モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

早春の北陸旅行・富山シティ編(2017/03/06,07)

2021-03-07 | 街並みと建物拝見

(本頁は「早春の北陸旅行・白川郷編」の続きです。)

白川郷の後は再度、高速バスに乗り、富山市まで移動。
二日目(3月6日)の宿は富山駅向かいのでかいホテルだった。
ワタシのような山好きは窓から見える標高差3000mの北アルプス・剣立山連峰の大観を大いに期待していたのだが・・・




残念ながら、ご覧の通り雲がかかってしまい、(T_T)何も見えん。




かろうじて北陸新幹線が見える程度。
 



富山市では路面電車が健在だった。面白いことにJR駅舎から垂直方向(南)に出入りしていた。

(´π`;)ワタシは撮りテツではないが、思わず撮ってしまった( 乗ってもみた)。










三日目(3月7日)は朝から雨や雪の降るあいにくの天気だった。
帰りの新幹線まで少し時間があるので、富山市内のどこかでヒマつぶし、いや観光しなければならないが、
ひどい天気だったので室内で楽しめるスポットをあたってみた。
いろいろ迷ったあげく、近くに有名なラーメン屋がある富山市ガラス美術館という処に行ってみた。
この建物は有名な建築家、隈研吾氏の設計で、図書館としての機能もあり、素晴らしい建物だった
(一昨日行った21世紀美術館とは違い、家内もご機嫌良好)。

富山市ガラス美術館 






美術品はガラス製に限らず、見る目も知識も無いものだからその良し悪しもわからなかった。

一応、常設展の「グラス・アート・ガーデン」から三枚(いずれも撮影可の展示品)。
現代ガラス美術作家の巨匠デイル・チフーリの作品とのこと。 




 


今回の小旅行、最後のグルメは有名な富山ブラックラーメン(&ます寿司)と決めていた。

実は (´π`;)ワタシ、昨年二月からラーメンはドクターストップがかかっており、
ほとんどマッタクと言っていいほど食べていない(それまでは週平均4食)。
年に一度くらい、しかも一生に一度の卒業旅行の時くらいはいいだろうと勝手に解釈、食べちゃった。
お店は先のガラス美術館と小路を挟んで対面する「西町大喜」という老舗、
何やら富山ブラックラーメン発祥の聖地?のようだ。

西町大喜の店内
 


かまやつひろし氏の色紙が張ってあった。(T_T)合掌。              かきまぜる前のラーメン
 

富山ブラックラーメン(少しかきまぜた後) 



食べてみたら、とっ( ̄π ̄;とにかくしょっぱかった。

チャーシューやシナ竹にもしっかり塩分が浸みこんでおり、真っ黒なスープに至っては啜ることさえ
ためらうほどのしょっぱさだった(レンゲを置いてなかった理由がわかった)。
しかし (´π`;)美味かった。


さていよいよ秋田に帰る。
帰りの北陸新幹線は「はくたか」。車両は「かがやき」と同じで何が違うのか。
ワタシにはよく分らんが、停車駅の数が少し多いだけの違いだろうか。



 

帰りの新幹線の車窓は富山、新潟県内は雪なので何も見えなかった。
長野から先も曇りで山も見えなかったが、高崎付近で北の方に白いお山が。 
上州武尊山のようだ。

 



大宮でこまちに乗り換え、一路、秋田へ。




こまちも含め新幹線、電車に乗るのは(2021年3月時点では)この時が最後?
翌日、横手実家に顔を出す。母にお土産のマスずしを渡す。そしたら・・・

(この後は愚痴、身内の恥なのでどうかスルーして下さい)

急に顔色が変わった。
(`◇´)「年寄りをひとり置いて、お前らばかり遊んで歩くとは何事か!!」
と言ったニュアンスの怒号罵声を延々と浴びる。

この頃の母は認知症の症状が進んでおり、もはや前日や数日前のことは全く覚えていない。
食事や服薬もすぐ忘れる。そして突然、激昂する。

よって卒業旅行に行くとしても遠方、長期間は無理という状況をご理解頂けただろうか。
なので、今回は近場でパパっと済ませて来たのだが、僅か三日間でもこの有様だった。

なおこのような症状は日を追ってひどくなる一方だった。
秋田(自宅)と横手(実家)を往復する遠距離介護がこの先しばらく(2019年夏頃まで)続く。
母を施設に預け、落ち着くようになったら、
今度は2020年から世界的なコロナ禍。リタイアしても海外や長期間の旅行は無理だと(-_-;)諦め気分。


