モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

567退散祈願、太平山三吉神社奥宮参拝。2(2020年5月24日)

2020-05-29 | 秋田市・太平山

(本頁は「567退散祈願、太平山三吉神社奥宮参拝。1」の続きです。)

三吉神社奥宮からの眺めは素晴らしい。
ただし今日は晴天なのに視程はイマイチ。鳥海山や栗駒山、岩手山など遠方の山はほとんど見えなかった。
それ以外の眺めを報告してみる。

西側、太平山主稜線と秋田市の眺め。



弟子還をクローズアップで。




南側斜面のブナ林




東側の御衣(みそ)森。



東側、秋田駒ヶ岳


太平山地の最高峰・白子森(1179m)



白子森と森吉山(左奥)




森吉山




北側、馬場目岳。



帰りは旭又コースを辿る。
下山途中に見た花たち。

ヒメイチゲ                                                                                               ミヤマカタバミ
   


御手洗まで下る途中のブナ林はとてもいい林だ。
秋の紅葉時期も好いが新緑の頃も。









御手洗の地蔵さん。


地蔵さんの辺りで見かけた花たち。

エンレイソウ


オクエゾサイシン                            オオイワカガミ
 


オオイワカガミ



こちらでもムラサキヤシオ。



あやめ坂のあたりではヒメシャガを期待したのだが、残念、まだ蕾だった。

あやめ坂の「ぶじかえる」                                                                               ヒメシャガ(蕾)
 


かわりに今回はイチヨウランを見つけた。

 

弟子還沢の石橋を渡ったら、沢筋の道端にタチカメバソウを見つけた。



その先は杉の植林地を歩くようになるが、ここの道は何故か異常に真っすぐだ。

 

林の下にはオシダが多い。
格別意味は無いが、上から中を覗いてみる。




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567退散祈願、太平山三吉神社奥宮参拝。1(2020年5月24日)

2020-05-28 | 秋田市・太平山

567感染拡大により、全国的に登山は自粛傾向にある。また殿様(秋田県知事)からは(`◇´)県境をまたぐなと強い要請。
 (´π`;)ワタシのようにヒマで山好きのじじいには実に酷な毎日だ。
そこで県境はもちろん、秋田市から一歩も出ず、とある神社に567退散を祈願すべく、参拝に行くことにした。

神社奥宮から太平山連峰と秋田市の眺め



5月24日は晴天で日曜日ということもあり、 (´π`;)ワタシのように登山参拝をもくろむ方が多かった。
一説では広大な旭又駐車場がすぐ満杯になり、手前に路駐せざるを得なかったとか。
おかげでふだんは人影が疎らな宝蔵ルートを辿る登山参拝者も多く、以前のようにクマさんに怯えることもなかった。
参拝後は御手洗経由で下りた。なおコースタイムは行きが4時間と少し、帰りは3時間とややスローモーな参拝になったが、それは途中、花の撮影に勤しんだせいだ。

今回の非合法マップ



実は今回、メインコースと宝蔵コースのどちらを行くかで迷っていたが、
直前を歩いていた元気な爺さん達が、宝蔵コースに入ったので (´π`;)ワタシもついて行くことにした。
行きはこちらの方が面白い。しかしいつも登山者が少なく、クマさんが不安だった。
今回の爺さん達は登山道の刈り払い作業の装備をしており、見るからに頼もしかった。

宝蔵コースの分岐点                                                                                   初めて見た切り株の落書き
 


宝蔵ルートの分岐点からいきなり急登が始まる。

その先は少しだけ緩くなるが、しばらくの間、天然スギと広葉樹の混交林が続く。

二重山稜になっている平らな場所でひと息つく。



宝蔵コースのシンボル、貴景勝杉は健在だった(大相撲がんばれ!)。




太平山はけっして花の多い山ではないが、
このコース、前半は特に少なかった。やっと見つけた花を三種類だけ。


タムシバ


ムラサキヤシオ


チゴユリ


軽井沢分岐が近づくと、本格的なブナ林になる。

ブナの新緑がとても綺麗だ。オオイワウチワの残り花を見つけた。

 

タケシマランの地味な花


宝蔵岳の山頂近くを掠め、主稜線に出る。
そこにはカタクリがいっぱい咲いていた。
標高1000m超の主稜線上は今が春真っ盛り、下界で言えば四月なのだった。



カタクリ


地味だが、コヨウラクツツジ。



弟子還の岩峰が目の前に立ちはだかる。



北側の谷間を見下ろす。



弟子還には鎖場が三箇所あるが、慎重に登れば、難なく通過できる。

 


