夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

捨てられないレコード・・♪  《初出2006.6.17.》

2008-04-30 23:29:01 | 音 楽
私は昭和45年4月にある企業に中途入社できたのは、25歳であった。

これ以前は、大学を中退し、映画、文学青年気取りで生活をしていて、
音楽に関しては余り関心がない方であった。

この企業に入社前は、レコードのLPをクラシックを主体とした
10枚前後を所有している程度であった。

この中の1枚は、モーツァルトの交響曲第40、41番であり、
文藝評論家・小林秀雄・氏から影響を受けて、買い求めたレコードである。

もう一枚は、チャイコフスキーの交響曲5、6番であった。

いずれにしてもお金に余裕がなく、食事を抜いたりして、購入したレコードであった。

企業に入社前の面接時に於いて、レコード部門を熱望し、何とか叶(かな)えられた。

音楽の知識のない私は、給料を頂くたびに、自社の一枚、他社の一枚と買い揃えていった。
まもなく私の配属された部門がレコード会社として、独立し、私も一員となった。

この時代は、音楽のソフト商品としては、
レコードが主体で、ステレオ8(エイト)と称したカートリッジ・テープ、
そしてカセット・テープが少しずつ増えてきた状況であった。

平成元年前後、コンパクト・ディスク(CD)と主流となった。
この時、私の自宅にはレコードが1000枚、カセットが300本程度となっていた。

やがて、レコートの好きな友人に貰ってもらったが、
今の私には、150枚前後のレコードが残っている。

いずれも私の心に深く影響を受けて、その時を想い出されるレコードなので、
レコート・プレイヤーを手放しているが、捨てきれずにいる。

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ふたたび、ある貴女へ・・♪  《初出2006.6.16.》

2008-04-30 23:10:52 | 定年後の思い
私は本を読んだり、映画を家でVCT、DVDを観たり、
ときには音楽を聴いたりしている。

午前中、これ等の整理をしていたが、整理箱のひとつの茶箱を開けたら、
しばらく読み耽(ふけ)った・・。

この茶箱は、このブログに綴ったハード・コピーであった。
以前の私は、このような気持ちで綴っていたんだ、と苦笑したりしている・・。

過ぎ去った日々の想いも、その時に感じたことを素直に綴っているので、
自分自身への愛着、或いは感傷かも知れないが、再掲載する。


         2004.12.13.
   『ある貴女へ・・』

たとえ書物が
5,000冊
あろうとも

たとえ映画が
VCT、DVDの1,000本
あろうとも

レコード、カセット、CDが3、000枚
あろうとも

貴女との
語らいには、叶(かな)いません!!



       2004.12.14.
   『ある貴女へ・・。【続】』

昨夜、酒を飲みながら、書いたんですが・・。

ちまたでは、『60歳のラブレター』有りましたので、思い出して、
私の場合このように書いた次第です。

家内は、古風なタイプで、このパソコンを触りません。
従って、このサイトも知りません。
パソコンを私が触っているくらい、しか判っていません。

『バソコンぐらい、覚えたいた方が良い・・』
と進めてきましたが、笑って答えずでした。

結婚して30年を過ぎましたが、子供に恵まれなかったせいか、
我々は結構若い感覚を維持してきました。

旅行が2人の共通の趣味ですから、若い時からノコノコ行きました・・。

それ以外、お互いの趣味を干渉することなく、今日まで来ています。

よく世間の一部では、夫婦間の会話が乏しいと聞きますが、
我が家では結構会話が多いと思います。

何時までも、おしゃべりできるのが、私の願いです・・。

幼稚な事を書きましたが、ご年配のご夫婦の片方が欠けると、
その悲哀が判る年頃になりましたので・・。



以上、この頃に綴った文章であるが、自身の拙(つたな)い表現に赤面している。
このブログを初めて一ヶ月の不慣れさもあるが、
今、読み返していると、照れている自分がいる。

