夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

角川春樹・氏は、豪刀のような人・・♪

2007-05-31 19:12:00 | 定年後の思い
昨夜、読売新聞に於いて、俳句の毎月一回掲載する【魂の1行詩】がある。

角川春樹・氏が一般の詠まれた俳句を選定され、
特選された句には講評を明記している。

何時ものように、序文を表記されているが、
特に昨夜に明示した内容は、武士の刀で表現したなら、
造作に似た平穏時の観賞用に似た刀でなく、
まさに戦場で肉を切らせて骨を絶つ豪刀に感じたりした。

無断であるが、俳句に対する真摯な深い思いが、
熱く感じる鑑(かがみ)のような名文であるので、
あえて転記をさせて頂きます。


陶芸家の北大路魯山人は、「平凡と傑作は紙一重だ」と言ったが、
それを決めるのは鑑賞する人間の力量である。

句会に出席して感じることは、選者の力量の無さである。
概して、傑作を平凡と感じてしまう。
さりげないながら内容の深い句は、句会では見落とし、句集になって気づく、ということもある。

しかし、プロともなれば、作品は勿論のこと、鑑賞力が必要だ。
だが、専門俳人の器量が狭く、たかが知れた自分の身の丈でしか計ることが出来ない。
良い1行詩を創ろうとするならば、真贋を見抜く選句力が重要である。

【注) 原文より、勝手ながら改行を多くしました 】

以上、無断であるが、転記させて頂きました。


このことは俳諧に留まらず、小説、歴史書などの書物にも適合することと思っている。
中々、明記し難いことばであり、
それだけ角川春樹・氏の熱く深い思いが伝わってく。
まさに、余人に変えがたい発露と私なりに感じ、
そして私は、しばらく溜息をしたのは事実である。


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天上の気候の神々は、時折きまぐれ・・♪

2007-05-31 15:25:00 | 定年後の思い
私は9時過ぎに玄関庭に下り立ち、樹木の伸びきった枝葉を剪定した。

午後より雨が予測されていたので、私なりに急いで剪定、草取りなどをした。
昼になっても晴れ時々曇り空で、雨の降る気配が感じられなかった。
昼下がり、ある程度整理出来たので、
お風呂が沸く間、煙草を喫いながら、ビールを呑んだりしていた。

晴れ間の中、ときおり微風が吹いて、樹木の間を通り過ぎて行く・・。

こうした情景を眺めたり、空の青さの中で雲を見たりしていて、
どうしたの、と天上の気候の神々のきまぐれを思ったりした。

昨日の午後は、雨の中、買物の重い荷物を提げて、汗を流しながら帰宅したのであったが、
天気予報は昨日と同様の予測をしていたが、良い方向に狂っている。

こうして風呂上り、主庭を眺めながら綴っているが、
青い空に雲がぽっかりと浮んでいる。


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陽射し、そして微風につつまれて・・♪

2007-05-31 07:39:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、朝の陽射しが樹木、草花に差し込んで、
ときおり微風が吹いている・・。

昨日は朝のひとときは快晴となった後、9時過ぎには曇り空となり、
私が歯科医院で治療を受けている間、小雨が降りだしたらしい。

私はスーパーで買物を終えた後、本屋に寄り、
雨の降る川沿いの遊歩道を歩いて帰宅した。

結果として、午後より深夜まで降る続き、今こうして主庭を眺めていると、
樹木の枝葉は濡れているが、朝の陽射しを受けて、葉はきらめいている。
ときおり、微風を受けると葉が揺れ、清々しい情景となっている。

何かしら大気が不安定らしく、本日も昨日と同様に午後より雨が降る、
と天気予報が報じている。

私は樹木の伸びすぎた枝葉を剪定する予定であるが、
濡れている枝葉も風と光につつまれてるので、
10時過ぎから昼前後のひととき剪定に最適かしら、
と煙草を喫いながら、樹木を眺めている。

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親切な街の歴史の手引書・・♪

2007-05-30 18:27:00 | 定年後の思い
私は過日、伊豆の下田に温泉滞在をしていた時、
6日目は下田公園に行き、紫陽花(アジサイ)、草花を誉(ほ)めた後、
街中を散策した。

