夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

富士山の入山者から環境保全協力金を徴収する制度の検討、私は待ち焦がれ、賛意・・。

2010-10-31 18:41:44 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活7年生の66歳の身であるが、
午前中のひととき、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を見ていて、
『地域』の『東京23区』に於いて、

《 富士山協力金、賛成63%…全員徴収が多数派 》

と題された見出しを見て、やっと協力金を徴収する制度が賛成を得た、と思いながらクリックした。

無断であるが、記事を転載させて頂く。

《・・
           富士山協力金、賛成63%…全員徴収が多数派

登山ブームに沸く富士山の環境を守るため、
入山者から環境保全協力金を徴収する制度の導入を目指している山梨県富士吉田市は26日、
入山者を対象に制度に関するアンケート調査の結果を発表した。

調査の対象者の63・3%が「賛成」と答え、
「反対」の7・2%、「分からない」の23・4%を大きく上回った。
無回答は6・1%だった。

アンケートは同市と東京大が今年7月12日から8月25日までの期間のうちの5日間、
山頂を目指す登山者や5合目の観光客に聞き取り調査で実施。
制度への賛否や協力金の額、使い道を聞いており、
日本人1829人、外国人230人の計2059人から聞いた。

制度への賛成率を見ると、外国人登山者が79・1%で、日本人の5合目観光客の73・4%、
日本人登山者の59・8%を上回った。

(2010年10月30日18時47分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。


私は中学2年生の1959(昭和34)年の夏、長兄の知人に引率されて、
次兄と共に御殿場口の新2合目から頂上まで往復しただけであるが、
昨今の富士登山のブームに驚いているひとりである。

過日、読売新聞の一面の【編集手帳】の9月5日に於いて、
やはり最近の富士登山のブームについて綴られていたので、
無断であるが転載させて頂く。

《・・
「この日本一の山について今さら何を言う必要があろう」と、
深田久弥が『日本百名山』(1964年発刊)に書いている。

なぜなら「おそらくこれほど多く語られ、歌われ、描かれた山は、世界にもないだろう」から

空前の登山ブームに沸く最近の富士山を見れば、かの山岳紀行家も驚くに違いない。

5年前、20万だった夏期登山者数はいま30万人。
山小屋の環境整備もあるが、「山ガール」と呼ばれる若い女性の富士山志向が大きいという

なぜ富士山なのか。
ネットで見つけたランキング第1位の回答は「日本一の山だから」と明快だ。
高さも知名度も満足度も「不二」の峰ということらしい

古来、信仰の山として道者が登った。明治に入り女人禁制が解かれる。
1895年の冬、山頂に設けた気象観測小屋に、
命がけでこもった夫婦の記録を新田次郎は『芙蓉の人』に残した。

厳冬期の頂は氷点下20度、人を寄せ付けぬ極寒の世界である

知り合いの山ガールから先日、富士山頂の写真が携帯電話メールで届いた。
ご来光、もう1枚は登山者の長い渋滞の列。
「7合目から頂上まで9時間半でした」とあった。
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。


このように夏期の登山者数が30万人となれば、
山小屋はもとより休息場のトイレ利用、ゴミの発生など、多いと思われる。

私は特に国立公園の管轄下の地域は、国民の共有財産であるので、
ゴミを捨てたり、酷い場合は家庭ゴミ、産業廃棄品を捨てたりするのは、
最も険悪するのである。

何よりも、節度のある方たちが、登山路、散策路を歩いても、
平素からの地元の方たち、県、国の環境省の関係者の大変な負担にもとづて、
維持管理されているのが現状である。


このような日頃の思いもあり、たまたま北海道の知床半島にある知床五湖が、
来春から有料化する、と私はニュースで知ったので、
このサイトに私は投稿文を綴ったしている。


http://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/e/70ffcdb11549e7893c49ff4c6d9d4236
☆【年金青年たわむれ記 ~かりそめ草紙~】
    9月29日【『知床五湖立ち入りは、来春から有料化』、私は賛意し・・。】☆

