夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

人生の最期、どんな看護を受けて過ごす、改めて私は真摯に学び、多々教示されて・・。

2019-08-31 16:29:05 | ささやかな古稀からの思い

先程、パソコンを立ち上げて、ヤフー・ジャパンのライフ記事を見ている中、
『 人生の最期にどんな看護を受けて過ごす?  近年増加する老人ホームでの「看取り」 
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂き、 程ほど貯金を取り崩しながらささやかに過ごしている。

こうした中、過ぎし35年近くのサラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
15年近く過ごしてきた年金生活は、予測した以上に安楽な生活を享受している。

しかしながら、誰しも高齢者になれば、いつの日か自身が亡くなる時を思い馳せる時があると思われ、
何かと単細胞の私でも、漠然としながらも思案する時がある。

               

たとえば、いつの年か身体の変調を感じて、自宅で寝ていて数日し、悪化を増す中、
布団の中で幼年期以来、オシッコを一度だけ漏らしたりして、死去後のことなどを家内に伝言する。

やがて救急車で病院に運ばれて、入院して数日後に死去する。
そして、この間に家内からは 『あなたとの生活・・楽しかったわ・・』
と心の中で感じてくれれば充分である。

やがて私の葬儀の中、家内が私の兄妹、知人に、
『一週間前の頃は・・いつものように買い物に行ったり、散歩もしていたの・・』
と家内が言ったりしてくれれば、私はあの世で満足していると思われる。

このような私は、自身の終末期を私は思いめぐらしてきたが、
大病に遭遇、或いは介護・要、そして死去の時期にしても・・こればかりは、
神様か仏様の采配される世界だと、親兄弟、知人を見たりして思い深めている・・。

このような深情を秘めた私は、今回の《・・人生の最期にどんな看護を受けて過ごす? 》、
そして《・・近年増加する老人ホームでの「看取り」・・》って、 どのようなことですか・・
やはり実態を学びたく、記事を精読してしまった。

                

この記事の原文は、公式サイトの【  夕刊フジに於いて、医師でジャーナリストの富家 孝(ふけ・たかし)さんが、
『続・長生きは本当に幸せか?』の連載している寄稿文のひとつで、
2019年8月30日で配信され、 無断であるが殆どを転載させて頂く。

《・・人生の最期にどんな看護を受けて過ごす? 近年増加する老人ホームでの「看取り」

人生の最期に、自分がどんな看護を受けて過ごすのか、知らない方が多いのに驚きます。

ピンピンコロリの理想的な死に方は例外として、
たいてい、がんなどを患い、最期は「終末期医療」(ターミナルケア)を受けることになります。

そして、最終的には「看取り」によって、この世から旅立ちます。

終末期医療と看取りにいて、その違いを知っておくことは、本人にとっても家族にとっても重要です。

 
               

まず、終末期医療ですが、ここでは、緩和ケアが中心になります。
がんなどの痛みを和らげるために、
鎮痛剤、モルヒネ、神経ブロック(局所麻酔の一種)などによる治療が行われます。

また、患者さんのQOL(生活の質)を重視して、
「スピリチュアル・ケア」と呼ばれる精神面のケアも行われます。
つまり、主に医学的なアプローチによって、終末期の患者さんを看護・治療するのです。

 
これに対して「看取り」は、医学的なアプローチというより、
死を前にした「介護」というべきものです。

公益社団法人全国老人福祉施設協議会の「看取り介護指針・説明支援ツール」では、こう定義されています。

 「『看取り』とは、近い将来、死が避けられないとされた人に対し、
身体的苦痛や精神的苦痛を緩和・軽減するとともに、人生の最期まで尊厳ある生活を支援すること」

 
つまり、患者さんの食事や排せつの介助や、褥瘡(じょくそう)の防止など、日常生活のケアが中心になるのです。

               

以上は、患者さんにとって大きな違いとは言えませんが、それをどこで受けるかで違ってきます。
終末期医療は、主に病院の緩和ケア病床、慢性期の療養病床となります。

看取りは、介護療養型老人保健施設、特別養護老人ホームなど。
自宅で看取りケアを受けるケースもあります。

ただ、病院などで在宅での看取りを実施しているところは、全医療機関のわずか5%しかありません。

 
これまでは、患者さんは終末期を迎えると、
入院を余儀なくされ、そこで、人工呼吸器を付けたりする延命治療が行われてきました。
近年は患者さんの意思を確認のうえ、むだな延命治療は少なくなってきました。

 
こうした変化から、2006年の介護報酬改定において「看取り介護加算」が創設されました。
看取りは広まり、老人ホームで看取りを行なっていないところは、ほとんどなくなりました。

さらに、昨年は、介護保険制度に「介護医療院」という新しい施設類型が創設され、
ホームでの看取りはさらに広まりました。

 
厚労省の調査によると、特別養護老人ホームの76・1%、
老人保健施設の64・0%、介護療養型医療施設の81・9%が
「看取りを行っている」と回答しています。

 
ただし、現代人は、やはり病院で死ぬというのが、いちばん多いのです。

               

老人ホームで看取りケアを受けていても、体調が悪化した場合には、
看護師が嘱託医に指示を仰ぎ、協力病院もしくは指定病院に緊急搬送することが多いからです。

 
老人ホームで息を引き取った場合は、
医者が呼ばれて検視を行い、死亡診断書を書いて、家族に死を知らせます。

 
看取りケアを行ってほしいときは、各施設にその旨を頼みます。

施設では、看取り介護指針、重要事項説明書、急変時や終末期における医療等に関する意思確認書の内容を
説明してくれます。
そうして、これらに同意すると、「看取り介護計画書」が作成されます。

 
ご自身がどのようなプロセスで死を迎えるか、早くから理解しておくことはとても重要です。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

               

記事を読み終わった時、多々教示されて、溜息をしたりした・・。

私の父は、肝臓を悪化して、町の医師に来宅して頂き、自宅治療をしていたが、
まもなく私が小学2年生の時に、42歳の若さで病死した。

やがて母は、モルタル造りのアバートを経営して、実家から別居していた。

こうした中で、私が20代の終わりの頃の結婚前に、母と一時同居していた時、
遠い親戚の裕福の女性の御方が、身体を壊して、高級な介護施設に入居されていたが、
たまたま母が見舞いに行った時は、植物人間のような状態であった、と教えられた。

『あたし・・嫌だわ・・そこまで生きたくないわ』 と母は私に言った。

母は寝たきりになった時の自身の身を想定し、実家である私の兄の宅などで、
下半身の世話をなるのは何よりも険悪して、何気なしに死生観のことを話し合ったりしていた。

そして容態が悪化して、病院に入院して、一週間ぐらいで死去できれば、
多くの人に迷惑が少なくて良いし、何よりも自身の心身の負担が少なくて・・
このようなことで母と私は、自分たちの漠然としながらも、死生観は一致していたりした。

こうした母の根底には、敗戦後の前、祖父の弟、父の弟の看病を数年ごとに看病し、
やがて死去された思いがあったと思われる。

そして近日に植物人間のように状況で、介護されている遠い親戚の方を見た思いが重なり、
このような考え方をされたのだろう、とこの当時の私は思ったりした。

やがて母は私が50代の初め、婦人系のガンで、都内の病院で幾たびも入退院された後、
私が53歳の時、母は78歳で亡くなった。

しかし母が懸念した下半身の世話をなることがなかったので、私なりに安堵したことは確かであった。

              

私は年金生活を始めて、3年過ぎた頃から、
いつの日にか認知症、脳梗塞など、そして寝たきりになる前に、
ポックリとこの世と別れを告げたい、と思ったりしていた・・。                   

過ぎし10数年の晩秋ある日、私の自宅の近くの川沿いの遊歩道を歩いていた時、
この遊歩道は片側が帯状に小公園となり700メートル前後あり、
樹木、草花が四季それぞれに彩(いろど)っている場所で、私の散策の好きなひとつのコースでもある。

そして、いつものように木のベンチに私は座り、ペットポドルの煎茶を飲みながら、少し休息をした・・。

この時に、どうした思いか解らないが、いつの日にか命が果てる時は、
晩秋の午前のやわらかな陽射しの中、ポックリと死を迎えられたら本望である、と脳裏をかすめたりした。

この遊歩道で、独りで歩き、好きな本を抱(かか)えて、突然に命が果てる、
といった状況を願ったりした・・。

              
 
                                                             
しかしながら、この5年を過ぎた頃、私は「ピンピンコロリ」は難しい、とネットの記事で学んだりした・・。
がん医療の権威で終末期医療に詳しい大野竜三医師(愛知県がんセンター名誉総長)は、
『・・ピン・ピン・コロリ。それは中高年なら、誰もが願う生き方でしょう。
でも、そう簡単なことでは、ありません。

現実的に60歳以上の日本人がコロリと逝くとしたら、
心筋梗塞か、脳出血か、脳血栓かと思いますが、 救急搬送されれば、救命措置が施されるでしょう・・』
と私は学び、苦笑したりした。

そして『急性心筋梗塞』の場合は、
《“バットで思い切り、胸を叩かれた感じ”、 “熱した鉄棒を、左胸のあたりに、突き刺されたみたいだった”
と口にしていた。 ・・
手足をバタつかせて、もがきながら、救急車内で搬送中に、心肺停止するケースもありました」・・》

このような『急性心筋梗塞』のことを学び、
何かと小心者の私は怯(おび)えながら、 勘弁してほしい、と思ったりしてきた。

このような終末期を私は思いめぐらしてきた・・。 

                          

この後、親戚の叔父さん3名も、終末期に3年から5年も入院され、
こうした中、ふたりの叔父さんは自分の意思はなく、多大な手厚い延命治療を受けて、
やがて病院で亡くなってきた。

こうした話を私は聞いたりしてきたが、 自分で食物を口に運び、食べられなかったら、
もとより延命治療は断り、 痛みだけを執(と)って下さる平穏死を選ぶょ、
と私は家内に幾たびも言ったりしてきた。

家内も胃ろうや人工呼吸器などの延命治療は、お断りですから・・ と私に言ったりしている。
このような話を私たち夫婦は、幾たびも話し合ってきた・・。

今回、人生の最期にどんな看護を受けて過ごす・・終末期の最大の難題・・
やはり私は自宅の場合は介護して下さる御方の負担を考えれば、
病院で延命治療は断り、 痛みだけを執(と)って下さる方法で、あの世に旅立ちたい、
と願ったりしている。
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高齢者の日常生活上の情報源は、テレビ、次いで新聞、同世代の私は学び、やがて微苦笑して・・。

2019-08-30 16:23:17 | ささやかな古稀からの思い

先程、パソコンを立ち上げて、ヤフー・ジャパンのライフ記事を見ている中、
『 高齢者の日常生活上の情報源、最多意見はテレビ(2019年公開版) 
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂き、 程ほど貯金を取り崩しながらささやかに過ごしている。

こうした中、私は新聞を読んだり、テレビのニュースを視聴したり、
この中で特に関心のあるニュースは、ネットの公式サイトに専門分野の御方の寄稿文を読んだりしている。
その上、更に深く学びたい時は、専門分野の御方が上梓されている書物を買い求めている。

このようなことの多い私は、《・・高齢者の日常生活上の情報源・・》、
何かと好奇心ばかり強い私は、どのような状況なのかしら、と思いながら記事を読んでしまった。

               

この記事は、経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、
さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っているニュースサイト「ガベージニュース」で、
公式サイトとしては、「グラフ化してみる」「さぐる」ジャーナブロガーの不破雷蔵さんが、2019年8月28日に配信され、
無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。

《・・高齢者の日常生活上の情報源、最多意見はテレビ(2019年公開版) 

☆テレビが一番、新聞二番

多くの人は職から離れ、心身に衰えを覚える人も多い高齢層。
どのような情報源から情報を得て、日々の生活を過ごしているのだろうか。

内閣府が2015年3月に発表した「平成26年度 高齢者の日常生活に関する意識調査」(※)の結果から確認する。

次に示すのは調査対象母集団に対し、日常生活に関する情報をどこから得ているかについて、
3つまでの複数回答で尋ねたもの。選んだ選択肢における優先順位は問われていない。

↑ 日常生活情報の源(3つまで複数回答、男女別)(2014年)↑ 日常生活情報の源(3つまで複数回答、男女別)(2014年)

他の多数のメディア関連の調査の結果同様、
高齢者における常用情報取得源のトップは、テレビ、次いで新聞。

この2メディアの絶対優位性は、疑う余地も無い。
次いで家族が入っているが、この値が低いのは、家族と話していても情報源としての認識が無い場合が多々あるのに加え、
単身世帯も調査対象母集団に含まれるからに他ならない。

次いで友人や近所の人、チラシやダイレクトメールが続き、そしてようやくインターネットや携帯電話が続く。
高齢者には高い人気を誇る、聴取率の調査でも高い値を示しているラジオは、
上位3位の観点では少数派となってしまう。

男女別では、新聞やインターネット、ラジオがやや男性、家族や友人、チラシなどは女性が大きめの値が出ている。
本人自身で完結できるものは男性、第三者の介在が必要なものは女性の方が高めと解釈すると、
高齢層におけるコミュニケーションへの姿勢の違いが透けて見えてくる。

               


☆年齢の違いで差は生じるのか

続いて今件結果を年齢階層別に区分し直してみる。

↑ 日常生活情報の源(3つまで複数回答、年齢階層別)(2014年)↑ 日常生活情報の源(3つまで複数回答、年齢階層別)(2014年)

テレビやラジオは、年齢に関係なく高い値を維持するが、新聞は高齢でやや値が落ちる。
これは視力の衰えなどが影響している。

代わりに家族や友人など、直接の対人交流による情報取得が増加していく。
年を取るに連れて世話をしてもらう形で、家族と同居する人が多くなるのも一因だろう。

一方でインターネットは、年齢階層間の差が著しい。
テレビやラジオなどの一方向性のメディアとは、対照的ではある。

今件からは高齢者の普段の情報源として、
テレビや新聞が圧倒的な支持を集めていることがつかみ取れる。
しかもテレビに限れば、どの年齢階層でもほとんど変わるところが無い。

