夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『B-1優勝 鳥もつ煮 便乗で論争』、私は微苦笑し・・。

2010-10-16 17:25:50 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の66歳の身であるが、
先ほど、ネットでニュースを見ようと【YAHOO! JAPAN】を開き、

《 B-1優勝 鳥もつ煮 便乗で論争 》

と題された見出しに、何のことなの、と私は思いながらクリックした。
そして毎日新聞から配信された記事と判り、
この人生は好奇心を失くしたら終わりた、と残された人生信条の私は、
そっそりと読んだりした。

毎日新聞の小林悠太・記者の綴られた記事であるが、無断ながら転載させて頂く。

《・・
         甲府鳥もつ煮 B-1優勝で便乗組も 是非を巡って論争

                                毎日新聞 10月16日(土)15時0分配信

甲府市の郷土食「甲府鳥もつ煮」が、
全国B級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリin厚木」で優勝してから間もなく1カ月。

地元では、鳥もつ煮をメニューに出す飲食店が急増する一方、未熟品やアレンジメニューも現れた。
「質の低下を防ぐために認定基準を」
「厳格化では街が盛り上がらない」。
“便乗”の是非を巡って論争が起きている。


鳥もつ煮は、鶏のもつをしょうゆと砂糖で煮詰めて絡めた料理。
同市内のそば屋「奥藤本店」の店員だった塩見力造さん(84)が約60年前に考案。
そば屋や郷土料理店の一品として知られていた。

9月19日のB-1優勝後は、
市街地の大半の飲食店が出すようになり、行列ができる店も。

塩見さんが独立して開いた「とんかつ力」では、注文量が4倍に。
仕込みが追い付かず夜間は休業中だ。

同市観光協会によると、JR甲府駅観光案内所の利用者は4割増。
鳥もつ煮提供店を紹介する地図の配布数も、10倍以上になった。


にわかにメニューに加えた店の中には、
鳥もつ煮の特徴である「たれの照り」や「歯応え」がなくなったものもある。

甲府市の東隣、笛吹市の商工会は
▽市内の石和温泉の温泉卵入り
▽特産ワインで味付け--などの新レシピを考案した。

こうした動きに対し、古参店は「本来のよさがなくなる」と批判。
B-1に出展した甲府市職員有志のグループ「みなさまの縁をとりもつ隊」は認定制度を作る予定だ。

ただ、認定制度には疑問の声も上がる。
新たに鳥もつ煮を始めた店が多い甲府駅前の飲食店街「ちょうちん横丁」会長の神宮寺義仁さん(61)は
「合否よりも味の指導に力を」と希望。

甲府市の宇野善昌副市長は
「一部の店の特権になれば、街全体が盛り上がらないが、一定の味の基準は必要」と悩む。


2006、2007年にB-1を連覇した静岡県富士宮市の「富士宮やきそば」の「富士宮やきそば学会」は拡大路線を取る。
講習などを開いており、認定店は現在、全国約500店。
渡辺英彦会長(51)は
「街の認知度を上げることが大事。閉鎖的な考えでなく、地域全体で盛り上がることを目指すべきだ」と話す。
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101016-00000015-maip-soci
☆ 毎日新聞  甲府鳥もつ煮 B-1優勝で便乗組も 是非を巡って論争 ☆


私は齢を重ねた高齢者の2年生で、恥ずかしながら『全国B級ご当地グルメの祭典』は無知であり、
家内に教えて貰ったりした。

そして、鳥もつ煮、何でグルメの対象になるか、私は不思議なのである。

私は若き頃の独身時代、ときおり退社後の夜、
自宅の最寄り駅の付近の簡易居酒屋の『焼き鳥屋』に寄り、
純米酒、或いはビールを呑みながら、注文した焼き鳥が焼きあがるまで、
鳥もつ煮などを食べたりした。