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早春の白川郷(2017/03/06)

2021-03-06 | 街並みと建物拝見

(本頁は「早春の北陸旅行・金沢タウン」の続きです。)

今回の旅行は季節的にも、本来私が行きたい筋の山岳観光地(例えば白山や立山、黒部など)
に寄ることは難しいものがあった。

それでも山の香りのする処をナントカ一箇所は掠めてみたいと思い、白川郷を強引に組み入れてみた。





そこは凄い山奥で豪雪地帯、しかも岐阜県だが、金沢からは比較的近く、
金沢駅からバスに乗れば僅か一時間少々で行ける。

こんなに近いのは立派な高速道路が走っているおかげ。
時間的には秋田市から田沢湖に行くくらいの感覚だろうか。見逃す手はない。

金沢駅のバス発着場
 



袴腰山というのだろうか。標高1500mくらいの山脈の下をくぐる長い長いトンネルを越えると

そこは別世界、秘境としか言いようの無い山里だった。
秋田は自然がとても豊かだが、こんなに深い山里は無い。時間が有れば五箇山にも降りたかった。

 



一時間と少しで白川郷(荻町集落)に到着。




すぐさまシャトルバスに乗り換え、集落を俯瞰できる台地(荻町城址展望台)まで上がる。

城址展望台から荻町集落を俯瞰すると・・・。
 

荻町集落





 

集落の奥に見える白いお山が気にかかるので、写真を少しでかくしてみる。
高曇りの天気なので空も真っ白でメリハリはイマイチだったが、一応、山頂まで見えていた。
 

三方崩山(2059m)だろうか。




三方崩山の右奥にある白いお山。これは白山(2702m) でいいのかな。







展望台からは10分くらい歩けば、集落中心地に降りられる。
そこには合掌造りと呼ばれる独特の家屋が立ち並んでいる。







折角来たのだからと合掌造り住居の内部を一箇所だけ見学してみた。
「神田家」という由緒あるお屋敷。



 

神田家の玄関                                 玄関の石畳 
 



床の間
 



「おえ(居間)」のど真ん中にある立派な囲炉裏。


 

中二階、根曲がりの梁


 

火見窓                                                                                                               ネコのおうち
 



中二階にある火見窓から下を覗くと、
「おえ」の中心に有る囲炉裏がこのでかい家屋の全ての熱源になっているのかと感心。

何やらこの囲炉裏が宮崎映画の「ハウルの動く城」に出て来る火の悪魔カルシファーのように見えて来ました。

蚕だな
 



二階の様子
 



神田家二階から北側を望む。
高台の上にある建物が展望台。




 


バス停に戻る。インバウンドの皆さんが多くなった。

  



次は「富山シティ」。


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早春の北陸旅行・金沢タウン編(2017/03/05)

2021-03-05 | 街並みと建物拝見

(2017年)3月上旬、北陸方面に行って来た。
ちょっと愚痴めいた独り言を・・・

今回の旅行は旧勤務先から退職祝いに旅行券をプレゼントされたもので、

巷ではこういうのを「卒業旅行」と呼んでいるようだ。

出来れば旅行券に自腹を加え、豪勢に海外の世界遺産とか長期間の旅行を・・・と思ったのだが、
海外旅行に関心が無かったのでいつの間にかパスポートは失効しており、
更に当時の深刻な家庭事情もあり、それは無理だった。
また旧勤務先からは優待するから四国某所に立ち寄って・・・とのお誘いも有ったが、
個人的には(現役社員時代、出張研修で)四国には何十度も行っており、碌な思いをしていない。
特に2003年は二ヶ月間もの長きにわたって幽閉された(そのおかげで関西は少し旅行できた。例えばこちらなど)。
従って、(`◇´)今更、四国へ寄るつもりは毛頭無い。

今回は家内が希望していた北陸金沢を軸に都市型?の旅行を組み立ててみた。

花やガーデニング、山など私自身の趣味嗜好にはマッタク関係のない旅行になったが、
今回は私の勤め先への愚痴を長年にわたって聞いてくれた家内へのねぎらい旅行としよう。