今調査は5年毎に実施されているため、次の調査は2019年に行われる予定。
その頃には高齢者が使える情報源はどのような変化を示し、そして高齢者は何を選択しているのか。
特にインターネット・携帯電話の利用状況がどの程度変化するのか、調査結果が楽しみではある。・・(略)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

               

私は記事を読みながら、多々教示されたりした。

私は新聞に関しては、私が遅ればせながら社会人になった25歳より、『読売新聞』を選定して、
これ以来、48年ばかり購読している。
テレビのニュースに関しては、NHKのニュースを基本として、視聴している。

そして関心のあったニュースは、ネットの公式サイト、【ダイヤモンド・オンライン】、【 プレジデント・オンライン 】、
【 現代ビジネス 】など各専門分野の御方の寄稿文を読み、教示を深めている。

その上で各専門分野の御方の上梓された書物を買い求めている。

今回、高齢者における常用情報取得源のトップは、テレビ、次いで新聞と学び、
私も同じようだ、と微苦笑をしてしまった。

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体の老化防ぐ「一十百千万」の法則、遅ればせながら74歳の私は学び、やがて微苦笑を重ねて・・。

2019-08-29 15:08:02 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 プレジデント・オンライン 】を見ている中で、
『 1日100回深呼吸するだけで血行がよくなる     体の老化防ぐ「一十百千万」の法則 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活15年近く過ごしてきた。

そして私は9月下旬の誕生日を迎えると、後期高齢者入門の75歳となり、
家内も12月下旬の誕生日を迎えると、古希と称される70歳となる。

このような私は、今回の《・・体の老化防ぐ「一十百千万」の法則・・》って、どのようなことですか、
と思いながら、記事を精読した・・。

               

この記事の原文は、医療法人康梓会Y'sサイエンスクリニック広尾 統括院長(日本抗加齢医学会認定専門医)のさんの寄稿文であり、
総合情報誌の『PRESIDENT』に2019年7月19日号に掲載された記事のひとつであり、
関連の公式サイトの【 プレジデント・オンライン 】に8月24日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・1日100回深呼吸するだけで血行がよくなる     体の老化防ぐ「一十百千万」の法則

☆スマホの画面ではなく、紙の本や雑誌がいい

私が講演などでよくお伝えするのが「一十百千万」という言葉です。
「一」は一読。
スマホなどの画面などではなく、紙の本や雑誌を一日一回は読む。
プレジデント誌を読むのもいいわけですね(笑)。

次に「十」は十笑。
一日十回、大笑いする。
「百」は百吸。百回、深呼吸をする。
「千」は千字。文字を千字書く。
「万」は万歩。一万歩、歩くということですね。

先ほど、目の老化と体の老化は、リンクしているといいましたが、
「一十百千万」は全身の健康、ひいては目の健康にも、非常に意義のあることなんです。

本を読むことは、脳の活性化につながりますし、
笑うことは、ストレス解消になります。

ストレスがたまると、免疫機能が低下し、体の老化を促進しますから、体にも目にもよくないことなのです。

深呼吸は、交感神経が優位になりやすい現代人をリラックスさせ、
副交感神経を活性化させてくれる最もお手軽な手段です。
血流を促して血行をよくしてくれるので、もちろん目にも好影響があります。

手で文字を書くことも、脳にいいといわれていますし、
歩くことは、血流もよくしてくれます。
さらには認知症予防にも効果があります。

               


☆運動をやりすぎるとむしろ老化する

目の老化を予防、あるいは老化の進行を遅らせるために、
血の巡りをよくすることを考えるなら、やはり「全身」のストレッチをしましょう。

特に首と上腕とわきの下の筋肉がほぐれると、首と肩の血の巡りがよくなります。
合わせて「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎの筋肉もほぐすと、目への血流が一層スムーズになります。

気づいたときに、その場でつま先立ちを繰り返しふくらはぎを上下させる、
つま先立ちのまま、10~20歩、歩くのもいいでしょう。

ふくらはぎの筋肉が鍛えられるので、血液を押し戻す力が高まります。
つま先立ちは、座ったままでもできるので、勉強や仕事の休憩時間に、
こうした部位へのストレッチを組み込むと、非常に効果的だと思います。

              


運動が体にいいといっても、やりすぎには注意が必要です。
負荷の大きすぎる運動は、体にとってはむしろ害で、老化につながりかねません。

散歩やジョギング、ストレッチなどの負荷の軽い「スローエクササイズ」が、今注目を集めており、
先にあげた「一十百千万」のなかの一万歩(歩く)というのは、
まさにちょうどいいエクササイズだと思います。

目のエクササイズとしては、「遠くを見る」ことを意識づけるようにしてほしいですね。
毛様体筋は、近くを見るときは緊張しているので、意識的に遠くを見るようにして、ほぐしてあげてください。

いずれも、道具などは一切必要なく、いつでもどこでもできる簡単なトレーニングです。
仕事の合間、お昼休憩など、ちょっとしたときに、やるように心がけておくといいと思います。

▼「一十百千万」で目も健康になる!・・》

 
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
                              

私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、 恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
年金生活の2004年の秋の当初からでも、 何かと家内と談笑したり、
ご近所の奥様、ご主人などと明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、 見知らぬ男性、 女性グループの御方たちと、
話しかけられたり、或いは話しかけたりして、 談笑し、 殆ど毎日過ごしている。 
  
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりして過ごしている。

そして健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、 季節の移ろいを享受している。

               

そして午後から夜の大半は、自宅で据え置き型のパソコンを利用して、平素は4時間前後パソコンを活用している。
殆ど近現代史とか世代格差、団塊世代のことなどを書物で読んだりしている中、
パソコンで調べたり、 或いはブログを殆ど毎日投稿したり、私が魅了された御方の投稿文を読ませて頂いている。

このような私は、今回の《・・体の老化防ぐ「一十百千万」の法則・・》を学び、
《・・「一」は一読。 スマホなどの画面などではなく、紙の本や雑誌を一日一回は読む ・・
「十」は十笑。 一日十回、大笑いする・・「百」は百吸。百回、深呼吸をする・・
「千」は千字。文字を千字書く・・「万」は万歩。一万歩、歩く
・・》ことに、私は微笑み返しをしてしまった・・。

しかしながら、この中で、一日に於いて、百回、深呼吸をする・・ことは、
私としては、夕食前に老人体操としてラジオ体操の真似事をしているが、深呼吸10回ぐらいであり、
とても百回の深呼吸は実践していないよなぁ・・と微苦笑したりした。

そして今回も、遅ればせながら良きことを学んだよねぇ、と心の中で呟(つぶや)いたりした。
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要介護認定で損しないコツ 正しい認定を受けるためのポイント、初めて学び、やがて多々教示させられて・・。

2019-08-28 16:12:52 | ささやかな古稀からの思い

《・・要介護認定で損しないコツ 正しい認定を受けるためのポイント

               

「要介護度」によって、利用できる介護サービスの幅が決まっています。

そのため、介護サービスを必要としている人やその家族にとって、どの要介護度に認定されるかはとても重要でしょう。
ただ、本人の状態にきちんとマッチした認定が受けられればよいのですが、
時には実際よりも、軽い認定が出てしまうケースがあります。

単位が足りなくて、希望の介護サービスが受けられないと、そのぶん家族の負担が増したり、
100%実費で介護サービスを受けなければならないことも・・。

そこで、きちんと現在の状態に見合った要介護度が認められるよう、
認定を受ける際に気をつけたいポイントを解説します。

 

☆要介護認定の流れ

介護認定とは、「その人にどのくらい介護サービスが必要か?」を判断するものです。

今後の介護プランに大きく関わってくる重要な審査なので、
認定を受ける側も、しっかり心構えをして臨みましょう

まず、住んでいる市区町村の窓口で必要書類を提出して申請をおこなうと、
1次判定に向けて調査員による「訪問調査」がおこなわれます。

その後、コンピューターによる1次判定をしたのち、主治医の意見書や訪問調査での特記事項などを元にして、
保険・医療・福祉分野の学識経験者5人程度による「介護認定審査会」で2次判定がおこなわれ、
最終的な要介護度が決定します。

要介護度の区分は、要支援1~2、要介護1~5の7種類です。

結果は、原則として申請から30日以内に本人に通知されます。

その後、決定した要介護度に合わせたケアプランが作成され、いよいよ介護サービスの利用がスタートします。

               


☆カギとなるのは「訪問調査」

要介護度の判定で、大きな要となるのが「訪問調査」です。

いったいどのような点を調査されるのか、前もっておおよその内容を把握しておきましょう。

訪問調査では、以下の項目にそって審査がおこなわれます。

第1群「身体機能・起居動作」

    麻痺の有無、立ち上がり、寝返り、歩行、洗身、視力、聴力など

第2群「生活機能」

    移動、食事摂取、排泄、洗顔、着替え、外出頻度など

第3群「認知機能」

    意思の伝達、日課の理解、年齢や名前や生年月日、場所の理解、徘徊など

第4群「精神・行動障害」

    物盗られ妄想、作り話、感情が不安定、大声を出す、会話にならない、物忘れなど

第5群「社会生活への適応」

    薬の内服、金銭の管理、集団への不適応、買い物、簡単な調理など

その他「過去 14 日間にうけた特別な医療について」

点滴の管理、透析、ストーマ(人工肛門)の処置、酸素療法、褥瘡の処置、カテーテルなど

※要介護認定 認定調査員テキスト2009より(厚生労働省)

               

☆正しい認定を受けるポイント 

調査員は、訪問調査のこまかいマニュアルにそって聞き取りを進めていきます。

質問されたことに正直に答え、普段どおりの姿を見てもらいましょう。

ただ、人によっては、突然やってきた見知らぬ相手に緊張したり抵抗を感じたりして、
普段とはまったく異なる振る舞いをしてしまう
ケースもあります。

しかし、ありのままの姿を見て審査をしてもらわないと、正しい判定をしてもらうことができません。

そこで、このような事態を避けるためのポイントをいくつかご紹介します

認定調査票の内容を確認しておく

まずは、どのような調査がおこなわれるのか、
上記でご紹介した第1群~5群の認定調査票の項目をしっかりチェックしておくことが肝心です。

質問されるたびに思い返しながら答えていると、うっかりして肝心なことが抜けてしまうかもしれません。

事前に、質問に対する答えを用意しておくと安心です。

               


☆家族が同席する

他人の前では、どうしても「良く見せたい」という心理が働くため、
調査のときは、いつも以上に張り切ってしまう人が多いです

いつもは足元がおぼつかないのに、調査員の前ではしっかり歩いたり、
普段は答えられない質問にハキハキと答えたりといったことも、実際によく起こる事例です。

でも、これでは本人の普段の生活状況が正確に伝わらず、最適な要介護度を認定してもらえない恐れも・・。

そのため、訪問調査を受ける日は、必ず家族が立ち会うようにしましょう。

家族が同席すると、以下のようなメリットがあります。

・本人の当日の調子に左右されず、普段の様子をしっかり調査員に伝えることができる 

・物忘れなどの、本人が自分では気づいていないような問題点を伝えられる

☆日常生活の状況をありのままに伝える

調査員の前では、困っていること、不便に感じていること、できないこと、普段の介護状況などを、
すべて正直に話すことが大切です。

なかには他人に話しにくい内容もあるかと思いますが、
必要な支援を受けるためのとても大事な情報ですので、些細なことも包み隠さずに伝えてください。

また、本人の感じていることだけでなく、家族の目線からの悩みごとや心配ごとも話しておくと、
より正確な判定に役立ちます。

要介護認定調査票には、決まった項目以外に特記欄があり、
そこへ何か記入があればのちの2次判定の際にその内容が考慮されます。

もし本人の前で話すことが憚られる場合は、本人のいないところで調査員にメモを渡すなどして、
正しい情報がしっかり伝わるようにしましょう。

               


☆伝え忘れがないよう、メモしておく

訪問調査の所要時間は、おおよそ30分~1時間程度で、わりとあっという間に終わってしまいます。

調査員が帰ってから「これを伝え忘れた」、「あれも言っておけばよかった」ということにならないよう、
事前に伝えたいことをメモにしておくのがおすすめです。

普段の困りごとに加え、これまでの病歴や怪我についても、できるだけくわしく記載しておきましょう

 また、家族は個別に、

「〇月〇日に薬を飲み忘れた」 

「〇月〇日、トイレに行くときに廊下で転んだ」

「毎朝の洗顔のたびに服がびしょ濡れになる」

「イスから立ち上がるときによろける」など

普段の生活のなかで気づいたことを具体的にメモしておき、
当日忘れずに調査員へ渡すようにしましょう。

適切な認定を受けるためしっかりと準備しましょう


☆訪問調査は、要介護度を決める重要なポイント。

適切な認定を受けるためには、本人だけでなく家族のサポートが不可欠です。

ポイントは、以下の4点。

1. 訪問調査の質問項目を前もってチェックしておく

2. 家族が同席できるよう、日程を調整する

3. 正直にありのままの様子を伝える

4. 伝えたいことは事前にすべてメモをとっておく

不本意な要介護認定をされないためにも、ぜひしっかりと準備をして当日を迎えるようにしましょう。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
               

今回、介護福祉士としてデイサービス・特養・訪問介護の現場で10年以上働いた経験を活かし、
介護にかかるお金や、さまざまな生活の知恵を有したさんの寄稿文を読みながら、多々教示された・・。

そして不謹慎ながら私は、微苦笑してしまったことがあったりした。

もしも私が要介護認定を受ける身となった時、
《・・どうしても「良く見せたい」という心理が働くため・・
調査のときは、いつも以上に張り切ってしまう人が多いです・・》

私は幾つになっても女性に憧憬の念があり、
市の福祉関係とかケア・マネジャが女性の時は、何かしら意識過剰となり、
《・・・いつもは足元がおぼつかないのに、調査員の前ではしっかり歩いたり、
普段は答えられない質問にハキハキと答えたり・・》
このようなしぐさをしてしまうよなぁ・・と微苦笑してしまった・・。

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知っておきたい帯状疱疹の基礎知識、こっそりと高齢者の私は学び、多々教示されて・・。

