私は東京の調布市に住む年金生活の73歳の身であるが、
私の午前中の殆どは、平素の我が家の買物専任者となり、家内から依頼された品を求めて、
私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店に行ったりしている買物メール老ボーイとなっている。
或いは最寄駅まで15分前後を歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたり、
ときには本屋に寄ったりして、数冊を買い求めたりしている。
やがて買物メール老ボーイの責務を終えた後、帰宅後も私は独りで外出して、
自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。
こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。
やがて、午後の大半は、私は随筆、ノンフィクション、近現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。
こうした中、私はスマホも使えず時代遅れの身であり、
せめて置き型のパソコンで、日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、パソコンの故障とか旅行に行っていない限り、
ブログの投稿文を重ねて、早や14年生となっている。
或いは何かと好奇心が強く、パソコンで政治、経済、文化などの専門家に寄る寄稿文を読んだりしている。
こうした日常生活を過ごすことの多い私は、
たまたま、ときおり愛読しているネットの【ダイヤモンド・オンライン】を見ていたら、
【 寝る前スマホ厳禁! 目の老化は認知障害に繋がる 】と見出しを見た・・。
私はスマホは使えず所有していないが、パソコンは4時間ぐらい利用しているので、
もとより認知症になったら困苦するので、どのようなことですか・・と思いながら記事を読み始めて、
動顛させられたりして、精読してしまった。
この記事は、【ダイヤモンド・オンライン】に於いて、
『医師が教える! 男性のための心と体のアンチェイジング』の連載記事があり、
今回の記事は北青山Dクリニック院長の阿保義久さんの寄稿文であり、
2017年1月25日に配信され、無断ながら転載させて頂く。
《・・寝る前スマホ厳禁! 目の老化は認知障害に繋がる
☆PC、スマホ・・目が酷使される現代
五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)を通じて入手した外界の情報を脳が処理・分析することで、
私たちは思い通りの生活を営んでいます。
五感の中でも、脳が処理する情報の80%は、視覚から入手されています。
私たちは、常に、ものを触ったり、臭いをかいだり、人の話に耳を傾けたりしているわけではありませんので、
睡眠中などの目をつぶっている時以外は、絶えず目から情報を得ているのです。
意外なことに、身体の中で最も活動的に動いている筋肉は、腕や脚の筋肉ではなく、目の筋肉でもあります。
目には動いている部位が200万個以上もあり、毎時間3万6000種類もの情報を処理する能力があります。
そして無意識のうちに、目は動き続けています(睡眠中でも動いています)。
目は心身の健康状態を映し出す鏡でもあります。
過労や寝不足の時は、目を見ればそのコンディションの悪さがわかりますし、
下まぶたの裏側や白目の部分の色が変化している場合は、貧血や内臓に病気があることが示唆されます。
眼を調べれば、糖尿病、高血圧、動脈硬化などの兆候や進行度について捉えることができるのです。
このように休むことなく機能し、心身の影響を受けやすい目が、
現代社会では極端に酷使されるようになってきました。
パソコンやスマートフォンの急速な普及がその理由の一つです。
カラーテレビやテレビゲームなどによる影響とは比べ物にならないほど、
スマホの長時間使用による眼精疲労、ドライアイ、そしてブルーライトによるダメージは甚大です。
それにより目のエイジングは今後、これまで誰も経験したことがないほど、急速に進むことが危惧されています。
☆目の老化は脳の老化を引き起こす
脳に伝わる感覚の8割が、目から入ってくるわけですから、
目が衰えて視覚情報が減ると、脳への刺激も弱くなって、老化が進むことは想像に難くないことです。
目の老化により視力が低下し視野が狭くなると、視覚情報の低下により、脳が興奮しにくくなります。
