FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



画像はユーロ豪ドルの長期チャートである。1999年のユーロ発足以来の動きであるが、ここしばらくは単調に下落していた。つまりユーロを売って豪ドルを買う(ユーロ豪ドルのショート)と、スワップも付いて、価格もどんどんと上昇するというユーロキャリートレードの流れである。円安の時の豪ドル円と同じことがユーロで実行できていたわけだ。欧州ではこれで儲けた人も多いらしい。

しかし、ここに来て反転の様子も見えてきた。日足や週足では、豪ドルに対してユーロの相対的強さが目に付く。8月上旬のユーロ豪ドル1.16が大底だったかどうか、まだはっきりはしないが、今の1.23はかなり底近くでの動きになっていることは言えるだろう。

リーマンショックに始まったこのユーロ豪ドルの下落がもし反転するならば、それはこの危機になんらかの新しい要素が加わった(=終わりがちかい?)という読みも可能かもしれない。

そういう意味でも、ここからのユーロ豪ドルにはさらに注目していきたい。


コメント ( 2 ) | Trackback ( )



« 方向感のない相場 米か欧か »
 
コメント
 
 
 
ユーロ底打ち? (まさ)
2012-09-15 23:40:46
確かに、円・米ドル・豪ドルに対し、ユーロが上がってきていますね。
どの通貨に対しても、円高がこれ以上進まないように祈ります。
 
 
 
Unknown (やまは)
2012-09-17 02:13:50
まささん

しばらくはユーロが巻き戻すのではないでしょうか。しかし、ユーロの問題は解決したわけではないので、どこかでまた反転すると思われます。
 
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