昨日1月20日は大寒でした。
一年でもっとも寒い時期にあたり、朝は小雪が舞いほどでしたが、前もって予定していた三浦半島の最南端、
城ケ島に行ってきました。
この日城ケ島は、曇りの天気予報が外れ、ほぼ快晴の青空が広がり、冬の陽射しは力強く、背中を包む太陽は
大寒を忘れるほどの暖かさでした。
自然が作り出した芸術品 馬の背洞門
城ケ島は何度か訪れたことはあったのですが、この季節に行くのは初めてで、県の天然記念物に指定されている
ウミウの越冬地で過ごすウミウの姿を見るのを楽しみにしていました。
公園の展望台からはるか遠くの海蝕崖に身を寄せているように見える黒い姿を捉えることができ、それは春を
待ち侘びているようにも見えました。カメラの望遠レンズでなんとか収めました。
多い時はその飛来数はおよそ2000羽にもなるそうです。
冬の海は、島にある2つの城ケ島灯台と安房崎灯台の白い姿を紺碧の海にくっきりと浮かびあがらせていました。
この季節、島に約30万株の水仙が咲き、ほのかな香りが島に漂い、少し首を傾げたような可愛いい姿を
楽しませてくれました。
大寒の日に、穏やかな海岸沿いを歩くことができ、春遠からじと感じた1日でした。