夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

季節モノの 冬の布団や衣類などの片づけ、創意工夫のある対処、初めて私は学び、やがて微笑んで・・。

2019-05-31 16:24:44 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【ファイナンシャルフィールド】を見ている中、
『 片づけの美学45 布団・かさばる服の保管で「収納が足りない!」』
と題された見出しを見たりした。

私は東京郊外の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

こうした中で、いつの日にか私たち夫婦は、介護・要になることも想定して、
少しづつ衣服、日常雑貨、今後不要と思われる品を整理している。

たまたま今回、《・・片づけの美学・・布団・かさばる服の保管で「収納が足りない!」・・》って、
どのようなことですか、と思いながら記事を読んでしまった。

この記事は、美学のある暮らし 代表の 奥野愉加子さんが、
公式サイトの【ファイナンシャルフィールド】に於いて、『片づけの美学』の連載記事を掲載され、
今回は第45回で、『布団・かさばる服の保管で「収納が足りない!」』を
2019年5月25日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・片づけの美学45  布団・かさばる服の保管で「収納が足りない!」

             

 

暖かい季節になり、冬の布団や衣類を片づける時期になりました。
ただ、いざ収納しようとして、必要なスペースにお困りではないでしょうか。
季節モノの収納を見直してみませんか。  

季節モノは増えていく

持ち物は、その家に引っ越した日が最も少ないと言われています。
同じ家に長年暮らしていると、モノを増やさないようにいくら気をつけていても、
モノは増えてしまいます。 

特に冬の衣類や布団は、フワフワ、モコモコしていることが多いので、
1つ増えるだけでも、収納の中で大きな存在になります。

場合によっては、冬物のせいで、収納がぎゅうぎゅうになったり、
押し込むような事態になったりすることも。
 
収納スペースを増やすよりも、収納の方法を工夫することで、問題を解決してみましょう。  

             

☆モノを小さくする

大きなモノを小さくする方法で解決。

「布団用圧縮袋」は、袋の中の空気を抜くことで、布団を薄く圧縮するアイテムです。
布団のサイズがずいぶん小さくなるので、収納スペースを節約することができます。
 
掃除機で空気を吸い出すバルブがついているタイプや、手で空気を追い出すタイプなどがあります。
また、防ダニ加工を施してある商品もあります。
 
使い方は、まず布団の湿気を取り除くため、天日干しをします。
布団の熱が取れてから、袋に入れやすい大きさに畳みます。
なるべく奥に入れましょう。

次に袋に布団を入れ、チャックをします。
チャック閉めが不完全だと空気が抜けてしまうので注意してください。

商品によっては、スライダーがついていて、滑らせるだけで、袋を完ぺきに閉じることができます。  
最後に空気を抜きます。

掃除機で空気を抜くタイプは、ノズルを垂直に当てることで、上手に空気が抜けていきます。
商品によって保存期間は違いますが、あまり長期間保存していると、
元の状態に戻らない場合があるので注意してください。  

            

☆宅配クリーニングの保管サービス

シーズンオフのモノを、家に置かない方法で解決。
家の外で保管してもらいましょう。
 
冬物はサイズが大きいので、クリーニングに持ち込むことさえも一苦労。
そんな時に助かるのが、宅配クリーニングです。
自宅から洗濯物を箱に詰めて宅配便で送り、クリーニングが済んだら、送り返してもらうサービスです。

そして、多くの会社がクリーニングした衣類や布団などを保管するサービスを提供しています。
箱に詰めて送るだけで、使ったモノが次に使う時期にきれいになって戻ってくるのは、ありがたいですね。 

会社によって、保管の期間、保管の料金、送料の有無や保管する場所や環境など違いがあるので、
自分の好みや希望に合ったものを選んでくださいね。

             

☆箱の保管サービス

「クリーニングは不要だけど、モノを預けたい。
だけどトランクルームを借りるほどではない」という場合は、モノを預かってもらう方法で解決。

箱にモノを詰めて、箱を宅配便で送って保管してもらうサービスです。
箱のサイズで料金が決められて、月額料金を払う仕組みです。 
会社によって、料金やサイズ、保管する場所や環境など違いがあります。

このサービスであれば、冬の衣類だけでなく、
一緒に冬小物(例えば手袋やスキーゴーグルなど)も一緒に家の外で保管してもらえます。  


☆布団をクッションに変身させる

シーズンオフの布団を、「クッションにしてしまう」というアイデアで解決。
布団をヌードクッション(クッションの中身)に見立てて、使いながら保管する方法です。
 
来客用の布団など、使う機会は少ないけれど、持っていないのは不安というアイテムには
適した保管方法ではないでしょうか。
敷布団ならソファに、掛け布団ならクッションになります。  


☆楽しんでチャレンジ

収納が足りないと、片づけることが面倒で、後回しにしがちになります。
そんな時は、解決方法を試してみてください。
上手く片づくとストレスなく次のシーズンを迎えることができますよ。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
              

今回、美学のある暮らし 代表の 奥野愉加子さんの連載記事の『片づけの美学』を初めて読んだひとりであるが、
創意工夫のある季節モノの対処に感心させられた・・。

そして今回、宅配クリーニングの保管サービス、或いは箱の保管サービス、
初めて知り、こうした制度を利用すれば何かと利便性がある、と微笑んだりした。

こうした根底のひとつには、どちらかが要支援の身になった時は、
やむなく2DKのマンションに転居したり、要介護となれば介護施設に入居・・
このようなことを思い重ねて、今回の記事を多々教示させられたりした。

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高齢者夫婦が楽しく過ごす鍵は、自助、共助、公助と助け合う世界、私は学び、やがて微笑みを重ねて・・。

2019-05-30 18:03:52 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 マネーの達人 】を見たりした中で、
『 「人生100年時代」を楽しく過ごす鍵は「定年夫婦」
          安心・安全に暮らせ、無駄な出費もなくなります。 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京郊外の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や15年となっている。


このような私であるが、どのようなことなのかしら・・思いながら、
記事を精読してしまった。

この記事は、社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)などで
御活躍されているさんの寄稿文であり、
公式サイトの【 マネーの達人 】に2019年5月23日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・「人生100年時代」を楽しく過ごす鍵は「定年夫婦」  安心・安全に暮らせ、無駄な出費もなくなります  

              

毎日が楽しく気ままにお金に悩むこともほとんどない生活。
こんな生活ができるなら、いつまでも続いてもらいたいものだと、
誰もが思うのではないでしょうか。

実は、完全リタイアした現在の定年後の生活というのは、このような状況に近いのではないかと思います。

☆定年後の生活とは

物心ついたときから日々の生活は、朝は6、7時頃に起き、夕方か夜まで働いたり勉強したり、
そして週単位では休んでもよい日が設けられるという生活パターンです。

週単位での休日は、休息やリフレッシュメントのためです。

平日は、一所懸命にはたらき勉学をする時間です。

このような日単位、週単位の生活パターンは、仕事をしなくなる前まで、約60年間前後にわたって続きます。


ところが、仕事をしない定年後になると、
この60年にわたって続いてきた生活パターンが突然、変化
します。 

具体的には、週5日間か週6日間の働く時間帯が空白になります。

働いたり勉強していた時間を自分の好きなように使えます。

時間を好きなようにして良いといわれるところに定年後は
「毎日が日曜日」というイメージに繋がるのかも知れませんが、休みの日とは働いたり勉強する休養です。

定年後は「毎日が日曜日」ではありません

つまり、仕事のない定年後とは、実は人生で経験のしたことのない日々を過ごします。

現役時代には限られた1日24時間のなか一心不乱に働いたり勉強していた生活から、
「時間を持てあまし」気味の生活に大転換します。

そして、この生活はお金の心配さえなければ、まさに地上天国のような生活ではないかと思えます。

この定年後の生活を主に支えているのが公的年金です。

もちろん、公的年金だけでは十分ではないので、
お金つまり金融資産を持つわけですが、やはり主役は公的年金です。

公的年金の代わりになるような金融資産や収入源があれば、
年齢に関係なく、いつでも完全リタイアできます。

              

☆長寿は祝うべきものだが

最近のデータによると、

95歳まで生きる可能性は、男性なら約10%、女性では25%、
つまり男性の10人にひとり、女性は4人にひとり

になります。

これは平均なので、たとえば平成29年数値で男性65歳の人の平均余命は
約20年で85歳まで生きると統計的になります。

そして、85歳の人の場合は、平均余命は6.26歳、平均で90歳超です。

65歳定年としても平均として25年以上の余命があります
男女ともに長寿なので、定年夫婦として過ごす時間が長くなると予想できます。

長寿は祝うべきものです。
しかし、お金、健康など本当に大丈夫かなと思ったりもします。


☆人生100年は「おひとりさま」では長過ぎて寂し過ぎる 

年をとって「おひとりさま」でいることを私は勧めていません。
40、50代はシングルであっても、人生の後半からは、配偶者・パートナーになることを勧めています。

高齢になると、配偶者・パートナーが必須だからです。
50代になるとパートナー、相棒という感じでしょうか。
子どもの心配もありません、パートナーとともに日々を楽しめば良いのです。

人生後半では、配偶者・パートナーが必要なことを理解させてくれる本があります。

蛭子能収さんの「ひとりぼっちを笑うな」という本です。
群れずにひとりであることは悪いことではないというスタンスの本ですが、
「本当の『孤独』を知った前妻の死」という節があります。

50歳過ぎまで孤独をとくに感じることがなかった著者が
51歳の妻に急逝されてしまい、子ども、友人、ペットや趣味などでは、
とても喪失感を埋めきれなかったと述べています。

そして、蛭子さんは再婚し、配偶者という存在の素晴らしさを教えてくれています。

「ひとりぼっち」には例外があり、それは配偶者であり、
決して「ひとりぼっち」ではありません

ただ、70代、80代で配偶者を失うと、以後はひとりぼっちになってしまいがちですが、
ひとりぼっちというのは、男性よりも女性の方が強いように思えます。

              

☆人生100年に「定年夫婦」が必須なわけ 

まずは確率論から考えてみましょう。
病気や失業など人生にとって厳しい危機に陥る確率が、5%あるとします。

これが夫婦2人の場合に、2人がともに厳しい危機に陥る確率は、0.25%になります。
これが3人(たとえば頼りのなる子供がいる場合ですが)では、限りなく0に近づきます。

パートナーでいることのメリットは、数多くあります。

気心が知れて共に暮らせるというのは、
安心であり安全にも繋がり、孤独による無駄な出費や行為がなくなります。

また、ひとりでいると知らず知らずのうちに「偏り」が生じてしまいます。
それをチェックしてくれるのが配偶者であり家族になります。

ひとりということは、自助と公助の世界ですが、
2人になると自助、共助、公助と助け合う世界が広がっていきます。・・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。                 

                

私はさんの寄稿文を読み終わった後、確かにそうですよねぇ・・と同意を重ね、
特に高齢者夫婦が楽しく過ごす鍵は、自助、共助、公助と助け合う世界、私は学びながら、
微笑みを重ねたりした。

私たち夫婦は、年金生活14年の昨年まで、お互いに幸運にも大病に遭遇せずに、 過ごしてきた・・。

しかしながら私は、今年の新年そうそうの1月3日の夜10時過ぎ、
心臓の左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、 やむなく救急車で循環器専門の『榊原記念病院』に搬送されて、
10数名の医療スタッフの中で、 私は中央診察台で心電図、造影剤を入れてカテーテル、
そしてCTスキャンなどの精密検査、 或いはレントゲン終えたのは、1月4日の早朝3時半すぎであった・・。

やがて『胸膜炎』(急性冠症候群)と病状とされ、
しばらく経過観察したく・・ と入院が余儀なくされて、結果的に8泊9日の入院となったりした。
 
そして今回、私は自身の健康に関して、タバコの喫煙に関して自己節制の能力が欠けて、やめられず、
56年ばかり自身に甘えてきたが、 遅ればせながら禁煙を決意し、今日に至っている。
                         

更に3月の初めの頃、私は突然に左眼だけが酷い白内障になったように視力が激変し、
結果的には4
月2日より、眼科医院に6泊7日して左眼の 硝子体手術を受けたりした・・。 

                

この間、私が3月は左眼の検査で忙しくしている時、 家内が体調を崩して内科を検診した後、
まもなく胃の後ろ側にある 長さ20センチ前後の左右に細長い臓器の膵臓(すいぞう)に
異変があることが推定された。

やがて私の住む地域の大きな総合医療センターで、 3回ばかり通院して、
専門医師のアドバイスされる中、初期の膵臓(すいぞう)がんです、と診断されたりした。

そして4月17日より2泊3日で、家内は検査入院した後、
5月12日より摘出する手術で入院をして、今日に至っている。

この間、私たち夫婦は、最悪の場合を想定することもあったりして、揺れ動いたりしたことは事実であった。
この後の経過状況、 やがて回復状況も医師より順調と診断され、明日に退院予定となった。

このように私は新年早々から、入院生活を2回も体験し、
家内は結婚以来、初めての入院生活を過ごすこととなり、
お互いに病院に通う日々が多くなり、微苦笑を重ねあったりした。

              

このような体験をしてきた私たち夫婦としては、
今回の《・・高齢者夫婦・・自助、共助、公助と助け合う世界・・》に瞬時に、
そうですよねぇ・・私は実感させられ、やがて微笑みを重ねたりした。

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高齢者こそ、肉を食べて、うつ病予防、こっそりと74歳の私は学び、やがて微笑みを重ねて・・。

2019-05-29 16:16:52 | ささやかな古稀からの思い

「人間は年を取るほど粗食になるが、高齢者こそ肉を食べたほうがいい」
と主張するのは、精神科医の和田秀樹医師だ。

「1日に摂取する肉の量はアメリカ300グラム、ヨーロッパ220グラムに対して
日本は80グラムで、高齢者はさらに少ない。

かつては、肉を食べるとコレステロールが上がって、危ないとされましたが、
最近では、コレステロール値が高いほど長生きする上、
肉を食べないと免疫機能が落ちて、がんになりやすくなることも分かってきた」

86歳にして世界の山々に挑む登山家の三浦雄一郎氏や
黒柳徹子氏(85歳)など、肉好きで知られる高齢者は少なくない。

「肉を食べないと、男性ホルモンが減少します。
すると性的に“枯れる”だけでなく、記憶力や判断力が低下して、
人付き合いが億劫になる。

肉を食べないと、身体と精神がともに老化するんです。

肉には、神経伝達物質セロトニンの材料となる必須アミノ酸が多く含まれます。
セロトニンが減少すると、うつ症状が進行して、自殺率が高まります。

事実、うつ病は人口の3%程度ですが、65歳以上では5%に跳ね上がる。
うつ病を防ぐためにも、65歳を過ぎたら、食卓に肉を増やすことを意識してほしい」(和田医師)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした

            

何かと肉類が大好きな私は、欧米人に真似て1日に摂取する肉の量は200グラム前後、
野菜も多く食べながら愛食しているが、今回《・・うつ病の予防・・》にもなるんだぁ・・
微笑んだりした。

確か2年前に105歳で亡くなった聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんは、
週2回は肉を食べていました・・私は書物から学んだことがあった。

そして元気に生きるには、週2回程度の肉食が必須ということを学び、
つたない人生航路を歩んだ私でも、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
殆ど毎日
歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。 

私は身長169センチ、体重は74キロ前後の少し肥満体となっているが、
何かしら、元気で長生きするには、肉食などを愛食して、太めの体重をキープするのが大切、
と私は書物から学んだりしてきた。

そして今年の9月に誕生日を迎えると、後期高齢者の入門が許される75歳となり、
やがて自助努力と幸運に守られながら、80歳の誕生日を迎えられるかしら、と思い馳せ、微笑んだりした。