私は何かの新聞記事で、
富士山が世界遺産に認定されないのは、余りにも汚れているからだ、
と読んだりしたことがある。

美麗な富士も近くから観れば、ゴミが散乱している・・
国民の共有財産としては、私を含めて恥ずかしい限りである。

せめては環境保全をするために、入山者は協力金を支払た上で、
できるだけ汚さないよう、登山路も崩さないように登山します、
そして申し訳ないのですが関係者の方に維持管理をお願いします、
というのが日本人の礼節と確信している。


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『東京外環道整備に地元負担=財源確保へ検討-国交省』、幾たびか昏迷に私は苦笑し・・。

2010-10-31 11:45:37 | 時事【政治・経済】等
私は東京郊外の調布市に住む年金生活7年生の66歳の身であり、
先ほど、時事通信社の基幹ネットの【時事ドットコム】を開いたのであるが、

《 東京外環道整備に地元負担=財源確保へ検討-国交省  》

と見出し記事があり、私の住む街の近くに実現化される計画となっているので、
何かと関心があり、クリックをした。

無断であるが転載させて頂く。

《・・
       東京外環道整備に地元負担=財源確保へ検討-国交省

国土交通省は30日、東京外郭環状道路(外環道)の練馬-世田谷間(16キロ)の建設をめぐり、
東京都に一定の負担を求める方向で検討に入った。

外環道は、高速道路会社の料金収入だけでは、事業費約1兆3000億円の確保が難しいため、
インターチェンジ(IC)をはじめ一部施設の整備を都に引き受けてもらうことを視野に入れている。

コスト削減の余地なども改めて精査し、年内にも今後の整備方針をまとめる。

同省は4月、普通車で上限2000円などとする高速道路の新料金制を導入するのに伴い、
「休日上限1000円」といった現行の料金割引を廃止する案を発表。
割引財源を外環道や名古屋環状2号線などの建設に振り向ける方針を示した。

しかし、新料金制は与党内の反発でとん挫。
そのあおりで割引財源を道路建設に転用するための法案も、今国会で廃案の方向となり、
同省は外環道などの整備手法を再検討している。

有料道路は、開通後の料金収入を財源に高速道路会社が、建設する方式が原則採用される。
ただ、事業費が巨額な外環道の場合、
この方式の枠内では採算を取るのが困難で、地元負担は避けられないとの見方が広がっている。

時事通信(2010/10/31-02:31)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

私は高速道路などの道路行政に関して、
自民党が与党時代から、特に民主党が政権をとって以来、昏迷して、
肝要の利用される方、関連する方たちなど、数多くの国民は困惑している。

こうした中で、長年『東京外郭環状道路(外環道)』計画から一部実現、
そして今回の練馬-世田谷間(16キロ)の建設の実施に向けて、少なくとも30年は超えている。

今回のニュースでは、建設に伴い巨額な事業費が予測されるので、
東京都に一定の負担を求める、と国交省は検討している、
と私は知り、やはりねぇ、と国の幾たびか昏迷に苦笑したのである。


私はこの『東京外郭環状道路(外環道)』に関しての思いは、
このサイトに於いて、たまたま昨年の2009年10月10日、

【『悲願の「外環道」建設遅れ、民主都議も落胆』、私は思わず微苦笑して・・。】

と題して投稿しているのが、今回あえて再掲載をする。

【・・
先程、たまたま読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を見ていたが、
やはりね、と思いながら微苦笑したのである。

《 悲願の「外環道」建設遅れ、民主都議も落胆 》

と見出しされた記事であり、無断であるが転載させて頂く。

《・・
「渋滞解消の切り札なのに。建設が遅れてしまう」――。
東京外郭環状道路(外環道、練馬―世田谷間)の建設事業で、計71億円の補正予算のうち9割以上の執行停止が9日、
国土交通省の馬淵澄夫副大臣らから発表された。

停止を免れたのは測量・設計費5億円のみ。
東京都の担当幹部からは
「地元自治体の意見を一切聞かれなかった。これでは“非民主党”だ」
と皮肉交じりの嘆息が聞こえ、
政権交代に一役買った民主党都議からも「残念の一言」と疑問の声が出た。