まずは新幹線『こまち』で大宮駅まで。
そこから先はワタシや家内にとってはほぼ新天地、北陸新幹線『かがやき』に乗り換える。




かがやきの座席は五列、フル規格新幹線だった( (´π`;)こまちは四列)。




天気はあまり芳しくなかった。
期待していた車窓の眺め、特に白いお山はほとんど見えなかったが、
浅間山だけは何故かよく見えた。

軽井沢付近から浅間山。



今まで自分が見た浅間山としては最も噴煙が多いように感じた。 

長野を過ぎてからも山は見えたが、うまく撮れなかったので省略。
北陸(日本海側)に入ったら、山は完全に雲に隠れてしまい、さっぱり見えなくなった。 
これは富山付近から。 

 


ぼんやり見えるのは、立山連峰の下の方だろうか。

金沢の駅前は思っていたよりも立派だった。

さすが百万石都市の玄関。

金沢駅兼六園口にて。
 
                                         金沢駅兼六園口のデジタル水時計


金沢駅兼六園口の「鼓門」と「もてなしドーム」を振り返る。


 


すぐさま近江市場に移動し、少し遅めの昼飯を。

本ブログでは『グルメ』系写真は原則御法度にしているので、昼飯写真は省略。

 (´π`;)食足りて礼節を知る。その後は名勝・兼六園を見学。

兼六園入口から見た金沢城石川門 



兼六園・ことじ灯篭 




雪吊り
 



翠滝(みどりたき)と海石塔(かいせきとう) 



瓢池の眺め
 


夕顔亭 



園内や尾山神社では早くも梅が咲いていた。

兼六園の梅花                               尾山神社神門。国指定重要文化財だそうだ。
 



尾山神社の梅花。
 



梅花よりも団子スイーツ。

それを食べ終わったら、隣接する金沢21世紀美術館へ。 

金沢名物?金箔アイス                           金沢21世紀美術館のスイミングプール 
 



カラー・アクティビティ・ハウス 







初日のお宿は金沢茶屋。 




ここでもグルメ三昧。その後もグルメ(?)は続き、
帰宅したら
( ̄π ̄;体重が3キロ増えていた(が、僅か一日で3キロ減量に成功)。 

次は「白川郷」へ。


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男鹿マール紀行/君は三ノ目潟を見たか。(2021年2月28日)

2021-03-04 | 男鹿半島11~2月

(本頁は「寒風山から見た白いお山。」の続きです。)

男鹿には寒風山以外にもうひとつ火山地形がある。

ただしこちらは山ではなく、噴火口だけ。このタイプの火山はマール(maar)と呼ばれるが、
水蒸気爆発またはマグマ水蒸気爆発により形成された円形の噴火口だ。
そこに水が溜まって出来た小さな湖が目潟で、海水が入り込んで湾になったのが戸賀湾。
目潟の方は一ノ目潟、二ノ目潟、三ノ目潟と三個あり、先のふたつは八望台から眺めることが出来る。
戸賀湾と二ノ目潟、大小のマールが重なって見える風景は有名だと思う。

八望台の展望台から見た戸賀湾と二ノ目潟。


参考(非合法)マップ



一ノ目潟は展望台からちょっと見えにくい。道路を少し北に行くとよく見えるようになる。




この場所から見た二ノ目潟を。




男鹿のマール湖のひとつ、三ノ目潟は八望台から見えない
それどころか(航空写真以外)どこからも見えない不思議な湖だ。

私は比較的近場の秋田市に長年住んでいるものの、三ノ目潟へ行ったとか見たという報告を
今まで聞いたことがなかった。

ネットで検索してみたら、佐竹敦さんのブログに詳細な報告(こちら)を見つけた。
その報告を参考にさせて頂き、2021年2月28日に訪ねてみた。
こんな時期に訪ねたのは、夏場だと草が繁り、道がわかりにくくなっているかもしれないので・・・。

参考(非合法)マップをもう一枚。



出発地点は男鹿水族館GAOの上にある戸賀湾展望公園駐車場。
今日の日本海は素晴らしく青かった。







駐車場の奥、山側の方に何やら入口のようなもの(ゲート)を見つけた。

車は入れないが、細いコンクリ舗装道が続いている。少し歩くと、舗装が途切れ、広い畑道に変わる。

ゲートとコンクリ舗装道                             畑道

 


道の左側、戸賀湾が美しいが、手前は夏場、凄い藪になりそうだ。




佐竹さんはこの辺りから右側、山の方に入られ、果敢に藪こぎされたとあるが、
私はそのまま畑道を直進した。
20分くらい歩いただろうか、両側が林になり、何も見えなくなる。