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俳優の伊東四朗さん、年齢を重ねるにつれて「やめたこと、始めたこと」、私は学び、魅せられ・・。

2019-05-28 17:15:03 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 現代ビジネス 】を見ている中、
『 元気な有名人が65歳過ぎてやめたこと、始めたこと 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古びた一軒家に住んで、ささやかな生活を享受している。

私は民間会社のある会社に35年近く勤めて、 2004年(平成16年)の秋に定年退職した身であるが、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。

そして、私は出向身分であったので、この後もリストラ烈風が加速される中、
会社の首脳部が社員を自主退職させる希望退職優遇制度などの免れたのも事実であり、
定年前にやむなく退社を余儀された同僚、後輩に少し後ろめたく、
退職後の年金生活に入った理由のひとつとなった。

しかしながら根底の実情は、この当時は大企業も盛んにリストラが実施されている中、
たとえ私が定年後に新たな職場を探しても、これといった突出した技術もなく、
何よりも遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまった。

このような拙(つたな)いサラリーマン航路であり、
私たち夫婦は、2人だけで第二人生の歳月を過ごすので、 結果としては定年後の長い人生は、
お互いの趣味を尊重して、堅実な生活を過ごせば、
年金生活でも何とかなると、定年後に年金生活を始めたりした・・。
               
やがて拙(つたな)い定年退職までの半生を過ごしてきた私でも、
年金生活は、 予期した以上に、苦より歓びの方が圧倒的に多く、安楽に過ごして早や15年目となっている・・。


こうした中で、私は御年配の御方の著作された本、或いは御近所の年配者、
そして親戚の叔父さん、叔母さんなどから、何かと今でも私は学ぶことが多い。

              

こうした習性のある私は、今回の見出し《・・元気な有名人が65歳過ぎてやめたこと、始めたこと・・》を読み、
各界でご活躍されている有名人のそれぞれの思いを少しでも学ぼうと思い、
こっそりと読んだ後、それぞれの人生観、平素の多彩な行動力など、
満天の星空を眺めるように、多々私なりに教示されたりした。                               

この記事の原文は、『週刊現代』の2019年5月11日・5月18日合併号に掲載された記事のひとつであり、
関連の公式サイトの【 現代ビジネス 】に5月28日に配信されていた。

今回、この中から最初に記載された俳優の伊東四朗さんに関して、
そして結びの文として、精神科医の保坂隆さんの発言を無断であるが転載させて頂く。

《・・元気な有名人が65歳過ぎてやめたこと、始めたこと

☆サプリはやめました

「あんたがたタフマン」
 栄養ドリンクのイメージキャラクターを務めてから早30年以上経つが、
その顔つきや体型は当時と変わらない。

話す言葉もしっかりしている。俳優の伊東四朗さん。

 
81歳になるいまも元気に第一線で活躍する伊東さんだが、
65、70と年齢を重ねるにつれて「やめたことがある」と語る。

 
「5~6年前までは、健康に気を使って、サプリメントを飲んでいました。
でも全部やめました。
飲まなくても特に体調に変化がなかったんです。

飲みきれなかったビンが、いまも自宅にたくさん残っています。
タフマン? タフマンはいまでも飲んでいますよ(笑)。

 
昔は明確に何歳まで生きてやろう、みたいな目標があったんですけど、
70歳過ぎたころから、そういうのはなくなりましたね。

 
ただ最近は、モンキー・パンチさん(享年81)や小池一夫さん(享年82)など、
私と同年代で先輩格の方たちが、相次いで鬼籍に入っている。
同じ表現者として、なんとかみんなの分も、頑張ろうという思いはありますね」

              


65歳といえば、再雇用も終わり、今後の人生をどう過ごすか、
大きな「分岐点」となる年齢である。
急に老け込む人もいれば、昔と変わらず若々しい人もいる。

 
65歳を超えても健康に長生きしている有名人は、どんなことをやめて、新たに何を始めたのだろうか。

 
冒頭の伊東四朗さんは、75歳のときに20年近く続けてきたテニスをやめた。

 
「テニスを始めたのは55歳のころ、女房に誘われてハマりました。
多いときは週3回、一日8時間くらいやる日もありました。

あまりに長いので、仲間から『いつまでやるんだ、バカヤロー』
なんて、はやし立てられたりしてね。

 
でもテニスは走ったり、止まったり、跳ねたり激しい運動でしょう。
だからもともと痛めていた左ひざが、悪くなってしまった。
それで女房とともに、やめることにしました。

 
代わりに始めたのが、ウォーキングです。
ほぼ毎日、近所の神社まで6kmを1時間ほどかけて歩く。

 
あとは両足それぞれに1.5kgの重りをつけて、家の周りを歩いたり、
腹筋や腕立てもしてるけど、無理をすると嫌になるので、気が向いたときだけ、やるようにしています」

              

☆未練を持つのをやめた

車の運転もやめた。2年前に79歳で、免許を返納し、現在はもっぱら電車移動だ。

「具体的になにかあったわけではありません。
ただ、75歳を超えたら免許更新のときに、高齢者講習やら認知機能検査やらあるでしょ。


日時がわかっているか確認するために、時計を持ってこないように言われたり、
動物の写真を見せられて、覚えているかどうか確認させられたり、面倒だし、
正直なところ『ちょっとこれはないだろう』と思ったんです。

それで警察に行って返納してきました。


いまでも運転は、できるとは思うんです。
でもやっぱり目も悪くなったし、耳も遠くなったので不安はある。


最近も87歳の方が事故を起こしていましたが、車を運転していたら、
なにかのはずみで、自分も加害者になるかもしれない。
免許を返してからは、そうした不安はなくなりましたね」

 
電車に乗るようになり、一日に歩く歩数も増えた。
さらに身体だけでなく、頭の体操として始めたのが、「円周率」の暗記だ。

伊東さんが続ける。

「新聞のコラムに『産医師異国に向こう・・・』と、
語呂合わせを使って、簡単に円周率を覚える方法があることを知ったんです。

 
そのことを加山雄三さん(82歳)に話したら、
彼も小さいころに同じ方法で、円周率を覚えていたらしくて『簡単にできるよ』と言われて。

それでやってみたら、ものの10分で30桁覚えられた。
最終的には1000桁まで、暗唱できるようになりましたよ。

 
覚え方のコツは、とにかく声に出すこと。
周りに変な目で見られながらも、ブツブツ言いながら覚える。
でも別に、覚えなきゃいけないとかいう気持ちはないんです。


仕事じゃないから、自分のペースで、やりたいときにだけやる。
そのおかげか、この年になってセリフの覚えがよくなった気がします」

(略)

              

『がんばらない老後のすすめ』などの著者で精神科医の保坂隆氏が語る。

「特に男性は、人付き合いを苦手としていますが、
医学的にも友人や家族とのつながりが多い人は、長生きすることがわかっています。

入院患者を調べたところ『面会者数が多い人ほど、早く病気が治っている』という面白い報告もあります。

 
もう一つ大切なのが『笑う』こと。
笑えばセロトニンが作られ免疫力をあげることは、医学的にも実証されています。
さらに怒りと関係するアドレナリンも減るので血圧も下がる。

笑うだけで薬もいらなくなり、まさに一石二鳥なわけです」


人生を楽しく生き切る。
元気に長生きしている有名人たちは、図らずもそれを実践していた。・・》

 
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

              

私は俳優の伊東四朗さんに関して、殆ど無知であり、
確か私が中学、高校時代の頃、テレビの番組で『てんぷくトリオ』の一員として御活躍されていた当時、
たまたま私は視聴していたりした。

この後、私が年金生活の中で、家内がテレビドラマを視聴していた時、
偶然に私も視聴して、演技力が優れた御方・・と思ったりした後、
あの『てんぷくトリオ』の一員の御方か、と驚いたりした。

今回、たまたま伊東四朗さんの《・・65歳過ぎてやめたこと、始めたこと・・》思いを読み、
この御方の人生航路を少し学び、魅せられることがあり、私なりに微笑んだりした。

そして私は、それぞれの御年配の御方が過ごされてきた人生航路から、発露される言葉、行動力・・・
圧倒的に魅せられて、今日に至っている。

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ひざ・腰が痛い→歩きたくない→認知症→死亡が増える、健康寿命を保つ基礎の教科書、と思い深めて・・。

2019-05-27 17:57:48 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 現代ビジネス 】を見ている中、
『 ひざ・腰が痛い→歩きたくない→認知症→死亡が増えています 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古びた一軒家に住んで、ささやかな生活を享受している。

そして私は年金生活の当初から、我が家の平素の買物は、 私は自主的に買物専任者として宣言し、
家内から依頼された品を求めて、 独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、
買物メール老ボーイとなっている。

この後は、やはり自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などを歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。
このような午前中の過ごし方を殆ど毎日のように過ごしてきた・・。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

このような思いで過ごしている私は、
今回の《・・ひざ・腰が痛い→歩きたくない→認知症→死亡が増えています・・》、
いつの日にか、私自身が歩けなくなった時・・最悪の事態になった時・・念頭に記事を精読してしまった。

                                

この記事の原文は、『週刊現代』の2019年5月11日・5月18日合併号に掲載された記事のひとつであり、
関連の公式サイトの【 現代ビジネス 】に5月27日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・ひざ・腰が痛い→歩きたくない→認知症→死亡が増えています    

長生きしたい。
そう思う一方で、「いつか認知症になり、名前すらわからなくなるのでは」
という恐怖も同時に抱えている。

それを防ぐカギは「歩行」にある。
あなたはちゃんと自分の足で歩けていますか? 

            

☆「億劫だから」が命取り

「父は、定年後も社交ダンスの講師を務めるくらい健康的だったのですが、
70歳を過ぎたころから、『ひざが痛い』、『腰が痛い』とよく言うようになりました。
自分で歩いて外出することすら億劫になり、自宅に籠もりがちの生活を送っていました」

 
こう語るのは金山芳樹さん(54歳・仮名)。
父の面倒は、実家の母に任せきりだったというが、だんだんと父の様子がおかしくなってきたという。

 
「母は、出歩こうとしない父の世話をせっせと焼いていたようですが、
皮肉にもそれが、父から自立する機会を奪っていたのです。

 
父は、かなり認知症が進んでしまったようで、母以外の人間がわからなくなり、
実家に顔を出した私を不審者だと思って、警察に通報したり、
見舞いに来た妻や娘の身体を触ったりするようになりました。

 
結局、父は誤嚥性肺炎を発症し、亡くなりましたが、
まだ74歳で、天寿をまっとうしたとは到底思えない最期でした。

急激に衰えていく父を見て
『歩かなくなったことが、よくなかった』と気づかされました。でも
それも後の祭りです」

 
現在、日本の65歳以上の人口は3500万人を突破。
平均寿命は男性で80.98歳、女性は87.14歳まで延びた。

だがその一方で、健康寿命は男性が72.14歳、女性は74.79歳に留まっている。
つまり男性なら約9年間、女性なら約12年間、
「健康ではない状態」で残りの人生を生きることになる。

 
内閣府の「高齢社会白書」によると、65歳以上の人で、
「健康上の問題で、日常生活に支障がある」
と答えた人は人口1000人あたり258.2人に上る。
およそ4分の1の人が、体に何らかの問題を抱えている。

 中でも近年増えているのが、ひざや腰が痛いからといって、
歩くのが面倒で、ベッドやソファでゴロゴロしているばかりになり、
それが原因で認知症を発症し、そのまま死亡するケースだ。
            

「日本人で『歩けない』、『歩きたくない』という場合の理由で多いのが、ひざ痛、腰痛です。
高齢者になれば、どうしても加齢により、ひざであれば変形性膝関節症、腰であれば変形性腰椎症、
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症など、何らかの疾患を持っています。

 
骨粗鬆症が進行し、圧迫骨折を起こしている人もいます。
まずはその原因を突き止めることが大切ですが、放置している人も少なくありません。

 
痛みのため歩いて外出する頻度が減ると、認知機能が低下し、死亡率が上がるのは、その通りだと思います。
理由としては、正しく自分の意見が言えないことが大きい。
症状を伝えられなければ、適切な治療を施すこともできませんから」(黒木整形外科内科クリニック院長の黒木啓之氏)

            

☆家族が寝たきりを作る

寝たきりとなれば、誤嚥性肺炎や褥瘡(床ずれ)からの感染症など合併症も増える。
認知症発症者は、そうでない人に比べて2~3倍のスピードで老化が進み、
4年後の死亡率は80%を超えるという調査結果もある。

 
なぜ歩かないと、認知症が進行するのか。

おくむらクリニック院長の奥村歩氏が解説する。

 「歩くことは、脳の前頭葉の働きと密接に関係しています。
人間は『二足歩行』によって、手が使えるようになり道具を生み出したのと同時に、
リズミカルな運動を手に入れました。

 
水前寺清子の『三百六十五歩のマーチ』のように『イチニ、イチニ』と歩く。
このリズミカルな規則正しい運動が、情報処理を行う前頭葉、
その中でも一番重要な前頭前野に、好影響を与えるのです。
結果、神経伝達物質のセロトニンを分泌させ、認知機能を高めているわけです」

 
机に座って考えていてもいいアイディアが思い浮かばないときに、
ちょっと散歩をしたりすると、いい案が浮かんだりする。
これは歩くことにより、脳が活性化されている証左である。

 
「よく『入院すると、ボケる』と言いますが、
特に高齢者の場合、骨折して短期間入院するだけで、急激に認知機能が衰えることがあります。
これは病院に閉じ込められるからではなく『歩行が制限される』からです。

 
退院してからも歩くようになれば、元に戻りますが、
痛いからと自宅に閉じこもってしまえば、寝たきり→認知症→死亡の確率が一気に高くなります」(奥村氏)

「自分の足で歩く」という行為は、運動機能だけでなく、
視覚で空間をとらえる機能など複合した脳の働きを必要とする。
そのため歩行速度の変化は、認知機能の状態を表す指標になる。

            

アメリカのオレゴン健康科学大学が65歳以上の約200人を9年間追跡調査した結果、
歩く速度が遅くなっていた人の多くに、軽度認知症が発見されたことも報告されている。

 
このように歩行と認知機能は、強い相関関係にあるわけだが、
ひざや腰が痛くて、歩かなくなるのは、本人の意思の問題だけだと考えるのは早計だ。
周りの家族の存在も大きくかかわっている。

 
大宮保奈美さん(54歳・仮名)は、こんな後悔を口にする。

「姑の実家は農家で、普段から元気に自転車に乗って動き回る人でした。

ところが、83歳のとき、転倒し骨折した際に、
夫や舅から『言わんこっちゃない』、『年寄りが無茶して』とひどく責められてしまったんです。

 
もちろん、本人も痛かったのでしょうが、
それ以上に『家族に迷惑をかけてはいけない』と、以来ほとんど出歩かなくなってしまった。

 
だんだんと言葉数も減り、骨折から半年もしないうちに、亡くなりました。
医者は老衰と診断しましたが、完全に認知症でした。

 
長年連れ添った夫や実の子どもから『厄介者』扱いされたことは、さぞ屈辱だったに違いありません。
それが認知症を誘発させたと思っています」

 
福島県立医科大学医学部・公衆衛生学講座教授の安村誠司氏が語る。

 「寝たきりというと、なんとなく身体的、医学的な問題に見えますが、
私は社会的な問題だと思っています。

高齢者の閉じこもりの背景にあるのは、家族による高齢者の能力に対する『過小評価』です。

 家族が本人の持っている能力を正当に評価せずに、
過小に評価することを『エイジズム』=年齢差別と呼びますが、
予防的に『足が痛いなら、危ないし、外に出ないほうがいいよ』と言うことが、
本人たちの意欲を失わせ、実際の能力も下げてしまうのです」

             

☆一人で買い物してますか?