2019-08-27 16:39:19 | ささやかな古稀からの思い

 先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWポストセブン を見ていたら、
『 失明や命の危険も、知っておきたい帯状疱疹の基礎知識  』
と題された見出しを見たりした・・。

私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、恥ずかしながら何かと無知なことが多く、
今回の《・・帯状疱疹・・》って、どのようなことなの・・まして《・・失明や命の危険・・》影響もあると知り、
聞く一時の恥、聞かぬは一生の恥の古来からの名言を思いだして、
こっそりと記事を精読してしまった。

この記事の原文は、『女性セブン』の2019年9月5日号に掲載された記事のひとつであり、
関連の公式サイトの【 NEWポストセブン に8月25日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・失明や命の危険も、知っておきたい帯状疱疹の基礎知識  
              

夏に多く発症しがちな帯状疱疹(写真/アフロ)

写真2枚

 

今夏も、厳しい暑さが続く。
遠出などをしたお盆明け頃は、どっと疲れが出て、高齢者も体調を崩しやすい時期だ。

この時期に多い病気の1つに帯状疱疹がある。
特に高齢者がかかると重篤化しやすく、特有の痛みが10年以上続くこともあるという。

しかもリスクが上がるのは、50代から。
老親だけでなく疲れ気味の介護家族も注意が必要なのだ。

まずは帯状疱疹についてよく知っておくことが肝要。
まりこの皮フ科(神奈川県)院長の本田まりこさんに聞いた。

                


◆症状を長引かせない! 高齢者は早期治療が大切

帯状疱疹の原因となるのは、水痘・帯状疱疹ウイルス。
最初に感染し発症する時の病名は「水ぼうそう」で、多くが子供の頃にかかる病気だ。

「水ぼうそうを発症して、増殖したウイルスは、
治癒後、神経細胞が集合する神経節に入り込み、そこに潜むのです。

同時に体には、このウイルスに対する免疫ができるので、基本的には二度と水ぼうそうにはかかりません。
つまり免疫機能がしっかり働いている間は、神経節に潜むウイルスも息を潜めているわけです。

ところが年を取ったり病気や過労、ストレスなどの影響で免疫力が低下すると
水痘・帯状疱疹ウイルスが再び活性化し、発症するのが帯状疱疹です」(本田さん・以下同)

帯状疱疹は、まずピリピリとした痛みやかゆみから始まる。

「これは前駆痛と呼ばれ、神経節の中で再活性化したウイルスが、
神経を破壊しながら、伝って皮膚表面に出てくる痛み。
4~5日から1週間続きます。

続いて、赤い小さな発疹が現れます。
神経に沿って出るため、普通は体の左右どちらかに、帯のような形で現れます。

やがて発疹の上に水ぶくれができ、小豆大に。
初めは透明の水ぶくれが次第に膿になり(膿疱)、破れてただれや潰瘍になります。

この段階までは、人に感染する可能性があるので、
水ぼうそうにかかったことのない子供や妊婦さんとの接触は避けましょう。

さらに1週間くらいのうちに膿疱はかさぶたになり、これがはがれ落ちると治ります。
ここまで約3週間。
痛みも、だいたいここで治まります」

ただしこれは、治療せずに、自然治癒した場合の一般的な経過。
早めに抗ウイルス剤などによる治療を始めれば、皮膚症状や痛みも軽症ですむ。

                


ところが高齢者の場合、気づかずに治療が遅れるケースも多い。
衰弱がひどい場合は皮膚症状が全身に出たり、痛みが強かったりして、入院治療になることもあるという。

「皮膚症状がすっかり治った後に、痛みが残る後遺症『帯状疱疹後神経痛』も高齢者に多く、
60歳以上では5~30%の人が悩まされます。

数か月から10年以上続くケースもあります。
帯状疱疹後神経痛に移行させないためにも、少しでも早い段階で皮膚科を受診し、治療を始めることが大切です」

【表】帯状疱疹は50代から発症リスクが急増

写真2枚

 

◆合併症にも要注意! 重病が隠れている場合も

最初にかかった水ぼうそうのウイルスは、ほぼ全身の神経節に潜伏しているので、
帯状疱疹は頭部、顔面、首、胸部、腹部、背中、下肢など、
感覚神経のあるところなら、どこでも発症するという。

「特に多いのは胸部と頭部(額、目、上まぶた、鼻柱)。
発症している部位の神経が侵されるので、さまざまな合併症を起こすことがあります。

たとえば耳周辺の帯状疱疹は、めまいや難聴、顔面神経麻痺、味覚障害など。
鼻柱を含む額や目の上の場合は、角膜炎やぶどう膜炎、視力低下、悪化すると失明の可能性も。

また、ウイルスが脊髄の深部まで及ぶと運動麻痺や筋の萎縮、
ごくまれに脳にまで達すると脳炎や髄膜炎を起こし、最悪は命の危険もあります」

特に注意したいのは、帯状疱疹が発症する背景に、別の病気がある場合だ。
「たとえば糖尿病やぜんそくなどは免疫力が低下しやすく、
アトピー性皮膚炎や膠原(こうげん)病、ネフローゼ症候群、慢性腎不全などは治療の副作用で免疫力が低下します。

さらに帯状疱疹が発症した近くに、がんが隠れている場合も。
帯状疱疹を発症した後は、健診や人間ドックで調べてみることをおすすめします」

ちなみに糖尿病は、感覚麻痺が起こりやすく、帯状疱疹の初期の痛みにも気づきにくいので要注意だ。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

                

私は記事を読み、遅ればせながら帯状疱疹に関して初めて学び、
多々教示させられたりした・・。

いつの日にか、こうした初期症状が出たら、少しボケはじめた私でも、
皮膚科で治療を受けて、早期に修復しょうかしら、と微苦笑したりしている。

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滝川クリステルさんのこれまでの人生航路、 つたない高齢者の私でも学び、多々教示されて・・。

2019-08-26 17:45:48 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWポストセブン を見ていたら、
『 滝川クリステル 41歳まで結婚しなかった裏にしっかり者の母 』
と題された見出しを見たりした・・。

私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

こうした中、つたない人生航路を歩んできた私でも、好奇心だけは人一倍強く、
今回の《 滝川クリステルさんのこれまでの人生航路 》を学びたく、記事を精読してしまった。

この記事の原文は、『女性セブン』の2019年9月5日号に掲載された記事のひとつであり、
関連の公式サイトの【 NEWポストセブン に8月25日に配信され年、無断であるが転載させて頂く。

《・・滝川クリステル 41歳まで結婚しなかった裏にしっかり者の母              

                

なぜ披露宴を開かないのか?(写真/アフロ

写真4枚

 

自民党の小泉進次郎衆議院議員(38歳)と結婚したフリーアナウンサーの滝川クリステル(41歳)。
現在妊娠中で、年明けには出産する予定だ。

そんな滝川は、結婚を発表した8月7日、インスタグラムにこんな投稿をした。
《「政治家の妻はこうあるべき」という形に捉われず、
私らしく、ありのままの生き方、スタイルを尊重してくれることを話し合う中で感じることができた》

政治家の妻ではなく、ひとりの女性として生きていくスタイルは、滝川の母・美緒子さんの影響だという。

「彼女のお母さんも、歯に衣着せぬタイプのしっかり者。
雅美さん(滝川の本名)が絶対的に信頼して、意見を求めるのもお母さん。

“一卵性親子”といいますか、今でも一緒にいることが多い。
過去の恋人とゴールしなかったのも、お母さんの意見を聞いていたからだと思いますよ」(滝川家の知人)

滝川の母、美緒子さんは元神戸市議会議員の父と、日本の婦人活動の草分け的存在といわれる女性を母に持つ。
フランスへ留学中に、現在の夫と出会って現地で結婚。

滝川と弟でモデルのロラン(39歳)を出産。
滝川が3歳の時、一家そろって帰国した。

              

「美緒子さんの夫は、高級ファッションブランドの日本支社長も務めていましたよ。
名家育ちという自負からか、しつけの厳しい人という印象は、当時からありました。
“ママ”ではなく、“お母さん”と呼ばせて、日本語もしっかり教え込んでいましたね。

雅美さんは成績優秀で、都立青山高校から大学は青山学院へ。
アナウンサーに憧れ、フジテレビの局アナの試験を受けましたが、最終で不合格に。

その際、お母さんがあくまで“正社員が絶対にいい”と、こだわったと聞きました。
アナウンサーをあきらめて、金融系や商社を受けることもすすめていたそうです」(前出・滝川家の知人)

母の指南があったのか、滝川はフジテレビの子会社である共同テレビの社員に。
体を斜め45度にひねった状態で、ニュースを読むスタイルを確立し名を上げ、
2013年には、流暢な英語とフランス語を駆使した五輪誘致スピーチ「お・も・て・な・し」で大ブレークした。

「フリーのアナウンサーになる前の滝川さんは、年収400万円ほどで、
大手民放局アナの3分の1に満たないお給料といわれたこともありました。

お母さんは、“娘がかわいそう”という思いがずっとあったようで、
結婚相手には、“家族の結びつきが強い人”、“安定した高収入がある人”がいいと意見を言っていたようです」(芸能関係者)

滝川はこれまで、元ラグビー日本代表の俳優・天野義久(46歳)、金メダリストの室伏広治(44歳)、
サッカーの中田英寿(42歳)、そして、小澤征爾の長男で俳優・小澤征悦(45歳)と恋の噂があった。

特に小澤征悦との交際は10年近く続き、結婚間近といわれたが、滝川は別の選択をしたことになる。

               

◆損得がピッタリ合う

「小澤家は父・征爾さんが、入院しても誰もお見舞いに行かなかったとか。
彼女がお母さんに相談したところ、そういう家族とは、相容れなくなると言われ、
結婚に踏み切れなかったと聞きました」(前出・滝川家の知人)

美緒子さんのブレない性格がよくわかる。

「滝川さんの母の美緒子さんは、しっかり主張し、前へ出るタイプ。
小泉家としては、お母さんを問題視する向きもあります。
政治家にとっては、親族のスキャンダルが命取りになりかねません」(小泉家の知人)

滝川と美緒子さんは2015年、共著でフランスの童話『星の王子さま』の解説本を出版した。
物語を天文学で読み解く内容だったが、『週刊文春』が“パクリ疑惑”を指摘した。

「本で説かれていた論は、美緒子さんの知人が長年研究してきたものであり、
その当人に断ることなく、出版が行われたという内容でした。
出版は美緒子さんが主導して進めていたものでした。
大きな問題に発展せず、鎮火したようですが…」(滝川の知人)

ふたりは進次郎の地盤である横須賀に“定住”せず、東京と行き来する生活を送る予定だという。

「政治家の妻として、どこまで滝川流を貫けるかわかりませんが、
進次郎さんとしては妻の自由を認めることで、今までの古い政治家像とは違う“自由で理解ある”政治家、
夫としてさらなる支持を得ることもできますから、お互いwin-winになれるふたりでしょう。

披露宴をしない理由に2人の母親の存在も少なからずあると思いますが、
どちらかが“披露宴は絶対にやる”というのではなく、両者ともに“やらない方がいい”という状況だったことも、
すんなり結婚が決まった理由かもしれません。

こんなにも損得がピッタリ合った大物カップルは、なかなか出て来ないと思います」(全国紙政治部記者)

どんな“ふたりらしく、ありのまま”のスタイルを貫いていくのか、今から楽しみだ。・・》

 注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

                              

私は放送業界にも無知であり、滝川クリステルさんに関しては、
過ぎし2013年に於いて、テレビのニュースで五輪誘致スピーチ「お・も・て・な・し」で、
初めて知った御方である。

そして流暢な英語とフランス語を駆使した言葉、しぐさに好感したひとりである。

この後、小澤征爾さんの御子息の小澤征悦さんと交際を私は雑誌で知ったが、
音楽業界の風の噂を私は少し知っていたので、大丈夫かしら、と思ったりした程度である。

昨今、政界の若き雄の小泉進次郎さんとの結婚発表をテレビのニュースで知り、
よかったですねぇ・・と無縁で無力な私でも祝福したひとりである。

今回、滝川クリステルさんのこれまでの人生航路を学び、
母上の美緒子さんの若き時に、フランスへ留学中に、現在の夫と出会って現地で結婚、と知り、
私なりにその時代背景を思い馳せたりし、滝川クリステルさんご自身の「お・も・て・な・し」で、
大ブレークするまで航路を初めて学んだりした。

そして誰しも多かれ少なからず確執があり、この人生は大変ですよねぇ・・と思い深めたりした。

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50歳を過ぎても脳を成長させるセルフケアは、「お墓参り」、「掃き掃除」、「ラジオを聴く」と学び、やがて微苦笑して・・。

2019-08-25 14:19:03 | ささやかな古稀からの思い

先程、小学館が発刊しているの教養雑誌『サライ』の公式サイト【サライ.jp】を見ている中で、
『 「お墓参り」「掃き掃除」「ラジオを聴く」
         50歳を過ぎても脳を成長させるセルフケア 』
と題された見出しを見たりした。

は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

そして私は民間会社に35年近く奮戦して2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始め、早や15年目となっている。

              

こうした中、年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受しているが、
65歳の頃から体力の衰えを感じたり、70歳の頃からときおり物忘れもあり、
少しボケてきたかしらと、独り微苦笑する時もある。

このような深情を秘めた私は、《・・50歳を過ぎても脳を成長させる・・》って、どのようなことなの・・
と思いながら、遅ればせながら学ぼうと思い、記事を精読してしまった・・。

この記事は、フリーライター兼ボードゲーム制作者されている鈴木拓也さんが、
脳内科医で加藤プラチナクリニックの加藤俊徳院長が上梓された『50歳を超えても脳が若返る生き方』を紹介された記事であり、
公式サイト【サライ.jp】に2019年3月6日に配信され、無断ながら記事を転載させて頂く。

《・・「お墓参り」「掃き掃除」「ラジオを聴く」 50歳を過ぎても脳を成長させるセルフケア 

 

