こうした中で、『 冬のコロナ対策 室内を暖めつつ加湿もできる最強の換気術 』
と見出しを見たりした。
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、ささやかに過ごしている。
夕方の4時45分より広報されている。
我が家は、付近の高台にある大きなビルにある拡声器からは、
《・・調布市から連絡します。
三つの密を避けるなど、感染防止対策に努めましょう。
一人ひとりの行動が、ご自身やご家族を守り、感染拡大の防止につながります。
市民の皆様のご協力をお願いします。・・》
このように優しい女性の声で通達され、私は市民のひとりとして、
ひとりひとりの責務だよなぁ・・と思いながら受け止めている。
しかしながら私の心の根底には、
このような深情をある私は、今回の記事、具体的にどのようなことですか、
と思いながら、記事を精読してしまった。
この記事は、『女性セブン』の2020年12月10日号に掲載された記事で、
関連の【 NEWSポストセブン 】に11月30日に配信され、
記事を転載させて頂く。
《・・冬のコロナ対策 室内を暖めつつ加湿もできる最強の換気術
初めての“コロナ禍の冬”がやって来る。
感染予防には、換気は必須だが、
正しく効率の良い換気方法はあるのか?
国際医療福祉大学病院内科学予防医学センター教授の一石英一郎さんはいう。
「まず家の中には、危ない場所があります。
エアコンやファンヒーターの暖かい風の通り道で、
小さく軽くなった粒子は、その風に乗って浮遊している可能性があります。
風を受けるところに長時間留まると、
粒子を直接浴びることになり感染リスクが高まります。
夏場も冷房の風には注意が必要でしたが、
寒く乾燥している冬は、さらに注意が必要です」
確実な対策の1つが、乾燥を防ぐ「加湿」だ。
インフルエンザウイルスは、室温22℃、湿度50~60%で、
生存率が下がることがわかっている。
これは新型コロナでも同様のことがいえるとされるが、
逆に室温や湿度が下がることで、ウイルスの生存率は上がっていく。
エアコンは、室温を簡単に上げることができるが、
一方で乾燥を招くという欠点もある。
そこで登場するのが、加湿器だ。
エアコンと同時に使う家庭も多いが、置き場所を間違えれば効果は薄れてしまう。
「エアコンの風の通り道に加湿器を置くと、
水分が部屋の隅々まで、行き渡りやすくなります。
ただし、送風式の加湿器の場合は、
エアコンの風にぶつかると、効率が悪くなる。
エアコンとは反対側の壁際に置くことで、
エアコンの風に乗せることができます。
また換気の際は、外気が入り込む窓際に置くのも効果的です。
ただし結露が起きやすくなるので、注意も必要です」(前出・一石さん)
加湿器には、いくつか注意点がある。
掃除を怠ったり、湿度が70%を超えるほど加湿しすぎると
カビや細菌が増殖し、新型コロナ以外の健康被害を招く恐れがある。
水に熱を加え、沸騰した蒸気で加湿する「スチーム式」なら
細菌の増殖を抑えやすい。
「加湿器がなかったり、足りないと感じたときは、
濡れた洗濯物の部屋干しも有効です。
キッチンでお湯を沸かしたり、観葉植物に霧吹きで水を与えるなどの行為も、
湿度を上げる効果が期待できます。
また湯船に水を張るのも1つの手です」(前出・一石さん)
★換気のために窓は何cm開けるか
実践すべき対策のもう1つが「換気」だ。
厚生労働省は「1時間に2回以上、2方向の窓を開ける」換気法を推奨している。
感染対策に換気が有効なのは知られているが、夏の換気とは事情が異なる。
窓を全開で空気を入れ換え、室温が下がりきった部屋で過ごしては
風邪をひいてしまう。
「1時間に2回などの断続的な換気ではなく、
2方向の窓を10センチ程度、開けっ放しにする換気なら室温を保ちやすい。
扇風機などを使って、室内の空気を室外に押し出すようにすると、
より効率的に換気ができます」(前出・一石さん)
また、浴室やトイレの換気扇を回したままにしておくだけでも
換気につながるという。
★間接的に換気を行う方法もある。
KISHI CLINICA FEMINA院長の岸郁子さんはいう。
まずは誰もいない部屋を換気して新鮮な空気を取り込みます。
その後、家族のいる部屋のドアやふすまを開けて、
事前に換気していた隣の部屋の空気を取り込む。
2段階で換気を行えば、室温の急な低下を抑えながら
換気することが可能です」(前出・岸さん)
就寝時に窓を開けたままにしておくのは、気温的にも防犯的にも難しい。
寝る前に寝室をよく換気しておき、布団に入る直前に窓を閉め、
さらに枕元で加湿器を稼働させながら眠りにつくのがよい。
冬コロナ対策は、室内を暖めながら、
加湿と換気を同時に行うという面でハードルは高い。
実際に、どのように組み合わせればいいのか。
最強の加湿&換気術について、一石さんがこうアドバイスする。
「エアコンと加湿器を上手に組み合わせることに加えて、
ウイルスを撒き散らさないという点でいえば、
暖房は送風タイプではないものを有効活用するのがいいとも考えられます。
暖房器具から風が出ないから室内が乾燥しないというわけではないので、
加湿器を稼働させながら、洗濯物の部屋干しや濡れタオルをかけるなどして加湿する。
同時に2方向の窓を開けて、継続的な換気を行うことが
徹底した対策といえるのではないでしょうか」
今後さらに感染が拡大し、重症化リスクも高まる可能性がある“冬コロナ”。
家庭内での対策は待ったなしだ。・・》
今回の《・・室内を暖めつつ加湿もできる最強の換気術・・》、
多々教示されて、やがて微苦笑したりした・・。
今年の新コロナの烈風で、
平素の買物は、まとめ買いで3日に一回ぐらいとなり、
都心の外出は、自制している。
そして家内は、几帳面な性格らしく、室内の換気、消毒はしている。
そして午後の大半は、私たち夫婦は居間で過ごす時間が多いので、
この時節は朝、昼、夕方に空気の入れ替えをして換気しているが、
これ以外の時間はエアコンの暖かさに甘受している。
こうした中、恥ずかしながら我が家は、加湿器はなく、
居間にあるエアコンの暖かい風に乗って、干してある洗濯物が揺られながら、
やがては乾燥しているのが実態である。