先日(4月10日)、こんな興味深いデータが発表された。
東京医科歯科大学などの研究チームが「自宅近くに食料品店がない人ほど、認知症のリスクが高まる」と発表。


2010年から3年間、全国の要介護認定を受けていない65歳以上の高齢者約5万人を追跡調査した結果、
「近くに食料品店がまったくない」と答えた高齢者は、
「たくさんある」と答えた人にくらべて1.7倍も認知症になる確率が高かった。

 
自分の足で店を訪れて、献立を考え、買い物をする。
レジでも人と話すし、買い物の合計額やお釣りなどの計算もする。
これらが認知機能に良い影響をもたらしている。

 
前出の安村氏は「家族と同居している人のほうが、じつは認知症になりやすい」と語る。

「一人暮らしのお年寄りの場合、少々、ひざや腰が痛くとも、
自分で歩いてなんとかしないと、生きていけませんよね。

独居老人と聞くとマイナスのイメージが強いですが、
そのおかげで健康寿命を長く保っている人もたくさんいるのです」

 
とはいえ、医者から「無理をしないでくださいね」と言われている人も多いだろう。

             

では、ひざや腰が痛い人は、どうすればいいのか。
「医者からの『無理しないでくださいね』という言葉の意味をもう少し正確に言うと、
『痛みが悪化しない程度に、どんどん歩いてください』ということなんです。


特にひざの関節痛をやわらげるには、ひざの周りにある筋肉を鍛える必要があります。
痛みが悪化しないということは、悪くはなっていないわけです。

 
悪くならない範囲で動かすことが、ひざや腰の痛みを改善させるポイントなんです。
もし、さらに痛くなるようでしたら、『そこまではやっちゃだめですよ』ということです」(安村氏)


歩くのが難しい人は、寝ながらひざを曲げたり伸ばしたりするだけでも、だいぶ違う。
テレビを見ながら、足だけを動かすことでも効果がある。


「どうしても痛くて、治療してもよくならない人は、
車椅子でもかまわないので、とにかく人と会って話すことを心がけてください。

 
痛いから歩いて外に出るのは『面倒だな』、『億劫だな』と思う気持ちもわかりますが、
自治会や町内会、マンションの理事会、登下校時の小学生の見守り、何でもいいので、
外に出て積極的に他人とかかわっていくことが大切です」(辻内科循環器科歯科クリニック院長の辻正純氏)


ちょっとしたことで、歩くのをやめていると、認知機能は思いもよらないほど一気に低下する。
子どもや孫の名前、果ては自分のこともわからなくなる。

 
つらい最期を迎えずにすむかどうかは、日々のこの瞬間にかかっている。
痛みが強くならない程度に毎日歩く。
それさえ心がけていれば、長生きは決して怖くない。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
              

今回の《・・ひざ・腰が痛い→歩きたくない→認知症→死亡が増えています・・》は、
高齢者の殆どの多くの御方に、判りやすい健康寿命を保つ基礎の教科書、と思い深めたりした。


私たち夫婦の両親は、今や家内の母だけとなり、
遠方の地に一戸建てに住み、 私より14歳年配で88歳の身となっている。

過ぎし年、私が民間会社のサラリーマンの定年退職した2004年〈平成16年〉の秋の直前に主人に病死され、
我が家より2時間半を要する千葉県のある市で独り住まいの生活をされて、早や15年になっている・・。

これ以来、長女の家内は季節が変わるたびに、独り住まいとなっている家内の母宅に、
季節の変わり目の大掃除、支度などで、6泊7日前後で行ったりしてきた。

やがて家内の母は、80歳過ぎた頃から膝(ひざ)を悪化して、整形外科に通院して、
こうした中で、担当医師から杖(つえ)を使うように勧められて、
これ以来、家内の母は杖(つえ)を頼りに、買い物などをして過ごしてきた。

この後、整形外科、内科、眼科に通院している中、
膝(ひざ)と腰に激痛が感じ、 5年前の頃から少し遠い大学病院で検査、そして入院したりして、
骨粗しょう症と筋力低下、と診断されたりした。

この後、退院後の検査をした後、リハビリで近くの病院に行ったりしている。
そして家内は付き添う為に、家内の母宅で駐在することが多くなってきた。

まもなく家内の妹が強力な援軍となり、家内と家内の妹が交互に、
家内の母宅に殆ど宿泊して、家内の母の食事、洗濯、掃除、或いは通院の付き添いなどしている。
 
このように、家内は家内の妹と逐次連絡しあって、 家内は独り住まいの家内の母宅に5泊6日前後で行っている時は、
私は我が家で独りぼっちの『おひとりさま』の生活を過ごし、早や15年となっている・・。

             

こうした中、家内の母は娘ふたりに介護されて、週に一度だけデイケァーに通っている。
何かしらこの施設より、それぞれの各自宅までマイクロバスで送迎して下さり、
施設では、お互いに談笑したり、軽い体操などをした為か、『要介護2』より『要支援2』に回復した。

こうした中、家内が家内の母に電話連絡をする最後の定例語は、
『お母さん・・家の中でも、よく動いてねぇ・・安楽椅子に座ってばかりいると、ボケるわょ・・』
と家内が家内の母に言っていることが、私にも聴こえて、微苦笑したりしている。

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認知症の予防には、自然な睡眠が重要、高齢者の私は学んだ後、こっそりと微笑んで・・。

2019-05-26 16:40:36 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイDIGITAL】を見たりした中、
『 見えてきた認知症のメカニズム 自然な睡眠が予防に重要な理由 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅に住む年金生活の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
ささやかに過ごしている。

そして私は9月下旬の誕生日を迎えると、後期高齢者入門の75歳となり、
家内も12月下旬の誕生日を迎えると、古希と称される70歳となる。


こうした中、秘かに恐れていることは、いつの日にか、どちらかが認知症になり、
『あなた・・って・・誰?・・』と、どちらかが相手を見て言われることである・・。

もとより認知症になった本人も、ときおり正常になった時は、戸惑いながら辛(つら)いと思われが、
ともすれば介護する方としては、張り合いが欠けた辛(つら)いと思われ、
お互いに意志の欠落した期間を過ごすことを思い馳せれば、
私は何とか認知症を避けたいなぁ、と深く思ったりしている。

             

このような深情のある私は、
今回の《・・見えてきた認知症のメカニズム 自然な睡眠が予防に重要な理由・・》に関して、
どのようなことですか・・と思いながら、記事を精読してしまった。

この記事は、【 日刊ゲンダイDIGITAL】に2019年5月24日に配信され、
無断であるが記事の前半部を転載させて頂く。
     
《・・見えてきた認知症のメカニズム 自然な睡眠が予防に重要な理由

「認知症予防には、睡眠が重要である」・・・。
テレビや雑誌などで、こんな話を見たり聞いたりしたことがあるだろう。

確かに睡眠を十分とっている人は、そうでない人に比べて、認知症リスクが低いと報告されている。

            

なぜ睡眠が認知症予防に効くのか? 
筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の林悠准教授に聞いた。


人は人生の約3分の1を睡眠に費やし、その不足は日々の健康や生活のパフォーマンスに影響する。
そればかりか、睡眠は生命維持に不可欠であることが知られている。


実際、米国の研究チームが、実験用ラットを寝かせなかったところ、
食べさせても体重が減り、毛が抜け落ちて多臓器不全を患い2~3週間で死んだと報告している。

それだけ睡眠は、健康に関係するのだが、実は認知症にも大いに関わりがあるという。


「認知症の主な原因は、特定のタンパク質の蓄積だと考えられています。
認知症のタイプにより、蓄積するタンパク質の種類が違います。

認知症の5割を占めるアルツハイマー病(AD)では、
アミロイドβ(Aβ)やタウというタンパク質が蓄積します。

レビー小体型の場合は、αシヌクレインが増えていきます。

睡眠は、脳内にたまったこうしたタンパク質を脳外に排出する働きがある可能性があります」

実際、実験用マウスでは覚醒時に比べ、
睡眠中に脳間質液中のアミロイドβ(Aβ)が大幅に減ること、
マウスを寝かせないと、アミロイドβ(Aβ)が凝集してできる老人斑が多数出現したことなどが報告されている。


睡眠は、脳内の脳脊髄液と間質液の流れを改善して、
神経細胞外に蓄積するアミロイドβ(Aβ)を流れやすくするなど、
脳内老廃物の排出を後押しするという報告もある。


「アストロサイトと呼ばれるグリア細胞の一種は、脳内の血管に張り付いて、
血管から栄養を神経細胞に供給する一方で、有害物質の侵入をブロックするなどの働きがあります。

この細胞は睡眠中に一斉に縮小し、その結果、神経細胞外のスペースが広がり、
アミロイドβ(Aβ)を排出しやすくしている、と提唱する海外の研究グループもあります」・・(略)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。                 

                

私は年金生活の当初から、我が家の平素の買物は、 私は自主的に買物専任者として宣言し、
家内から依頼された品を求めて、 独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、
買物メール老ボーイとなっている。

この後は、やはり自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などを歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。

このような午前中の過ごし方を殆ど毎日のように過ごしてきた・・。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

                                

この後の午後から夜半には、居間で読書をしたり、ブログの投稿文を書いたり、
或いは私が魅了されている御方のブログの投稿文を読んだりしている。

ときには居間でテレビを通して、映画、録画したドキュメンタリーを視聴したり、
或いは音楽を聴いたりしている。

やがて私が布団にもぐるのは、真夜中の11時半前後が多く、
目覚めるのは朝の7時過ぎが多くなっている・・。

そして現役サラリーマン時代だった時と違い、悩みは激少している為か、
たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡している。

やがて朝の7時少し前の頃に、ぼんやりと目覚めて、 うつらうつらとまどろみながら、
ぼんやりと昨日の出来事を思い浮かべたりした後、
本日は・・今週は・・と予定事項を思い馳せたりして、15分過ぎた頃に起床している。

            

このような年金生活をしていることが多く、15年生となった今、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、信愛を重ねて過ごしている。


こうした深情のある私は、今回《・・認知症の予防に・・自然な睡眠が重要・・》
と学び、適度に熟睡する私は、もしかしたら認知症に遭遇しないで、晩年を迎えられるかしら、
こっそりと微笑んだりしている。

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涼しくなる方法6つ! 体&お財布に優しい涼のとりかた、高齢者の私は学び、微笑みを重ねて・・。

2019-05-25 17:05:09 | ささやかな古稀からの思い

先程ときおり愛読している生活総合情報サイト【All About(オールアバウト)】に於いて、
『 涼しくなる方法6つ! 体&お財布に優しい涼のとりかた 
と題された見出しを見た。

私は東京の調布市の片隅に住む年金生活の74歳の身であるが、
ここ数日、突然の夏のような暑さが続き、何かと熱さに苦手な私は戸惑ったりしてきた。

そしてエアコンを稼働させて、冷気に甘えたりしているが、
今回の《・・体&お財布に優しい・・涼しくなる方法6つ・・》って・・
どのようなことなのょ・・と思いながら記事を精読してしまった・

この記事は、節約ガイドとして名高い和田 由貴さんの寄稿文であり、
【All About(オールアバウト)】に2019年5月24日於いて、配信され、
無断であるが転載させて頂く。

《・・涼しくなる方法6つ! 体&お財布に優しい涼のとりかた

               
              

夏はついついエアコンに頼ってしまいがちですが、お金をかけずとも涼しくなる方法を6つご紹介します。
保冷材やお水を使ったり、インテリアや食べ物などをちょっと工夫したりするなど、
簡単な方法ばかりなので、ぜひ試してみてください。

             

☆クーラーを使わないで涼しくなる方法

エアコンばかりに頼らず、涼しく過ごす工夫をしたいものです

エアコンばかりに頼らず、涼しく過ごす工夫をしたいものです

地球温暖化の影響で年々夏の暑さは厳しくなり、この30~40年間で、
東京などの都市では猛暑日(最高気温が35℃以上)が、なんと3倍近くに増えているのだそう。


暑さの厳しい日はとくに、ついついエアコンに頼ってしまいがちですが、
使いすぎは、お財布にも体にもやさしくありません。

そこで今回は、お金をかけずとも、ちょっとした工夫をすることで
涼をとることができる方法をご紹介していきましょう。


☆保冷剤で首やわきの下を冷やして涼しくなる!

保冷剤は、買わなくても、ケーキなどを買うともらえることがあります

保冷剤は、買わなくても、ケーキなどを買うともらえることがあります

ケーキなどを買うと、ついてくる保冷剤を凍らせておき、タオルやハンカチで巻きます。
それを、首の左右やわきの下に巻いておくと、体が涼しく感じられます。

というのも、首やわきの下には太い動脈が走っているので、
この部分を冷やすと冷えた血液が全身に巡るので、体温が低下するのです。


汗をかきやすい子どもをチャイルドシートに乗せるときも、この部分を冷やしてあげると
汗が出にくくなりますよ。


☆風呂上がりに足を冷水につけて涼しくなる!

入浴後に足を水につけると、汗が引きます

入浴後に足を水につけると、汗が引きます

せっかくお風呂から上がっても、またすぐに汗をかいてしまったら、
せっかくのサッパリした気分が台無しですよね。

入浴後に汗を引かせるには、最後に足を冷水につけると効果的です。
冷水によって一時的に皮膚表層の血液量が増えるので、汗は出るのですが、
結果的に汗の全体量を減らすことができます。


☆体温を下げる食べ物で涼しくなる!

みずみずしいトマト、なす、きゅうり

みずみずしいトマト、なす、きゅうり

スイカやキュウリ、冬瓜など、ウリ科の野菜には、体温を下げる効果があるという説があります。
特に冬瓜には漢方薬に用いられるほど、利尿作用があると考えられており、
むくみ取りや夏バテ対策にピッタリ。

他にもトマトやなす、とうもろこしなどの夏野菜も同様で、
旬のものをたくさんとることは理にかなっているのですね。


また、バナナ、パイナップル、メロンなど、南方産の果物も
熱を下げる働きがあるという説があるので、夏は積極的にとりいれましょう。


☆風通しをよくして涼しくなる!

暑い夏の味方、扇風機

暑い夏の味方、扇風機

無風のとき、扇風機を外に向けて回して、対角の窓を開けると、部屋に風が入るようになります。
窓が1つしかない部屋なら、ドアを開放しておくなどして、
2カ所以上の開口部を確保するのがポイント。


また、風が入る窓が大きく、出るほうの窓が小さいと
部屋の中を通る風にスピードが出て、涼しさが増します。
窓を開ける幅を工夫するとよいでしょう。



☆朝や夕方の打ち水で涼しくなる!

昔ながらの風習、打ち水。朝夕の涼しい時間帯に行うとよし

昔ながらの風習、打ち水。朝夕の涼しい時間帯に行うとよし


日本に昔からある打ち水の風習が、見直されてきています。
その効果とは、撒いた水が蒸発することで空気中の熱を奪い、わずかですが気温を下げるというもの。


地球温暖化対策キャンペーンの一環として、政府も打ち水を奨励しており、
夏はあちこちで打ち水イベントが行われています。
お風呂の残り湯を再利用し、朝夕の涼しい時間帯に行うのがベストです。


☆青系インテリアで涼感アップ!