寄っていなかった『下田開国博物館』に入館した。
黒船来航により日本で一番最初に港が開かれた街、と称された博物館であり、
資料や展示品の数々を観たりした

この街に歴史の足跡を残したペリー提督、ハリス総領事、唐人お吉、
ロシアのプチャーチン提督、吉田松陰・・の人々が展示されていた。

私はこの当時に思いを馳(はせ)せて展示品の数々を拝観した後、
お土産コーナーで一冊の本を見たりした。

『下田の歴史と史跡』と題された本で、
著作者は肥田喜左衛門という代々ご先祖の方が回船問屋のお方であったので、
郷土の歴史研究者としては最適の方と思いながら、購入した。

私は喫茶コーナーで、アイスコーヒーを飲みながら、煙草を喫い、
パラパラと本を開いた。

古代の下田から取上げられて折、中学生程度の読力であれば、親切な手引書と思ったりした。

私は旅の帰路に、この本の後半を読んだりして、
滞在期間の時、街のあちらこちらを散策した名所を思いだしたりした。


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爽(さわ)やかな朝の陽射しにつつまれて・・♪

2007-05-30 08:07:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、朝の陽射しが庭の樹木、草花を差し込んでいる・・。

5月の初旬のような陽気と感じているが、
これから曇り空となり、午後から雨が予測されている。

私は9時半過ぎに、歯科医院に治療を受け、散策、買物で外出するので、
果たして雨は・・
と空を見詰めている。

ここ十日ばかり川沿いの遊歩道であるので、
樹木、草花の移ろいを眺め、歩くのも楽しみである。

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ZARDの坂井泉水からの想いで・・♪

2007-05-29 13:11:00 | 定年後の思い
私は昨日、旅先の観光ホテルで、
ポップスグループのZARDの作詞家、ボーカリストの坂井泉水さんの死を知った・・。

私はこのお方には、お会いしたことがないが、
私なりに一時は熱愛し、歌の数々に魅了させられた時があった。

平成5年(1993)の春、私はレコード会社の管理畑に勤めていたが、
あるレコード会社と統合となり、初めて長戸大幸・氏の率いるビーイング系のZARDを知った。

これより少し前の時代は、新田和長・氏の率いるファンハウスが、
岡村孝子、辛島美登里、永井真理子などの全盛の時もあった。

ZARDは透明感ある甘い女性の歌声、若い女性の思いの心情を託した作詞、
そしてビーイング系に多い馴染みやすいメロディーと感じた。
『負けないで』、『君がいない』、『揺れる想い』のシングル大ヒット、
アルバムに於いては、前年の『HOLD ME』に続き、『揺れる想い』がミリオンとなり、
この1993年は女性ボーカルとしては頂点となった。

その後、ビーイングはヒーグラム社として独立会社し、私の務めている会社から、離れていったが、
私なりにアルバムのベスト盤などを買い続けたりしていった。

私は統合当時に『負けないで』、『揺れる想い』などで、
時代に勢いのあるZARDを改めて教示を受けたり、
会社の業績にも貢献してくれたり、私のささやかなボーナスにも功してくれた。

結果としては、私は50歳前後で『負けないで』を知り、
定年退職後の三年生の今でも、時折アルバムの5枚を聴いたりしている。

今回、突然に訃報に接し、お若い身なのにと悲しみを覚えたが、
90年代の女性ボーカリストの代表として活躍された坂井泉水さんを、
大変でしたね・・ご苦労様・・ゆっくりとお休み下さい・・
と心から冥福を祈ったりした。

彼女の率いたZARDの音楽は、永遠に残ると確信するが、
少なくとも私は、今後もときおり聴くと思っている。






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爽(さわ)やかな朝を迎えて・・♪

2007-05-29 07:11:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、朝の陽射しを受けて、私は6時前に目覚めた。