その後、私は結婚後、私は好物のひとつなので、
家内が私の晩酌のひと品として、ときたま添えて、私は頂いたりして、今日に至っている。

この間、私の現役時代のサラリーマンの時、
会社の悪友らと、やはり退社後、居酒屋に寄ったりして、鳥もつ煮を頂いたりした。


このような私なりの思いとして、あくまで家庭料理、或いは居酒屋の手軽な『お酒のお友達』、
と確信しているので、
今回のニュースの騒動に私は微苦笑しているのである。


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『中国の炭鉱事故』、私は学びながら憂(うれ)い・・。

2010-10-16 15:34:58 | 時事【政治・経済】等
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の66歳の身であるが、
先ほど、ネットでニュースを見ようと【YAHOO! JAPAN】を開き、

《 中国炭鉱で30人超閉じ込め 》

と題された見出しに、また悲惨な事故、と私は思いながらクリックした。
そして時事通信から配信された記事と判り、私なりに詳細記事を精読した・・。

時事通信の記事であるが、無断ながら転載させて頂く。

《・・
炭鉱で爆発、20人死亡=中国
時事通信 10月16日(土)13時23分配信

【北京時事】
中国中央テレビによると、河南省禹州市の炭鉱で16日朝、
ガス爆発が起き、作業をしていた30人以上が坑内に閉じ込められ、
20人の死亡が確認された。救出活動が進められている。 
・・》

この後、私は下段に明示されているニュースを読んだりした。


《・・
     中国で炭鉱落盤、地下186mに9人閉じ込め
                          産経新聞 10月15日(金)21時11分配信

【上海=河崎真澄】
中国国営新華社通信は15日、
中国江西省の炭鉱で14日午後9時(日本時間同10時)ごろ落盤事故が発生し、
作業員9人が地下186メートルに閉じ込められたと報じた。

閉じこめられた作業員9人の安否などは15日夕までに伝えられていないが、
関係当局が現場で救出作業にあたっているという。

事故が起きたのは中国南西部に位置する同省の鉛山県興旺炭鉱。
新華社電は同省の炭鉱安全監察局や鉛山県政府が事故の一報を受けたのは15日午前だったと伝え、
危機管理態勢に問題があったと指摘している。

中国では各地で炭鉱事故が多発しており、
チリの落盤事故で作業員全員が救出されたことで、坑内に避難所を設けたり、
作業員に安全教育を徹底したりするなどの緊急対策を求める声が上がったばかりだった。
・・》

そして、下段にある記事のひとつを読んだりした。

《・・
         「中国の炭鉱は人命軽視」ネット上で批判続出
                                読売新聞 10月14日(木)20時29分配信

【北京=関泰晴】
中国では2009年、1616件の炭鉱事故が発生し、死者数は2631人に達した。

それだけに、チリの「奇跡の生還」は大きな関心を集めた。
ただ、インターネット上では、
チリに比べ、中国の炭鉱が安全を軽視していると批判する意見も相次いでいる。

国営新華社通信は14日、「劇的なドラマ」を速報で伝えた。
外務省の馬朝旭報道局長は同日の定例記者会見で、
救助作業で中国製設備も使われたとして、
「救出に貢献したことを喜んでいる」
と自画自賛した。

だが、ネット上では、「中国の炭鉱は人命を軽視している」として、
当局を糾弾する意見が続出。

チリでは地下避難所が設置され、作業員を守ったことにも注目が集まり、
「中国では、人命を守るためにあるべきはずのものがない。
経済を優先し、安全を無視している」
などとの声が相次いだ。

最終更新:10月14日(木)20時29分
・・》

こうしたニュースを読んだ後、やはり下段に掲載された記事を精読したのである。

この記事は、NHK解説委員室の加藤青延(かとう・はるのぶ)氏が、
『アジアを読む 「なぜ続発?炭鉱事故」』という命題で、
この問題を丁寧に解説されている。

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/600/16611.html
☆NHK解説委員室  加藤青延解説委員『アジアを読む 「なぜ続発?炭鉱事故」』
2009年03月03日 (火)☆

この解説文を無断であるが、転載させて頂く。

《・・
2009年03月03日 (火)    アジアを読む 「なぜ続発?炭鉱事故」

(冒頭V)
先月22日、中国内陸部の山西省の炭鉱で、起きた大規模なガス爆発事故。
これまでに78人が死亡、114人がケガをしました。

中国政府が、ことし2009年を、炭鉱事故などをなくす「安全生産の年」と決めた矢先の大事故でした。
去年1年間でおよそ3千人が犠牲となったと言われる中国での炭鉱事故。
安全対策の必要性が叫ばれる中、なぜ惨事が繰り返されるのか。
中国の石炭生産の現状と問題点を見てゆきます。