私のあの頃の一昨年の秋、家内の父に死別され、そして定年退職日を迎えた時だった。

退職後のひとつの目標として文章を外部に発信することであり、
幸いにしてブログの世界を知った。

この頃、『60歳からのラブレター』を既(すで)に読んでいたが、
ご自分の連れ合いに活字として読まれるのは、いかがなものかしら、
と思ったりしていた。

ご自分の連れ合いに先立たれた場合、
或いは連れ合いのお方に目が届かない場合は良いがと、考えていた時だった。

このような思いがあったので、私は家内に対する思いを、
家内の目に触れないこのブログに綴った訳である。

今回、改めて再読したが、退職後のまもない日々であったので、
多少の気負いも見受けられる。

退職後の安定した生活ペースをお互いに築こうとしていたし、
何より家内の気持ちの上での負担を気遣っていた。

今、振り返ってみれば、お互いの思いやりを言葉にし、
さりげない動作で今日に至っている。

私の旅行の理想は、季節が変わるたびに、3泊4日前後としているが、
家内は温泉滞在、観光周遊旅行をゆったりと一週間前後を理想としているので、
ときには何かと日頃の家事負担を配慮して、妥協している。

尚、ディズニーシーの最寄で甥の結婚式に参列した折、
外資系のホテルに3泊宿泊し、ディズニーシーを周遊したが、
婦女子か若いご夫婦がお子様を連れて行く所、と思っている。

『良かったわ・・楽しかった・・また、行きたいわ・・』
と家内が言ったりする時、
私は聴こえないふりをしている。




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早寝、早起き、良い子・・!?  《初出2006.6.16.》

2008-04-30 23:08:14 | 定年後の思い
東京の郊外は、雨が本降りとなり早朝を迎えている。

昨夜、家内は実家で家事の労働5日間してきたので、
疲れていたので早めに寝付いた。

私も独り住まいの疲れがでたのか、9時半過ぎに布団にもぐり、
本を開いたと思ったら直ぐに寝付いた。

雨の音で目覚めたら、4時前だった。

煎茶を淹れ、台所で換気扇を点(つ)けて、ぼんやりと煙草を喫ったり、カレンダーを見たりした。
家内が目覚めたらしく、コーヒー、牛乳をそれぞれのマグカップに淹れ、
家内の枕元に置いた。

その後、玄関庭の軒下に空、樹木を観て、夜の間に強く雨の降ったようだった。
先程から小降りになり、夕方頃まで日中は雨の1日を迎える。

いつもより早寝で早起きなので、返(かえ)ってぼんやりとしている。



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『百歳まで生きたいわ・・』・・♪   《初出2006.6.15.》

2008-04-30 22:10:04 | 定年後の思い
東京の郊外は、午後より雨が降りはじめた。

家内が日曜日の朝以来、実家から帰宅した。

お茶を飲んだ時、
『お母さん・・百歳まで生きたいわ、
と言っていたわ・・』
と家内は言った。

私は、
『今は元気だが・・』
と言い、後は濁(にご)した。

私より14歳年配で、76歳の身であるが、
私自身が86歳になるのは想像出来ないし、不摂生な私はそれまでもたない、
と思っているので、思わず笑ってしまった。

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『歌伝説 テレサ・テンの世界』を観て・・♪  《初出2006.6.15.》

2008-04-30 22:04:46 | 映画・テレビ
昨夜、NHKのBSで『歌伝説 テレサ・テンの世界』(再放送)を8時より1時間半を観た。

期待して観たが、結果としてNHKのこの番組に関わるスタッフに失望した・・。

私としては、夕食の頂きながら、お酒を呑みながら観ていた。

NHKが今まで収録した映像を継ぎ足す程度で、
歌手としてのテレサ・テンの内面性は、表現されていない。

故人としての追悼があったならば、
一人の人間としての生き方を描いてしかるべきである。

私はテレサ・テンには面識も無いが、
作家・平野久美子・女史の『華人歌星伝説 テレサ・テンが見た夢』(晶文社)を10年前に読んで、
初めてテレサ・テンの一面を知ることができた。

その後、私はCDを10数枚を購入した。
中の歌詞には、当然として、日本語以外の歌も収録されている。

ある時、どのテレビ番組か忘れてしまったが、
作曲家・三木たかし・氏がテレサ・テンの想いでを語り、
台湾に住むテレサ・テンの母を訪ね、語り合う番組であった。


この二つが私の心にあったので、はなはだNHKのスタッフに失望した。
日頃、NHKのドキメンタリーの取材、編成を感心し、満足しているひとりであるが、
この番組の方は、勉強が足りないと思った。

