私は東京の調布市に住む年金生活の73歳、家内は68歳であり、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、
私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や14年目となっている。
昨夕、家内は『いつものように5時半過ぎに、お風呂に入りますか?』と私に言ったりして、
私は『そだねー』と応(こた)えて、まもなくして私は入浴したりした。
やがて私たち夫婦は、居間で夕食を食べ終わると、家内はテレビを視聴しているので、
私は料理の大皿、小皿などを台所に運んだ後、
『コーヒー、すぐに飲むよねぇ・・』と私は家内に問いかけたりした。
『そだねー』、と家内は微笑みながら応(こた)えた・・。
我が家は、そうだね・・、そうだよねぇ・・、そうするょ・・、そうですよねぇ・・、そうしますわ・・、
こうした私たち夫婦間は42年近く会話をしてきたが、
ここ5日前の頃から、『そだねー』、高齢者夫婦の我が家でも、遅ればせながら流行(はや)りの会話となっている。
私たち夫婦は、スポーツには余り関心がないが、平昌五輪(2018年平昌冬季オリンピック)の放送が、
ここ2週間ぐらい連日、テレビで実況中継の番組が放送されてきた。
こうした中で、私は特に小平奈緒さん、高木ご姉妹の御三方のこれまでの人生軌跡を初めて学び、
よくぞここ一番、日頃の鍛錬の成果を実証されたことに感銘させられたりした。
そして恥ずかしながらカーリング競技も初めて知る中で、
何かしら女子日本代表・LS北見の所属する若き女性陣の試合の実況中継を少し視聴した。
☆ネット上、無断ながら写真をお借りしました。
こうした緊迫する試合の中で、「こっちいってみよっかー?」、
「うん、そだねー」、「とりあえずやってみよー」、「ナイスー」
と北海道訛りが混じった穏やかな口調で作戦会議をしたりしていた。
やがてナイスショットを決めると、お互いに笑顔で喜び合ったりする状景が映し出されて、
もとよりこれまでも多事多難の労苦をしてきたと思われる中で、
スポーツ音痴の私でも、感動をしたりしてきた。
☆ネット上、無断ながら写真をお借りしました。
こうした余韻が何かと単細胞の私が脳裏に残り、私は家内に『そだねー』と言ったりし、
家内もテレビで少し視聴して、好感を増して、ときおり『そだねー』の真似事をしたりしている。
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