この秋のイベントのひとつ、オリンピック招致の問題に決着がついた。オリンピックの経済波及効果が大きいのは、1964年東京オリンピック時に東京の主要インフラができあがったことでもわかる。今回はそれほどのインフラ整備はないものの、国立競技場の立て替えその他いろいろな予定があり、すくなくとも当面の株価によい影響をもたらすことは間違いないと思う。ということで、日経上昇となれば、円安であり、週始めは窓開けでドル円上昇となるのではないか。
この秋は、あとFRB議長の決定、米国債務上限の再度の到来などがあるが、いずれもその問題単独で、市場に甚大なマイナス効果があるものとは思われない。ドル円が次のステップに上昇する過程にあるという認識でいいものと思う。となれば、トレードも押し目買いで短期に回すもの、大きく落ちたら中長期に買うもの、そのあたりをおり交ぜて進めていきたい。
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8/5早朝のWBSでHoriko Capital Managementの掘古さんが
米法人税減税に伴う対外米ドル資産の回帰について言及していました。
彼はグローバルで200兆円にも及ぶリパトリと表現していましたが
私が調べた処、本邦でのリパトリ見込みは約18~20兆円の
見込みです。つまりドル買い円売りが実需で約18~20兆円で出るであろうと推測されます。
IMMやBOJ介入の効力からすると1兆円で1円の値動きとするれば・・・
秋口以降に20円相当の爆上げ要因となります。
オリンピック効果と消費増税に伴うインフレ期待も相まって超爆上げを予感させられます。
補足ありがとうございます。この件、まだ正式に決まったわけでなく、議会との交渉が必要なんですよね。どこまでの規模になるかわかりませんが、確かにドル高(対円、対欧州等)の一材料となりそうですね。
アベノミクス相場では、為替と株価は相関があったと思っていますが、結局どちらが引っ張っていたのでしょう?
私は円安からの株高と思っていたのですが。
長期トレンドは株高円安でお願いしたいところです。
どうなんでしょう?
ここまでの株価と円安は、相互に関係しあっていたと思います。ただ、その根源は、日銀の緩和姿勢だったわけで、そういう意味では、どちらもそれに引っ張られていたのではないでしょうか。ただ、日々の動きとしては、株価にひっぱられて円安になったり、その逆があったりで、それぞれの事情があると思います。今日などは株価駆動で窓開けで、そして窓閉めにいたりつつあるという感じでしょうか。
東京オリンピックも7年後、直ぐですね。
シリア問題、放射能問題、オリンピック後の反動、、、
上手く波に乗りたいですね。
勉強させて下さい。