左に樹間越しに再び戸賀湾が見えるようになったところで反対側を見たら、樹間越しに三ノ目潟の湖面が見えた。

樹間越しに再び戸賀湾                          樹間越しに三ノ目潟

 



ただし樹林が濃く、湖面が見えにくい。夏場だと樹木の葉でもっと見えにくいだろう。
一箇所だけ、割とよく見えるポイントが有った




が、
それを最後に湖面は全く見えなくなり、道も細く頼りなくなって来た。
そのため引き返し、湖畔に下りるポイントを探す。
結局、先の「再び戸賀湾が見えるようになった」あたりが一番、湖面に近く、そこから降下を開始する。
けっこう傾斜はきつく、木の枝に掴まりながら慎重に降りた。

降り口付近                                 斜面を振り返る
 



湖畔に到着。手前の水は澄んでいる。




対岸の方は逆光で眩しい。ハレーションがひどく、多くの写真は失敗していた。




佐竹敦さんの報告では、三ノ目潟は「エメラルドグリーンの美しい湖」と表現されていたが、

今日はそうでもなかった。まだ春が浅いので水面の大部分は凍っており、
また時間の関係か、もろ逆光で青味は感じられなかった。
もう一ヶ月くらい待って緑が芽吹く頃、午後にまた来てみようかなと思った。

最後に今日、三ノ目潟への行き来で見かけた花や虫?など。
男鹿はフクジュソウが早く咲く場所だが、まだ二月の今日、咲いているとは驚きだった。

フクジュソウ                                フキノトウ

 


ナニワズ



オオイヌノフグリ                             綺麗な繭
 



ウスタビガの繭(抜け殻)が道端に落ちていた。こんな綺麗なグリーンの繭は久しぶりに見た。


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寒風山から見た白いお山。(2021年2月28日)

2021-03-03 | 男鹿半島11~2月

2月28日はひと冬に一度あるかないかレベルの晴天だった。
こういう日は鳥海山とか白いお山を眺めるために
その山麓をドライブするもの(例えばこちら)だが、
今回は天の邪鬼的に鳥海山とは反対方向、男鹿半島に向かった。

そして以前から目を付けていた或る場所を探検して来たのだが、その帰り道に寒風山を掠めてみた。
寒風山は標高355mと低いが、一応、火山である。山体の大部分が芝生やススキなどの草原に覆われている。
海に近く、風が強いので積雪がほとんど無い。また寒風山パノラマラインという観光道路が走っている。
よって北国なのに冬場でも山頂まで車に乗ったまま行ける希少なお山。

樹木はほとんど無く、どこからでも素晴らしい展望を愉しめるが、
今回は山頂付近から意外なものが見えたので報告してみる。

中腹から寒風山本体を。手前の平らなくぼ地は大火口(カルデラ)。




西側に男鹿三山。左から毛無山、本山、真山。山頂部の建物は自衛隊のレーダー基地。




遠く北側には白神岳と向白神岳。右端の尖がった山は真瀬岳か。風車の数がまた増えていた。




その右側(東側)には白神山地の山なみが続くが、奥の白く尖った山は青森の名山、お岩木山だ。




東側にまず見えるのは森吉山。その右奥に八幡平らしき山。
ともに今頃は樹氷がみごとだろう。




東側にはかつての八郎潟、それを干拓した残りの水面が有った。
森吉山や八幡平らしき山の右(南)にもうひとつ、白い山の山頂部が見えた。




この白いお山は何だろうと思い、寒風山の山頂に上がり、拡大してみたら、




このお山は岩手の名山、岩手山の山頂部のようだ。

寒風山から岩木山が見えることは以前から知っていたが、岩手山を見たのは今回が初めてだ。

南東方向には秋田市のシンボル、太平山。




そして秋田湾の眺め。




ここは海越しに鳥海山が見える処だ。今日は逆光ながらもなんとか見えた。




最後に下界から見た寒風山と男鹿三山を。

午前中、八望台から見た寒風山。




なまはげ大橋から男鹿三山の東面を眺める。
左奥の雲がかかっているのが毛無山、その右の高いのが本山、そして真山。
手前は安全寺の棚田。




加茂青砂付近から男鹿三山の西面を眺める。左が本山、右奥の険しいのが毛無山。
超・希少植物チョウセンキバナアツモリソウ(こちら)はこの険しい斜面に生育している。




昨年は男鹿三山、特に毛無山には十回くらい登ったが、今年は何回登るだろう。


男鹿半島マール紀行/君は三ノ目潟・・」へ続く。

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