私は決して電子書籍派ではなく、どちらかというと活字の匂いとか、行間を読む楽しみや、
本の厚みの質感など、電子書は紙の書籍に変わるものではないと思っていました。
でも最近、細かい字は読みにくくなり、本を読む時は、メガネをつけたり外したり、本に顔を近づけたり、
離したりと、面倒に思うようになったのも確か、さらに寝る前の寝床読書は、ページをめくったり、
本を抱えるのもたいへん、このあたりを解決できるのが電子本ではないかと思い、このお正月、
自分へのお年玉のつもりで電子本端末機を買ってみました。
ほぼ文庫本サイズのKindle電子本端末
まず、小説を読んでみました。
はじめは文庫本サイズの液晶画面の文字は読むというか、字を見るという感じで違和感があったのですが、
少しずつ慣れて読むことができるようになってきました。
詩もダウンロードして・・・
横書きのページも違和感なく
これで読書時間が楽しく、長くなったかと言えば、そういう訳でもなく、おもちゃを与えられた子供のような
ものなのですが・・・
寝床読書は楽になりました。部屋の照明を暗くしても画面ははっきり見えるし、枕の脇に立てかけ、
軽くタップするだけで、ページが進み、もう眠くなったのでやめたとなれば、閉じることもなく、栞をはさむこともなく、
パタンと伏せておわり。
と、まぁ新年早々、襟を正して・・・には程遠く申し訳ありません。