今朝のニュースで、富士山がユネスコの世界文化遺産へ正式に登録される見通しになったというニュースがあり、
思わず「やったー!」と思いました。一方、地元近くの鎌倉は残念な結果でしたが。
父の転勤で、富士山のふもと富士吉田市で子供時代を過ごした私は、間近に美しい富士山をいつも仰いでいました。
真夏、夜が更けた富士山には御来光を目指して登山する人たちの懐中電灯の明かりが列となって見えたり、厳しい冬には
富士山から雪が舞って下りることも懐かしい記憶としてよみがえってきます。何と言っても楽しかったのは春、一斉に芽吹く
明るいカラマツ林を吹き抜ける風は楽しげに歌っているようにも聞こえ、足元ではたくさんの野花を見付けることができました。
この地での子供の頃の生活が今の植物を育てる楽しさを育んでくれたのだと思います。
世界遺産登録は、35年ぶりに開かれた同窓会にも転校児の私を忘れずに声をかけてくれた友人たちの長い活動が実を
結んだのだろうと思います。
近いうちに、ちょっと敷居が高くなったけど、なつかしい地へまた訪れてみたいと思いました。
繁殖力抜群の小さな庭の優良児たち