鎖場から今歩いて来た宝蔵岳、そして剣岳、中岳などの主稜線を振り返る。
フワフワとした新緑が目に心地よかった。




弟子還から奥岳を望む。山頂には三吉神社奥宮が見える。




奥岳の南側斜面を見下ろす。



弟子還から奥岳にかけての稜線には花が割と多かった。

オオバキスミレ                                                                                          シラネアオイ
 



ここにはカタクリの他にキクザキイチゲも多く、ひと月前に下界や低山で見た花風景を再現していた。

カタクリとキクザキイチゲ(白)


キクザキイチゲ(濃色)
 


右上のキクザキイチゲは花が二輪付いていたのでキクザキニリンソウ(´π`;)☆\バキ
他にはショウジョウバカマ、ノウゴウイチゴ、ヒメイチゲなども咲いていた。
また高山性の種類、コバイケイソウ、ニッコウキスゲ、イブキトラノオなどは芽吹きの真っ最中だった。

このキクザキイチゲはピンク色を帯びていた。                                                カタクリやイチゲの咲く坂道
 


カタクリやイチゲの咲く最後の坂を登れば神社の鳥居だ。

鳥居をくぐり、振り返ったら男鹿半島が見えた。




567退散祈願、太平山三吉神社奥宮参拝。2」へ続く。


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五月の鳥海山にアプローチ(2020年5月26日)

2020-05-27 | 下界から鳥海山ほか

鳥海山の上半分は山形なれど・・・あぅぅ(つдi) 秋田県民(の南半分)にとっては心のよりどころと言えるお山だ。
個人的にはその姿を観るだけでも、パワーをもらえるようで、ときどき近くに見に行ったり、登ったりしている。
五月の鳥海山は残雪で真っ白、ただし登っても花は皆無なのでまだ無理に登ろうとは思わないが、
下界の緑や水を張った田んぼとのコントラストも佳く、麓から逍遥するには最高のシーズンかもしれない。

このお山は秋田市から75キロも離れているが、天気が好ければ真南の方角にこのように見える。

2020/05/23 秋田市郊外から。



ちなみに自宅二階からも見えるが、電線が多くてズタズタ、惨憺たる姿だ。(T_T)

2020/05/05 自宅二階から。




五月の天気の好い日にもっと近くからちゃんとした鳥海山を眺めたいと思っていたが、
5月26日にそのチャンスが訪れた。

この日は朝5時半頃、自宅を出発。7時頃、(由利本荘市)矢島町郊外に到着し、鳥海山を眺め始める。

2020/05/26 矢島町郊外から。






なお本日、撮影したポイントは下のマップを参考にされたし。



次いで旧・鳥海町の栗沢地区へ移動。

人家がほとんど入らず、より富士山らしくなった鳥海山を満喫する。

2020/05/26 栗沢地区から。


2020/05/26 栗沢地区から。右奥に支峰の稲倉岳。






折角なので、近くに有った千本カツラも見学。




その後、田植えを終えたばかりの水田に逆さ鳥海を見い出す。

2020/05/26 栗沢地区から。






下半分のアップ。


この日の最奥の地は百宅(ももやけ)地区。
ここは近い将来、ダム湖に沈む。鳥海山頂に最も近い人里、そして鳥海山が最も富士山型に見える場所。

ただし前山のせいで、裾野が見えないのが残念。

2020/05/26 百宅地区から。






この日のラストは猿倉地区から。

2020/05/26 猿倉地区から。





上半分のアップ。


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須川高原に春を追いかけて。(2012年6月2日)

2020-05-26 | 栗駒山

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものです。

6月2日の土曜日は家内と母(現在、施設入所中)を連れて、実家近くにある景勝地・須川高原を訪ねてみた。
秋田、岩手、宮城の三県境に位置する栗駒山(1625m)の北側、標高1100m前後に広がるこの高原は今が春真っ盛りだ。
先週の大場谷地(こちら)だけでは少し物足りない感も有るので、今回は温泉好きの母の日帰り湯治も兼ねてこの地を訪ねてみた。

今回は、国道398号線を南下、小安温泉経由で須川温泉に入ってみた。
途中、秋田県南の山々の眺めが好い。

秋田県の最南端に位置する虎毛山(1433m)



左手前に吹突岳(1221m)、右奥に高松岳と小安岳(1301m)。




左手前に小安岳。右奥に鳥海山。



須川湖に到着。
残雪と新緑を身にまとった栗駒連山をご覧あれ。 

須川湖より秣岳を望む。

 