勉学の一端として、
『文藝春秋』の連載の《蓋棺録(がいかんろく)》という故人の記事に於いて、
短い記事であるが、簡潔に亡くなられた方の軌跡を描いている。
この程度の学びを日頃からしておれば、
人を表現するのに、的確な映像力が発揮できるはずである。

番組の中で、香港でのコンサートでテレサ・テンは、『明日に架ける橋』を唄っていたが、
なぜこの歌を選曲したか、私を含めわずかの人しか解らない。

この番組が単なる芸能歌番組であったら、
民間テレビ会社に任せるべきで、
NHKとして恥を知りなさいと思った。

腹立たしいので、お酒を少し呑み過ぎて、布団にもぐった。

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『父の日 川柳』・・・♪   《初出2006.6.15.》

2008-04-30 21:39:56 | 時事【社会】
東京の郊外は、ここ4日、曇り空の朝を迎えている。
昼過ぎから雨が降りはじめ、明日の日中まで降る、と天気予報は報じている。

昨夜は10時に布団にもぐり、今朝は6時に目覚め、ゆっくりと新聞を読んだ。

最近の私の心は、政治、外交、軍事のニュースには、関心がなくなっている。


1番興味、感心した記事は、【父の日 川柳】であった。
デパートの新宿タカシマヤは、父の日を前に一般から募った『父の日 川柳コンテスト』の
入賞作品の発表記事だった。

少し無断引用させて頂きます。


大賞に選ばれたのは、

アルバムの 父娘の割合 一対九

解説に寄ると、家族内で存在感の薄い父親の現状を嘆いたものでなく、
「写し手」になることが多い父親の娘に対する愛情を表現した作品。

入選作品として、

父さんの 愚痴をきいている 発泡酒

父の日も 父は手酌の 背を丸め

母の日は ホテル父の日は ファミレスで

20作品が紹介されているが、私が最も好きな作品があった。

年ごとに 無垢(むく)なこどもに 還る父


私は、この作者に敬意したい。

独断と偏見が許されるならば、
本日の読売新聞に於いて、数多い記事の中であるが、
この一句より優(まさ)るものはない。

尚、入選作品にご興味のあるお方は、タカシマヤのホームページにある。


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半ズボンは苦手・・♪   《初出2006.6.14.》

2008-04-30 21:35:03 | 定年後の思い
夏の季節になると、ときおり浴衣は着るが、日常の多くは甚平を着たりしている。

甚平は良いが、困ることがある。
上着とパンズはセットで販売されていて、このパンズが私にとって問題となっている。

甚平の上着は風通しが良く、30年来、愛用したいるが、
下のパンズは膝(ひざ)から下が何となく落ち着かない。

小学校の夏の季節は、短いズボンが制服のようだったので穿(は)いていた。
大学は中退したが、在学中はワンダーフォーゲルに所属していたので、
夏季の合宿で2週間前後の山歩きをしていた時、
この間の平地のような時は、白の短パンを穿いていた。

結婚してから、甚平の上着とズボンはもっぱらジーンズを穿いたりしていた。
50歳前後から今日まで、軽登山用のストレッチ・パンズを穿いている。
いずれも長ズボンである。

肝心な甚平のパンズは、止む得なく家の中で、上着はTシャツの半袖とで、着ている。
膝から足元まで、何となく落ち着かないので、来宅が無い時にこっそり穿いたりしている。


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アロハシャツの思い出・・♪   《初出2006.6.14.》

2008-04-30 21:32:54 | 現役サラリーマン時代の想いで
今朝の新聞にデパートのチラシが入っていた。
『玉川タカシマヤ』であり、都心を含めても高級品を取り扱うデパートのひとつである。

来(きた)る『父の日』に伴い、アロハシャツが載っていた。

【心を開放させるひとときにぴつたりのアロハシャツ
お父さんの大好きな柄やカラーを選んで。

パパス・シャツ(麻100%)27,300円】

と表示されていた。

確かに商品の写真を見ると、高級感があふれていた。


私はアロハシャツを1枚を持っている。

会社の旅行でハワイに行った時、買い求めた。
オプション・コースで独りで参加したハワイ島観光の時、
飛行場の近くの衣料店に行き、アロハシャツを見ていた。
5ドル程度から数多くあったが、気に入ったシャツを見ると、45ドルであった。
この頃のレートは、1ドルは150円前後であった。