青系インテリアで、視覚からも涼しさを取り入れてみて

青系インテリアで、視覚からも涼しさを取り入れてみて


青系色は、赤系色にくらべると感覚的に、3℃前後涼しく感じさせる効果があるという説があります。
面積が大きく目につきやすいものなら、さらに涼感もアップ。


カーテンやソファーカバー、座布団カバーなどなら、手軽に交換できるので、
夏場は青系統の色にチェンジしてみては。
青系の絵やポスターなどを飾ってみるのもおすすめですよ。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
             

                

私は東京郊外の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。                        
 
毎年、夏になると、私は幼年期に農家の児として育てられた為か寒さには強く、       
暑さに何よりも苦手な身であり、 家内は寒さに弱いが、夏の暑さは30度ぐらいでは平然としている。
こうした風変わりな夫婦なので、困ったなぁ、と少しばかりため息を幾たびも重ねたりしてきた。

このような状況であり、家内はクーラーの冷風が苦手であり、
私はクーラーの冷風をこよなく愛するタイプであり、
毎年、夏の初め梅雨の時節は、我が家は『冷たい戦争』となってきた・・。

家内からすれば、女の人は冷え症の方が多く冷風は禁物なのよ、
と天上の神のような声に私には聴こえたので、 これ以来、私なりに多少耐えてきたのが実情となっている。

               

私が若き40代の当時、サラリーマンで奮闘していた時、 休日の時、テレビで確か主婦連の女性が、
夏のクーラーは程々に倹約して27度を超えたら、体調を配慮してクーラーを、
このような発言をしていた。

我が家は古い温度計しかなかったので、 まもなく私は真夏日の日曜日に渋谷のデパートに出かけて、
西ドイツ(現在・ドイツ)製の堅牢な温度・湿度計を購入したりした。

                            


我が家の居間にあるが、今回は特別に移動して記念写真とした。

そして、この後の暑い日になると、
『XXちゃん・・30度を超えているょ・・ 主婦連だって・・体調を配慮してクーラーを・・と言っていたよ』
と私は温度計を指して、家内が見た後、クーラーの冷風をセットするのが、
ここ20数年の我が家の習性となってきた。           
 
昨年の7月初旬のある日、午前中のひととき、
私は平素の買物専任者のメール老ボーイの身であるので、
この日は歩いて10分ばかりのスーパーで買い物をしたりした。

燦々と陽射しが照らす中、夏の帽子を深くかぶり、半袖のスポーツシャツ、 長ズボンの容姿で颯爽と歩いたりしたが、
汗ばみ、ハンドタオルで顔をふいたりした。
そして帰宅後、洗面所で冷たい水で顔を洗ったりした。

家内は、窓を開け放ち、掃除をしていた・・。
そして部屋の片隅で、扇風機の羽根が元気よく廻っていたのであった。

『扇風機かょ・・』 と私は心の中で呟(つぶや)き、
やむなく私は団扇(うちわ)を取り出して、扇(あお)いだりした。

やがて昼下がりのひととき、私は奥の和室に簡易ベットを敷いて、
私は扇風機の風を受けながら、横たわりながら本を読んだりし、少し昼寝をしたりした。

               

翌日の午前中のひととき、私はいつものように平素の買物し、
この日は歩いて8分ばかりのスーパーで買い物をし、帰宅した。

この後、私たち夫婦は、昼食代わりの素麺(そうめん)を頂いている時は、
30度を超えていたので、 私は扇風機の風に吹かれて、家内と話したりしていた。

『節電の時世・・数年前、確か政府は28度ぐらいの室温に協力を・・と言っていたよねぇ・・』
と私はエアコンの冷気が苦手な家内に言ったりした。

『そうでしたよねぇ・・』
と家内は微笑みながら私に言った。

『確か・・25年前頃・・主婦連の方たちが、夏のエアコンの最適な温度は、
27度ぐらいが理想的・・と記憶しているが・・』
と私は言ったりした。

『あの当時は・・エアコンは冷やすものだと・・ 各家庭が寒いぐらいに冷やしていた時代だから・・
適温を言ったのよ』
と家内は笑いながら私に言ったのである。

『先ほど、そこにある温度計・・30度を超えていたよ・・
我が家でも、今年初めてのエアコン・・セットしょうか?』

『今頃から・・エアコンのお世話になると、非国民と言われますよ・・』
と家内は私に言ったりした。

『非国民かょ・・XXちゃんも昭和24年生まれなのに・・よく知っているねぇ』
と家内より5歳ばかり齢上の私は苦笑したりした。           

やがて3時過ぎ、家内は奥の納戸から収納している簾〈すだれ〉を取りだして、 各部屋に掛け始めた・・。

この間、クーラーの自動掃除をセットしたりした。

平年ならば学童が夏休みに入る21日の頃に、私の住む地域は『梅雨明け』となり、
これに順応して、我が家はクーラーの冷気の生活となるのであるが、
高齢者を大切にしましょう、と私は家内に幾たびか言ったりしていたので、 こうした効果が表れたのかしら、
と私は微苦笑したりしていた。

そして、冷風を受けた私は、夏の熱い時期はこの世で一番の贈り物だ、 と確信を深めたりした。           
このような事は、ここ10数年の習〈なら〉わしとなっている。

               

洋間であったら、雨戸、網戸、ガラス戸があるが、この季節はカーテンを外して簾〈すだれ〉とし、
和室も同様に、雨戸、網戸、障子となっているが、簾〈すだれ〉を掛けたりしている。

そして居間を中心に、和室、洋室、玄関、洗面所、トイレの窓際まで、 簾〈すだれ〉を付けている。
玄関の内部の窓辺、簾〈すだれ〉の上に、黒地の布をして、陽射しの熱さを防いでいる。

この熱い時季は朝涼(あさすず)が残る9時が過ぎる頃まで、 網戸と簾〈すだれ〉にして、風を通したりしている。


今回、若き女性の和田 由貴さんより、《・・体&お財布に優しい・・涼しくなる方法6つ・・》を学び、
創意工夫があり好感し、微笑みを重ねたりした。

我が家は年金生活の高齢者夫婦であるので、やはり適度にエアコンの冷気と簾(すだれ)、団扇(うちわ)、
そして私が外出先で愛用している扇子(せんす)を熱さ対策だなぁ・・と微苦笑したりしている。

 ☆コメント欄☆
家内の入院に伴い、私は何かと多忙となり、5月の月末まで閉鎖させて頂く。                                       

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100歳を超えても元気な人に共通する「長生きの4つの習慣」、高齢者74歳の私は学び、敬服させられて・・。

2019-05-24 17:03:00 | ささやかな古稀からの思い

先程、何かと愛読している公式サイトの【 ダイヤモンド・オンライン 】を見ている中で、
『 100歳を超えても元気な人に実は共通する「長生きの4つの習慣」』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の外れに住む74歳の年金生活の身であるが、
何とか80歳までは健康寿命を維持して、やがて80代半ばで、この世とサヨナラするだろう、
と漠然としながら思ったりしている。

しかし少なくとも70代の後半は、心身溌溂と過ごして、ささやかな願いを叶えたく、
少なくとも健康寿命を保ちたいなぁ・・と思ったりしている。

今回の《・・100歳を超えても  元気な人に共通する「長生きの4つの習慣」・・》のフレーズに圧倒されながらも。
少しでも心身溌溂とした要素を学びたく、記事を精読してしまった。

             

この記事は公式サイトの【 ダイヤモンド・オンライン 】に
2018年10月24日に配信され、無断ながら転載させて頂く。


《・・序文として

昨年、日本人の平均寿命は、男女ともに80歳を超える最高齢を更新し、
いまや世界的に見ても“長寿大国”となった日本。
しかし、「長生き」は本当に幸せなことなのだろうか。

厚生労働省の統計(2016年)によると、
日本人は平均寿命と健康寿命の差が大きく、 男性は約9年、女性は約12年も、
不健康な期間があるとされている。

年々平均寿命が延びている日本人にとって、
「いきいきと健康のまま長生きすること」は、これからの課題となってくるだろう。

そこで、『「日本人の体質」研究でわかった 長寿の習慣』(青春出版社刊)の著者・奥田昌子氏が、
日本人の体質や病気の傾向に特化した健康対策をアドバイスする。

            

昨年、日本人の平均寿命は、男女ともに80歳を超える最高齢を更新し、
いまや世界的に見ても“長寿大国”となった日本。

しかし、「長生き」は本当に幸せなことなのだろうか。

厚生労働省の統計(2016年)によると、日本人は平均寿命と健康寿命の差が大きく、
男性は約9年、女性は約12年も、不健康な期間があるとされている。

年々平均寿命が延びている日本人にとって、
「いきいきと健康のまま長生きすること」は、これからの課題となってくるだろう。

そこで、『「日本人の体質」研究でわかった 長寿の習慣』(青春出版社刊)の著者・奥田昌子氏が、
日本人の体質や病気の傾向に特化した健康対策をアドバイスする。

            

☆日本人の弱点である○○を溜めない食生活とは

人生100年時代といわれる今、日本では100歳を超えても、健康で元気な人が増えてきている。
双子の長寿姉妹の妹・ぎんさんは、自分のことは自分でやり、
「家の中に閉じこもっていてはいけない」
と毎日のように散歩に出られていたという。

また、医師の日野原重明先生は100歳を超えた後も、現役の医師として精力的に活動されていたことは有名だ。

このように、100歳を超えても健康でいきいきと暮らせた人たちは、
どのような食生活や生活習慣を心がけていたのだろうか。

全国の百寿者に向けて行った調査、ならびに長寿医学分野の研究によると、
彼らには共通する「4つの習慣」があることがわかった。



まず、「4つの習慣」の第1は、「栄養バランスのとれた食事」である。

特に、魚を中心とする動物性蛋白質と、大豆、海藻、緑黄色野菜をしっかり食べることだ。
日本の百寿者が好んで食べる魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)と
DHA(ドコサヘキサエン酸)という成分には、
中性脂肪を減らして、内臓脂肪をつきにくくする作用があるのだ。

内臓脂肪は、血圧を上げ、血糖値を上げる非常に悪い物質を分泌し、
脳梗塞や心筋梗塞、がんの発生を促すことがわかっている。

日本人が健康寿命を延ばすには、内臓脂肪を落とすことが欠かせないため、
魚の栄養は、日本人の寿命を支える大切な命綱なのである。

 また、厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると、
介護が必要になった原因の上位は、男女ともに「骨折・転倒」だという。

骨折・転倒を予防し、強い足腰を作る栄養素・カルシウムを摂取するにも
「栄養バランスのとれた食事」が有効である。
カルシウムは、海藻や緑黄色野菜、大豆、小魚に多く含まれているからだ。

            

「4つの習慣」の第2も食生活に関するもので、「腹八分目」である。

日本人は、体質的に内臓脂肪が溜まりやすいが、
この「腹八分目」を続けることでカロリー摂取をおさえ、
あらゆる病気の元凶となりうる内臓脂肪の蓄積を防ぐことができるからだ。

以上のことから、「栄養バランスのとれた食事」と「腹八分目」を心がけることが長寿への近道といえるだろう。


☆死亡率を下げる!?有酸素運動の驚くべき効果

百寿者に共通する「4つの習慣」の第3は、「有酸素運動」である。

やはり、健康を維持するには食生活だけでなく、適度な運動も必要だ。
この「有酸素運動」とは、体に酸素をしっかり取り入れながら、じっくり行う運動のことで、
たとえばウォーキング、自転車こぎ、水泳などがその代表だ。

その効果は折り紙つきで、高血圧、糖尿病、動脈硬化に関する専門学会は、
いずれも有酸素運動が病気の予防と改善に役立つとして、
1日30分を目安に、1週間に5日以上実施するようすすめている。

では、なぜ有酸素運動が健康に良いのか。
まず、有酸素運動を続けると、日本人の天敵である内臓脂肪が減って、
生活習慣病を抑える良い物質の分泌が増える。

また、老化の原因となる「糖化」を招く過剰なブトウ糖を減らすのにも有効で、
1回4㎞の軽いジョギングを週に5回以上続けたところ、インスリンの効き目がぐんぐん上がり、
1ヵ月後には運動を始める前の2倍に、1年後には3倍以上になったというデータもあるのだ。

百寿者の運動習慣を調査した結果、男女ともにほぼ半数が「運動している」と回答しており、
このうち多くが散歩も体操も、週に5~7回ほぼ毎日のように行っていることがわかった。
このように、有酸素運動は続けていくことで効果が高まるのである。


実際、体をよく動かす人は、死亡率が低いこともわかっている。
45~74歳の日本人約8万3000人を対象に、身体活動量と死亡率の関連を調べた研究がある。

体を使う仕事やスポーツを一日に行う時間と運動の強さをもとに、
参加者を4つのグループに分けて、約9年後のそれぞれの死亡率を調べたところ、
活動量が最も多かったグループは、最も少なかったグループと比べて
男性は27%、女性は39%も死亡率が低いことが明らかになった。

しかし、人によっては有酸素運動には、注意が必要だ。
朝起きて1~2時間後と夕方は血圧が上がりやすく、
夕食前などに空腹で運動すると、心臓に負担がかかることもある。
持病があって通院している人などは、必ず主治医の許可を得てから始めるようにしてほしい。

有酸素運動の他には、筋力トレーニングも有効で、
テレビなどでは、スクワットや片足立ちなどが紹介されている。

しかし、筋力トレーニングは、これまで実施してこなかった人が急に取り組むと
体を痛めたり、かえって転倒を招いたりするおそれもあるので無理は禁物だ。
安全には、くれぐれも気をつけて、楽にできるものだけ加えるのがよいだろう。

            

☆“ポジティブ思考”が長生きを後押しする!

百寿者に共通する「4つの習慣」最後の第4は、「気持ちが前向き」であることだ。

たしかに、長寿者は嫌な事があっても、気持ちを切り替えて、
おおらかに前を向く人が多い傾向がある。

ある調査によると、百寿者の約8割が「毎日気分よくすごせる」、「将来に不安を感じていない」と回答し、
「さびしいと思わない」も約6割いることがわかった。

さらに、「これからのことに夢や希望を持っている」という人が男性は3割以上、女性は14%もおり、
100歳を超えてもなお、将来を前向きに捉えている人が一定数いたのである。

また、人生に目的を持つことと死亡率などの関係について、
日本とアメリカで別々に実施された10件の調査結果からは、
前向きな考え方が、寿命を延ばすことが明らかとなっている。

平均年齢67歳の13万6000人にこの調査を行ったところ、
「人生に目的を持っている」と回答した人は、
そうでない人とくらべて7年以上にわたる調査期間中の死亡率が17%低いことがわかった。

さらに他の研究からは、「人生に前向きに取り組んでいる」と回答した高齢者は
脳梗塞の発症率が半分であることも示されている。

このように、考え方を前向きに変えるのは、単なる気休めではなく、
健康寿命と平均寿命を実際に延ばしているのだ。

一方、「前向きな考え方」とは正反対の「孤独感」は、死亡率を上げてしまう可能性がある。
これは一人暮らしかどうかではなく、その人が孤独を感じているかどうかが問題だ。

家族と同居していても、自分は孤独だと感じている人は、
そうでない人とくらべて死亡率が2倍高く、うつ病の発症率も上がってしまう研究報告もある。

このように、「孤独感」は体と心をむしばみ、老化を進行させるおそれがあるのだ。

さらに、「孤独感」は無力感とつながりやすく、「こんなことをして何になるんだろう」、
「結局、うまくいかないんだな」、「もう、いやになった」・・・などと考えてしまったら、
健康であることも、長生きしていることも、すべてが無意味に思えてしまうだろう。

その一方で、家族と同居して一緒に食卓を囲み、同じものを食べる人だけでなく、
一人暮らしであっても積極的に人とつながったり、仕事や趣味を楽しんだりしている人は
孤独を感じにくいとされている。

生き方は人それぞれだが、気の合う友人や兄弟姉妹と集まって、
気兼ねなくおしゃべりしながら、ゆっくり食事を楽しむ機会を持つようにすると、さらに健康でいられるはずだ。

            

ここまで見てきたように、健康寿命は食生活と運動、生活習慣、人種による体質の違いなど
多くの要因が重なり合って決まるが、その一つに「前向きな考え方」のような心のありようも
大きく関わっているのかもしれない。