50歳を過ぎても脳を成長させるセルフケア
「脳が成長するのは、生まれてから3歳まで」、「脳は20歳を過ぎたら、衰える一方」といった、
脳の成長に関する「一般常識」。

脳科学の進歩によって、こうした常識は、過去のものとなった。

代わって今は「脳は100歳を過ぎても、成長する」。

もう少し厳密に表現すれば、
「50歳前後までなら、脳を意図的に成長させようとしなくても、老化して衰えることはほとんどなく、
認知能力や運動能力も横這いです」
と明言するのは、脳内科医で加藤プラチナクリニックの加藤俊徳院長だ。

加藤院長は、50歳以降については「すべての人が、脳を成長させることができる」としながらも、
自助努力がウェイトを占めるようになると、
著書の『50歳を超えても脳が若返る生き方』(講談社)で唱えている。

【今日の健康に良い1冊】 『50歳を超えても脳が若返る生き方』

http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000312000

 

(加藤俊徳著、本体880円+税、講談社)

 

『50歳を超えても脳が若返る生き方』 


要は筋トレと同じで、脳も鍛え続けていかないと
「認知症になる可能性が、格段にアップする」と警告。

そして、認知症など脳のトラブルを防ぐセルフケアを多数提示している。
それらは、かつて流行した「脳トレ」のような単純で飽きやすいものとは、真逆の処方箋。

しかしながら、日常生活に取り入れやすく、続けやすいものが主体となっている。
そうした、本書にあるセルフケアを幾つか紹介しよう。


■神社仏閣の参拝やお墓参り

脳は、刺激を受けることで活性化し、脳力の低下を抑えるが、その刺激は、体操でもよいという。
その体操として、加藤院長がすすめているのが「神社仏閣への参拝やお墓参り」。

「神社やお寺、あるいはお墓に移動する際には、
高低差のある長距離を歩くので、運動系脳番地を派手に使います。

また、先祖や神様に感謝の気持ちを持って手を合わせることは、
ほかの人に思いやりを持つことにもつながります。
このときの思いやりは、感情系脳番地を活性化させ、想像力が育まれるのです」(本書211pより)

「脳番地」という耳慣れない用語が出てくるが、
これは、脳内で同じ働きをする複数の脳神経細胞の集合体。

全部で約120の脳番地があるが、なかでも運動系脳番地や感情系脳番地は、
人が健康に生きるために特に重要な脳番地。

日頃から、この脳番地を意識して、トレーニングするようアドバイスされている。
神社仏閣めぐりは、複数の脳番地を活性化する意味で効果的な「体操」というわけ。

              


■ホウキを使った掃き掃除

家の掃除をしてくれるロボットが普及して、ふだんの掃除が楽になった。
だからといって、「サボるようになると、脳は一気に老けていきます」と加藤院長は言う。
これを防ぐのが、昔ながらのホウキによる掃き掃除。

「掃除をすると運動系脳番地が活発になるだけでなく、ほかにもいろいろな脳番地を使います。
ホウキで掃くときは、床にゴミがないかと目を動かしますが、
このときは視覚系脳番地を使っています」 (本書203pより)

掃き掃除による効果を高めるには、
「リビングは10分、寝室は5分と、細かくリミットを設けて作業」するとよいという。

時間的期限を意識したこのやり方は、記憶系脳番地を元気にさせる。
時間の使い方が上手な人が、認知症になりにくいのは、記憶系脳番地が若々しいせいだとも。


              

■ラジオを聴く

老人性難聴で耳が聞こえにくくなると、認知症リスクが増大する。
これは、外部から脳への刺激が、減ってしまうせい。
逆に、聴力を働かせる刺激を与えることで、そのリスクを減らせるが、それに最適なのはラジオを聴くことだという。

「ラジオは、テレビと違って耳しか使わないため、聴覚系脳番地をフルに働かせます。
加えて音だけで、しっかりと内容を聴き取るには、集中力が必要になるので、
理解系脳番地も活性化します」(本書212pより)

また、ラジオを聴きながら、食事の支度や掃除をするのも、すすめられている。
同時に2つのことをすると、単にラジオを聴くのとは、別の脳番地が活性化されるというのがその理由。

              

■加藤院長自身のセルフケア

本書には、58歳の加藤院長が、日頃心がけている「脳の若さを保つため」の方法が載っている。
それは、以下の3つ。

1)50歳からの人生の思い出を作っていく
2) 嫌な人とは、できるだけ交流しないし、嫌なことはしない
3) 毎晩早く寝る

2と3は分かりやすいが、最初の思い出作りというのは、
50歳を人生における大きな区切りとして、これ以降の思い出を積極的に作り、振り返るようにすること。

これは、自分の人生に意義を見出すのに大事なことで、
「人生にやり残していることや、今後やりたいことが明確になり、それが残りの人生の羅針盤」になるという。

*  *  *

このように、加藤院長のメソッドには、
同時並行で何かをするというものが多いのが特徴。

脳が持つ膨大なキャパシティを考えれば、これくらいは必要ということなのだろう。

定年後、もしも「家でテレビの前に座っているだけ」の時間が多いようなら、
脳が一直線に老化するのを黙認しているようなもの。

腰が重い(これも脳の老化のサインだという)のは最初のうちだけなので、
本書のセルフケアをできるものから始めるとよいだろう。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
               

記事を読み終わった後、「お墓参り」、「掃き掃除」、そして「ラジオを聴く」のが、
何かと50歳を過ぎても脳を成長させるセルフケアと学び、微苦笑したりした。

私は「お墓参り」に関しては、私の生家のお墓には年に4回ばかりしているが、、
私の日々の散策コースには、お寺そして神社があり、
こうした時は、手を合わしたりしているよなぁ・・と微笑んだりしている。

しかしながら「掃き掃除」に関しては、平素は家内にお願いしているが、
家内が我が家より遠い地で独り住まいの家内の母宅に、介護で6泊7日前後で行っている時は、
我が家は私が『おひとりさま』となる。

こうした時、私は簡単で手抜きの場合はコードレスの電気掃除機、
本格的に掃除の時は、従来のコード有の電気掃除機で行っているが、
ここ5年ぐらいは、ホウキによる掃き掃除をしていないなぁ・・と苦笑をしたりした。

              

そして「ラジオを聴く」に関しては、和歌山県立医科大学附属病院院長で脳神経の専門家である板倉徹教授の寄稿文を
昨年の晩秋に深く学んだりしてきた・・。

《・・映像による情報がないラジオを聴く際、音声情報しか脳に届かないため、
脳は得られない情報を補おうと働きます。

耳で聞いた情報から、想像力によって情景を視覚化する「場面想像」は、
脳の司令塔である「前頭葉」を活性化させます。

そしてラジオは、「聞く力」と「集中力」を必要とします。
脳に届く情報量が少ないということは、正確な情報を得るためには、 それだけ集中して聴かなければならないということ。
つまり、毎日ラジオを聴いていると、自然と集中力が高まります。
               

特にラジオのニュース番組は、様々なニュースを聴きながら、
事件の起こった町並み、犯人像、それを取り巻く人たちなど、 情景を思い浮かべる「場面想像」が、
脳を活性化させます。・・》と学んだりしてきたので、
今回のラジオの効力に関しても、確かにそうですよねぇ・・と瞬時に同意させられたりした。 

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長生きの最大の秘訣は『主観年齢を若く保つ』、こっそりと高齢者の私は学び、やがて微笑みを浮かべて・・。 

2019-08-24 13:44:58 | ささやかな古稀からの思い

昨夜、パソコンを立ち上げて、ヤフー・ジャパンのライフ記事を見ている中、
『 長生きの最大の秘訣は「主観年齢を若く保つ」 
        近年の研究で証明も 続・長生きは本当に幸せか? 
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂き、 程ほど貯金を取り崩しながらささやかに過ごしている。

こうした中、過ぎし年に民間会社のある会社に35年近く勤めて、
2004年(平成16年)の秋に定年退職したが、この間、幾たびのリストラの中、
何とか障害レースを乗り越えたりしたが、 最後の5年半はリストラ烈風が加速され、
あえなく出向となった。

そして遠い勤務地に勤め、この期間も私なりに奮闘した結果、 身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、
定年後はやむなく年金生活を始め、早や15年目となっている。

年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受している。

                

このような深情を秘めた私は、《・・長生きの最大の秘訣は・・「主観年齢を若く保つ」・・》って、
どのようなことですか・・と思いながら記事を精読してしまった。

この記事の原文は、公式サイトの【  夕刊フジに於いて、医師でジャーナリストの富家 孝(ふけ・たかし)さんが、
『続・長生きは本当に幸せか?』の連載記事のひとつで、2019年8月23日で配信され、
無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。

《・・長生きの最大の秘訣は「主観年齢を若く保つ」 近年の研究で証明も 続・長生きは本当に幸せか?

「年相応」という言葉があります。
日本人はことさら年齢を気にし、自分の年齢にあった行動をしがちです。
老人が若者のような行動をすると、「いい年をして」と言われます。
 
しかし、年をとったら、年相応の行動をしてはいけません。
また、自分が老け込んだと思うこともよくありません。
 
「気持ちだけは若く」とよく言われますが、これは長生きをする最大の秘訣です。
 なぜなら、近年の研究で、このことが証明されてきているからです。

               
 
4年前、アメリカの医学雑誌に紹介された、
フランスの研究者が行った「主観的年齢と認知能力」という研究では、
BMI(肥満指数)が低く活動的な人に、自分が実年齢より若いとのイメージを持ち続けている人が
多いことが突き止められています。

この調査は10年かけて行われましたが、実年齢に比べて、若いと思っている人々は、
実年齢に比べて、老いていると感じる人々より、記憶力と認知機能のスコアが高かったのです。
 
ここでのキーワードは、「実年齢」と「主観年齢」です。
実年齢は実際の年齢、主観年齢は自分が思う年齢です。
 
米バージニア大学の研究者たちは、人生における実年齢と主観年齢の違いが
どう変化するかを調査しました。

その結果は、子供や若者のほとんどは、実年齢よりも、主観年齢のほうが高いのですが、
25歳で逆転します。

ここからは、主観年齢が、実年齢よりも低くなるのです。
30歳になるまでに全体の7割が、実年齢よりも自分は若いと感じるようになり、
それ以降は差異が広がるだけなのです。
 
つまり、現代ではほとんどの人が、自分は実年齢より、若いと思っています。
そして、その思いが、実際に若さを保たせ、寿命を伸ばしているのです。
 
年をとるにつれて、性格は丸くなります。
そうして、だんだんに人と付き合うのがおっくうになり、新しいことには消極的になります。

このような傾向は、主観年齢が高い人ほど、顕著に表れるといいます。
自分が実年齢より若いと思っている人は、人付き合いもよく、新しいことにも挑戦するのです。(略)

               
 
アンチエイジングは、心の持ち方次第で、可能になります。
少なくとも、老け込むことを遅らせることができるのです。
 
このようなことから、「気持ちだけは若く」が本当だということがわかります。
いつまでも若くありたいと願うなら、自分は若いと思い、できるだけ若い行動をとればいいのです。
 
主観年齢と実年齢の研究は、今後も進んでいきます。
いまや、自分が若いと思った人が若く、自分は年寄りだと思った人が年寄りという時代になりました。
 
ただし、思うのはいいですが、年をとれば体がついてこなくなります。
そういうときは、体には無理をさせず。気持ちだけを若くもつこと。
これが、いちばん大事です。

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

                              

私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活15年近く過ごしてきた。

そして私は9月下旬の誕生日を迎えると、後期高齢者入門の75歳となり、
家内も12月下旬の誕生日を迎えると、古希と称される70歳となる。

こうした中、私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、
恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、 年金生活の2004年の秋の当初からでも、
何かと家内と談笑したり、 ご近所の奥様、ご主人などと明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、 見知らぬ男性、 女性グループの御方たちと、
話しかけられたり、或いは話しかけたりして、 談笑し、 殆ど毎日過ごしている。

或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行は、私たち夫婦の共通趣味のひとつで、幾たびか遊学を重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。

こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりして過ごしている。

そして健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、 季節の移ろいを享受している。

               

こうした根底には、何かと単細胞の私は、ここ数年、私が意識的に深めていることは、
介護などの必要がなく、 日常生活を支障なく過ごせる期間を示す「健康寿命」をみると、
男性が72.14歳、女性が74.79歳(厚生労働省、2016年の推計値)で、
平均寿命とは男性で8.84年、女性は12.35年の差が実態となっていることである。

こうした中で、約10年もの間、何らかの介護支援が必要となる、 と改めて教示されて、
動顛をしたり、溜息を重ねたりしてきた・・。

いずれにしても、それぞれ多くの御方が自助努力をされ、
自身の日常生活も何とか制約され、人に頼よることの多い介護・要の期間をできる限りないように願い、
平均寿命=健康寿命を目標に、日々を過ごされている御方が多いと思われるので、
ときおり私も歩きながら念願する時もある。

               

そして何かとプラス思考の私は、もしかしたら80歳の御誕生日を健康寿命で迎えられるかしら、
と微笑んだりしている。

しかしこうしたことは、自身の自助努力が肝要であるが、
こればかりは単細胞の私でも、仏様か神様が采配される世界だよねぇ・・微苦笑する時もある。

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高齢者は扇風機が“毒”になる、遅ればせながら74歳の私は学び、やがて微苦笑を重ね・・。

2019-08-23 16:26:32 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイ 】を見ていたら、
『 むしろ心拍数と体温が上昇 高齢者は扇風機が“毒”になる 』、
と見出しを見たりした。

私は年金生活の74歳の身であり、この夏の猛暑の時は、
熱中症対策として、家の中ではエアコンと扇風機も併用して、こよなく愛用してきたので、
《・・高齢者は扇風機が“毒”になる・・》って・・どうしてですか・・と思いながら、
記事を読んでしまった。

この記事は、公式サイトの【 日刊ゲンダイ 】に2019年8月23日に配信され、
無断であるが、記事の大半を転載させて頂く。

《・・むしろ心拍数と体温が上昇 高齢者は扇風機が“毒”になる 

             