すなわち、刺激に対する脳の反応が弱まるため、意欲や活動性が低下します。
この時、記憶のために必要な情報も得られなくなると、認知機能の低下も進みます。
実際に脳が刺激を受けて興奮しなくなると、認知障害が悪化することは、しばしば報告されています。
視覚から得られる様々な情報や刺激が、日常生活における積極性や新しい創造の原動力になるのですから、
目の機能を保つことは脳のアンチエイジングにとって、極めて大切だということになります。
☆目の機能低下が起きる5つのポイント
目の老化には「涙の分泌量や質の低下」、「血管の硬化」、「毛様体筋の衰え」、「水晶体の変化」、
「網膜の劣化」といった5つのポイントがあります。
それぞれの症状と原因を紹介します。
(1)「涙の分泌量や質の低下」がドライアイを招く
涙には目の表面を潤して保護するだけではなく、目の表面を構成している角膜や結膜に、
栄養を供給する大切な働きがあります。
涙の分泌量や質の低下が加齢によって引き起こされると、いわゆるドライアイとなって、
目の乾き、異物感、痛み、疲れなど、目の不快な症状を招きます。
不快な症状に悩まされないためには、まばたきをすることが極めて大切です。
まばたきにより涙分泌が刺激されるばかりか、角膜や結膜の表面に涙がしみわたって
栄養や酸素が十分送り届けられるからです。
通常は、1分間に20回程度、すなわち3秒に1回はまばたきが必要なのですが、
加齢でなくともスマホやパソコン画面を凝視していると、まばたきの回数が極端に減ってしまい、
ドライアイが進みます。
ドライアイを悪化させる他の要因は、コンタクトレンズの長時間装用、睡眠不足、
ストレス、エアコンの長時間使用による乾燥などが挙げられます。
(2)「血管の硬化」による動脈硬化が目の機能を低下させる
(3)長時間スマホ・老眼による「毛様体筋の衰え」
3つ目はピントを調節する毛様体筋の衰えです。
老化と共に筋力が衰えて、ピント調節ができなくなることが老眼の一因です。
画面を見る時に、近い距離で長い時間凝視し続ける、と毛様体筋の疲労が進みます。
やはりスマホの普及により、何時間も近くを凝視する人が増えてきたため、
毛様体筋の筋力や柔軟性の低下が発生しやすくなります。
(4)加齢による「水晶体の変化」
4つ目は水晶体の変化です。ものを見る際、毛様体筋の収縮弛緩により
水晶体が薄くなったり厚くなったりすることで焦点が調節されています。
老化によって水晶体の弾力性が失われると、老眼につながります。
また、水晶体が濁って視力が低下するのがいわゆる白内障です。
水晶体の白濁は紫外線などによる酸化ストレスの関与が大きいと言われています。
主症状は視力低下ですが、長い年月をかけて徐々に進行するため自覚されにくいようです。
(5)紫外線やブルーライト、喫煙による「網膜の劣化」
最後は網膜の劣化です。
網膜はカメラのフィルムに相当する重要な部分です。
水晶体を通過してきた視覚情報が、網膜上で結像し実際に見える形が作られます。
網膜のほぼ中央にある黄斑部は、ルテインなど黄色の色素によって保護されていますが、
老化によってこの色素が減ると、紫外線やスマホなどから発せられるブルーライトの影響を強く受けてしまいます。
光以外では、喫煙によるダメージも大きく影響するようです。
黄斑部の色素減は、近年急増している、加齢黄斑変性という視力低下や失明に繋がる疾患が発症しやすくなります。
紫外線やブルーライトといった直接目に入る刺激のほか、
ライフスタイルの欧米化や高齢化が、加齢黄斑変性の増加の理由と考えられています。
目の老化のポイントの2つ目は、酸素や栄養を届ける血管の硬化です。
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病が原因となり、血管が老化し、
やがて動脈硬化が進行すると、目に対する血流が減って酸素不足や栄養不足となり目の機能低下が生じます。
元をたどれば、生活習慣病にならないような健康管理が必要です。
☆寝る前のスマホは厳禁! 電車やデスクでできるセルフエクササイズも
上に挙げた、目の老化の5つのポイントを意識し、
涙分泌・血管・毛様体筋・水晶体・網膜の機能を落とさなければ、目の若々しさを保つことができます。
生活する中で基本となる大切なことは、目の酷使を避け、目を十分休ませることです。
長時間スマホやパソコンを見続けない、まばたきを意識する、十分な睡眠時間を確保する、
などが目の保護に役立ちます。