「考え方」が寿命に与える影響については、研究が始まったばかりだが、
健康寿命を延ばす条件がいくつかそろったところで、最後の一押しとなったり、
体力が落ちた時に、下支えしたりする可能性は十分にあるのだ。

 「もう歳だから、体に不調が出てしまってもしかたがない」などと考える人も多いが、
それでは、歳のせいにして、健康をあきらめることになってしまう。

「明日もあさっても人生が続く」と考えれば、
体調不良を「しかたない」で片づけるわけには、いかないだろう。

将来を前向きに考えられれば、食生活や生活習慣に気を配り、
体をしっかり手入れすることを意識するきっかけにもなる。

「人間は、習慣の生き物である」というように、人生を作り、人生を変えていくのは、習慣の力である。
歳をとることを怖れず、これまで述べてきた食生活や生活習慣を繰り返し続けていくことで、
健康で楽しく天寿をまっとうすることができるはずだ。・・。》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

              

私は今回の《・・100歳を超えても  元気な人に共通する「長生きの4つの習慣」・・》
◎第1は、「栄養バランスのとれた食事」
◎第2も、食生活に関するもので、「腹八分目」
◎第3は、「有酸素運動」
◎第4は、「気持ちが前向き」
この4か条を読み終わった後、多々教示されられながら、恐れ入りました・・敬服の念で正座をしょうかしら、
と思ったほどである。

この中には、私が苦手なことがひとつあり、魚介類である。

《・・魚を中心とする動物性蛋白質・・ 日本の百寿者が好んで食べる魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)
と DHA(ドコサヘキサエン酸)という成分には、 中性脂肪を減らして、内臓脂肪をつきにくくする作用・・
 魚の栄養は、日本人の寿命を支える大切な命綱・・》

私は1944年(昭和19年)の秋に農家の三男坊として生を受け、
やがて小学3年生の頃、先生から『山彦海彦』の話を私たち生徒に優しく教えて頂いた時、
私は少し戸惑ったりした・・。

少年の私としては、山の幸で生活されている両親に育った『山彦』でもないし、
或いは海辺で生計をたてている両親の児の『海彦』にも属さないのである。

この頃の生家は、田畑が広がり、周辺は平坦な田畑、雑木林、竹林などが広がり、
少し離れた周辺はゆるやかな丘陵であり、国分寺崖と先生たちは称していた。

この当時の私は、山辺も知らなかったし、海も観たことのない少年であり、
やむなく里の児の『里彦』だ、と秘かに心に決めたりした。

このような心情が私の心の奥底に今だあり、『里彦』とか『里っ児』と思ったりする時もある。

                         

こうした幼年期の習性か、イワシ、アジ、ホッケ、ニシンなど焼いたり、煮たりするのは、食べたりしているが、
釣りなどは生臭くできない一人となっている。

ここ10数年は我が家で、何かしら台所が魚臭くなるので、魚を焼いたり煮たりすることはなく、
街中、或いは旅先の食事処で、食べたりしている風変わりな男である。
そして我が家では、せめてながらサバの味噌煮の缶詰、サケのビン詰めを食べたりしている。

こうした関係で、第1条の「栄養バランスのとれた食事」は、失格であるが、
何とか80歳のお誕生日を迎えたいなぁ・・と勝手に思っている男である。

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老後は「田舎」と「都会」どちらに住むか、高齢者の私は学び、やがて微苦笑を重ねて・・。

2019-05-23 17:31:59 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【マネーポストWEB】を見ていたら、
『 老後は「田舎」と「都会」どちらに住むか  
               出費が多いのは実は・・ 』
と題された見出を見たりした・・。

私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住む年金生活の74歳の身であるが、
15年前の定年退職した頃、「田舎暮らし」を夢想したことがあったので、
記事を精読してしまった。

この記事の原文は、『女性セブン』の2019年5月30日号に掲載された記事のひとつであり、
関連の公式サイトの【マネーポストWEBに5月23日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・老後は「田舎」と「都会」どちらに住むか 出費が多いのは実は・・

 老後の生活において、「都会暮らし」か「田舎暮らし」か、どちらを選ぶかで大きな差が出てくる。

             

都会で忙しく過ごしてきた人は、夫の退職金を利用して、
気候がよく、広い家でのんびりと田舎暮らしをしたいと考える人もいる。
だが、何も考えずに田舎暮らしを始めると痛い目にあう。

64歳主婦・金井さん(仮名)が話す。

「都心にアクセスのよいベッドタウンで、建て売りの小さな一戸建てに住んでいました。
子供2人も独立し、夫が定年退職したのを機に、田舎の広い家に移り、
趣味の園芸を楽しみながら、ゆっくり暮らしたいと考えました。

そして2年前、家を売ったお金で、思い切って神奈川の湘南に家を購入。
海の見える街で、地価が安い分、これまでより広い家で、憧れの田舎暮らしを始めました。

でも、引っ越してすぐに、夫ががんを患い、
現在は、病院と自宅を行ったり来たりする生活を送っています。

自宅からバス停や駅までは、歩いて35分、運行本数も限られるうえ、
車の免許も持っていないため、病院に通うのに、往復2時間かかります。

スーパーに行くにも、40分はかかります。
頻繁にタクシーを使うわけにもいきません。
今では考えが甘かったと、後悔しています」

憧れの田舎暮らしのはずが、まさかこんな事態になろうとは・・。
実際のところ、「田舎」と「都会」、どちらで暮らすのがよいのか。

             

介護ジャーナリストでオールアバウトガイドの小山朝子さんが話す。
「都会暮らしに慣れた人が、地方で暮らすのは想像以上に大変です。
夫婦のどちらかが病気になったり、介護が必要になったりすれば、
かえって苦労したり、お金がかかることも。

たとえば、山間部や過疎地では、大きな病院が遠かったり、
介護ヘルパーが訪問する事業所が近くにない地域もある。

都心部の家は売れることがあっても、地方の家は買い手が見つかりづらいでしょうから、
相応の覚悟が必要です」

都会よりも物価が安いから、お金がかからない・・・と金銭的なメリットを求めて
移住する人も少なくないが、注意が必要だ。

実は地方の方が、意外にお金はかかる。

たとえば光熱費は、都会の都市ガスよりも、地方のプロパンガスの方が総じて高く、
それだけで年間8万円以上の差がつくともいわれている。

「地方では大型スーパーが近くになく、競合店が少ないために
食料品や日用品の出費が2~3割増しになったという話も聞きます。

交通費も、地方はガソリン代やタクシー代がかさみがちですが、
東京都内では70歳以上は一定額を支払う『シルバーパス』を利用することで、
バスや都営地下鉄が乗り放題になるなど交通費を抑えることも可能です」(小山さん)


メリットとデメリットをよく比較して検討したいものだ。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした

                           

私は都心の郊外に住む74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

そして住宅街が広がる中で、少しばかり広い雑木の多い小庭の中、
築後40年の古惚けた戸建に住み、 私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や15年目となっている。

そして私の生家も近くにあるので、私自身としては結婚前後の5年を除き、
この地域に住んで、早や69年近くとなっている。

最寄駅としては、京王線の場合は、『つつじが丘』、『仙川』の両駅は徒歩15分である。
或いは小田急線の場合は、『喜多見』、『狛江』の両駅は徒歩20分となり、
そして私が長年通勤で利用した『成城学園前』駅は徒歩30分となっているが、
何かしら京王線と小田急線にサンドイッチされたかのような辺鄙(へんぴ)な地域に住んでいる。

いずれの最寄駅までの路線バスの利便性は良い所で、
たとえば都心の新宿のデパートに買物に行っても、 電車を利用すれば、我が家よりデパートの店内に45分ぐらい、
或いは東京駅でも我が家から一時間前後となっている。

                

私は民間会社の中小業のある会社で35年近く奮戦し、2004年(平成16年)の秋、定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めたが、平素の買物ぐらいと思い立ち、私は自主的に買物の担当となったりした。

そして家内から依頼された品を求めて、私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。

最寄駅までは、利便性ある路線バスは頻繁に走行しているが、
季節のうつろう情景を眺めたり、 歩くことは何よりの健康の源(みなもと)と信愛している私は、
原則として路線バスに頼らず、 ひたすら歩いて往還している買物メール老ボーイとなっている。

そして買物メール老ボーイの責務を終えた後、帰宅後も私は独りで外出して、
自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。  

そして70代の4年生して、心身共に自立し健康的に生活できる健康寿命を意識して、
確かな『生きがい』と『健康』、そして『気力』を持続できるように、 ときおり願いながら歩いたりしている。

                 

こうした中、我が家の周辺の住宅街は自家用車があるが、
我が家には、自動車がない稀(まれ)な家となっている。

過ぎし2004年(平成16年)定年退職後は、多々の理由で年金生活を始め、
若き25歳前後の生家の自動車を活用して盛んに各地を走行してきたが、 この後はペーパー・ドライバーを長年過ごしきたが、
この機会に自動車を購入して、 私たち夫婦は、国内の各地をドライブしょうかしら、と夢想したりした。

しかしながら私は、無念ながら反射神経が鈍(にぶ)くなった感じ、その上に小心者の為、
万一、交通事故で人さまに傷つけたりして被害者はもとより、加害者の私でも心身の傷を深く残すので、
自動車の運転免許証の更新時に破棄して、自動車の運転を断念したひとりである。

こうした中で、買物、散策などは路線バスにも乗らず、歩いたりしている。
そして駅までの15分前後の道のりも、路線バスなどに頼らず、殆ど歩いたりしているが、
冠婚葬祭、旅行、都心で懇親会などの場合は、タクシーを利用する時があるが、 年平均として3万円前後となっている。

                           

過ぎし私の40代の頃、ひとつの夢を漠然とし考えたりしたことがあった。

私たち夫婦が住んでいる住宅街のそれぞれ住宅が密集し、ともすれば何かしら息苦しい住宅街より、
解放感のある地方の山里に、と想いを馳せたりした。

たとえば八ヶ岳の別荘地の分譲地などで、のんびりと生活することを夢想したりした。
しかしながらこの当時の私は、都心に通いサラリーマンの身であるし、
住んでいる一戸建ての住宅ローンも多額に残っていたので、
もとより収入を別途に挙(あ)げる自信はなく、夢だよねぇ、断念した。

                              

やがて50代の後半になると、山里に300坪前後の土地を求め、
クヌギ、コナラなどの落葉樹の中、平屋建ての30坪ほどに住むことも考えたりした。

この当時は住宅ローン等の返済を終えていたので、 定年退職する60歳になった時は、
自宅を売却して買い求めて、 老後の生活資金を配慮した場合でも、何とか出来ると思ったりした。

こうした私の根底には、私の住んでいる近くに私の生家もあり、
私は1944年(昭和19年)の秋に農家の三男坊として生を受けた。

そして私が小学校に入学した1951年(昭和26年)の春の当時、
祖父、父が中心となって、小作人だった人たちの手助けを借りて、程ほど広い田畑などを耕していた。

或いは祖父の所有していた広い田んぼの中には、小さな川が流れたり、 湧き水もあり、竹林、雑木林が母屋の周辺にあった。
そして母屋の宅地のはずれに土蔵、物置小屋と称した納戸小屋が二つばかりあり、
はずれに小さな稲荷を保有して、この地域の旧家は、このような情景が多かった・・。

このような生家は、周辺は平坦な田畑、竹林、雑木林などが拡がり、
少し離れた周辺はゆるやかな丘陵であり、国分寺崖、と学校の先生たちは称していた。

その後、私が1953年(昭和28年)の小学2年の三学期に父が病死し、
翌年の1954年(昭和29年)の5月に祖父も他界され、 生家は大黒柱の2人が亡くなり、没落しはじめた・・。

そして1955年(昭和30年)の頃から、都会の人たち達が周辺に家を建てられ、
私が小学校を卒業した1957年(昭和32年)であるが、
この頃になると都心に勤める方のベットタウンとなり、新興の住宅街に大きく変貌した。

                  

私は消えてしまった故郷の情景、時代の変貌に戸惑いながらも愛惜感を秘め、
このような私の思い、漠然とした山里に平屋建ての生活を家内に相談したら、
日常生活の買物、交通・病院などの利便性から、反対された。

『貴方の好きな本屋さんだって、今は歩いて行ける範囲ょ・・まして、スーパーなどの買物だって・・』
と私は家内に言われたりした。

やがて具体的に指摘されれば、私は確かに好きな音楽CDとか、映画のDVDを購入する店、
或いは本屋に寄って、単行本、新書本、文庫本、雑誌コーナーを見て、興味を持ったのに手を取ったりして、
やがて買い求めたりする空気が好きで、ここ50数年の習性のようになっている。

そして時折、お洒落(しゃれ)た居酒屋に入店して、知人と談笑するも欠かせなくなっている・・。

『貴方、60代の心身元気なうちは良いとしても、70代頃からの身体が弱ってきた時の事も考えて・・』
と私は家内に言われたりした。

確かに山里に住めば、自動車は必須事項だし、買物も一週間まとめて購入し・・と思ってきたが、
身体の弱った時の通院、そして都心の郊外の文化と利便性には勝てない、と断念した。

                 

こうして私の淡き夢も消え、定年退職後の年金生活の中、住宅街の密集地から抜け出して、
我が家より3キロ範囲の遊歩道、小公園、公園などをひたすら歩き、 季節のうつろいを享受したりしてきた・・。

或いは家内との共通趣味のひとつの国内旅行で、各地域の観光ホテルに滞在して、
周辺の山里、街はずれ、街中を歩き廻り、その地の御方と談笑したりして風土、文化を学び、
その地の景観に心身共にゆだねて、遊学したりしている。

                           

我が家は、私が定年退職する数年前、雨戸、外壁、垣根、門扉など最小限にリフォームをしたりした。

そして昨今、古惚けてしまった家に住んでいるが、少しペンキが剥がれかかった窓枠などを見たりして、
たとえ家を建て直すと、少なくとも数千万円を要し、老後資金が乏しくなり、
訪れたい国内の各地にも旅行費の捻出に、困苦すると思われるので、やむなく私は微苦笑したりしている。

そして我が家の固定資産税は土地が毎月3万円ぐらい、老朽化した家は毎月5千円ぐらいと評価され、
四半期毎に納入しているが、当面この状態で過ごしたいよねぇ、と私たち夫婦は話し合いながら、微苦笑したりしている。

こうした中、私たち夫婦は、年に数回は都心のデパートに買物に行ったりしているが、
私たちは人出多い中、齢を重ねるたびに苦手意識となっている。

そして帰路、最寄駅のひとつ『成城学園前』駅で下車した後、
付近の食事処で遅い昼食を頂きながら、ほっとしているのが実感となっている。

何よりも安楽なことは、自宅の居間で小庭の春夏秋冬を明晰に表現してくれる落葉樹を眺めながら、
私たちは談笑したりする時である。

                 

このような心情を重ねてきた私は、殆どの御方は、長らく住まわれた地域こそが、
それぞれの過ごしてきた出来事の数多くの思いもあり、愛惜も加味され、
その御方ご自身が何よりも安楽な地、と私は感じ深めている。

しかしながら、私たち夫婦のどちらかが、足腰が悪くなった時は、
断腸の思いで、段差が多い自宅を売却して、駅前に近い2LDKぐらいのマンションを買い求めて、
付近にあるスーパー、病院を活用しょうかしら、と思案する時もある。

こうしたことは、いつの日にか分からない難題のひとつであり、
それまでは、今住んでいる安息な我が家で生活を過ごしたいなぁ・・と思い深めたりしている。

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平均寿命は嘘をつく 2人に1人は100歳超まで生きる衝撃データ、高齢者74歳の私は学び、戸惑いながら・・。

