私が45歳の時だった。
前日の夕方から腰が重く、明日の朝、病院に直行してから出勤すれば、と考えていた。
当日の朝、布団から這いずりだして、トイレを終え、何とか洗面所で歯を磨こうとした時、激痛がはしり、くずれ、床に寝転んでしまった・・。
家内に声をかけ、『みっともないけれど、救急車を呼んでくれないか・・』と言った。
家内は電話をしていました。
『近所の手前、近くにきたら、サイレンを止めて下さい!お願いしますね』と家内は言った。
まもなくサイレンの音を響かせ、自宅に来た。
タンカーを持ち、救急員のふたりが入ってきた。
家内を見ると、『奥さん、サイレンを止めると先程に言われましたが、サイレンを止めちゃ、救急車が走っていて、他の車は徐行してくれませんょ・・救急車の役割がしませんょ・・』
更に『奥さん、何をおしゃるんですか』と追い討ちをかけてきた。
家内は、ぼうぜんとしていた。
私は、『それより、俺を早く病院に連れてって下さい!!』
初めての体験でした。
家内は少し青ざめながらも、同乗しました。
救急車は、サイレンをけたたましく鳴り響き、他の車を徐行させ、病院に着きました。
家内が救急員の方に、寸志のつもりで、
『ほんのお気持ちですが・・』と手渡そうとしました。
『奥さん、何をおしゃるんですか・・』と家内は怒られました。
タンカーに乗せられ、病院に入りました。
ロビーの椅子に入院患者の方たちが、たむろっていました・・。
私を見詰めていました。
『あれは、ぎっくり腰だなぁ・・間違いがねぇ・・』とその中のひとりが言いました。
私の方は、腰は痛いが、頭のほうは正気でしたので、恥ずかしさでいっぱいでした。
病室に行く通路に電話が見えましたので、
救急員の方に私は言った。
『ちょうと待って下さい。会社に連絡するので、電話をしますから・・』
今度は私が怒られました。
『ご主人、何をおしゃるんですか・・診察を受けるのが最優先ですから・・常識ですょ・・まったく・・』
夫婦ともども、救急員の方に怒られた、と診察後、私は思い出しました・・。《苦笑い》
前日の夕方から腰が重く、明日の朝、病院に直行してから出勤すれば、と考えていた。
当日の朝、布団から這いずりだして、トイレを終え、何とか洗面所で歯を磨こうとした時、激痛がはしり、くずれ、床に寝転んでしまった・・。
家内に声をかけ、『みっともないけれど、救急車を呼んでくれないか・・』と言った。
家内は電話をしていました。
『近所の手前、近くにきたら、サイレンを止めて下さい!お願いしますね』と家内は言った。
まもなくサイレンの音を響かせ、自宅に来た。
タンカーを持ち、救急員のふたりが入ってきた。
家内を見ると、『奥さん、サイレンを止めると先程に言われましたが、サイレンを止めちゃ、救急車が走っていて、他の車は徐行してくれませんょ・・救急車の役割がしませんょ・・』
更に『奥さん、何をおしゃるんですか』と追い討ちをかけてきた。
家内は、ぼうぜんとしていた。
私は、『それより、俺を早く病院に連れてって下さい!!』
初めての体験でした。
家内は少し青ざめながらも、同乗しました。
救急車は、サイレンをけたたましく鳴り響き、他の車を徐行させ、病院に着きました。
家内が救急員の方に、寸志のつもりで、
『ほんのお気持ちですが・・』と手渡そうとしました。
『奥さん、何をおしゃるんですか・・』と家内は怒られました。
タンカーに乗せられ、病院に入りました。
ロビーの椅子に入院患者の方たちが、たむろっていました・・。
私を見詰めていました。
『あれは、ぎっくり腰だなぁ・・間違いがねぇ・・』とその中のひとりが言いました。
私の方は、腰は痛いが、頭のほうは正気でしたので、恥ずかしさでいっぱいでした。
病室に行く通路に電話が見えましたので、
救急員の方に私は言った。
『ちょうと待って下さい。会社に連絡するので、電話をしますから・・』
今度は私が怒られました。
『ご主人、何をおしゃるんですか・・診察を受けるのが最優先ですから・・常識ですょ・・まったく・・』
夫婦ともども、救急員の方に怒られた、と診察後、私は思い出しました・・。《苦笑い》