ここ1週間は伊豆の下田に温泉滞在をしていたので、自宅の主庭を眺めながら、
煙草を喫い、旅先の情景などを思い浮かべていた。

緑、花、そして潮の香りにつつまれた観光ホテルからの光景も好かったが、
我が家の小庭は樹木と草花の彩りに、ぼんやりと何かしら安堵している。

日中は快晴から曇りの日中となり、21度前後の5月の初旬のような陽気であり、
爽やかで過ごしやすい日を迎える。

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旅から帰宅すれば・・♪

2007-05-28 20:35:00 | 定年後の思い
先週の火曜日から、温泉滞在旅行から先程帰宅したが、
門扉から玄関庭に立つと、微風が吹く中、樹木は伸びて折、
郵便受け入れ箱に数多く郵便物が着信している。

部屋の空気を入れ換えたり、お風呂の準備をしたりしている。

そして、家内のコーヒーを淹れた後、
私は玄関庭に下り立ち、安堵感にしたり、煙草を喫いながら、
旅先のことを振り返ったりしている。

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旅の終りの頃には・・♪

2007-05-28 08:51:00 | 定年後の思い
家内の母と私達夫婦は、先週の火曜日より伊豆の下田で6泊7日の温泉滞在をしているが、
本日が旅の最終日となっている。

私は早朝に目覚め、ロビーでペットボトルの煎茶、そして煙草を喫いながら、
『日経』、『読売』、『朝日』の朝刊を読みふけっている・・。

自宅のパソコンの性能と回線の環境の相違にある上、
お風呂と読書、そして観光めぐりには、何かしら飽き足らず、
頭の体操で読んでいる恒例となった。

いずれにしても旅は非日常の時であり、
普段の生活帯が何よりも心身に良く、こうした温泉滞在は生ぬるく、飽きが多少生じてきている。

私には心の緊張感が欠けた生活帯は、ボケてしまうと、
思ったりしている。



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花を誉(ほ)めた後には・・♪

2007-05-27 20:16:00 | 定年後の思い
私は下田公園の『あじさい祭』の開催される前に、
あじさい園を再び訪れた。

数多いのあじさいは、わずかに咲いてい折、
多くは莟(つぼみ)の状況であったが、
所々七分咲きもあり、それなりに私の心を和(なご)ませてくれた。

アジサイのほかにも、名も知れる多くの草花が咲いているが、
つたない私は知識がなく、ただ呆然と魅了され、しばらく見つめたりしていた。

こうしたことは、私の住んでいる処でもあり、植物にうとい私は、
いつになったら私を覚えてくれるの、
と可憐な色合いの草花は訴えているようにも観える・・。

街に出れば、古来からの食事処は衰退し、寿司にしても回転寿司店の方が繁栄している。
私も当地に来て、最初の二日間ばかりは食事処の専門店を利用したが、
刺身を食べたければ、回転寿司で地魚の特選を頂いた方が、新鮮であり、値段も程々である。

大都心と違い、人の減少する街並みは、私の思う気持ちと相反し、
致しがたいと実感させられたりしている・・。

花は数十年の時を越えて、秘めて過ぎ去っていくが、
現世の人の営みは、たとえ観光地でも年が変わるたびに変貌をしていく、
と改めて思ったりしている。




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紫陽花(アジサイ)に心を寄せて・・♪

2007-05-27 06:25:00 | 定年後の思い
伊豆の下田は、薄日の差す朝を迎えている。
火曜日より、この下田に滞在しているが、街並み、下田公園、爪木崎などを散策し、
緑と花の豊かな景観を誉(ほ)めたりした。

ときには江戸末期の黒船の来航に当時の情景を想像したりしていたが、
私はアメリカ・ジャスミンの紫、そして白色に変わる色合いも良い。

私が魅了されているのは、ひときわ鮮やかな青色の色合いに染められたアジサイである。

この下田公園では、6月に『あじさいまつり』が開催され、数多くのアジサイの色合いにつつまれる、
と街中のポスターで見られる。

私は残念ながら、明日にこの地を去るので、
日中に公園に行き、わずかに咲き始めた寝姿ブルーと称せられたアジサイに再会しょうと思ったりしている。

このアジサイは、女性の秘める妖艶さを感じさせ、何より気品のある花のひとつである。

日中のひととき、果たして寝姿ブルーの色合いは・・と余計な思いもある。
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爪木崎の岬は、初夏の香り・・♪