熱中症対策に、エアコンは欠かせないが、「エアコンは苦手」という高齢者も少なくない。

「エアコンは、電気代がかさむ、ぜいたく品」、
「すき間からエアコンの冷気が抜けて、室温にムラがあり、気持ち悪い」などが主な理由だ。

そもそも加齢や持病で温度を感じる機能が低下しているため、暑さを感じない人もいる。
「夏は扇風機で十分」という人もいるのだ。

しかし、ここにきて環境により、扇風機の使用が危険な場合があるとの説が浮上している。
本当はどうか? 「北品川藤クリニック」(東京・品川)の石原藤樹院長に聞いた。


「室温が42度を超えた状況では、高齢者は扇風機を使用しないほうがよいことが、
複数の研究で示唆されています。
扇風機を使っても、高齢者の心拍数と深部体温が上昇することが、分かったからです」


若い人だと、扇風機で皮膚表面に噴き出した汗が、蒸発することで、気化熱により体温が下がるが、
高齢者は、そもそも汗腺がふさがり、汗をかく能力が低下している。
そのため、扇風機の有効性も制限されるというのが理由だ。(略)

・・毎日、高温下でずっとこの生活を続けたら結果が大きく異なる可能性があります。
特に高齢者は高血圧や動脈硬化症など、もともと心臓や血管に問題がある人が多い。

深部体温の上昇が心臓に極度の負担を与え、高血圧や狭心症などの症状を悪化させる可能性があり、
多くの研究者が報告しています」

そもそも直腸温や膀胱温、肺動脈温などの深部体温は、
視床下部にある体温中枢の働きで37度前後に設定されている。

この体温が、ヒトの生命を維持するのに必要なさまざまな酵素を
効率良く作用させるのに最適な環境だからだ。

             

例えば、体温が41度を超えると、酵素の変性や細胞内のエネルギー産生工場であるミトコンドリアの機能低下を起こす。
その結果、細胞はエネルギー不足となり、細胞障害が起きる。
これを避けるために、猛暑で気温が上がると、体温を下げるメカニズムが働く。


「深部体温が上がると、内臓の熱を血液が吸収。
熱がこもった血液が皮膚下の血管に集まり、そこから染み出した水分を汗として放出して、血液を冷却します。

若いうちは、このシステムが正常に機能しますが、高齢者は低下する。
そのため深部体温が急上昇して、内臓に異常が起きるのです」


こうしたことから世界保健機関(WHO)も、猛暑から体を守るガイドラインとして、
「気温35度以上の場合、扇風機の使用では、熱中症は予防できない」
と注意を促している。

米国環境保護庁も、室温が32度以上になったら、
扇風機を自分に向けてはいけない、としているという。


              

■重要なのは「気温」より「湿度」


(略)
扇風機が、体の負担や不快感を緩和するか体への害となるかは、
気温よりも湿度に関係していることが分かった。
湿度が低いところで扇風機を使うと、むしろ暑く感じる上に心臓に負担がかかるのだという。

結果は、扇風機を湿度の高い中で使用した場合、
深部体温が下がり、心臓血管への負担が軽減され、快適度も向上した。

一方で、熱指数が低い、乾燥した環境で扇風機を使用した場合は、
深部温度も心臓血管への負担もぞれぞれ上がり、より暑くなったように感じたという。


「この結果を見る限り、夏の湿度が高い日本では、扇風機は欧州などよりもリスクが低いといえるかもしれません。
しかし、高温下の高齢者の扇風機使用には、限界があるのは明らか。
高齢者はやはり、エアコンを使うべきでしょう」


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

               

私は東京の調布市に住む年金生活の身であるが、 9月下旬の誕生日を迎えると、後期高齢者入門の75歳となる。

こうした中、今年の猛暑に戸惑いながら過ごしてきたが、
午前中に家内から依頼された我が家の買い物、
この後、自宅の周辺3キロ以内にある遊歩道、公園を殆ど毎日散策している。

やがて帰宅後、私はエアコンの冷気は、この世の最上の恵みと思っているが、
家内は冷気が苦手であり、お互いに『冷たい戦争』は回避して、
居間にあるエアコンは26度と設定している。

こうした中、帰宅後に熱気がある私は、エアコンの冷気の中、扇風機も点けて、
過ごす時もあり、ときには居間の片隅に簡易ベットを敷いて、
エアコンの冷気と扇風機のさわやかな風の中、昼寝をしてしまうことも幾たびもあったりした。

               

今回、《・・若い人だと、扇風機で皮膚表面に噴き出した汗が、蒸発することで、気化熱により体温が下がるが、
高齢者は、そもそも汗腺がふさがり、汗をかく能力が低下している。
そのため、扇風機の有効性も制限されるというのが理由だ。(略) ・・

毎日、高温下でずっとこの生活を続けたら・・特に高齢者は高血圧や動脈硬化症など、
もともと心臓や血管に問題がある人が多い。
・・》と学び、動顛したりした・・。

そして《・・湿度が低いところで扇風機を使うと、むしろ暑く感じる上に心臓に負担がかかるのだという。
・・扇風機を湿度の高い中で使用した場合、 深部体温が下がり、心臓血管への負担が軽減され、快適度も向上した。・・》
と学んだりした。

しかしながら少しボケた時もある私は、安全第一として、やはりエアコンの冷気に頼り、
さわやかな風が吹く初秋を迎えることが肝要だよねぇ、と微苦笑を重ねたりした。

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年金だけで暮らすのを可能にする「60歳からの家計の原則」3つ 、遅ればせながら74歳の私は学び、やがて微苦笑を重ねて・・。

2019-08-22 14:16:51 | ささやかな古稀からの思い

昨夜、ときおり愛読している公式サイトの【 マネーポストWEB 】の『暮らしのマネー』欄を見ていたら、
『 年金だけで暮らすのを可能にする「60歳からの家計の原則」3つ 』
と題された見出しを見たりした・・。


私は年金生活の74歳の身であるが、 過ぎし年に民間会社のある会社に35年近く勤めて、
2004年(平成16年)の秋に定年退職した。

しかしながら、 この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。

そして遠い勤務地に勤め、この期間も私なりに奮闘した結果、
身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、 定年後はやむなく年金生活を始め、早や15年目となっている。

こうした中で、
私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

今回、《・・年金だけで暮らすのを可能にする「60歳からの家計の原則」3つ  ・・》を、
遅ればせながら学ぼうと思い、記事を精読してしまった。

この記事の原文は、『週刊ポスト』の2019年7月19・26日号に掲載された記事のひとつで、
関連の公式サイトの【  マネーポストWEB 】に7月9日に配信され、無断であるが転載させて頂く。 

             
            

政府は「高齢者はもっと働ける」というが、
厚労省の調査では 65歳以上の世帯の半数以上(51%)が、年金だけで生活している現実がある。
だからこそ、「年金では2000万円足りない」といわれてパニックが広がるのだ。

「老後資金2000万円」を貯めるには、毎月5万円ずつ貯金しても約33年かかる。
だからといって「きつくても75歳まで働くしかないか」と考えたら、
払う税・保険料は、さらに増え、体に鞭打つほどの効果は得られない。

そこで発想を変える。
ライフスタイルを工夫すれば、「年金だけで暮らす」ことは十分可能なのだ。

             


☆少しの工夫で大丈夫

「2000万円不足」と言われたら、とてつもない金額に思えるが、一度にかかる金額ではない。

政府(金融庁)の試算は、「夫65歳以上、妻60歳以上」の夫婦2人の年金生活世帯の生活費(消費支出)は
月平均26万3718円、それを夫婦の年金収入(約21万円)で賄おうとすれば、
家計は毎月平均5万円あまりの赤字になり、
夫が95歳になる頃には、赤字の総額が2000万円に達するというものだ。

2000万円とは「30年間」にかかる金額なのだ。

それなら、対処は可能だ。
まず、60歳からの「家計の原則」をおさえておきたい。
これを知っておくと「年金だけで暮らす」ことは、決して難しくないとわかる。


【原則1】夫婦の生活費は「5歳ごとに月2万円」減っていく

政府の老後資金の試算は、毎月の生活費が30年間変わらないという前提で計算されているが、
実際は、定年後で生活費が一番かかるのは60代で、
70代、80代と歳をとるごとに、必要な生活費は下がっていく。

下図を見ると、毎月の生活費は「60~64歳世帯」の約30万4600円から、
5歳刻みで、ざっと2万円ずつ減り、「80~84歳世帯」では約20万5400円と、
60代前半より1か月あたり10万円も少なくて済む。

“年金博士”こと社会保険労務士の北村庄吾氏が語る。
「定年後の支出の半分を占めるのが、食費、交際費、通信費といわれるが、
歳をとるほど外出が減って交際費が減り、通信費もそんなにかからなくなる。
それを考えると、標準的な夫婦の年金額で生活することは、そこまで難しいことではない」

 

年齢とともに「支出金額」は減っていく

年齢とともに「支出金額」は減っていく


             


【原則2】最低限必要な「基礎的支出」は生活費の6割

生活費の中で、暮らしに絶対必要な支出が「基礎的支出」と呼ばれ、
食費、家賃(持ち家なら原則ゼロ)、水道・光熱費、交通費、医療費などがこれにあたる。

一方、教養娯楽費や衣類、家具などは「選択的支出」と呼ばれ、
こちらは節約できる幅が大きい。

家計調査では、60代の基礎的支出は生活費の約63%で、
残り約37%の支出は、節約の余地がある。

経済ジャーナリストの荻原博子氏がいう。
「基礎的支出の中にも、節約できる部分は大きい。
家計調査は60代以上の夫婦2人で食費が、月6万円程度とされていますが、
現実はそんなに使っている人は少ない。
現役世代でも4人世帯で、食費月4万円程度の家庭はざらにあります」

             

【原則3】毎月の生活費は居住地で大きく違う

もらえる年金額は、どこに住んでも増減がないが、生活費は「地域差」が大きい。
老後資産の不足額も、居住地によって変わってくる。

定年後の生活設計を考える場合、全国平均の生活費ではなく、居住地の生活費で考えることが重要になる。
総務省の家計調査によると、二人以上の世帯では東京区部では、月に28万6971円の支出だが、
北海道では22万4661円などと、大きな差が出ている。



そうした前提を踏まえて、定年後の生活設計の見直しに着手する。
それにより、65歳を過ぎても働く人は、給料分がそっくり余裕資金になり、
いま持っている資産(貯金など)も生活のために取り崩すのではなく、
「万一の備え」にあてることができるのである。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

             

私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

こうした中、我が家の生計は原則として、私たち夫婦はお互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
日常生活を過ごすことを原則としている。

そして耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、ここ14年半ばかり過ごしてきた・・。

こうした中で私たち夫婦は、原則として月初めには家計簿をお互いに確認しながら実施している理由は、
40数年前、私たち夫婦が婚約する前、 お互いに隠し立ては・・やめましょうねぇ、
と私は妻となる人から言われたりしてきた。


そして私たち夫婦は、結婚以来、毎月家計簿を原則として翌月の初めにしているが、
もとより生活費をお互いに確認した上で、私、家内が趣味に使える費用を捻出する為に、
毎月確認し、家計簿の月次決算をしている。

             

こうした中、ファイナンシャルプランナーの井戸美枝さんが懇切丁寧な寄稿文を読み、
そうですよねぇ・・と私は微苦笑しながら学んだことがある。             

《・・総務省の「家計調査」(2017年)によると、60代の貯蓄額は平均で2202万円です。

また、高齢者夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみ)の1カ月の収支を見ると、
実収入約21万円に対して、支出(食費・交通通信費・交際費・教養娯楽費など)が約26.5万円で
毎月約5.5万円の赤字になっています。

私の体感では、実際の毎月の赤字額は、5.5万円より多い家計が、ほとんどです。
シニア世代では、毎月の年金収入だけでは足りず、
毎月8万~10万円を貯金などから、取り崩している人が、大半です。

高齢者の暮らしには、質素なイメージがありますが、今どきの高齢者は、高コスト体質なのです。

 

・・》このようなことを学び、私は微苦笑を重ねたりした・・。

             

私たち夫婦は国内旅行が共通趣味のひとつであるが、
制約があるとすれば、 定年後まもなく自動車の免許書の更新を中止した私は、
最寄駅の近くにある旅行代理店に私たち特有のプランを依頼して、
JR、航空機、フェリーなど、 そして宿泊先を選定したりしてきた。

或いは通販のクラブツーリズムの滞在型で、魅了されたプランに参加して、 幾たびか活用したりしてきた。

いずれにしてもリゾートホテル、観光ホテル、観光旅館などに滞在して、
街中、周辺を歩き廻ったり、郊外の山里の小道を歩いたりして、遊学をしたりしてきた。

こうした中で、ここ5年は家内は遠くに独り住まいの家内の母の介護で、6泊7日前後で行ったりして、
家内の妹とで、お互いに交代している関係で、旅路も少なくなっている。

そして我が家は、私たちの旅行費が減少して、代わりに何かと家内の母宅に対し経費が増加している、
と私たち夫婦は微苦笑したりしている。

更に今年は私が入院生活が2度も体験し、家内も初めての入院生活をしてきたので、
医療費は激増している・・。

今回の記事に於いて、《・定年後で生活費が一番かかるのは60代で、
毎月の生活費は「60~64歳世帯」の約30万4600円から、5歳刻みで、ざっと2万円ずつ減り、
70代、80代と歳をとるごとに、必要な生活費は下がっていく。・・》と学んだりした。

しかしながら人生の軌跡が予測つかないように、我が家も家内の母宅の経費が増加したり、
或いは私たちが、それぞれ入院生活を体験してきたので、
家計の支出も予期せぬ出来事があり、大波小波だよなぁ・・と微苦笑をしたりしている。

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「真夏の心筋梗塞」に注意 著名人も九死に一生の危機体験、こっそりと無名な私でも学び、多々教示させられて・・。

2019-08-21 14:32:27 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見ていたら、
『 「真夏の心筋梗塞」に注意 著名人も九死に一生の危機体験 』
と題された見出しを見たりした・・。


私は、東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
今年の新年早々、3日の夜に左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車にすがり、まもなく循環器専門の大きな病院に搬送された・・。