2019-05-22 18:09:14 | ささやかな古稀からの思い

実は、日本人の“本当の寿命”はもっと長い。
現在55~60歳の男性の「2人に1人」は90歳超、
女性の半数は、100歳近くまで生きる――そう推定されているのだ。

なぜ、公表されている平均寿命と“本当の寿命”に乖離があるのか。
計算方法に理由がある。

「平均寿命」とは、生まれたばかりの新生児(生後0週)の推定寿命であり、
年齢別の死亡率をもとに計算される。

若いうちに亡くなるケースも計算に含まれることから、
実際の寿命より、かなり低くなる傾向がある。

それに対して、ある年齢に達した人がこの先、何年生きるかを推計したのが「平均余命」だ。

最新の統計(厚労省「平成29年簡易生命表」)によれば
60歳の人は男性83.7歳(平均余命23.7年)、女性88.9歳(同28.9年)まで生きると推計されている。

しかし、この平均余命でさえも、日本人の長寿化の実態を反映しているとはいえないという指摘がある。

               

☆85歳で死んだら“短命”です

生まれ年でわかる「あなたは何歳まで生きるか」(1968~1987年生まれ)

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生まれ年でわかる「あなたは何歳まで生きるか」(1947~1967年生まれ)

生まれ年でわかる「あなたは何歳まで生きるか」(1947~1967年生まれ)

               

医療経済学者の永田宏・長浜バイオ大学教授(医学博士)が語る。

「厚労省の平均寿命や平均余命は、年齢別の死亡率が変わらないという前提で計算される。
しかし、医療の進歩などで、死亡率が年々下がっているため、
各世代(生まれ年)別の平均余命は年齢を重ねるにつれて、長くなっていく現象が起きる。

過去30年間の傾向を分析すると、男性の平均寿命は10年で1.8歳、長くなっています。
人生のゴールが、年々先にズレていくわけです。

その結果、“自分が平均寿命に到達するタイミング”では、同い年の人の6割が存命していることになるのです。
つまり、公にされている平均寿命の数字を基準に考えていると、
過半数の人が“思ったより長生き”してしまうことになる」

そこで永田氏は、より正確な世代(生まれた年)ごとの寿命を算定するため、
厚労省の「簡易生命表」をもとに平均寿命を修正し、
同い年の2人に1人がその寿命まで生きる「50%生存年齢(寿命)」と、
長生きケースの目安として4人に1人が到達する「25%生存年齢(寿命)」を試算した。

上記の表は試算結果をまとめたものだ。

それによると「50%生存年齢」は、
●現在60歳の人(1958年生まれ)/男性89.0歳、女性96.1歳
●現在55歳の人(1963年生まれ)/男性90.0歳、女性97.1歳

――と、現在の平均寿命より10年前後も長生きすることがわかった。

1977年生まれ以降の女性は、2人に1人が100歳まで生きることになる。
「25%生存年齢」を見ると、現在60歳の世代は男性の4人に1人が95歳、
同様に女性なら101歳まで生きると推計されている。

「この先も医療技術の進歩で、がんや心疾患などの死亡率が下がっていくと予想される。
60歳の人が80代になる頃には、もっと余命は延びているでしょう。

現在40代~50代前半の人であれば、表の数字に0.5~1歳、
それより上の世代は、1~2歳ほど余命が加算されると想定してもいいでしょう」(永田氏)

人生100年時代は、“遠い将来世代”の問題ではなく、現在の50代、60代の世代が直面する現実なのだ。
リタイア後の生活設計も、それを踏まえて考える必要があるだろう。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

               

私は定年退職後、やむなく年金生活をして、早や15年目となっているが、
現役サラリーマン時代は何かと悪戦苦闘が多かった為か、
もとより年収は激少しているが、自由に過ごせることが多く、年金生活を甘受している。

ここ半年、経済誌などを読んだりすると、
政府は2018年10月、「70歳までの就業確保」を企業に求める方向で検討を始めた、
と学んだりしてきた・・。

こうした根底には、
今は法律で「65歳まで」が企業に義務付けられているが、
健康な人にはもっと長く働いてもらい、年金を受け取らずに制度を支えてほしい、
という明確な目的も教示させられてきた。

こうしたこともあり、人生100年、と声高に叫ばれてきたのかしら、 と私は微苦笑したりしてきた。

               

私は年金に関しては、少子高齢化が加速される中、
働いて下さる方が減少して、 受給者の私たち高齢者は増加するので、
やむなく年金額は、やがて10%前後は減少すると思われるが、 年金制度は崩壊しない、
と書物から学んできた。

こうした中、平均寿命に関しては、「人生100年時代」は、
男性では100人に1~2人、女性で10人に1人弱、 実像である、
と私は昨年の11月上旬で学んできた・・。

これに関しては沢田 浩さんの寄稿文が【 現代ビジネス 】に配信され、この一部を転載させて頂く。

《・・(略)・・安倍内閣の「人生100年時代」も、鵜呑みにはできない。
100歳以上の人生を生きる人たちが、今後増えることはよくわかった。

そのうえで肝は、「どのくらいの確率で、私たちが100年を生きられるか」ということである。
厚労省や、総務省の公表資料からひも解くと、
今年2018年に100歳を迎える人は、 3万2241人(男性4453人、女性2万7788人)。

いずれも、1918年生まれの人たちだが、その年の出生数179万1992人から導くと、
実際に100年を生きる人の確率は、実に1.8%。 うち、男性は0.49%。
つまり、1000人に4~5人しか、100年を生きられないということだ。

3万人近くが100歳を迎えた女性の場合でも、3.167%。
多いといっても、100人に3人ほどである。

現在の日本の総人口1億2600万人に対する構成比では、100歳以上はわずかに0.1%である。
日本の将来人口推計では、この比率が2040年には、0.3%と3倍となる。
その推移からすると、2040年に人生100年を迎えるであろう人も、現在の3倍くらいにはなるだろう。

男性では100人に1~2人、女性で10人に1人弱。
これが「人生100年時代」の本当の実像のようである。・・》

こうしたことを私は学び、殆どの御方は、
現代の平均寿命は、男性約81.1歳、女性約87.3歳(2017年)であるが、
やがてプラス5歳前後が、平均寿命の実態になるかしら、と私は思案させられてきた。

                            

このようなことを学んできた私は、今回の記事を読み終わった後、戸惑いながらも微苦笑させられた。

いずれにしても、私としては、15年前の年金生活を始めた頃は、80歳ぐらいで、
漠然としながらも、この世とサヨナラすると思ったりしてきたので、
永らえば永らえるほどに老後資金を再修正する必要があり、苦笑したりしている。

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医師が教える「体によい」運動は、走るより歩いた方がいい?、高齢者の私は学び、やがて微笑みを重ねて・・。

2019-05-21 17:01:50 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【AERA】を見ている中、
『 健康には走るより歩いた方がいい? 
          医師が教える「体によい」運動強度 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古びた一軒家に住んで、ささやかな生活を享受している。

こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、信愛を重ねて過ごしている。


こうした深情のある私は、《・・健康には・・走るより・・歩いた方がいい?・・》とフレーズに誘惑されて、
記事を精読してしまった・・。

              

この記事は、公式サイトの【AERA】に2019年5月21日に配信され、
無断ながら記事の大半を転載させて頂く。

《・・健康には走るより歩いた方がいい? 医師が教える「体によい」運動強度

新緑が気持ちいい季節、何か運動を始めたいと思う人も多いだろう。
健康効果を考えるなら、まずは歩き出そう。
1日8000歩、そのうち早歩き20分で、効果はてきめんだ。
 

【図を見る】歩くことで病気も防げる?ポイントは?  
 
何か運動を始めたいと思ったとき、ジョギングとウォーキング、
どちらがいいか悩む人もいるかもしれない。


「走ること、歩くこと、どちらが体にいいのか。古くからその議論はあります」
そう語るのは、『アンチエイジング・バトル 最終決着』(朝日新書)などの著書がある、
日本抗加齢医学会理事の坪田一男医師だ。


走るリスクとしてよくあげられるのが、関節や筋肉への負担だ。

アールビーズの「ランナー世論調査2017」によると、
「ランニングによって『痛み』を抱えている部位」について、「特になし」と回答したのは4割以下。
6割以上の人は、膝や腰などに痛みを抱えていることになる。


「歩いているときは、どちらかの足が地面についていますが、
走っていると両足が地面から離れて、宙に浮く瞬間があります。
着地のときの片足の負担は、体重の約3倍。
スピードが上がれば負荷も増えるから、走ると膝を痛めやすいのです」(坪田医師)

もちろん、走ることで得られる効果もある。
走っている最中は、通常以上に酸素が必要なため、心肺機能が鍛えられる。

やる気や集中力を高めるドーパミン、心のバランスを整えるセロトニン、
気分の高揚や幸福感を与えてくれるβエンドルフィンというホルモンも分泌される。
走ったあとにすがすがしい気分になったり、満足感を得られるのはこのためだ。


「これらは走る以外の運動でも得られますが、ある程度負荷が必要です。
『走るより歩くほうがいい』という声もありますが、ゆっくり歩くだけでは難しい。
      
                                   
                            
年齢別「中強度」の運動の目安(AERA 2019年5月27日号より)                        
            

年齢別「中強度」の運動の目安(AERA 2019年5月27日号より)

        
 

東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利医学博士(56歳)は、
体にもっともよいのは「中強度の運動」であると指摘する。
 
  
「過度な運動をすると、活性酸素が体内に出過ぎてしまい、 人間の細胞や遺伝子を酸化させ、傷つけます。
アスリートは、風邪をひきやすいというのは本当で、過度なトレーニングで抵抗力が落ちてしまうのです。

一方で、軽すぎる運動では効果が出ない。
『ちょっとキツイな』というぐらいが、一番いいのです」
その根拠となるのが、 青柳博士による「中之条研究」だ。

群馬県中之条町の住民5千人に2000年から18年以上、24時間365日の身体活動を調査。
そのデータを収集、分析した結果、身体活動、歩行と病気予防の関係性が見えてきた。

ここまで大規模で長期間にわたる研究は、世界でも類を見ない。

そこで導き出された“黄金律”が、1日8千歩、そのうち「中強度20分」で、
うつ病や認知症、がん、動脈硬化、骨粗鬆症、糖尿病など、多くの病気が予防できるというものだ。

「『もう限界!』という運動をしたときの半分程度の酸素が消費されるのが『中強度』で、
免疫機能の代表格ともいえるNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化します。
健康で長生きできる体を作り出す究極の運動です」(青柳博士)


中強度の運動は、年齢や性別によっても異なる。
「20代では難なくできる運動も、40、50代には負担になることもある。
中高年になって激しいスポーツに挑戦し、レベルが上がると 『健康になっている』と過信してしまいますが、
やり過ぎは病気の原因になる。

『無理に続ければ、体が生まれ変わる』ことはありません。
私が目安としてすすめるのは、『歌は歌えないけど、何とか会話ができる程度の早歩き』です」(同)

              
 
長尾クリニック(兵庫県尼崎市)院長の長尾和宏医師(60)は、
目的が健康なら、 走るより歩いたほうがよいと語る。


「ウォーキング中に倒れるリスクと、ランニング中に倒れるリスクを比べると、けた違いに後者が高い。
体力のある人が、歩くだけでは物足りなくなって走るのは、よいですが、
たいして歩いてもいない人が、いきなり走るのはやめたほうがいい。

一番怖いのは、突然死です。
走ることは、歩くこと以上に心拍数を上げます。

年齢や持病の有無にもよりますが、心拍数が140以上になると、
不整脈や狭心症が起きる可能性が高まります」


手軽にはじめられるのも、歩くのことのメリットだ。
「毎日欠かさず、小まめに走るということは、いろんな事情でできませんよね。
ジョギングでも、一時的に夢中になってもやめてしまい、まったく体を動かさなくなってしまう人もいる。

でも、歩くことなら毎日できる。

1時間も歩くと“ウォーキングハイ”のようになって、もっと歩きたくなりますが、
次の日にしんどくならないように、そこでやめていただきたい。
その代わり、毎日小まめに歩くことを継続してほしい」(長尾医師)・・(略)・・》
       

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。                 

                

記事を読み終わった後、私は微笑みを重ねたりした。

私は2004年(平成16年)の秋に定年退職した後、 多々の理由で年金生活を始め、
我が家の平素の買物は、 私は自主的に買物専任者として宣言し、
家内から依頼された品を求めて、 独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、
買物メール老ボーイとなっている。

この後は、やはり自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などを歩き廻ったりして、 季節の移ろいを享受している。
そして散策する時には、殆どコンバクト・デジカメをネクタイのように首回りから下げて、颯爽と歩き、
歩いている中で瞬時に魅了された情景を、一期一会ねぇ、と思いながら撮ったりする時もある。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。             

そして私は定年後に年金生活の始めた直後、
独りで近所の遊歩道を散策したりすると、
こんなに自由に散歩できるなんて、許されても良いのかしら、
と定年直前までの多忙期を思い重ねたりし、戸惑いながら甘受したりした。

このように私は、年金生活の中で、散策もひとりの友として、殆ど毎日歩き、早や14年半が過ぎている。

尚、余談であるが家内が入院している昨今、家事は何かと大変だなぁ・・
と改めて専業主婦に敬意しながら、ゆったりと散策が出来ていないのが実情となっている。

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医療経済学の大局的な見地から、生活習慣病対策で「総医療費が減る」は嘘、高齢者の私は学び、多々教示され・・。

2019-05-20 16:31:56 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 プレジデントオンライン】を見ている中、
『 生活習慣病対策で「総医療費が減る」は嘘 』
題された見出しを見たりした。

私は年金生活の74歳の身であり、少子高齢化の日本に於いて、
特に社会保障費の中で、医療・介護費が膨大になり、無力な高齢者の私でも、
憂いたりしている。

そして解決策のひとつとして、健康寿命と平均寿命の間の悩ましい介護期間を圧縮を目指して、
多くの高齢者は、健康寿命=平均寿命を念願して、殆どの高齢者は自助努力している、
このようなことを私は幾たびも、このブログ上でも投稿してきた。

そして終末期医療の延命治療は、人としての尊厳もあり、私は辞退するひとりであるが、
今回の《・・生活習慣病対策で「総医療費が減る」は嘘・・》・・
どのようなことですか、と思いながら記事を精読した。

この記事は、厚生労働省で政策統括官、年金局長、雇用均等・児童家庭局長を歴任され、
内閣官房内閣審議官として「社会保障・税一体改革」を取りまとめた香取照幸(かとり・てるゆき)の寄稿文であり、
現在は駐アゼルバイジャン共和国大使をされている御方である。

そして私は記事を読み終わった後、医療経済学の見地から、冷静に日本の実態を大局的に明確にされ、
私のような専門知識に欠けた短絡的な論調でなく、私は多々学び、賢人の御方と思い深めたりした。

            

この記事は、公式サイトの【 プレジデントオンライン】に2019年5月19日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

《・・生活習慣病対策で「総医療費が減る」は嘘

健康寿命が伸びれば、平均寿命も伸びる

「予防をすれば、国は医療費を抑制でき、
民間には新しいビジネスチャンスが生まれ、個人は健康でいられる」――最近こんな言説が出回っています。

 
本当なら、こんないい話はありません。
予防で医療費は減らせるのか?  
データと医療政策の歴史に基づいて検証してみましょう。

 
「高齢化(高齢者の増加)」とは、一人一人の「寿命の伸長」の結果です。
高齢社会で医療介護費が増大するのは、
寿命が伸びれば、生涯医療介護費(正確には医療介護ニーズ)は増大するからです。