最後に、日常に取り入れられる目のケア方法をお伝えします。
まず、多くの人がやってしまいがちな寝る前のスマホの使用は、厳禁です。
ブルーライトの影響で、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が抑制され、良質な睡眠が得られなくなります。
また、日中に紫外線の刺激を回避することも大切です。
サングラスや帽子、日傘などを利用して目をしっかりと守りましょう。
近視や遠視も放置せずに、適切な視力調整をすることでも、目の負担が軽減されます。
また、生活習慣の管理が、目の機能保持に大きく影響するのは言うまでもありません。
特に糖尿病や高血圧は、目の老化を促します。
甘いものや塩分摂取を控えて、適度な運動に心掛けることです。
さらに、目にとって必要な栄養素を摂取することも忘れてはいけません。
特に、ルテインは大切です。
先述したように、網膜の中心にある黄斑は、ルテインによって、外界の刺激から守られています。
人は生まれながらにして一定量のルテインを持っていますが、
それは目の酸化を防ぐために、徐々に消費されています。
ルテインは体内で合成できないので、外から補充されなければ、いずれは枯渇してしまいます。
そのため、ルテインが豊富に含まれる、ホウレンソウ、ブロッコリー、ゴーヤなどの食材を摂り入れると良いでしょう。
最後に、目のセルフエクササイズを習慣化することをお勧めします。
ピントを調節し、眼球の動きをつかさどる筋肉をよく動かすことで、
筋力が維持されるばかりでなく、目の血流も改善して、酸素や栄養が目全体に十分に行き渡るようになります。
具体的なセルフエクササイズは、3つあります。
(1)視線を同じにして、近いところと遠いところを繰り返し見てください。
10回程度繰り返すと、目の周囲の筋肉がストレッチングされて疲労回復にもなります。
(2)目を大きく見開いて眼球をぐるぐる回したり、
上下左右を見たりするのを30秒程度行うのも、血流回復に非常に役立つようです。
(3)単にまばたきするだけではなく、顔全体の筋肉を使うように
大きく目を見開いて、その後急激に思いっきり強く目をつぶる、
これを何度か繰り返すのも目の機能維持に大きく役立ちます。
能動的に筋肉を動かし、目のアンチエイジングに取り組みましょう。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は記事より、《・・五感の中でも、脳が処理する情報の80%は、視覚から入手されてる・・》ことを学び、
目の機能低下が起きる5つのポイント、そして具体的な対応など多々教示されたりした。
私は3年前の晩秋、酷い近眼の上、白内障となり、やむなく白内障の手術をした後、
視力が1.0前後となり、驚きながら高校一年生より55年ぶりに近眼のメガネから解放され、
歓びながら、人生観が変わるよなぁ・・と微笑みを重ねてきた。
そして昨年の3月、まばゆい春の陽射しを受けている中、
紫外線の実態を学び、やはり遅ればせながらサングラスが必要だ、と私は気付いたりした。
そしてUVカットのサングラスの中で、紫外線を1%しか通さない紫外線透過率1%を、
平素用は薄いサングラス、都心に外出する時は少し濃いめのサングラス、
ふたつ選定して、これ以来まばゆい陽射しの中を歩く時は愛用している。
この間、白内障の手術後、まもなく眼を保護して乾燥を防ぐ『ヒアレイン』点眼液を、
一日二回を点(つ)けてきた。
こうした中、熱い陽射しを受けながら歩き、デジカメで写真を撮ったりする時だけは、
サングラスを外して、過ごしたりしてきた。
こうした事が原因か判らないが、過ぎし昨年の7月下旬の朝、右眼が赤ぽっく充血してしまったが、
私はドライアイになりやすい傾向で、朝、昼、夜・・一日三回と医院長から指示されて、
一週間後は、解消して微笑んだりした。
そして私は居間で読書したり、映画を視聴したり、或いはパソコンと向き合ったりし、
疲れを感じた時は、小庭にある若葉とか色合いを深めた深緑の雑木を眺めたりして、
疲れた目を癒(いや)したりしてきた・・。
或いは午前中のひととき、遊歩道、公園を散策して、季節のうつろう情景を眺めたりし、
目も心も風情を感じ深めたりしてきた・・。
しかしながら、今回は具体的な目のケア方法も学び、
もとより目は、かけがいのない一生の友であり、少しづづ目のケア方法を実践しょう、
と決意したりしている。
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