そして病院に到着後、10数名の医療スタッフの中で、 私は中央診察台で
心電図、造影剤を入れてカテーテル、そしてCTスキャンなどの精密検査、 或いはレントゲン終えたのは、
早朝3時半すぎであった・・。

やがて『胸膜炎』(追記・急性冠症候群)と病状とされ、
しばらく経過観察したく・・ と入院が余儀なくされて、結果的に8泊9日の入院となったりした。

私は大学一年より56年近くタバコを愛煙してきたが、ときおり禁煙しょうと思ってきたが、
恥ずかしながら私は何かと意志が弱く、やめることが出来なかったりした。

しかし、今回、担当して下さった40歳前後の男性の医師より、私もタバコをこよなく愛煙してきましたが、
やはり健康には悪く、禁煙をしました・・。

貴方もこの際、おやめになったら・・と私は担当医師より進言されて、
いまやめなければ・・いつやめられるのよ、と自身を叱咤激励して、 タバコに別れをつげて、今日に至っている。

そして何かと小心者の私は、心筋梗塞だけは勘弁して欲しいょ・・ と心の中で願ったりしている。

このような深情を秘めている私は、《・・真夏の心筋梗塞・・》って、どのような状態なのですか、
と思いながら、記事を精読してしまった。

この記事の原文は、『週刊ポスト』の2019年8月30日号に掲載された記事のひとつで、
関連の公式サイトの【 NEWSポストセブン 】に8月21日に配信され、無断であるが転載させて頂く。 

               

 《・・「真夏の心筋梗塞」に注意 著名人も九死に一生の危機体験

暖房の効いた室内から寒い屋外に出た瞬間、
心臓に痛みが・・・そんな“冬の病”という印象が強い「心筋梗塞」。
しかし、実際には暑い夏場に発症するケースも少なくない。

山梨医科大学第二内科の研究チームは、
急性心筋梗塞の発症と当日の天候・気温などとの関係を調査し、
2001年の日本心臓病学会学術集会で研究発表を行なっている。

それによれば、急性心筋梗塞で入院した男女998人(平均年齢66歳)について調査したところ、
気温と発症患者数の間に、相関関係はなかったという。

冬に発症した患者が279人と最も多かったものの、夏の発症患者も225人いて、
心筋梗塞が年間を通じて、注意しなくてはならない疾患であることが明らかになっている。

実際、夏場の心筋梗塞で、命を落とした著名人も少なくない。

              

2011年8月、サッカー元日本代表で松本山雅FCに所属していた松田直樹氏(当時34歳)が、
急性心筋梗塞でこの世を去った。

チーム練習でウォーミングアップのランニング後、
突然激痛に襲われ、病院に搬送された時は、すでに心肺停止状態だった。

2014年5月には、相撲協会の放駒元理事長(元大関・魁傑、当時66歳)が、
ゴルフ練習場で心筋梗塞に倒れ、やはり搬送先の病院で死亡している。

いずれも「運動中」に発症したケースだが、
このあたりに「夏の心筋梗塞」の危険を読み解くカギがありそうだ。

慈恵医大循環器内科の川井真・准教授が解説する。
「急性心筋梗塞の発症メカニズムを説明すると、まず、冠動脈の内壁に脂質などが蓄積され、
プラークと呼ばれる“脂溜まり”が形成されます。

その後、何らかの原因でこの脂溜まりを覆っている膜が破れると、
血管内に血栓ができ、冠動脈を詰まらせてしまう。

脂溜まりを覆う膜が破れる直接の原因が、何かは解明されていませんが、
よくいわれるように冬場は室内と屋外の温度差が大きく、寒い場所に出た時に体温を逃がさないよう、
自律神経が血管を収縮させる。

そうした物理的な力で、脂溜まりが破裂している可能性があります。

一方、夏場は、高温のなかで汗をかくことで、脱水症状に陥りやすい。
そうすると血液中の水分が少なくなって、血栓ができやすくなり、
心筋梗塞のリスクにつながっていることが考えられます」

夏場に体を動かす時は、十分な水分補給が欠かせないということだ。
また、運動中と並んで、とくに夏場は「睡眠中」も発汗によって、
失われる水分が多くなることが知られている。

今年7月には、元プロ野球選手の金田正一氏(86歳)が、自宅で倒れて心筋梗塞で入院したが、
胸に痛みを感じたのは、“寝起き”のタイミングだったという。

同様の体験をしているのが、プロゴルファー・横峯さくらの父で元参院議員の横峯良郎氏(59歳)だ。
横峯良郎氏は、政界を引退した1年後の2014年8月、やはり急性心筋梗塞で入院している。


「翌日のゴルフのイベントのために、広島のホテルに泊まっていたのですが、
朝方に胸の痛みを感じて、脂汗が止まらなくなった。
前夜は、翌日が早いから、酒もほとんど飲んでいなかったから、絶対にこれはおかしいと思いました。

それで病院が開く時間まで待って、ホテル近くの個人病院に行くと、
ろくに診察もしないで、すぐに大病院を紹介された。

とにかく心筋梗塞は、時間との闘いだそうで、検査をすると3本の冠動脈のうち1本が詰まりかけていた。
2週間くらい入院し、いまもバイアスピリンという血液をサラサラにする薬を常用しています」

              

前出の川井准教授はこう解説する。
「心筋梗塞は、早朝に起きやすいといわれます。
睡眠から覚醒へと移る際に、自律神経系のバランスが入れ替わるため、血圧や脈拍が上がり、
それに応じて血管の緊張度が変わって、心筋梗塞の発症に至っている可能性はありますが、
細かくはまだ解明されていません。

ただ、夏場は、就寝前を含めたこまめな水分補給が予防の観点から、重要なのは間違いないでしょう。
喉が渇いたと感じた時は、すでに脱水が進んでいる状態なので、
喉が渇く前に、時間を決めて少しずつ水分を摂るようにしてください」

2001年6月に、心筋梗塞で入院したフリーアナウンサーの徳光和夫氏(78歳)のケースでも、
「都内のホテルに滞在中、徳光さんが激しい胃の痛みを感じて、大量の汗をかいていたので、
奥さんが、とにかく水を飲むように薦めたそうです。

翌日、病院にかかって心筋梗塞だと診断されていますが、
医師からは水を大量に飲んだことで、辛うじて命がつながったといわれたそうです」(在京キー局関係者)
というエピソードもあり、やはり水分補給の死活的な重要性を示唆している。

              


◆3割が病院搬送までに死亡

心筋梗塞は、高血圧、脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病を抱える人のリスクが高いとされる。

前出・川井准教授はこういう。
「他にも、家族が心筋梗塞になったことがある、喫煙している、過剰なストレスを抱えている、
といったこともリスク因子となります。

ただ、事前の検査で、急性心筋梗塞になりそうかを、判断するのは難しい。
心電図や心エコーは、リアルタイムの心臓の機能を見る検査なので、
事前に心筋梗塞のリスクを炙り出すことはできない。

冠動脈CTだと脂溜まりがあるかは、検知できますが、
それが破裂しそうな危険な状態かまでは通常、判別できません」

もちろん、肥満や高血圧といったリスク因子を取り除くための生活習慣の改善は重要だが、
川井准教授は「とにかく心臓に異変を感じたら、すぐに医療機関に行くことが重要」と強調する。

「急性心筋梗塞は、冠動脈が詰まった瞬間から、病院に搬送されるまでに
3割の患者が亡くなるとされる、死亡率の非常に高い病気です。

突然、前胸部やその周辺に締め付けられるような激しい痛みを感じたら、
速やかに救急車を要請して、医療機関に向かってください。

痛みを感じる部位は前胸だけでなく、胸全体、頸部、背部、左腕など広範囲にわたることもありますし、
胃などの消化器官に痛みが出ることもある。
痛みとともに冷や汗、嘔吐、吐き気、呼吸困難を伴うこともあります。

もちろん、受診した結果、心筋梗塞ではない可能性もありますが、
それでも違和感があれば、医療機関に行くことを強く推奨します。

適切なタイミングで、血栓を除去しながら狭くなった血管をバルーンで広げて
血管の幅を十分に確保するカテーテル治療を受けることができれば、命が助かる可能性は十分にあります」

図らずも、元プロ野球選手の金田正一氏が取った対応は、
まさに川井准教授が推奨する方法に合致していた。
「心筋梗塞は冬の病気」という先入観を捨て、速やかで適切な対処を心がけることが、命の危機を救うことにつながる。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
                            

記事を読みながら《・・急性心筋梗塞、 気温と発症患者数の間に、相関関係はなく・・
年間を通じて、注意しなくてはならない疾患である・・

実際、夏場の心筋梗塞で、命を落とした著名人も少なくない。

夏場は、高温のなかで汗をかくことで、脱水症状に陥りやすい。
そうすると血液中の水分が少なくなって、血栓ができやすくなり、 心筋梗塞のリスクにつながっていることが考えられます」

夏場に体を動かす時は、十分な水分補給が欠かせないということだ。
また、運動中と並んで、とくに夏場は「睡眠中」も発汗によって、 失われる水分が多くなることが知られている。・・》

このようなことを学び、動顛させられたりした。

そして《・・突然、前胸部やその周辺に締め付けられるような激しい痛みを感じたら、
速やかに救急車を要請して、医療機関に向かってください。

痛みを感じる部位は前胸だけでなく、胸全体、頸部、背部、左腕など広範囲にわたることもありますし、
胃などの消化器官に痛みが出ることもある。
痛みとともに冷や汗、嘔吐、吐き気、呼吸困難を伴うこともあります。

もちろん、受診した結果、心筋梗塞ではない可能性もありますが、
それでも違和感があれば、医療機関に行くことを強く推奨します。

適切なタイミングで、血栓を除去しながら狭くなった血管をバルーンで広げて
血管の幅を十分に確保するカテーテル治療を受けることができれば、命が助かる可能性は十分にあります」・・》

              

恥ずかしながら私も、新年早々の3日の夜に左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車にすがり、まもなく循環器専門の大きな病院に搬送された・・。

そして病院に到着後、10数名の医療スタッフの中で、
私は中央診察台で 心電図、造影剤を入れてカテーテル、そしてCTスキャンなどの精密検査、
或いはレントゲン終えたのは、 早朝3時半すぎであった・・。

やがて『胸膜炎』(追記・急性冠症候群)と病状とされ、 しばらく経過観察したく・・ と入院が余儀なくされて、
結果的に8泊9日の入院となったりした。

こうした体験をしてきた私は、早期に検査、治療を受けることが、何よりも大切ですよねぇ・・
と深く同意をさせられたりした。

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自治体の「介護予防教室」が格安! 気軽に参加して「健康寿命」をアップ、高齢者の私は学び、やがて微笑みを重ねて・・。

2019-08-20 16:47:35 | ささやかな古稀からの思い

《・・自治体の「介護予防教室」が格安! 気軽に参加して「健康寿命」をアップさせよう。

日本人の平均寿命が世界一であることは、みなさんご存知だと思いますが、
実は、平均寿命と健康寿命は異なります。

いくら寿命が延びても、寝たきりになったり、身体が思い通りに動かなったりすれば、
しあわせな老後は望めません。

さらに、介護が必要になったり、通院や入院が必要になったりすれば、それなりにお金がかかります。

老後に備えて貯金も必要ですが、いつまでも心身ともに健康でいることが、
老後に必要な費用の削減に必須と言えるでしょう。

そのためには、まだまだ元気であるうちから、介護予防をしておくことが重要です。

そして、自治体の中には、無料、あるいは格安な費用で介護予防教室を行っているところが多くあります

今回は自治体が行っている格安に参加できる「介護予防教室」についてご紹介しましょう。

               

 

☆自治体が行っている「介護予防教室」とは?

自治体の中には、福祉の一環として「介護予防教室」を行っているところが多くあります。

そして、これらに参加することで、身体の衰えや認知症を予防する効果が期待できます。

実際、認知症気味だった知人の母親も介護予防教室に参加することで、快方に向かっているとのこと。

やはり、「定期的にどこかに行かなくてはいけない。」という習慣が人間の気持ちにハリを与え、
さらに、教室に行って人と会うことによって脳も活性化
していきます。

それには、習い事をするのもいいことですが、残念ながら多くの習い事には、それなりにお金がかかります

裕福な人にとっては可能でも、日々の生活だけで精一杯という人には、習い事は経済的な負担になるでしょう。

また、ある程度の年齢になると、新しいことを始めることに対して躊躇しがちになります。

そんな人にとっても、介護教室はハードルが低く、
同じくらいの年齢の人が集まることで、孤独感を感じている人にとっても楽しい場となるはずです。

 

☆東京都昭島市の場合

東京都昭島市
≪画像元:東京都昭島市(pdf)

 

さらに、東京都昭島市でも「イキイキ・ニコニコ介護予防教室」という教室を定期的に行っています。

この教室では、3か月を1期として公民館などで、高齢者でも参加できる楽しい講座を開催しています。

参加費も3か月で1,000円のみなので、気軽に参加できます。(ただし、材料費などは別途必要

カラオケやフラダンス、脳のトレーニングなど多岐にわたる講座があり、それでいてカルチャーセンターに通うより費用は格安です。

また、一人暮らしの高齢者などには、人と触れ合う貴重な機会となるでしょう。

               

☆介護予防教室に参加してみよう

介護が必要になると、想像以上にお金がかかります。

また、本人も周囲もさまざまな精神的な負担を負うことにもつながりかねません。

重要なのはそうならないように、健康なときからそれを保ち続ける努力をすることです。

それによって、健康寿命が、延びて経済的な負担も減らせます。

そのサポートをしてくれるのが、各自治体が無料、または格安で行っている介護予防教室です。

               

参加したい人は、自分が住んでいる自治体のHPの「福祉」のページで探してみると、該当する教室を見つけることができます

ただ、残念ながら現在の時点では、すべての自治体で介護予防教室を行っているわけではありません。

その場合も、無料あるいは格安で自治体が行っているさまざまなイベントに参加してみることだけでも介護予防になるはずです。

ぜひ、介護予防教室に参加して健康寿命を延ばし、お金がかからない老後を目指していきましょう。(執筆者:桜田 園子)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