「なぜ続発?炭鉱事故」

(小林キャスターQ1)
中国では、炭鉱事故が相次いで起きているようですが、現実にはどうなのでしょうか。

(加藤解説委員A1)
平均すると、ほとんど毎日のように、頻繁に事故が起きているという感じかもしれません。
それでも、一昔前に比べるとここ3年、だいぶ減少してきました。

数年前まで、中国では、毎年およそ6000人前後の人が、炭鉱事故で死亡していました。
ここ3年間ほどは、安全対策に力を入れてきた結果、半分近くまで改善されてきたのです。
それでもまだ、一年に3000人以上いますから、1日あたり10人近くの割合で、なくなっていることになります。

これは、石炭を百万トン生産するのに、事故で何人死亡するか、その割合を比較したものです。
中国は、4人以上の時もありましたが、最近だいぶよくなって1.5人程度に減ってきました。
それでも、まだ、オーストラリアの200倍。アメリカの60倍、インドの5倍もあります。
オーストラリアやアメリカは、露天掘りも多いので単純には比較できないのですが、
それでも中国の炭鉱はまだ死亡率が高いといえます。


(小林Q2)
一年で3000人以上亡くなっているということは、
先月のような大きなガス爆発事故が頻繁に起きているということなのでしょうか。

(加藤A2)
大きな事故も時々起きていますが、むしろ、小規模な事故が各地で頻繁に起きているというのが実態だと思います。


【V:2007年12月のガス爆発事故】
大きな事故から言いますと、先月炭鉱事故が起きた山西省では、
おととし年12月にも105人がなくなる大きな炭鉱事故が起きています。
山西省には、大規模な炭鉱が沢山ありますから、大きな事故が少なくないのです。
一方、小規模な事故は、全国各地で非常に多く頻繁に発生しています。

【去年主な事故が起きた地域】。
(略)
中国は、石炭の鉱脈が広い地域に分布していますから、
事故も、北は黒竜江省から南は広西チワン族自治区まで広範囲に及んでいます。

特に去年9月は、4日に遼寧省の炭鉱でガス爆発事故が発生し27人が死亡したのに続き、
四川省や河北省などでも10人以上亡くなる炭鉱事故が相次ぎました。
さらに20日には、黒竜江省の炭鉱火災で26人が死亡、
その翌日には、河南省の炭鉱でガス噴出事故が発生し37人が亡くなっています。


(小林Q3)
どうして、こうした事故が後を絶たないのでしょうか。

(加藤A3)
ひとつには、エネルギーの大半を石炭に依存している中国経済構造にあると思います。
(略)
中国のエネルギーとして何が使われているか、石炭がおよそ70%と圧倒的に多い。
続いて石油が20%近く占めていますが、実は、その半分は輸入に頼っています。
石炭こそ、発電や製鉄など中国の経済基盤を支えるエネルギー源なのです。

しかも中国経済の高度成長と共に需要が急速に拡大し、
掘れば必ず売れるという、特需が続いてきたのです。

石油や天然ガスが、どんどん使われるようになってきたここ7年間でも、
石炭の生産量はずっと右肩上がりで、2倍に増えています。
このため、生産の拡大や利益を上げることを優先し、
安全性を軽視する危険な採掘も、後を絶たなかったといえます。


(小林Q4)
それほど危険であるとわかっているのに、今も炭鉱で働く人たちが大勢いるのですね。

(加藤A4)
やはり中国が抱える構造的な問題、貧富の格差があると思います。
農村は、都市と比べてかなり貧しい上、かなりの余剰労働力があります。

【V:炭鉱労働者】
出稼ぎに行く人も多いのですが、沢山稼ごうとすれば、
炭鉱で働くのが一番お金になるのです。

地域ごとにばらつきもあるので一概には言えませんが、
出稼ぎ労働者が工場で働く場合は、だいたいひと月500~1000元程度、日本円にすれば1万円前後の収入です。

これに対して炭鉱で働けば、1500~3000元とほぼその3倍から4倍の収入になるのです。
危険と隣りあわせであることを承知の上で、炭坑に働きに来る人が少なくありません。