要医療(入院)・要介護者の割合は、加齢とともに加速度的に上昇し、
85歳を過ぎれば半数の人が、要医療・要介護になります。

「高齢者の高齢化」が進めば、高齢者の数以上に費用も増大していきます。
平均寿命が男女共80歳を超える日本では、
男性の25%、女性の50%が90歳を超えて生きます。

寿命が伸びれば、この比率はさらに高くなりますから、医療介護費は増大していくことになるのです。

            
 
日本人の平均寿命がこれほど伸長した要因は、
経済成長による生活水準・衛生水準の向上、そして医療サービスの普及とイノベーションです。

皆保険で、すべての国民が医療を受けられるようになった。
治せなかった病気が、治せるようになった。
諦めていた患者の命が、長らえるようになった。

医療にくわえて公衆衛生・栄養水準を充実させ、
国民に適切なサービスを提供してきたからこそ、寿命が伸びて高齢社会が実現できた、
という歴史の事実を忘れてはいけません。

 
先進国にふさわしい医療・介護サービスを行う限り、
長寿化=医療介護ニーズの増大に応じて、医療介護費は増大していきます。

これはいい悪いの問題ではなく、事実として議論の前提におくべき話です。

 
「予防で医療費・介護費を減らそう」、「健康寿命を伸ばして、医療費を減らそう」
という議論は、これまでも何度もありました。
要するに「ニーズを減らして、医療費を減らそう」という発想です。

 
しかし残念ながら、医療経済学の世界では
「予防で医療費が減らせることはない」というのが共通の知見であり、常識です。

「健康寿命が伸びれば、医療にかかる人が減って、医療費が減るはず」と思うかもしれませんが、
健康寿命と平均寿命は、パラレルに伸長しています。

「健康寿命を伸ばす」とは「老化のスピードを遅らせる(今の80歳は昔の65歳)」ということなので、
長期で見れば「健康寿命の伸長→生涯医療費の削減」というわけにはいきません。

たとえば禁煙対策。
多くの医療経済・公衆衛生研究では、禁煙は短期的には医療費を下げますが、
長期的には余命延長により、生涯医療費を増加させることが確認されています。

 
生活習慣病対策も同じです。
「健康は個人の責任であり、個人の努力で医療費を減らすべき」という主張がありますが、
これは、多くの生活習慣病には、社会環境など多くの外的要因が複雑に関係している、
という医学的知見を無視ないし軽視した暴論です。

 
実際、短期的には成功しても、長期的に医療費を減らすことに成功した予防医療の例は
世界を見渡しても見当たりません。

大半の予防医療は、長期的にはむしろ医療費や介護費を増大させる可能性のほうが高く、
予防医療に投入されるコストを考えれば、トータルの社会的費用は確実に増大します。

            

■終末期医療をコストで語るな


特に看過できないのは、最近の終末期医療の議論です。
「余命いくばくもない患者に、無駄に医療が提供されている」、
「死ぬ前の数日で、膨大な医療費を使った」などと個別事例を引き合いに出した議論があります。

しかし、終末期の定義や、そこで提供されている緩和医療・ホスピスのような医療の意味を理解して
議論しているのか、かなり怪しいですし、

そもそも「すべての死亡前1カ月」の医療費を総計しても、医療費全体の3%にしかすぎません。

 
終末期医療の問題は、生命観・倫理観に関わる難問です。
医療費抑制というコストのために、人の命を秤にかけるような議論をするのは危険です。

この議論の行き着く先に何があるか、
80年前のドイツで現実に起こった凄惨な歴史を想起してほしいと思います。

 
当たり前の話ですが、人間、最後は死にます。
これだけ医療の進歩したこの国では、事故で即死でもしない限り
死ぬ前には必ず一定の、それも決して短くない「要医療・要介護期間」があります。

21世紀を前に、私たちが介護保険を作った理由は、
高齢社会の介護が「看取りの介護」から「生活を支える介護」、「誰もが直面する介護」になったからです。

ピンピンコロリは、個人にとっては理想でしょうが、
個別のエピソードと政策立案の基礎となるマクロの社会的事実は、大いに異なるのです。

 
そもそも予防や健康寿命の伸長とは、一人一人のQOL向上のための施策です。
文字通りプライスレスな価値を創造する取り組み、コストをかけてでも、推進すべき施策なのであって、
目先の医療費削減や健康サービスの産業化で、議論するのは大きな心得違いです。

 
長寿社会の医療介護費対策には、発想の転換が必要です。
「抑制」、「削減」は、無理でも「最適化」することはできます。

ニーズを抑えるのではなく、供給サイドの改革をする、限られた人的・物的資源で
医療介護ニーズの変化に対応していく「提供体制改革」です。

            

■医療・介護提供体制の「選択と集中」を


働き方改革論議で、医師や看護師の過重労働が、問題になっています。

誤解を恐れずに言えば、今の日本の医療介護提供体制は、
「戦力の逐次投入」と「有限資源の薄まき」、そして「ミスマッチ」状態です。

現場の医療・介護従事者があれだけ働いているのに、
全体としては効率的なサービス提供が実現できていない。

このままでは増大する医療介護ニーズを支えることは難しい。
限りある人的・物的資源の効率的利用という観点から、思い切った「選択と集中」が必要です。

 
具体的には、疾病構造・患者像の変化に合わせた病院機能分化の徹底。
急性期病院では、資源の集中投入で早期治療・入院期間短縮を目指し、
退院後は地域医療・在宅介護で支える。

治療から生活支援へ、施設から在宅へ、医療から介護へ、
病院・施設から地域・在宅へと医療介護全体の人的・物的資源を大きくシフトし、
「地域完結-ネットワーク型」の提供体制を構築する。

 
人的資源の効率活用も欠かせません。
専門職の機能分担を見直して、専門職は専門職にしかできないことに集中してもらう。

というのも、労働人口が減る中で、患者の増加に比例して
医師や看護師などの専門職の数を増やすことは、不可能なのですから。

            
 
医療・介護提供体制改革に取り組むのは、とても地味でしんどい作業です。
政治家にとっても「不人気で有権者にウケない、地味すぎる政策」に違いありません。

そんな中で、自称「改革者」たちが唱える「予防で医療費は減らせる」、
「取り組みが進まないのは、既得権益やしがらみを持つ者が抵抗するから」という主張は、
心地よく響くことでしょう。

 
しかし実際には、予防で医療費抑制などはできず、真の改革の機会は失われ、
総医療費は、かえって増大します。

十分な給付ができなくなり、「医療格差」が生まれ、制度への信頼・社会の統合が失われる・・。
過去の経験は、その可能性を示唆しています。

 
政策とは、客観的事実と大局を見て組み立てるものであり、
制度を担う者が負っているのは「しがらみ」ではなく「責任」、それも「結果責任」です。

その重みを理解しないものが、無責任な言説を展開して、物事がうまくいったためしはないのです。

 
霞が関の政策担当者は、結果に責任を負っています。
ぜひ、専門集団としての矜持と自覚、そして使命感をもって事に当たってほしいと思います。

 
※本稿は個人的見解を示したものであり、外務省ともアゼルバイジャン大使館とも一切関係ありません。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

            


何かと単細胞の私は、ここ数年、私が意識的に深めていることは、日本は長寿国であり、
介護などの必要がなく、 日常生活を支障なく過ごせる期間を示す「健康寿命」をみると、
男性が72.14歳、女性が74.79歳(厚生労働省、2016年の推計値)で、
平均寿命とは男性で8.84年、女性は12.35年の差が実態となっていることである。

こうした中で、約10年もの間、何らかの介護支援が必要となる、
と改めて教示されて、動顛をしたり、溜息を重ねたりしてきた・・。

そして
一般的に筋力や体力(身体活動量)は20歳代がピークで、
30歳以降は10年で5~10%ずつ低下していく。

20歳代を基準として、体力が30%以下に落ちると、
自立した生活ができなくなり、要介護や寝たきり状態になる。
つまり、ここが「寝たきり危険(要介護)ライン」。

そして信州大学大学院特任教授の能勢博医師に寄れば
「日常的に運動をしている人としない人では、 この30%ラインを超える年齢に15~20年もの開きがある」
と学んだりしてきた・・。

こうした中で、健康寿命を延ばす方法の一つであるウォーキングだが、
実際、歩くことと健康寿命の関係を示した研究結果が実証された、と読んだりしてきた。

                       

私は2016年の10月頃、 ウォーキングに関する研究を進める青柳幸利さん(東京都健康長寿医療センター研究所)の論調で、
一日1万歩という指標は「逆に寿命を縮める危険性がある」、と学んだりしてきた。

そして、高齢者としては、1日の歩数の一つの目安を「8千歩」と設定し、推奨している。
「5千人を対象に15年間にわたって行った調査結果から明らかになりました。
意識的に時間を設けて歩くのも必要ですが、例えば家事や買い物などで歩いた分もカウントして構わない。

むしろ、一日の中で分散して歩くほうが<健康には良いのです」(同)

“歩けば歩くほど良い”という思い込みについて、
「実は運動のしすぎは、健康効果がないどころか、免疫の低下につながることもあります。・・》

 このようなことを学び、私は結果的には5000歩の日、10000歩の日・・ 8000歩の日・・
きまぐれで歩いているが、四季折々の情景に心によせて歩いたりしている。

いずれにしても高齢者の私としては、座っているばかりだと、 身体に悪く、
室内はこまめに歩き、外出先は心身溌溂と歩き、年金生活を過ごしている。

            

いずれにしても、それぞれ多くの御方が自助努力をされ、
何とか人に頼よる介護・要の期間をできる限りないように願い、
平均寿命=健康寿命を目標に、日々を過ごされている御方が多いと思われる。

その上、高齢者自身の意欲と医療の更なる向上で、平均寿命が数年伸びる中、
多くの御方が心身溌溂とした晩年期を願い、私自身も念願したりしている。

このようなことを思い重ねてきたが、今回、香取照幸(かとり・てるゆき)さんの医療経済学の見地から、
冷静に日本の実態を大局的に明確にされ、 私のような専門知識に欠けた短絡的な論調でなく、私は多々学び、
やはり専門分野を歴任され、明確な論調に賢人の御方と思い深めたりした。

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『にほんブログ村』のバナー、ときおり私の投稿文より表示が消滅し、戸惑いながら苦笑して・・。 ==>追記(2019.5.21.PM5.00)復旧

2019-05-19 17:25:50 | ささやかな古稀からの思い

私はブログの投稿文、つたないなりに多くの方に読んで頂きたい自己顕示欲もあり、
ブログランキングのひとつの『にほんブログ村』に長らく加入している。

ここ一か月ぐらい、私の場合は投稿文の最下段に、『70歳代』と表示しているが、
この表示するバナーが、不定期に蛍のように、消えたり、やがて数時間後に付いたりしてきた・・。

昨日は殆ど消えていることが多く、私は戸惑いながら、
やむなく管理元の『にほんブログ村』に問い合わせをし、待ちわびている。

               


本日も消えていることが多く、私は戸惑いながら、 微苦笑したりしている。

尚、私が加入している【gooブログ】のサイトに於いて、
私と同様に加入している御方で、『にほんブログ村』のバナーは、 正常に作動しているので、
私のは、どうしてなの・・、と苦笑している。


☆追記(2019.5.19.PM5.48)
  『70歳代』のバナー表示、そして『マイページ』も表示できるようになりました。

        しかしながら、この5分過ぎ、また消えてしまった・・。


☆追記(2019.5.21.PM5.00)復旧

日本ブログ村 サポートチームより、メールを頂き、バナー表示は復旧しました。

 

>このたびはご心配をお掛けしてしまいまして申し訳ございません。

>バナー表示の件につきましては、

>gooブログさまをご利用の一部のユーザーさまにて

>バナーが表示されない症状が発生しております。

>現在gooブログさまと確認を取りながら対応中でございますので

>今しばらくお待ちいただけますと幸いでございます。

                    

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公共の介護保険施設、入居者の基本的な心構え、高齢者の私は学び、多々教示されて・・。

2019-05-18 16:08:05 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 プレジデントオンライン】を見たりした中、
『 施設に"おもてなし"を求める老人の勘違い 
         ~「ユートピア」を求める心理~  』 と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は69歳の家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に築後40数年を迎えた古ぼけた一軒屋に住み、
お互いの厚生年金を頂きながら、程ほど貯金を崩しながら、ささやかに過ごしている。

こうした中で、いつまでもささやか倖せを続くことは考えられないので、
いつの日にか、どちらかが介護を受けることも、漠然としながらも私は思案する時もある。

日本人の平均寿命は、1956年(昭和31年)の当時は、 男性が63.59歳、女性が67.54歳であったが、
その後、食生活の改善や医療の進歩などで延び続け、
過ぎし年の2015年(平成27年)には、男性が80.79歳、女性が87.05歳と私は学んだりした。


そして介護の必要がなく、健康的に生活できる「健康寿命」も、
2013年(平成25年)の時点の推計で、男性が平均で71.19歳、女性が74.21歳と知ったりした。
こうした中で難題は『健康寿命』と『平均寿命』の間で、介護を要する期間である。

私たち夫婦は、頼れる人もいないので、介護・要となった時は、
やむなく介護施設に思っているが、 介護施設に入居して、 平均5年ぐらいで、亡くなる方が多いと学んできた。

そして要介護認定されている場合は、 特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などの介護施設のほか、
有料老人ホーム、 介護型のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)やケアハウス、グループホームなどを学んだりしてきた。

しかしながら、特別養護老人ホーム(特養)の入居は競争が激しく、やむえず有料老人ホームを思案したりした。
そして東京や大阪などの大都市の有料老人ホームは、入居一時金が3千万円ほど必要。

更に月々の管理費もかかり、入居時に4千万~5千万円ぐらいの資産がなければ・・と読んだ時、
裕福でない私は溜息を重ねたりした・・。

或いは地方なら有料老人ホームなどの高齢者住宅でも、1千万円ぐらいの物件がある、と学んだりしてきた。

我が家も無念ながら程ほどの貯金しかなく、高価な有料老人ホームには、とても・・と思ったりしている。
そして程ほどの介護施設に入ったとしても、永らえば、やがて貯金が底をつく、と思い憂いたりし、
やはり私の晩年期の最大の難題と思いを深めたりしている。

このような深情を重ねてきた私は、記事を精読した結果、公共の介護保険施設に関して、
入居者の基本的な心構えのような記事であり、多々教示されタリした。

この記事は、ライターの相沢 光一さんが、ケアマネジャー歴15年のWさん等に取材されて、
纏(まと)められた記事であり、
【 プレジデントオンライン】2018年10月13日に配信され、
無断であるが記事の大半を転載させて頂く。

《・・施設に"おもてなし"を求める老人の勘違い ~「ユートピア」を求める心理~

              
 

介護保険施設に入居する高齢者の中には、
提供される衣食住のレベルの低さに不満を抱く人がいる。

だが、ケアマネジャー歴15年のWさんは
「最高の環境を求めないほうがいい。
施設選びで本当に重要なのは、サービスの内容よりも、そこで働く従業員の表情です」という。

入って損したと思わないですむ介護施設の選び方とは――。


☆介護保険施設のことを「よくご存じでない人」が多い

ケアマネジャー歴15年のWさんは、
介護保険施設である特別養護老人ホームに入所した利用者の家族から、
次のような訴えを受けたといいます。

「(入所している)母から聞いたのですが、施設がひどいというんです。
食事はおいしくないし、入浴も流れ作業のように入れられるから、くつろげない、と。

それに入所前に受けていた(運動機能を改善させる)リハビリも受けさせてくれないそうなんです。
まるで『リハビリの必要なんかない、このまま衰えてとっととあの世にいけ』と言われているようで、
我慢がならないというんですよ。
あんまりかわいそうだから、もっと良い他の施設に替えていただくことはできますか」

