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管 直人の大きな勘違い

『菅さん待ってて頂戴ね』という歌があったが{それは、ワンさん待ってて頂戴ね・・・のあやまり}この度の菅直人首相の突然の消費税値上げ論は一体全体どうしたというのだ!!。国民を敵に廻すのか!!

財務省の官僚に手玉に取られている様子ぶりを心配していたが、こうまで腑抜けにされていたとは、あいた口がふさがらないではないか!
国民と約束したのはつい昨年の8月、まだ9ヶ月しか経っていない。

にもかかわらず、消費税を上げる等はもってのほか、

無駄の排除はどうなったのか、?
国会議員の数は今のままでいいのか?
国会議員の歳費は適当なのか?
政党助成金は禁止しなくていいのか?
法人の仕分けはどこまで行ったのか?
天下り禁止の問題はどこまで行ったのか?

とことん無駄の排除をやって、国民の前に努力目標を定めてその結果を明らかにし、『これ程やっても、無駄を省いても、なお足りないからどうしてもこれだけ上げさせて欲しい』というのが順序であろう。

それには時間も要るであろうし、少なくても鳩山が言う4年間は値上げの議論はしないという意味は、その間の『努力をする期間として4年は最低欲しい』というのが真意であったはずだ。

今自民党の崩壊を目前にして、ことも有ろうに民主党の管 直人が、
重大な勘違いをして、まさか自民党には負けることはあるまいと、自民党の言う消費税
10%上げ理論に同調して超党派で値上げを検討し考えようなどと馬鹿なことを言い始めた。

勘違いを通リ越して、『頭に異常を来たした』かと思うしかない。

過去与党が税値上げを打ち出して、選挙に勝ったためしがないのは、長年ムダをやり続けて借金を増やし、安易に弱者にしわ寄せするかたちで、消費税の値上げを考える。

その様なデタラメに反発し、怒りに燃えた国民の意思が投票に反映するからこその現象なのである。

管 直人は自民党相手の選挙だと思っているだろうが、もう自民党は終わっている政党だ。放っておいても今度の参院選後には雲散霧消の党でしかない。

国民こそが大事なのである。その国民に昨年の選挙からたった半年ちょっとで次から次と手のひらを返す民主党のやり方はここ20年で信用をなくした自民党よりも尚ひどいと言わざるを得ない。

前原、仙谷、野田、岡田、枝野の意見に沿う形の馬鹿な考えに基づいた方針転換なのだろうか?菅直人の運気の弱さ{10点大凶名}を心配していたが、まさか内閣発足後、たった七日間で馬脚を現すとは思いもせなんだ国民は、政治家の誰をも信じられなくなってしまうだろう。

『約束を違(たが)えれば己の幸いを捨て、他人の福を奪う』。
倫理学者丸山敏雄の言葉であるが、管 直人は今、『国民と民主党の約束』を破ろうとしている。

ここはやはり、丸山の言葉を理解している小沢一郎の目指す『国民本位の政治』を実行してもらう以外に、国民の幸福と明日の日本はない。

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