「国交省の出先事務所に聞いても
『わからない。本省に聞いてくれ』
の一点張りで、現場に情報がない。政治主導にもほどがある」。

外環道事業を担当する都建設局には、
発表にあたり国交省から連絡は一切なく、情報収集に追われた担当幹部は怒りに語気を強めた。


都にとって、外環道建設は「悲願」だ。
16キロに及ぶ練馬―世田谷間は1966年に都市計画決定されたが、地元の反対運動で凍結。

1999年に就任した石原慎太郎知事が、「渋滞は東京の致命的な欠点」などと凍結解除を訴え、計画が動き出した。

今回、事業費が国の補正予算にやっと盛り込まれ、
「渋滞解消は鳩山政権が掲げる温室効果ガス削減にも寄与する。大事な事業なので、執行停止はないだろう」
との見方が強かった。

それだけに、用地買収費など66億円の停止に落胆が広がったが、
別の都幹部は測量・設計費が残ったことに望みをつなぎ、
「着工は遅れても、事業自体は続ける考えだと受け取った。
用地買収はできなくても住民向けの説明会など必要な措置を早く始め、
早期着工を目指すべきだ」と注文した。

今月7日には、民主党を含む超党派の都議が、前原国交相に執行継続を要望したばかりだった。
民主都議団の大沢昇幹事長は
「補正見直しという党本部の大きな波にのみ込まれてしまった。今後も必要性を訴えたい」
と無念そうに話した。

一方、建設に慎重な立場の住民団体「外環道検討委員会」の運営委員、大塚康高さん(67)は
「少なくても予算が付くと言うことは、事業が進むということ」と不満を語った。

(2009年10月10日03時08分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文をあえて改行を多くした。

この後、《ダムは建設されるのか、されないのか。9日に突然発表された48ダム事業の一時凍結方針に於いて、
「事前説明ない」と地元の怒りの声などので波紋を広げている》
という記事が掲載されているが、省略する。


『東京外郭環状道路』の概要経過は、読売新聞の2002年5月29日当時の解説記事を借りれば、
《・・
首都圏の1都3県を半径約15キロで結ぶ総延長約85キロの環状路線。
埼玉県部分はすでに供用を開始、千葉県部分も用地買収が進行中。
東京・練馬―世田谷間約16キロは、1966年に都市計画決定されたが、
ルートが住宅密集地を通ることなどから反対運動が起こり、
70年、当時の建設相が「地元と話し得る条件が整うまで凍結せざるを得ない」と国会で答弁、棚上げされてきた。
しかし、99年秋の石原知事の現地視察後、行政と住民の話し合いが始まり、
昨年5月、扇国土交通相が「行政の手続きが一方的だった」
と国会で遺憾の意を表明、打開の道を探る動きが続いている。
・・》
このような経過となっている。


私はこの『東京外郭環状道路』の予定腺が通る数百メートル近く住民のひとりである。
私の実家は、この近くにあり、私は1944(昭和19)年に生を受け、
結婚前後の5年を除き、調布市に60年ばかり住んでいるので、
多少は『東京外郭環状道路』の経過は知っているひとりでもある。

私の住む周辺は、初期の立案時は高速道路に多い地上とされたが、
住宅密集地を通ることなどから反対運動が起こり、
ここ数年は地下深道の方法で、環境問題の騒音、汚染などの住民説明がされて折、
実現化となっているのが現状である。

そして私は自動車を保有しない信条であるが、周辺の道路の渋滞を配慮して、
現世に於いては『東京外郭環状道路』は必要悪であり、やむえないという心情である。

こうした立場であるので、実施時の工事はいつごろになるかしら、
とここ数年は思ったりしていたのである。

過日、衆議選に於いて民主党が圧勝して、念願の政権与党となったが、
この衆議選の以前の8月18日に於いて、
【『小沢氏 どこに導くのか 日本を』・・。】と題して、私はこのサイトに投稿している。

私は鳩山政権と表面上は理解しているが、実質は小沢政権と確信しているので、
今回の『東京外郭環状道路』の予算の大幅な削減、八ッ場(やんば)ダムをはじめとするダムの中止、凍結などは、
補正予算見直しという大義名分は小沢政治手法のひとつあると確信を深めている。

もとより私が好感している前原国交相は、無念ながら小沢政治の窓口責任者のひとりで、
実質に於いては数多くの政策、そして今回の問題を解決するには、小沢一郎氏に打診した上で、
結果が左右されることである。