               

記事を読みながら《・・「介護予防教室」は・・これらに参加することで、身体の衰えや認知症を予防する効果が期待できます。・・
「定期的にどこかに行かなくてはいけない。」という習慣が、人間の気持ちにハリを与え・・
さらに、教室に行って人と会うことによって脳も活性化・・》と学んだりして、微笑んだりした・・。

更に《・・ある程度の年齢になると、新しいことを始めることに対して躊躇しがち・・
そんな人にとっても、介護教室はハードルが低く、 同じくらいの年齢の人が集まることで、
孤独感を感じている人にとっても、楽しい場となる・・・・》と学んだりした・・。

このように学んだ私は、確かな朗報だ、と微笑んだりした。
そして私が長年住んでいる調布市に於いて、「介護予防教室」は・・実施されているかしら、
と思いながら、ネットで調べ始めている・・。

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“悪徳”葬儀社の裏側! ネット系、互助会系それぞれの特徴、私は動顛しながら学び、やがて微苦笑を重ねて・・。

2019-08-19 18:04:19 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 AERA dot. 】を見ている中、
『  “悪徳”葬儀社の裏側! ネット系、互助会系それぞれの特徴 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古びた一軒家に住んで、ささやかな生活を享受している。

こうした中で、いつの日にかどちらかが亡くなった時は、ささやかに家族葬で・・
と漠然としながらも、ときおり話し合ったりしている・・。

しかしながら幾多の葬儀社のチラシなどを見ると、戸惑うこともあり、
たまたま今回《・・“悪徳”葬儀社の裏側!・・》って、どのようなことですか、
と思いながら記事を精読してしまった。

この記事の原文は週刊朝日』の2019年8月16日―23日合併号に掲載された記事を、
関連の公式サイトの【 AERA dot. 】に於いて抜粋して、8月19日に配信され、無断であるが転載させて頂く。
 
                 

《・・“悪徳”葬儀社の裏側! ネット系、互助会系それぞれの特徴


誰もが一度は付き合うことになる葬儀屋。
しかし、なんだか近寄り難い雰囲気もある。

中には法外な料金を吹っ掛ける、あくどい葬儀屋もあるという。

格安葬儀の落とし穴は?、 病院との癒着は? 、お寺との関係は? 、
ジャーナリストの田茂井治氏が、絶対匿名を条件に、
HPやお寺を介して葬儀を請け負うネット葬儀社のA氏、
業界歴20~30年のベテランスタッフ数人で、社葬などの大規模な葬儀も請け負うB氏、
互助会系を経て独立したC氏ら葬儀屋社長3人から聞いた。


*  *  *

──割安な葬儀を仲介する“ネット葬儀社”が増えていますが、その影響は?


A:低価格化が加速しましたね。
  10年前と比べて、半額程度で同じ規模の葬儀ができるようになりました。


B:規模も小さくなりました。
  参列者が50人に満たない家族葬が主流になり、火葬だけ行う火葬式や告別式だけの一日葬が
  ここ10年で急激に増えました。

A:エンディングノートの影響もあると感じています。
  ノートを残される方の大半が「家族だけの葬儀を希望する」と書くので。


C:あくどい葬儀屋も増えたと思いません? 
  ネット葬儀社の影響で、「とにかく安くすれば客が取れる」と考えて、
  無茶苦茶な料金を提示する葬儀屋が目につく。

  私の地元の、ある葬儀屋はHPで「家族葬26万円~」とうたっている。

                 

B:異常に安いですね。
  小さなお葬式、イオン、よりそうのネット葬儀社大手で50万円程度なのに。

C:そのプランを見ると、祭壇と棺、骨壺、白木の位牌、枕飾りなど、
  葬儀に必要なものはセットでついているように見えるんですけど、
  別途費用に車両費、遺影写真、ドライアイス、料理、返礼品、お布施と記載されているんです。

  お客さんはご存じないかもしれませんが、
  料理・返礼品・お布施は、ネット葬儀でもどこの葬儀屋に頼んでも別料金。

  参列者の人数で変わるし、お寺によってお布施は、まちまちですから。
  この三つはいいんです。

  でも、車両費が、別料金なのはありえない。
  病院で亡くなられたら、葬儀屋がご遺体を病院から安置所に運び、
  葬儀の日に合わせて安置所から葬儀場へ運び、さらに葬儀場から火葬場へ運ぶもの。

  平均して2~3運行は発生するのに、病院から自宅までご遺体を運んでもらって、
  さあ葬儀プランを考えようという段階で、すでに別料金が発生しているわけです。


A:ドライアイスと遺影写真が、ついてないのもひどい。
  亡くなった当日に葬儀を挙げられるわけがないので、2~3日分のドライアイスがついているのが一般的。

  遺影写真も火葬式ならなくても構わないかもしれないけど、家族葬なら必要。
  葬儀までの2、3日の間に写真を選んで、加工して、写真屋を探して、
  四つ切りサイズの写真を用意できる遺族はそうそういない。

  ドライアイスが1日1万円、遺影写真が2万~3万円だとすると、これだけで4万~6万円上乗せされる。


                


C:実はもっとヤバイ葬儀屋を最近、見つけました。
  そこは「家族葬18万円~」なんです(苦笑)。

  車両費が1運行分ついているんですが、遺影写真は別料金。
  一番ヤバイのは祭壇です。

  最安プランについている花祭壇は、「シルクフラワー」とカッコ書きで記載されている。
  要は、造花。
  
  「シルクフラワー」と言われたら、そういう品種の花なのかなって、思っちゃうじゃないですか。
  造花だから、祭壇に使われた花を切って棺に入れることができないことに
  葬儀当日になって気づくでしょう。


A:一部の互助会系の葬儀屋もあくどい。
  会費の積み立て分の範囲内で、葬儀をやられてしまうと、営業マンの成績にならないから、
  2日後に火葬される場合でも「エンバーミングしたほうが奇麗になりますよ」と30万円上乗せしようとするのは常套手段。


C:最近、大手互助会系葬儀屋で、ヒドい光景を目にしたんですよ。証拠写真も撮っておきました。
  喪主さんは、その互助会と料金面で折り合いがつかず、
  ネット葬儀社を介して私のところに依頼されたので、私が互助会の安置所に、ご遺体を引き取りに行ったんです。

  その、ご遺体の安置の仕方がヒドすぎた。
  業者用の搬入口の通路に長机を置いて、その上に布でくるんだ遺体を載せていたんです。

  隣にはビール瓶の空き箱が積み上がっていました。
  さらに、遺体の腹部にブロック大のドライアイスが、ドンッと載せられているだけ。


B:これはヒドい・・・。
  ドライアイス焼けしないように、まんべんなく敷き詰めるのが常識なのに。

               

──お寺や病院などとの関係に変化はありますか?


C:格安葬儀に対して不満は持っているでしょうね。


B:何度か住職から怒られたことがあります。
  喪主さんからの依頼を受けて、火葬式をやったときに、
  「控室はどこだ!?」、「3分でお経だと!?」、「飲み物も出ないのか!?」と。

  事前に、喪主さんに火葬式は10分程度、
  面会して炉前でお経をあげてもらうのは、3分だけと伝えても、
  喪主さんが、菩提寺さんに伝えきれないことがあるんですよ。

  「火葬だけで、故人を送っていいのか?」と詰められるみたいで。
  結局、その方は3分の読経だけで、30万円のお布施を払わされ、
  住職の圧力に負けたのか、後日、お寺で告別式を開いたとか。


A:知り合いの住職は、完全な銭ゲバ坊主。
  大手の互助会系葬儀屋を何社も集めて、「檀家を紹介してやろうか?」と話をしたらしいんです。

  でも、要求するバックマージンが高すぎて折り合いがつかず、ウチに話が流れてきたんです。
  一般葬が大半なので、単価は高いのですが、ウチは数10%のマージンを取られています。


B:それはかなり取られてますね。
  ネット葬儀の手数料が高くて、2割ですし。

A:さらに、聞いたら花屋や料理屋からも、数10%のマージンを取ってたんですよ。

              

B:葬儀屋をカモにするような病院は、減ったんじゃないですかね?

A:理事長や院長と会っても、意識的にお金の話をしないようにしている印象がありますね。
  葬儀屋との癒着が疑われるのを、警戒する病院が増えた。

C:でも、5年前に神奈川県の某市に私立大学系の病院が開業したときには、
  大手互助会系の葬儀屋が1億円積んで、出入り業者になったと聞きました。

  民間の病院では「エレベーターを設置したいから、1千万円寄付して」
  と葬儀屋にタカるところがある、という話は今でもよく耳にします。


A:病院の出入り業者になったら、ある程度の出費は、覚悟せざるをえませんよね。
  いつ患者が亡くなっても動けるように、24時間態勢で2人の担当者を病院近くに確保した待機所に
  つけておかないといけないから、固定費で月に100万円は発生する。

  患者が亡くなったら20~30分で病室に駆け付けて、霊安室に運ばなくちゃいけない。


B:その固定費を回収しなければならないからか、
  出入り業者には、悪質な葬儀屋が多い印象があります。

  喪主さんから葬儀の依頼を受けて、病院までご遺体を引き取りに行ったら、
  出入り業者から「今、喪主と葬儀について。話し合っているところだから帰れ!」
  と追い返されそうになることは多い。

  遺体が腐食するまで、引き取らせてもらえなかったこともあります。
  お父さんが亡くなられたあとに
  「あまり変な葬儀社を使うと、お母さんの入院に支障が出るかもしれませんよ」と脅されるケースもあると聞きました。


注)記事の原文に、あえて改行を多くした

             

私は記事を読みながら、このようなことが世の中にあってよいのか・・と動顛しながら、
数多くのことを学んだりした。

この後、葬儀社、病院、お寺にしても、良きこと悪しきこと・・学び、
やがて不謹慎ながら、微苦笑を重ねたりしている。

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70代は人生で最も幸福な時間、と坂東眞理子さんより教示され、つたない半生期を歩んだ私でも、共感させられて・・。

2019-08-18 14:49:15 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWポストセブン を見ていたら、
『 『女性の品格』坂東眞理子氏、70代は人生で最も幸福な時間 』
と題された見出している中を見たりした・・。

私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活15年近く過ごしてきた。

そして私は9月下旬の誕生日を迎えると、後期高齢者入門の75歳となり、
家内も12月下旬の誕生日を迎えると、古希と称される70歳となる。

こうした中、つたない人生航路を歩んだ私でも、70代こそが最も安楽な人生を過ごしている、
と実感させられている・・。

こうした深情を秘めている私は、坂東眞理子さんが『70代は人生で最も幸福な時間』と論説され、
好奇心ばかり強い私は、精読してしまった・・。
           
この記事の原文は、『女性セブン』の2019年4月18日号に掲載された記事のひとつであり、
関連の公式サイトの【 NEWポストセブン に4月6日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・『女性の品格』坂東眞理子氏、70代は人生で最も幸福な時間                 

『女性の品格』から12年。『70歳のたしなみ』(小学館)を上梓した坂東眞理子氏

写真1枚

『女性の品格』(PHP新書)が330万部を超えるベストセラーとなってから12年・・・。
72歳になった坂東眞理子さんが、人生の後半期を生きる大人たちへ向けて、
『70歳のたしなみ』(小学館)を新たに書き下ろした。

世間一般の年齢観を覆す、前向きで熱いメッセージの数々が早くも話題になっている坂東さんに話を聞いた。

              

「一般的に70というと“終わった人”、“年寄り”といったネガティブなイメージが強く、
人々は晩年意識で、終活を意識し始めます。

かくいう私も、2年前に70になった当時は、記事などで“70歳”と年齢を紹介されるたびに
『私は、もう70なんだ・・』と自分自身で年寄りのレッテルを貼って、
そんな自分を省みて、さらにショックを受けてしまって(苦笑)。

周囲を見ても、60代は、まだ中年意識を持って、多方面で活躍をしている人が多かったのに、
70になると、第一線を退いてしまう人が多いように感じます。

ですが自分も含めて、人生100年時代を迎えた今の70代は、
一時代前よりも、活力に溢れて元気ですし、まだまだ家族や若い世代を支えて社会の役に立つことができる。

そこに気づいてからは、年寄り気分で自らしぼんでしまうことに、反発したいと思うようになりました。

この本は晩年意識へのアンチテーゼとして、
『“もう”歳だから“どうせ”、“いまさら”とあきらめずにポジティブに生きましょう』という、
後半生を生きる大人への応援メッセージです」

では70代は、どんな時代か。
坂東さんは、晩年という暗くしんどい「終活」の時間ではなく、「ゴールデンエイジ」、
人生で最も幸福な時間ではないかと考えている。

「70代は、30代や40代のように仕事や子育てに追われることもなく、
50代や60代のように人生の新しいステージに対する焦りや不安もなくなり、
心に余裕を持って人生を俯瞰することができる。

人のお世話にならずに、自分で行動できますし、
新しいことに挑戦して、明るく希望を持って過ごせる時間だと思っています。

歳を重ねるとあそこが痛い、ここが老いたと失ったものを数えがちですが、
『100点満点の健康ではなく、70点、80点でも、まだあれもこれもできる。
それって素晴らしいことよね』と、マインドセットを変えてみませんか」

黄金時代の70代を謳歌するには、50代、60代からの心構えが鍵になる、
と坂東さんはアドバイスを送る。

              

「30代の盛りと比べたら、50~60代は体力が落ちてきますし、
巷には、高齢化社会でやれ介護だ、病気だ、年金がもらえないと、悲観的な情報が氾濫して
中年期から早々に晩年意識を植え付けられてしまうけれど、あまり深刻に考えすぎないことです。

現代人は、周囲から反発されないように自分を守ろうと、
若い頃から、いいことや幸せなことは、なるべく隠して自虐するような風潮が広がっていて、
それも日本全体を暗くしていますね。

“気だけは、若い”というのは、私の口癖ですが、
多くの人は体は元気なのに、気だけが老いているんです。
年齢を重ねることに、希望や自信を持つことも大事だと思います。