2007-05-26 19:14:00 | 定年後の思い
家内と一月の初め頃から野水仙で知られている
伊豆の下田の外れにある須崎半島の先端にある爪木崎を訪ねた。

季節はずれのこの地は、観光客もまばらで、
砂浜に行く数人かの海で遊ぶ人影が見られる程度であった。

岬の灯台の近くで海上を眺めると、
外洋の海は青い波が繰り返し、波状となり無限のひとときを感じたりした。
ときおり、風が強く吹きと、広葉樹林はもとより、
松などの針葉樹林も枝葉を揺らしている。

洋上、岩、陽射しの景観が良いが、ときには風と雨が伴うと情景が一変するのは、
天上の気候の神様のなせる業と空想したりした。

目を開けると、洋上の彼方から波状の波が岬の先端の岩に向かい、やがて砕け散っている。

そして波しぶきは、初夏の香りを漂わせていた。




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快晴の朝を迎えて・・♪

2007-05-26 08:48:00 | 定年後の思い
伊豆半島の下田は、昨日の雨の一日だったが、早朝から快晴の朝となった。

日中は28度前後の初夏のような陽気となり、
家内と二人で須崎半島を散策する予定である。
野水仙の群生の名で知られている瓜木崎の周辺、遊歩道を海を眺め、
さんさんと陽射しを受けながら、初夏の光景を誉(ほ)めようとしている。

家内の母は、少し疲れたので、ホテル内でのんびりしたい、というので、
家内と二人の散策となったのである。

私は過日、下田の町並みで買い求めた婦人帽、
そしてサングラスで初夏の陽気の中を散策しょうとしている。




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雨の降るときは、読書と・・♪

2007-05-25 16:32:00 | 定年後の思い
伊豆の下田で温泉滞在をしているが、ここ三日ばかり晴天に恵まれ、少し暑い日が続いたので、
雨の降る日中は休息とし、観光ホテルの室内とロビーを行き来している・・。

持参した中の一冊の塩野七生・著の『ローマから日本が見える』(集英社)を読んで折、
この女史に導かれて、ローマの時代に思いを馳(はせ)たりしている。

そして疲れを覚えたりすると、
布団の中であったならば、目を閉じ、寝付いてしまう・・。

目覚めると、ロビーのソファーに座り、雨を眺め、煙草を喫ったりしている。

私は塩野七生・女史とお会いできた時は、
少しお洒落なワイシャツと何より話題が豊富であることが肝要かしら、
と夢想したりしている。

この女史の専門の地中海の歴史、文明以外の歴史の足跡の話をし、
少しローマに影響をしたのかしら、とお話をするのを、
ロビーから見える花を見ながら思ったりしている。


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小雨の舞い降る中・・♪

2007-05-25 09:02:00 | 定年後の思い
伊豆の下田は、夜明け前の三時半過ぎは曇り空であったが、
五時過ぎに小雨が降り出してきた・・。

朝食前のひととき、ロビーで新聞、そしてお風呂に入ったりし、
小雨の町並みを見下ろしていたが、
ここ三日間は快晴に恵まれ、暑い日中を振り返ったりした。

私は町並みを散策したり、小高い丘陵で花の色合いを誉めたりし、
そして遊覧船に乗船し、入り江から須崎半島の周辺を景観したりした・・。

下田港を小高い丘陵、海上の遊覧船からを見たりして、
はるか昔にアメリカ、ロシア、イギリスの船が来航した当時に、
思いを巡らせたりした。

小雨の日中を迎えるが、紫と白の色合いに染められたニオイバンマツリの芳香を思い出したり、
そして少し開きかけていた青の色合いのアジサイに思いを馳せたりしている。
ひときわ鮮やか色合いを秘め、小雨の中、どのように容姿で濡れているのかしら、と少し気がかりである。


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