炭鉱で働く人の60%近くが、出稼ぎ農民だといわれています。
そして炭鉱事故で命を落とす人の多くが、農村からの出稼ぎ労働者なのです。

一方、経営者の立場で言えば、
出稼ぎの炭鉱労働者を雇う方が、コストもかからず、
万一事故が起きた場合も、補償金の額が少なくて済むということもあります。

そこで、経営者の中には、
炭鉱の安全性を確保するために、高価な機械を導入するより、
安い労働力を使って危険な採掘を続けるほうがよい、
と考える悪徳経営者も少なくないといわれています。


(小林Q5)
こうした炭鉱が抱える問題。中国政府は、どのような手を打っているのでしょうか。

(加藤A5)
安全確保のための法律を整備し、
炭鉱経営者の教育や、炭鉱を管理する行政組織の監督を強化するなどの手を打ってきました。

まず、教育という面からいえば、
これは、多くの犠牲者を出してきた炭鉱内のガス噴出事故やガス爆発事故に備えてどのような対策をとるべきか、
そのノウハウをかなり具体的に50項目にわたって解説した小冊子です。

4年前から、こうした冊子を配布して、炭鉱経営者の教育を進めてきました。
その一方で、事故が起きた場合には、
炭鉱の経営者だけでなく、それを監督する行政や共産党の幹部も、
処分するという厳しい方法も取られてきました。

今年はさらに、責任体制や監督体制をさらに強化する36項目の重点対策も打ち出しています。
ただ、死者の数を減らす上で、
一番効果を上げたのは、安全性に問題がある零細な炭鉱をどんどん閉鎖する手段に出たことでしょう。

零細な炭鉱の多くは、農村の村や町が経営するもので、
15年ほど前まで7万か所あまりありましたが、
どんどん閉鎖して現在は1万5000か所弱まで減っています。

零細炭鉱は、安全設備が整わず、
死亡率が国有の重点炭鉱と比べて10倍近くもあったのです。
今でも、死亡事故のおよそ3分の2は、零細の炭鉱で起きています。


(小林Q6)
中国の炭鉱における安全性は、今後、改善されるのでしょうか。

(加藤A6)
中国は、安全性に問題がある零細な炭鉱を、
ことし中に1000以上、来年までに合わせて2500あまり閉鎖する計画です。

しかし、零細炭鉱の生産量は、
いまなお、中国の全体の3分の1を占めており、
農村の人たちの収入源でもありますから、全部閉鎖するわけには行きません。

また、閉鎖しても、封鎖された坑道の入り口のすぐ近くので、
別の炭鉱を掘り始めるという悪質な経営者もいて、
取り締まる側と石炭を掘る側との間で、
いたちごっこが繰り返されているケースもあると言われています。

いずれにしても、もし、中国がエネルギー源として、
石炭の使用を全てやめて石油を使い出せば、
世界的な資源価格の高騰にもつながりますから、やはり、中国の石炭依存は続くと思いますが、
アメリカやオーストラリア並みに安全な操業を普及することは、
なお困難も多く、相当な努力と時間が必要なのではないかと思います。


投稿者:加藤 青延
・・》

私はNHK解説委員室の加藤青延・解説委員から教示されて、
長らくため息をしたりしている・・。

《・・政府は安全確保のための法律を整備し、
炭鉱経営者の教育や、炭鉱を管理する行政組織の監督を強化したり、
事故が起きた場合には、
炭鉱の経営者だけでなく、それを監督する行政や共産党の幹部も、
処分するという厳しい方法も取られてきました・・》

このような中で、大手の炭鉱ならまだしも、
悪質な経営者の中で劣悪な環境の中で、
《出稼ぎの炭鉱労働者を雇う方が、コストもかからず、
万一事故が起きた場合も、補償金の額が少なくて済む》
こうした実態で、今後も炭鉱の事故はあとを絶たないと思われる。