私は29から30になる時に『これで私の青春は、おしまいだ』と落ち込んで、
40になる時には『40代なんて、もうおばさんだ』と絶望したけれど(笑い)、
嫌だった30代も、振り返ってみれば、女盛りで楽しかった。

20代では、見えなかった楽しさが30代にはあり、40代も別の充実の時期でした。
毎日が充実していた人ほど、次のステージへ上がることは怖いけれど、
いざ踏み出してみると、また違うステージに着きます。

幸福曲線があるとしたら、私たちはある年齢まで幸せ度が上がったら後は下がるだけ、
と人生を“放物線”で捉えがちですが、そうではありません。

世代ごとのステージは、別物なんです。
見えなかったものが見えたり、感じなかったことを感じたりすることが年齢を重ねる醍醐味。
70だって捨てたものじゃないと、毎日を楽しんでいますよ」・・》

注)記事の原文にあえて改行を多くした。

              

私は東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)の秋、
映画の脚本家になりたくて、大学を中退し、 芸能専門養成所のシナリオ科に通ったりした。

そして映画青年の真似事の生活を過ごし、 アルバイトや随時契約の単発仕事で何とか生計を立てていたが、
養成所の講師の知人の新劇の長老から、 映画は益々衰退して、まして脚本家で飯(めし)が喰えるのは、少ないので、
同じ創作するならば小説を書きなさい、とアドバイスを頂いたりした。

まもなく私は文学青年の真似事に転身して、警備員の契約社員をしながら習作をし、
こうした中で純文学の小説の新人募集に3回応募したが、最終予選の寸前で敗退したりした。

このような状況の時、 叔父からは、30過ぎた時、きちんと家庭を持てるだけの力があるの、と言われたりしたので、
根拠のない自信ばかり過ごしてきた私でも、敗北宣言をして、通常の社会人に戻る決心をした。

この時代は高度成長期であったが、大学を中退し、もとより企業の中途入社は容易ではなかったので、
やむなくコンピューターの専門学校でソフト科に1年間学び、
何とかこの当時は大手の音響・映像メーカーに中途入社できたのは、
25歳を過ぎた1970年(昭和45年)の春であった。


                                  

この音響・映像メーカー会社は、この中のひとつとして音楽事業本部があり、
レコードの有力な幾つかのレーベルを管轄していた。

私は入社試験の面接の最終時に、テレビ・ステレオなどのハード系より、
何かしらソフト系のレコード部門に心身相応しいと思っていたので、懇願して配属して貰った。

入社した直後、現場を学べ、と指示されて、 横浜の新子安にある工場の一角で、商品管理の部署に勤めていた時、
まもなく大手のレーベルが、外資系のレコード会社として独立した会社となり、私も転属された。

やがて私は、10ヵ月後に本社のコンピュータ専任として異動させられ、
勤務地は赤坂にある東急ホテルに隣接したビルであり、まもなく本社が『六本木』に移転したので、
この後の1992年(平成4年)までの20年ばかり、 私は六本木の界隈の空気と共に過ごした。

                                           
 
私は管理畑の商品、情報、経理をしている中、
やがて1992年(平成4年)の5月過ぎに、レコード会社の合併により、本社は渋谷の外れとなったりした。

この後、1998年(平成10年)の当時の私は、営業本部に勤めていたが、 
この数年前の頃から、音楽業界はリストラの烈風となり、
私は1999年(平成11年)の初春に、各レコード会社が音楽商品の物流を委託している会社に出向となった。

勤務した職場は、音楽のCD、DVDなどの商品を、
ソフトの販売店に出荷、返品など取り扱う物流会社の中のひとつの商品センターで、
私を含めた管理の正社員の5名の基で、契約・パート社員の男女120名前後で対応した。

こうした中、音楽のCD、DVDなどの商品棚が並ぶフロアは、
東京ドームより広い商品センターで、 連絡事項などはマイクを通して拡声器、もしくは電話などで通達し、
携帯電話も要求されない現場で奮闘し、 この出向先で5年半ばかり勤め、
2004年(平成16年)の秋に定年退職時を迎えた。
        

やがて定年退職時になると、この当時は大企業も盛んにリストラが実施されている中、
たとえ私が定年後に新たな職場を探しても、これといった突出した技術もない私は、
何よりも遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまった。

このような拙(つたな)いサラリーマン航路である上、 そして定年退職するまで半生期は、
何かと卑屈と劣等感にさいなまれながら、 ときおり敗残者のように感じることも多く、 悪戦苦闘の多かった歩みだったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたと思い、年金生活を始めて、 早や15年生となっている・・。

                           

私が年金生活の2004年(平成16年)の秋の当初から、我が家の平素の買物は、 私は自主的に買物専任者として宣言し、
家内から依頼された品を求めて、 独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、
買物メール老ボーイとなっている。

この後は、やはり自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。

私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
結婚した当初からでも、 何かと家内と談笑したり、
やがて年金生活の中でも ご近所の奥様、ご主人などと明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、 見知らぬ男性、 女性グループの御方たちと、
話しかけられたり、或いは話しかけたりして、 立ち止まって談笑したりしている。


このような午前中の過ごし方を定例事項のように過ごしてきた・・。

例外として、家内のボディガード、お供そして荷物持ちで、3週間に一度ぐらい駅前で買物、
或いは年に3回ぐらい都心の新宿にある伊勢丹、小田急、京王などのデパートに買物、
そして庭の手入れ、国内旅行、懇親会、冠婚葬祭などで小用がない限り、定年後の丸14年を過ごしてきた。

こうした散策することは、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

                

そして
私は定年後に年金生活の始めた直後、独りで近所の遊歩道を散策したりすると、
こんなに自由に散歩できるなんて、許されても良いのかしら、
と定年直前までの多忙期を思い重ねたりし、戸惑いながら甘受したりした。

そして午後から夜の大半は、私は随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、 或いは音楽も聴いたりしている。  

そして年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受している。

このように定年後の60代は、年金生活に戸惑いながらも享受した10年となり、
70代は体力の衰えを実感しながらも、水平飛行した航空機のように年金生活を過ごし、
時折こうした甘味した私たち夫婦は、いつまで続くかしら、と思ったりして日々を過ごしている。

今回、総理府(現・内閣府)に入省し、栄進された後、昭和女子大学の学長などをされている坂東眞理子さんの真情、
《・・70代は人生で最も幸福な時間・・》、私は学びながら、
つたない半生期を歩んだ私でも、確かにそうですよねぇ・・共感させられたりしている。

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おひとり様の食卓に「1人分冷凍パック」、高齢者の男性の私は学び、朗報だよねぇ・・と微笑み。

2019-08-17 13:15:25 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 AERA dot. 】を見ている中、
『  食材何でもOK 「1人分冷凍パック」が革命的すぎる
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古びた一軒家に住んで、ささやかな生活を享受している。

そして私は9月下旬の誕生日を迎えると、後期高齢者入門の75歳となり、
家内も12月下旬の誕生日を迎えると、古希と称される70歳となる。

こうした中、ときおり家内が、我が家より遠方に独り住まいをしている家内の母の宅に介護で、
6泊7日前後で行く時は、 私は我が家で『おひとりさま』になり、15年近く体験してきている。

そして家内が4泊以上になる時は、家内が準備してくれた料理は品切れとなり、
こうした中、キャベツ、ニンジンの千切りぐらいはしているが、 煮たり、焼いたりする料理ができない私は、
スーパーのお惣菜(総菜と同意語)売場で買い求めた品を並べて、 食べているのが実態となってきた。

過ぎし5月中旬、家内が手術で長期に入院する前、
私は家内より初心者向きの料理の特訓を受けて、
これ以来、遅ればせながら少しづつ習得しているのが、昨今の状態となっている。

               

こうした体験をしている私は、《・・食材何でもOK 「1人分冷凍パック」が革命的すぎる ・・》を学びたく、
こっそりと記事を精読してしまった。

この記事は、スローマリッジ取材班が、 公式サイトの【 dot. 】に2019年8月17日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。

《・・食材何でもOK 「1人分冷凍パック」が革命的すぎる
        

毎日の食事作りは、おっくう・・・、そのうえ、この猛暑。
キッチンで料理のために火を使うのは、できるだけ短くすませたい、という人も多いだろう。

おひとり様の食卓ならなおさら。
1人分の食事を毎食作るのは、面倒なもの。


「つくりおき」もいいけれど、たくさんは作れないし、作っても何食も続くと飽きてしまう。
そこで、おひとり様の食卓に大革命を起こしそうなのが、「1人分冷凍パック」! 

ご自身もおひとり様生活を送る料理研究家、村上祥子さんの発案だ。

 

                             
 
1人分冷凍パックがなぜ大革命かというと、

 1.電子レンジで調理するから誰でもできる


 2.「4分レンチン!」であっという間にでき上がる


 3.火を使わないので安全、安心&暑さ対策にも


 4.切り方が揃っていなくても均一に火が通る


 5.1パックで1食分の栄養がまかなえる


しかも、電子レンジで調理をすれば、
鍋で煮るよりも、水の量を減らすことができるので、栄養成分が流出しにくい。

耐熱容器でレンチンして、そのまま食卓に出してもいいから、洗い物がほとんど出ず、片づけもラクチン。

余った材料でも、できるからフードロスが生まれない・・・など、いいところを挙げればキリがないのだ。


家族の人数分の食事作りが主流だった時代から、
ふたり暮らし、ひとり暮らし世帯が増えたため、2人分、1人分のレシピが望まれるようになった。
1人分冷凍パックは、その究極のレシピ、と言える。


「個食時代のレシピは、“カンタン・手抜き”でいいんです」
と発案者の村上祥子さんも話す。


1人分冷凍パックの作り方を紹介しよう。
いたって簡単だ。


(1)肉か魚などのたんぱく質食材を50g、野菜合わせて100gを食べやすい大きさに切る。


(2)Sサイズのフリージングバッグに食材を入れる。


(3)冷凍庫に入れる。


たったこれだけ!


最近、「ミールキット」と呼ばれる、料理を作るのに必要な材料がセットされたものが人気だが、
1人分冷凍パックは、まさに手作りのミールキット。

市販のミールキットには、調味料も同梱されているが、冷凍パックはカット済みの食材だけ。
それには理由がある。


「味つけの調味料を和風、洋風、中華、エスニックに変えれば、
料理は無限大に広がりますよ」と村上祥子さん。


たんぱく質食材50g、野菜合わせて100gというルールがあるだけで、食材の組み合わせは自由。

冷蔵庫に残った食材を組み合わせて作れば、
思いがけない組み合わせが誕生するかもしれない。


冷凍に向かない食材も基本的にはない。
一般的に、こんにゃくは冷凍に向かないというが、
確かに水分が抜け、解凍すれば解凍前と同じというわけにはいかない。

いわゆる凍みこんにゃくになり、スポンジのような食感に。
でも、この食感さえも、楽しんでしまえばいいのだ。

時間があるときに、食材を買い過ぎてしまったときに、
気が向いたときに冷凍パックを作っておけば、1カ月程度は保存も可能。


この冷凍パックを、食べたいときに取り出して、
凍ったままの食材を耐熱容器に入れ、湯気が通るようにラップをふんわりとかける。

調味料を入れ(レンチン後入れる場合も)、600Wの電子レンジで4分レンチン。
これで1品でき上がり。
人気のサバ缶を入れた「さば缶+かぼちゃ+キャベツ」の冷凍パックで、おかずを2品作ってみた

人気のサバ缶を入れた「さば缶+かぼちゃ+キャベツ」の冷凍パックで、おかずを2品作ってみた

                                
 
野菜たっぷりさばのみそ煮

野菜たっぷりさばのみそ煮

ベトナム風サラダ

ベトナム風サラダ

野菜たっぷりさばのみそ煮は、4分レンチンして、液みそと砂糖各大さじ1を加えて混ぜるだけ。
ベトナム風サラダは、4分レンチンして、粗みじん切りにしたバターピーナッツ5、6粒分と小口切りにした万能ねぎをのせて、
ラー油をかければでき上がり。


同じ冷凍パックでも、調味料を変えるだけで、和風とエスニックのおかずができる。


汁物も簡単。
みそ汁にしたいなら “液みそ”を活用。
液みそは溶けやすく、出汁も入っているので、みそ汁を作るのに出汁をとる必要がない。
こういう便利調味料もフル活用したい。
水120mlを注ぎ、液みそ大さじ1を加えて、6分レンチン。2分長めなのは水分を加えたから。みそ汁を1杯だけ作れるなんて、なんて画期的!

水120mlを注ぎ、液みそ大さじ1を加えて、6分レンチン。2分長めなのは水分を加えたから。みそ汁を1杯だけ作れるなんて、なんて画期的!

おかず、汁物はもちろん、ご飯にのせれば丼、パンにはさめばサンドイッチといった、
それ1品で主食になる料理にも。


「たまにはインスタト麺でもいいか」というときにも、
冷凍パックを取り出して、レンチンしてのっければ、カラフルな焼きそばのでき上がり。
カニ風味かまぼこ+コーン+たまねぎ+ピーマンの冷凍パックを使用した

カニ風味かまぼこ+コーン+たまねぎ+ピーマンの冷凍パックを使用した

とにかく、食材は何でもOKで、組み合わせ自由。

「たんぱく質食材50g、野菜合わせて100g」というルールはあるが、
冷蔵庫に、たんぱく質食材が50gないというときは、足りない分野菜を少し多めに入れればいいだけ。
肉や魚が多めより、野菜多めはかえってヘルシーでいいかも。


ご飯さえ炊いておけば、後は冷凍パックで1品。
余力があるなら、もう1品作ってもOK。
汁物とおかずを作れば、立派な一汁一菜の献立になる。


今日から1人分冷凍パックで、“おひとり様のキッチン大革命”を起こしてみては!
(スローマリッジ取材班/時政美由紀、写真/スタジオフィデル)・・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

                              

私は記事を読みながら、おひとり様生活を送る料理研究家の村上祥子さんより、
創意工夫のある多彩な「1人分冷凍パック」料理を学んだりして、
料理の初心者の私でも、簡単にできそうなので、朗報だよねぇ・・と微笑んだりした。
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