たとえが悪いが、リーマン・ショックならぬ小沢ショックであると、
私は政治に疎(うと)い身でありながら、8月中旬から確信している。
・・】

このように私は昨年の2009年10月10日は投稿していたが、
今でも民主党の道路行政などは、多感な高校生のように彷徨(さまよ)い、
定年退職後に自動車免許証の更新を取りやめて、自動車を運転しない私さえ、
困惑して、苦笑しているのである。


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『都心の日本橋、来年4月に建造100年を迎えるのに伴い、「丸洗い」作戦』、私も悦びながら。

2010-10-31 01:16:51 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活7年生の66歳の身であるが、
昨夕、読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を見ていて、
『地域』の『東京23区』に於いて、

《 日本橋「丸洗い」作戦  保存会構想に「プロ」が協力 》

と題された見出しを見て、どのようなことなの、と思いながらクリックした。

読売新聞の松田晋一郎・記者の綴られた記事であり、
無断であるが、記事を転載させて頂く。

《・・
         日本橋「丸洗い」作戦
                  保存会構想に「プロ」が協力

来年4月に建造100年を迎える日本橋(中央区)を洗浄する「日本橋クリーニングプロジェクト」が11月1日始まる。

橋の清掃活動を続けてきた地元の「名橋『日本橋』保存会」が長年温めてきた構想で、
ニューヨークの自由の女神像などで実績のある企業が洗浄する。

国重要文化財の日本橋は、
排ガスなどによる100年の汚れが落とされ、約6週間後、
花こう岩が白く輝く本来の風合いを取り戻す予定だ。

洗浄するのは、ドイツの清掃機器メーカー「ケルヒャー」の日本法人、
ケルヒャージャパン(宮城県大和町、佐藤八郎社長)。

社会貢献活動の一環として無料で実施する。
ケルヒャー社は自由の女神像のほか、バチカンのサンピエトロ広場、
広島平和記念公園の「原爆の子の像」など、世界的に有名な彫像や建物を洗浄してきた。


現在の日本橋は1911年(明治44年)建造で、石造2連のアーチ橋。
真上には首都高速道路が通り、橋自体の交通量も多い。

地元の百貨店や町内会で作る保存会は、
毎年夏に路面と欄干の内側を清掃してきたが、外側は安全性の問題もあって手が出せず、
石材の表面やつなぎ目には、排ガスやコケなどの黒い汚れがこびりついている。

同社が2007年、現場で試験洗浄したところ、
温水による高圧洗浄だけでは汚れを落とせないことが判明。
炭酸カルシウムなど2種類の無害なパウダーを噴射する方法を併用する。
化学薬品などは使用せず、ドイツから来日した専門家チームが作業を担当する。

保存会の中村胤夫(たねお)会長(三越特別顧問)は
「往時の姿を取り戻した日本橋が、平成の街並みの中でどのように輝くのか、とても楽しみだ」
と話している。

(2010年10月30日 読売新聞)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20101029-OYT8T00095.htm?from=navr
☆【YOMIURI ONLINE】《日本橋「丸洗い」作戦 保存会構想に「プロ」が協力》☆


私は定年退職前のサラリーマンの時は、一年に一度ぐらいは、
日本橋周辺で買物をしたりしたが、日本橋を歩くと、真上に首都高速道路が通り、
何かしら圧迫感がある上、交通量も多く、排気ガスもあり、
そして薄汚れて、息苦しい橋の歩道であった・・。

私が小学生の1955(昭和30)年の頃、母に連れてかれて、
初めて日本橋を観て、歩道を歩いたのであるが、
子供心でも格調性を感じたりしていたのである。

今回、このニュースを知り、街並みが少しでも、小奇麗になるのに、
私は悦んだりしている。

そして、排ガスなどによる100年の汚れが落とされるのは、
ドイツの清掃機器メーカー「ケルヒャー」の日本法人、ケルヒャージャパンが、
社会貢献活動の一環として無料で、洗浄して下さるので、
少なくとも東京都、そして国重要文化財であるから国が、感謝状を御礼として、
ドイツ本社、日本法人の会社に贈呈するのは、礼節と思ったりしている。


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