親身になって話を聞いたWさんですが、ちょっと複雑な心境だったといいます。

「このような施設に対する苦情の相談はよくあります。
私も話を聞き、問題があるのなら、他の施設を探すようにはしています。
ただ、本音を言わせてもらえば、介護保険施設のことをご存じないな、と思うことが多いですね」

介護保険施設には、特別養護老人ホーム(特養)、介護老人保健施設(老健)、
介護療養型医療施設(療養病床)の3種類があります。

いずれも要介護認定を受けた人が入居対象で(特別養護老人ホーム(特養)は、原則要介護3以上)、
在宅での介護が難しくなった人が入る施設です。

その人たちから、施設のサービス内容や待遇に不満が出ることがあるというのです。

「この3つの施設のうち、介護保険適用(利用者負担1~2割)のリハビリが受けられるのは
介護老人保健施設(老健)だけなのです。

介護老人保健施設(老健)は、体の状態をよくして、在宅介護に復帰することを目的とした施設ですから、
当然リハビリを受けられます。

一方、特別養護老人ホーム(特養)は、リハビリがありません。
受けたい場合は、全額自己負担で受けるしかない。
決して見捨てているわけではなく、制度上、そう決まっているのです」(Wさん)

             

☆衣食住の質が下がることに抵抗感を抱く高齢者

在宅介護の時は、通所リハビリを受けており、それが元気を取り戻す方法と、生きる張り合いにもなっていた。
それを特別養護老人ホーム(特養)では、受けさせてくれない。
なぜだ、と思うのですが、特養はそこまで面倒を見てくれるところではない、ということです。

また、介護老人保健施設(老健)は、基本的に3カ月をめどに在宅復帰を目指すので、
当初の3カ月は、しっかりリハビリを受けることができますが、
3カ月たっても機能改善が見られないと、リハビリの回数が減らされることがあるそうです。

入居したばかりの早期在宅復帰を目指す人に、リハビリが割り当てられるからで仕方のないことですが、
こうした対応も“見捨てられた感”を持つことに、つながっているのかもしれません。

「食事に対する不満を聞くことも多いですね。
これは元気だった頃、あるいは在宅介護で家族が用意する食事を食べた時との
ギャップを感じるからだと思います」(Wさん)

自宅では、食材・味つけともに、食べ慣れた料理が出てきます。
外食でも、メニューから好みのものを選べばいい。
また、旅行などで自宅から離れて寝泊まりする際も、ホテルや旅館のワンランク上の料理を楽しめます。

もちろん施設の食事に、そこまで求めてはいないでしょうが、
長年の食生活で身につけた味覚のレベルより、落ちてしまうのでしょう。

施設の食事は、高齢者の健康面への配慮から、薄味で柔らかく飲み込みやすいものが多い。
だから、不満を感じる人が少なくありません。
入浴や居住空間にしても同様で、自宅にいるのと同じ快適さを求めることは難しい状況です。


             

☆ホテルのような「おもてなし」を求めるのは間違い

それでも、衣食住の質が下がってしまうことに抵抗感を抱く高齢者はいるそうです。

Wさんは「お金」の問題だといいます。
「介護保険制度の財源は、被保険者が納めてきた保険料だけでなく、
税金を原資にした社会保障費が充てられています。

ご存じのように介護保険サービスを利用する高齢者は激増しており、社会保障費はひっ迫している。
施設も限られた予算で運営されているのです。
また、人手不足で行き届いたサービスを提供するのは難しい」

そもそも介護保険制度は、高齢で自立した生活が送れない方を支援するのが目的。
よって、自宅で暮らしている快適さや満足感までを得ることは難しいのです。

「もちろん多くの施設は、最大限の努力をしています。
そうした実情を知っているわれわれケアマネジャーからすると、
何かというと不満をいう利用者さんやその家族の言葉をつい聞き流したくなってしまうのです。

心の中で、『そんなユートピアのような環境を求めるのなら、
それなりのお金を出して、有料老人ホームに入ってください』と言いたくなります」(Wさん)

費用を払って入居しているとはいえ、限られた条件のなかで運営している介護保険施設に
一流のホテルのような「おもてなし」レベルを求めること自体が間違っているのでしょう。

            

☆介護施設の職員の質が低いことが「不満の元凶」

とはいえ、そのWさんから見ても
「入居者や家族から不満の声が出るのは、仕方がないな」と思う「問題あり」な施設もあるそうです。

どういうところなのでしょうか。
「職員の対応に、課題がある施設です。
ケアする時も流れ作業で行っている感じで、心がこもっていない。

逆にいえば、職員の仕事に対するモチベーションが高く、
入居者の方の要求にも一生懸命に対応しようとし、いつも笑顔で受け答えしてくれるようなところは、
ほとんど不満の声は出ません。

人間って不思議なもので、自分に対して感じのいい対応をしてくれれば、
少々食事や待遇に問題があっても、大目に見ることができる。
結局、不満を感じる原因は“人”なんです」(Wさん)

そうした人(職員)の対応の良しあしは、
施設を運営する上層部(特にトップ)に左右されるともいいます。

職員のことを常に考え、働きやすい環境をつくる努力をし、
研修などで仕事に対するモチベーションを高め、
悩みがあれば相談に乗り、職員同士がコミュニケーションを密に取れる配慮もする。


            

☆施設選びは「人=職員」をじっくり観察して決める

運営する側に、そのような人を大事にする姿勢があれば、
職員も心のこもった対応ができるようになるというわけです。
しかし、そうではない施設では、結果的に入居者の不満につながってしまう、とWさんはいいます。

「ですから入居する施設を決める時は、職員の対応や醸し出す雰囲気をよく見てほしいですね。
チェックするのは基本的なことですが、笑顔で対応しているか、明るくあいさつを交わしているか、
入居者を尊重する視線を持っているかといった点です。

また、施設の空気も見てください。
職員にとって良い環境にある施設は、明るい空気が感じられますから」

特別養護老人ホーム(特養)の場合、地域によっては入居待ちの状況にあり、
施設を選ぶことなどできませんが、“施設は人=職員を見て決める”ということは
頭に入れておいたほうがよさそうです。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。                 

                

私は記事を読み終わった後、公共の介護保険施設に関して、
入居者の基本的な心構えのような記事であり、多々教示されたりした・・。

食事に関しては、公共の介護保険施設であるので、
ご飯だけは、多くの御方と同様に美味しいと感じられれば、副食などの食べ物に贅沢は言えない、
と私は思ったりしている。

今回、公共の介護保険施設に関して、入居者の基本的な心構えのようなことを学び、
いつの日にか介護・要になってしまった時、入居できれば幸い、と感じ深めたりした。

しかしながら、もとより健康体であれば、自身の日頃のささやかな願いも叶(かな)い、
歩くことが健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
できるので、できうれば介護施設に入居せずに、あの世に旅だちたいと念願している。

☆コメント欄☆
家内の入院に伴い、私は何かと多忙となり、5月の月末まで閉鎖させて頂く。

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2019年上半期にヒットした食品、こっそりと私は学び、やがて浦島太郎のような心情になり・・。

2019-05-17 17:33:16 | ささやかな古稀からの思い

先程、パソコンを立ち上げて、ヤフー・ジャパンのライフ記事を見ている中、
『 超特盛に悪魔の… 令和のヒット予測、非健康にもカギ 』
と題された見出しを見たりした。

私は年金生活15年生の身であるが、何かと好奇心ばかり強く、
どういうことなのょ・・と思いながら記事を読んだりした。

やがて流行情報誌として名高い『日経トレンディ』の恒例の「ヒット予測」の記事であり、
過ぎし2004年(平成16年)の秋に民間会社を定年退職するまで、
私としては長い期間を購読してきた情報誌であったので、精読したが、微苦笑させられたりした・・。

この記事の原文は、『日経トレンディ』の2019年6月号の記事のひとつで、
関連の公式サイトの【 NIKKEI STYLE】が再構成した上で、2019年5月17日に配信され、
無断ながら前半部の《・・2019年上半期にヒットした食品ジャンル・・》記事を転載させて頂く。

              

《・・雑誌日経トレンディは、全12の商品ジャンルを定め、
2019年上半期にヒットしたものを選定し「上半期ヒット」とした。(略)

今日は食品ジャンルを紹介する。


◇  ◇  ◇


ここ数年の食品ヒットの条件として欠かせない「健康志向」。
令和を前に、この流れに変化の兆しが見えてきた。


震源地はコンビニのおにぎり棚。

ローソンが2018年10月16日に発売した「悪魔のおにぎり」が、
発売13日で約265万個という異例の販売スピードで、
20年間不動の王者・ツナマヨを抜き去る大番狂わせを起こした。

天かすと天つゆを使った「カロリー、糖質、脂質の固まり」(ローソン)で、
パッケージでは「やみつき」をうたう、この逆張り戦略が奏功し、
「好きなものを好きなだけ食べたい」という人々の欲望を掘り起こした。

次いで2019年は、吉野家の「超特盛」が1カ月で100万食の大ヒットとなるなど、
健康志向の揺り戻しヒットが続く。



一方で、令和時代の健康トレンドは、肉から魚への「タンパク源シフト」が進みそうだ。
コンビニで勢力を急拡大しているのが、「レンチン系魚総菜」と「サラダフィッシュ」。

ファミリーマートの総菜シリーズ「お母さん食堂」では、レンジで調理ができる焼き魚系の商品を拡充。
「洗い物が出ず、一人暮らしにも向く」(三菱食品)サラダフィッシュは、
各社が発売し始め、セブン─イレブンも当初の予定通り、3月から全国での展開を開始した。


2018年ブレイクしたサバ缶に続いて、2019年はイワシ缶も好調だ。
当初はサバ缶の代用品として伸長していたが、2019年に入って風向きが変わった。

テレビ番組でイワシが「体に一番いい回転寿司のネタ」として取り上げられるなど、
ビタミンDなどが豊富に含まれている点が注目され、前年比約190%と一気に市場規模が拡大した。


さらに目立ったのが、時短商品の進化。
健康食材として人気のタマネギを「限界まで入れ込んだ」(徳島産業)という「たっぷりたまねぎポン酢」が、
2018年9月の発売から累計出荷数約140万本と絶好調。

斬新な見た目とタマネギを刻む手間のない簡便さが、消費者の心を捉えた。
「日清のそのまんま麺」も、ゆでたり水でほぐしたりする工程が無い即食性で市場に切り込む。



外食市場では、「個食」ニーズを背景にお一人様専用店が拡大。
代表格は2018年11月にオープンした「焼肉ライク」だ。

一人客を重視した新業態は、計画比130%超と好調な出足。
ライバル店も相次いで参入し、令和時代の一大トレンドになりそうだ。

              

●2019年上半期ヒット大賞「悪魔のおにぎり」(ローソン)

2018年夏ごろSNS(交流サイト)で話題になった「悪魔のおにぎり」を、
「異例のスピード」(ローソン)で2018年10月に商品化し、大ヒットにつなげた。

消費者が病み付きになる「悪魔的」な味で、累計販売数は4月中旬時点で何と2900万個を突破。
「20年間売り上げトップに君臨していた王者ツナマヨを抜いた」(同社)。
雑炊やせんべいなど、多数の派生商品も生まれている。



【上半期ヒット】 「超特盛」(吉野家)


「肉を心置きなく食べたい」。
ファンの欲望に応えた吉野家の「超特盛」(税込み780円)が、
1カ月で100万食を突破する想定外の大ヒット。

牛肉の量が大盛の2倍で1000kcal超と、健康志向の逆を行く新潮流だ。
一方で、並盛の4分の3サイズの「小盛」(税込み360円)も1カ月で60万食を突破。



【上半期ヒット】 「冷凍カップ米飯」(セブン―イレブン・ジャパン)


冷凍食品は、家庭での利用が主だったが、外でもすぐ食べられる手軽さが売り。
オフィスでのランチにも重宝され、新たな市場を開拓した。
袋チャーハンと比べて約2倍のヒットに。



【上半期ヒット】 「チキンラーメン」(日清食品)


誰もが知る超ロングセラー商品が、2019年3月1日に売上高の最高記録を更新。
これまでの過去最高売り上げだった2003年度を6%程度上回る見込みだ。

「要因は、NHKの連続テレビ小説『まんぷく』。
ドラマを見てチキンラーメンを食べたいと思った人も多かったのでは」
(True Dataデータアナリストの烏谷正彦氏)。

ドラマ内でチキンラーメンが完成した2019年2月には、売り上げが前月比の約2倍に急増した。



【上半期ヒット】 「たっぷりたまねぎポン酢400mL」(徳島産業)


健康、時短ブームを追い風に、知る人ぞ知るヒット商品。
ふんだんに入れ込んだタマネギが魅力で、シンプルなパッケージを採用。
見た目のインパクトが消費者の心をつかんだ。

2018年9月発売で累計出荷数は早くも約140万本。
メーカーの徳島産業も「こんなにSNSなどで話題になった商品は初めて」という。

              

【上半期ヒット】 「レンジアップ総菜」(成城石井)


レンジで作るミールキットが成城石井で人気。
野菜のシャキシャキ感を楽しめる。
「一番人気の『具だくさん海老パッタイ』は毎日1200個以上売れる」(成城石井)。



【上半期ヒット】 「無印冷凍食品」(無印良品)


化学調味料不使用、透明パッケージで冷凍食品の不安を無くし、30~40代の主婦層を取り込んだ。
特に「素材を生かした世界のごはん」シリーズが人気で、
4月4日から「無印良品 銀座」で先行発売した魚総菜シリーズも好調だ。



【上半期ヒット】 「味付カレーパウダー バーモントカレー味」(ハウス食品)


野菜いためなどに振りかけるだけで、子供好みの味に決まる調味料。
子育て中で、調理にあまり時間をかけられない女性を狙った。

「バーモントカレー」のブランドを打ち出す戦略も奏功し、年間目標を約2カ月で達成。
製造が追い付かないほどの売れ行きだという。



【上半期ヒット】 「スフレ・プリン」(ファミリーマート)


スフレとプリンを掛け合わせたハイブリッドスイーツがスマッシュヒット。
「ふわふわ」と「とろとろ」の食感のコラボが新感覚として人気に。
2018年11月の発売から、累計販売数は500万個を超えた。


【上半期ヒット】 「トップバリュ お米のかわりに食べるカリフラワー」(イオン)

低糖質で人気のカリフラワーご飯が、冷凍食品になった。
同シリーズのブロッコリーと合わせて、1カ月強で計画比約500%という爆発的ヒットに。



【上半期ヒット】 「イワシ缶」


サバ缶がツナ缶の市場規模を逆転したのは2017年12月。
その後、欠品や品薄が続く社会現象となるなか、
代用品として伸長したのがイワシ缶だった。

しかし2019年上半期は、イワシ缶が主役に。
テレビ番組でイワシが「体に一番いい寿司ネタ」として取り上げられるなど、一躍ブームとなった。



【上半期ヒット】 「まるごと!焼きカマンベールのカルボナーラ」(ジョリーパスタ)


カマンベールチーズを丸ごと載せた豪快な見た目が話題に。
同店で人気トップの定番商品「モッツァトマト」の5倍売れる日もあった。
ここ数年右肩上がりの成長を続けるカマンベール市場が後押し。・・》

 
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。                 

                

私は記事を読み終わった後、微苦笑を重ねたりした。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしたりしている。

こうした中、私は年金生活の当初から、我が家の平素の買物は、
私は自主的に買物専任者として宣言し、家内から依頼された品を求めて、
独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、買物メール老ボーイとなっている。

しかしながら今回の2019年上半期にヒットした食品を学んだが、
殆ど無知な食品が多く、現役サラリーマン時代は何かと敏感に流行した商品や食べ物を知っていた私は、
浦島太郎のような心情になり、知らなかったょ・・高齢者には無理かしら、うなだれたりした。

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