船衝突事件や南シナ海の領有権問題など、
腕ずくで海洋権益拡大を進める中国と周辺国との摩擦も先鋭化している。
このため中国には、
「(平和賞発表は)中国外交上、最悪のタイミング。
西側には格好の攻撃材料となった」(政府関係者)との思いが強い。
さらに、胡錦濤国家主席の後継内定が焦点となる共産党の第17期中央委員会第5回総会(5中総会)が15日に開幕。
「党内の権力闘争に微妙な影響を与える」
とみる者もいる。
中国は、民主化と人権改善を求める声が一気に強まれば、
「共産党体制の安定を揺るがしかねない」(中国筋)と懸念。
劉氏の平和賞決定を歓迎する米国などの動きを断固けん制する方針だ。
時事通信 10月9日(土)6時30分配信
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◎今後の中国の欧州への経済動向
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胡政権、巨大市場カードで人権圧力封じる構え
【北京=佐伯聡士】
劉暁波氏のノーベル平和賞受賞を受けて、中国の胡錦濤政権は、人権改善圧力を強める欧米との対決姿勢も辞さない構えだ。
年内にも国内総生産(GDP)で世界第2位になる経済力を背景に、
巨大市場カードで「中国異質論」を抑え込めるとの読みがある。
昨年12月の国連気候変動枠組み条約・第15回締約国会議(COP15)では、
中国は非妥協の姿勢を貫き、温暖化問題で過度の削減義務を負うことを回避した。
このため、欧州諸国を中心に、
「中国傲慢(ごうまん)論」や「中国異質論」が一気に広がった。
だが、その後は、急速に対中依存を強める欧州経済を背景に、巨大市場カードを掲げて、
欧州連合(EU)との経済関係の緊密化を図ってきた。
その結果、表面的には「傲慢論」はすっかり鳴りを潜め、
胡政権は「市場カードで欧州の批判を抑え込めるとの自信を深めたようだ」(外交筋)という。
劉氏の平和賞受賞を機に、欧州諸国が人権状況の改善を迫ろうとも、
胡政権は「内政干渉」として退け、強硬姿勢を貫くとみられる。
中国市場に傾斜を強める独仏などを個別に引き寄せ、対中包囲網が広がらないよう分断を図る作戦だ。
米中関係は台湾への武器売却問題などを受けて悪化していたが、現在は修復過程にある。
中国筋によると、胡政権は、米議会中間選挙を前に、
米国の人権圧力が一時的に強まることがあっても、市場カードで押し切れると踏んでいる。
(2010年10月9日10時00分 読売新聞)
・・》
◎そして日本は、野党である自民幹事長が街頭演説で
《・・
中国に人権尊重求めよ=自民幹事長
自民党の石原伸晃幹事長は9日午後、札幌市内で街頭演説し、
中国の民主活動家、劉暁波氏へのノーベル平和賞授賞に関連し、
「相手が嫌なことでも、人類普遍の価値である人権、言論の自由を求められる関係が、
(日中の)戦略的互恵関係だ」
と述べ、中国に人権を尊重するよう日本側が求めるべきだとの考えを示した。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突時のビデオ映像に関しては、
「わたしたちは中国の隣人だ。
中国国民に知らしめる責任も、隣人としてある」
と公開の必要性を強調した。
時事通信 (2010/10/09-16:52)
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このようなことを読みながら、多々教示を受けたりした。
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