FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



雇用統計を迎えた昨日は昼間東京時間夕方ではドル円は142円近くまで下げていたが、ロンドンになり雇用統計が近づくにつれ143円まで上昇、統計が発表されるや、まず144円に強烈な上ヒゲ、それから今度は142円割れに挑戦、そこからまた144円近く、また次に下げて141円台、そこから軽く戻して142円ローで終値を迎えた。ここまでめちゃくちゃな動きの雇用統計も見たことがない。統計の値が微妙なこともあるが、相場自体がかなり壊れていて方向感が弱いことも大きな原因である。また、途中でFRB理事の発言などもあってファンダメンタルズからの混乱もあった。

ただ終わってみると、FRB理事の利下げはあるが0.25というのが効いて、利下げ幅の少なさへの不安感から株価が大幅下落。日経先物が大下落。このあたり、リスクオフの感じが強く、さらにドル円の上値を抑えた感もある。

月曜日は、日経が大きく下げることから、ドル円が急に上昇することは考えにくいだろう。米国10年債利回りも、前回の大暴落の時の値を下回っていることから、やはり下げで、141円台定着をめざすシナリオを採用しておきたい。ここで142円が割れると、次は当然140円となる。またそこで様子をみたい。

トレードは今は143円台からごく少しのドル円ショートだが、月曜朝の相場を見て、ショートを追加する方向で考えていきたい。



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