私は帰国後、サングラスをかけて得意満面で休日出勤務の時、会社に行ったりした。

或いは散歩、買い物にも着て行き、
ワイシャツと同様にクリーニングに出したりしていた。

退職後は、家内に洗って頂き、散歩、買い物に行っている。

私にとって、10年前に購入した衣料であるが、
このアロハシャツを身に付けるとハワイ旅行が蘇(よみがえ)ってくる。

少し色あせてきたが、思い出と共に愛着している。


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私の散歩道・・♪   《初出2006.6.13.》

2008-04-30 21:29:52 | 定年後の思い
我が家の方針として、自動車は持たない変わった家庭である。

小田急線と京王線のほぼ中間地点に我が家はある。
徒歩だと15分から20分程度である。

都心に外出する時は、最寄り駅までバスを利用したり、或いはタクシーを利用する。

現役時代は最寄駅まで通常バスを利用し、
夜の9時過ぎに帰宅の場合、最寄り駅からタクシーで帰宅していた。

退職後の今、家内は交通機関を利用しているが、
日常の私は散歩がわりに歩く。

バスの通る大通りを避けて、遊歩道を歩いたり、
住宅街の小道を抜けたりして、駅前に出たりする。
ときには、私の幼少の頃に通学した旧街道を歩いたする。

こうして歩くと、四季折々の風景が心に沁み込んでくる。
そして時の流れが視(み)えてくる。

春夏秋冬の季節が巡るときは、45分前後川沿いの遊歩道を歩き、
都立の大きな公園に行き、樹木、草花のうつろいを観たりしている。

日常の多くは、駅前まで行き、本屋に寄り数冊買い求めた後、
『ドトール』でコーヒーを飲みながら、煙草を喫ったりしている。




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歴史研究者と歴史家・・♪   《初出2006.6.13.》

2008-04-30 21:21:35 | 読書、小説・随筆
ここ数日、色々と考え込んだことがあった。

今月の『文藝春秋』の中で、
作家の塩野七生・女史が『日本人へ』を連載しているが、
今月は『歴史事実と歴史認識』のタイトルで綴られている。

この中で、アジア歴史資料センター長をしている歴史学者の石井米雄・氏の
インタビューでの発言を紹介している。


【最近、「歴史認識」という言葉が跋扈(ぼっこ)していますが、これは要注意です。
例えば、韓国人と日本人が同じ歴史認識を共有できるわけがありません。
しかし、「歴史事実」は共有できる。
アーカイブ(資料館)の意味と価値は、まさにそこにあるのです。

また、歴史ぐらい政治に利用されたものはありません。
現在の中国・韓国を見ても、それは一目瞭然です。
日本は戦争期、「鬼畜米英」というスローガンで戦いました。
歴史認識はきわめて政治的でイデロジカルなものであり、
そのような状態で「歴史認識」を共有するということは不可能です。
被害者と加害者の共通認識は、ありえないことだからです。

日本人は、「事実」と「認識」を、厳密に考える時期に来ていると思います。
アジア歴史資料センターは、「歴史認識」を行うところでなく、
「歴史事実」を確認するところなのです。】

その後、塩野七生・女史の綴りに寄ると、
【歴史が「事実」を連ねるだけで書けるのならば歴史研究家で充分だが、
その事実をどう認識するかも重要だから、昔から歴史家が存在してのである。】


以上、無断引用をさせて頂きました。

これほど明晰に歴史について名言、明記したお2人に、
私の拙(つたな)い知識に於いて、初めてである。

ともすれば、その日の心次第で、ぐらつき私は恥じている。
齢を重ねた今、改めてこのお2人から、ご教示を頂いている。



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『世界わが心の旅』・・♪  《初出2006.6.13.》