どの時代でも、弱い立場の人々が犠牲になり、
この上で、《石炭こそ、発電や製鉄など中国の経済基盤を支えるエネルギー源・・
中国経済の高度成長》の基盤をささえる怜悧に実態に、
異国の日本人の無力な私さえ、憂いたりしている。


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『落雷で次々故障する風力発電…赤字膨らむ』、私は読みながら・・。

2010-10-16 11:21:32 | 時事【政治・経済】等
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の66歳の身であるが、
昨夕、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を見ていて、

《 落雷で次々故障する風力発電…赤字膨らむ 》

と題された記事を開き、風力発電は維持管理などで難しく赤字なの、と思いながら、
と読んだりした・・。

無断であるが、記事を転載させて頂く。

《・・
         落雷で次々故障する風力発電…赤字膨らむ

新潟県上越市がクリーンエネルギーの普及を目的に進める風力発電事業の累積赤字が、
2009年度時点で約1億5600万円に上ることが13日、分かった。

市は4基の風力発電施設を市内で管理・運営しているが、
落雷による故障が相次ぎ、
しかも4基のうち3基が外国製で、部品取り寄せや修理に時間がかかることが響いている。
市は落雷対策の強化に乗り出したが、抜本的な赤字解消策は見えていない。


市の風力発電施設は、
三の輪台いこいの広場に2基、直江津港の港公園と道の駅うみてらす名立に各1基。

2001年4月から2003年11月にかけて順次発電を開始、
耐用年数は17~20年とされ、
販売先の東北電力の設備に向けて送電されている。
建設費は1基当たり約1億6600万円~約2億6400万円。

最大の敵は、冬に多い落雷。
最近では、港公園にあるドイツ製の施設が、昨年1月に落雷で故障して発電ができなくなり、
修理して運転を再開するまでに1年かかった。

昨年度は全4基が、345~32日間故障。
売電額は約1000万円と伸び悩み、売電と維持管理費の収支だけで約3800万円の赤字となった。


そこで、市は今年度、港公園の施設で、風車の羽根の装置を改良して避雷針としての機能を高めた。
いこいの広場のデンマーク製の2基については、
2基をつなぐケーブルを交換して落雷の被害を防ぐ対策を講じている。

市環境保全課は「売電収入と維持管理費などの支出が同じになるのが目標」としているが、
2017年度までに毎年度、最高で約2700万円の借金を返済しなければならない。
加えて、電力会社による風力発電の余剰電力買い取り金額が低く設定されており、
経営改善は容易ではない。

市議会からは
「市財政が窮迫する中で、赤字を出しながら風力発電を続ける必要があるのか」
と疑問視する声も聞かれるが、
施設の耐用年数に達する前に撤退すると、
建設費など計約3億円の補助金を拠出した新エネルギー・産業技術総合開発機構から、
補助金返還を求められる可能性があるという。

(2010年10月15日08時14分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20101015-OYT1T00180.htm
☆【YOMIURI ONLINE】《落雷で次々故障する風力発電…赤字膨らむ》☆


私達夫婦は国内旅行が共通の趣味なので、各地を訪れた時、
風力発電の大きな羽根がゆったりと廻り、こうした情景を眺めたりると、
風の強い地域には、確かにクリーンなエネルギーを生みだし有効である、
と感じてきたのである。

過日、5月下旬に日本海に面した青森県の黄金崎(こがねざき)の『不老ふ死(ふろうふし)温泉』に、
3泊4日で滞在した時、
この観光ホテルの敷地内の外れに、風力発電の1基があり、
大きな白い羽根がゆったりと廻り、ときおり私は見惚れたりしていた。

こうした折、たまたまホテルのスタッフが近くにいたので、
『あの風力発電・・このホテルの所有のものですか・・』
と私はスタッフの方に訊(たず)ねた。

そして、このホテルが維持管理されていると解かり、
『このホテルで利用している電気に・・使われていますよねぇ・・』
と私は云ったりした。

『結構・・まかまえて・・います』
とスタッフの方と明るい声で私に云った。

そして私は、やはり風力発電のクリーン・エネルギーの利便性は良い、
と感心していた・・。

もとより風力発電の購入の高価、そして維持管理の大変さも無知な私であったので、
今回のニュースで、遅ればせながら学んだりしたのである。


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