須川湖より須川岳(栗駒本峰)、剣岳、展望岩塔を望む。


 
今回はあいにく少しだけ風があり、みごとな鏡面マジックにはならなかった。

須川温泉に到着。西の方角におぼろげながらも鳥海山が望まれた。

 

 
母親を温泉に預け、私と家内は付近を散策してみた。

須川高原。遠く鳥海山。


北側、焼石岳を望む。

ミネザクラ。背景は焼石岳。
 


カエデ類の若葉                                                                                            ハナヒリノキの春紅葉

 


紅葉が綺麗な場所は新緑も美しいようだ。

名残りヶ原入り口から望む栗駒の山々。左から須川岳(栗駒本峰)、右が剣岳。

 


少しだけだが、草花も咲き出していた。 

ショウジョウバカマ                                                                                   イワカガミ
 

名残りヶ原にいざ出陣。


 

湿原は枯れ草に覆われ、花はまだ何も無いようだ



と思いきや、よく見るとコバルト色の小さなリンドウが咲いていた。

タテヤマリンドウ
 


名残りヶ原から望む残雪の焼石岳



ゆげ山


 


ゆげ山の新緑はダケカンバだろうか。麓の小路を辿ると、道の両側には草新緑が続く。



マイヅルソウ

 


マイヅルソウのアップ



ミヤマスミレ



最後に剣岳。

 


今回はこれでおしまい。滞在時間がわずか二時間という制約も有り、栗駒山には登っていない。
同じような季節に栗駒山に登った記録はこちら ⇒ 山開き翌日の栗駒山(2018年5月21日)

 

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雨中の男鹿パトロール。(2020年5月22日)

2020-05-25 | 男鹿半島5月

5月22日は一週間ぶり、今年三度目の男鹿(稀少植物保護)パトロールだった。
下界の天気は曇りだったが、男鹿三山
の上の方はすっぽりと雲に覆われていた。
その中に入ったら、霧で何も見えなかった。
おまけに雨もザーザー降っており、
気温は6℃、雨ガッパを装着してパトロールに臨んだ。

山頂部の林は幻想的というよりも不気味だった。






樹木の多くはミズナラだが、
日本海からまともに吹き付ける強風や今日のような海霧のせいで特異な樹形になっている。




山頂部のオオサクラソウ群生地に行ったら、




オオサクラソウはまだ咲き残っていた。






オオサクラソウを雨の中で見るのは初めての経験だった。

 



前回(こちら)、キントリ坂に行く途中、見つけたムラサキヤシオの大群生地だが、
ちょうど好いあんばいに咲き揃っていた。

しかし濃い霧と雨で写真にならない。しかたなく手近の木と花のアップだけを撮ってみた。









ここは凄い場所なので、いつか霧の無い日に再チャレンジしてみたい。


この日はパトロール終了後、山麓の五社堂付近でヤマシャクヤクを探し回ってみた。
先に見つけていた二株はまだ蕾のままだった。



 

落胆して帰ろうとしたら、開花している新たな株に遭遇。



野生のヤマシャクヤクの開花に立ち会うことは奇跡のようなものだ。
雨で花弁は透けていたが、まずはよかった。よかった。

ヤマシャクヤクの近くで見た花たち。

ルイヨウボタン                                                                                            コケイラン
 

コケイランは男鹿毛無山に多く、六月になれば、登山道脇にいっぱい咲き出す筈。

ササの花                                                                                                 タニウツギの蕾
 

ササの花は昨年春も同じ場所で見ている。また他の山でも日常的に見かける。
けっして珍しい現象ではないと思っている。

タニウツギのピンク花は個人的には綺麗だと思うのだが、園芸利用されることはほとんど無い。
私の実家のあたりではこの花を「いわし花」と呼ぶが、場所によっては、「火事花」と呼び、この花を家の中に入れると、火災が発生するなどととして忌み嫌われているとのこと。かつては飢饉の際の救荒植物でもあったとも聞く。この花が咲くと、飢饉の時のつらい思い出が蘇るのか。いずれにしろ、この花はあまりよく思われていないようだ。

五社堂



このキノコは何だろう。

手持ち図鑑で確かめてみたら、ハリガネオチバタケという代物のようだ。五社堂一帯あちこちに蔓延っていた。





オオバナノミミナグサは海岸植物で門前の浜辺に咲いていた。

花の径は2センチくらい有り、見ごたえ十分だった。







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