2008-04-30 21:18:25 | 映画・テレビ
東京の郊外は、曇り空を迎えている。

昨夜、NHKのBS『世界わが心の旅』を久々に観た。
今回は、過日死去された映画監督の今村昌平・氏の追悼番組として、興味があったので観た。

私は『世界わが心の旅』は、著名人が世界の各地に過去の想い、
その人の心情を描いていたので、一時は熱心に観ていた。
これだけの質の高い番組を放映してくれれば、視聴料など安いものだと思ったりしてきた。

この後、遅い夕食を頂きながら、
ワールドカップを観はじめた・・。

私はサッカーには、余り興味がないが、
NHKの7時のニュースで重点的に取り上げていたので、
実況中継の番組を観た次第である。

サッカーのルールの知らない私は、
日本、オーストラリアの選手も実力伯仲と報じていたので、良い試合と期待した。

もどかしいように思ったが、日本は幸運にも先取点が取れた。

後半戦の始まった頃、12時を過ぎたので布団にもぐり寝付いた。

朝、6時に目覚め、NHKのニュースを観ていたら、
日本、オーストラリアに敗れる、と報じていた。

スボーツには素人の私は、実力が伯仲であったら、気力、気迫がまきっている方に勝利する、
と日頃から思っている。

その後、私は門扉の付近を掃除し、新聞を開いた。

庭先に目を転じると、小鳥が飛来していて、
3羽ほど庭のあちらこちら地上を跳ね回(まわ)っていた。


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映画『ゴッドファーザー PARTⅡ』・・♪   《初出2006.6.12.》

2008-04-30 21:14:51 | 映画・テレビ
昨日の深夜、久々に『ゴッドファーザーPARTⅡ』を観た。
私は、ゴッドファーザーの三部作の中で、この作品が最も好きである。

それぞれの作品は、少なくとも百回以上は鑑賞しているが、
ひとつのアメリカの歴史を通して、
コルレオーネ・ファミリーの家族愛を描いたので、
私の心を熱く揺さぶる・・。

映画、小説、音楽の好みは、その人の性格、人格、思想まで現(あらわ)すので、
その方の綴られている文章を拝読すると、こうしたジャンルがお好みか、
と推定できることが多い。

尚、私の映画の好みは、このサイトのカテゴリー区分の中で、
『映画・テレビ』欄に於いて、
昨年の7月30日『私の洋画のベストテン』に綴っている。


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ときには、クラシックの名曲を・・♪  《初出2006.6.12.》

2008-04-30 20:07:29 | 音 楽
家内が実家に行っているので、私の勝手なペースで日常生活を送っている。

朝は5時に目覚め、朝の7時と夕方の6時には、家内の実家に電話を入れて、
家内と話したりする。

これ以外は、更に自由の身となるので、
朝風呂に入ったり、音楽を大き目の音量で聴く。

今回、午前中に聴いたのは、
ショパンの『12の練習曲 作品10と25』を聴く。
私が昭和48年前後、ピアニストのポリーニのレコードを百回以上は聴いた。
レコード盤は、『10』と『25』は、それぞれ独立し、発売されていた。
今回、聴いているCDはレコードと同じ録音で、CD収録時間の威力で全て収録されている。

そしてショパンを思ったり、ポリーニのピアニストとしてのことを考えたり、
私の昭和48年前後のことを想い返したりした。

その後、クラシックの企画盤【恋人たちのためのクラシック】として、
それぞれ独立した3枚を聴いた。
『クラシック・フォー・スウィート』
『クラシック・フォー・プロポーズ』
『クラシック・フォー・ウェディング』
それぞれの名曲集である。

1997年の春先に発売された企画商品である。

私の勤めていた会社は、新譜注文書を発売の2ヶ月前作成し、各関係先に送付する。
私も職務上、見ていたら、この企画商品をクラシック担当者に誉(ほ)めた。

3日後に、私の机の上に、このCD3枚が置かれていた。

このようなこともあったなぁ、と思い返したが、
あの頃の企画としては、製作プランナーの女性は優れていた、
時が過ぎた今でも商品としての編成収録曲も改めて聴いても良い、
と思ったりしている。



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カラス、光ファイバーを切る・・!!   《初出2006.6.12》

2008-04-30 20:03:13 | 時事【社会】
我が家では、門扉の近くの道路に電信柱がある。

ここから我が家に東京電力の電気線、
J-COMのケーブル・テレビ線、
そしてNTTの光ファイバー線でインターネット、光電話を目的とした
総計3本が引かれている。

我が家の周辺もカラスが多く、付近のマンションにたむろしている。

私はときおり玄関庭で煙草を喫ったりしている時、
カラスが誤って切らなければよいが、
と思っていた。


今朝の読売新聞で、
 【 光ファイバー 天敵はカラス
   遊び? 切断被害続出 】

見出しがあったので、記事を読み込んだ。

記事を転記し、引用させて頂きます。



インターネットで大量の情報をやり取りできる光ファイバーを
カラスが切断してしまう被害が増えている。
巣作りの為に食いちぎろうとした行動がエスカレートし、
ストレス解消の「遊び」になっている可能性もあるという。

首都圏で電柱を利用した光ファイバー網を保有している東京電力によると、
カラスによる被害は昨年689件。
繁殖期のカラスが巣作り用の小枝を集める3、4月が特に多く、
今年も3、4月だけで407件にのぼった。
NTT東日本でも、一昨年の3月~5月に約700件の被害があった。

光ファイバーは、ガラスの繊維などで出来ており、
ワイヤで補強、ビニール被覆されているももの、断面は縦5ミリ、横2ミリほどしかない。
太い電線や電話線と異なり、くちばしで引きちぎりやすい。
特に、幹線から家庭用回線を分ける分配箱が狙われやすく、
20本の回線のうち14本が切断された例もあった。

東京電力は、ファイバーにチューブを巻くなどの対策を講じているが、
利口なカラスが相手なだけに被害はなかなか減らない。

被害にあっても、『パソコンの調子が悪い』と思いがちで、
プロバイダーやメーカーに何度も連絡して、
設定などを変更したあげく、カラスの仕業と判明すろケースが多い。
回線は一本一本確認しながら修理する必要があり、
利用者が訴えないと、回線が切れたままになってしまう。

宇都宮大学の杉田教授(動物形態学)は、
『最初は巣作りの材料集めだったのが、
だんだんで遊びの要素も加わったのでは。
繁殖期のカラスは神経質になるので、
ストレス解消もあるかもしれない』
と話している。



以上が記事の全文を無断で転記しました。


東京の郊外も人口密度の少なかった私の幼年期、
♪カラス なぜ鳴くの
と子供心に戯れていた。

人口密度の多い東京は、カラス撲滅運動、ここ数年行っている。
人間社会の勝手な論理からすると、社会問題までなっている。
これだけ光フィイバーが施設されると、
単なるインターネットだけでなく、天災、人災を問わず、災害用の連絡基盤が揺るがされてくる。

カラスちゃん、里山に帰ってね、
といっても里山は荒れ、遠い昔ほど豊富な餌はなく、
結局、人家の多い所に戻ってきてしまう。

困っているのは人、カラスお互い恨めしげで見詰めている。

人間社会の勝手な論理から、
過剰に増えた鹿問題と同様に、カラスを間引くしかない、
と思ったりしている。


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読書、そして名曲・・♪   《初出2006.6.11.》

2008-04-30 19:58:52 | 音 楽
東京の郊外は、一日中、雨となった。

家内が今朝より実家に行っている。
家内の母は、主人を亡くなった後、独り住まいなので、
家内が毎月4泊前後で、家の中の大掃除、庭掃除に出かけている。

私はこの間、家内が作ってくれた食べ物を焼いたり、煮たりして、食事をしている。
ここ2日間、私は家内の指示通りの買い物をした後、家内が料理となった。

今朝出かけた後、私は『新潮45』、『文藝春秋』の月刊誌を読んだりしている。

その後、あるサイトのブログに投稿したり、掲示板の返信を綴ったりしている間、
音楽を聴いたりしている。
アルビノーニーのアダージョを3回聴いた後、
雨の日に相応しくショパンの『雨だれ』を聴く。

煎茶を淹れた後、ショパンの『12の練習曲 作品10、25』を聴く。
そして、ベートーヴェンのピアノソナタの『悲愴』、『月光』、『熱情』を2回聴いたりした。

このような名曲は、雨を眺めながら聴くと、更に深みを帯びて心に響く。




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