ユーロはさらに下落した。先日はダウゴールドレシオの踏みとどまりから、ドル高も一段落かと見たが、やはりこの情勢ではそれではすまなかったようだ。ダウゴールドレシオも徐々に下げてきている。
ユーロドルのP&Fは下方ブレーク寸前となっている。ポンドドルも同じ。期せずしてドルインデクスも同じだ。ドルインデクスで言うと、NY終値で80を超えたら上方ブレークということになる。今日はNYは株などがお休みなので本番は来週ということになるだろうか。ドルインデクスの動きに最大限の注意が必要だろう。しかし、まだいずれもブレークしてはいないので、ここからの逆行もあり得る。動きについていくトレードが必要だ。
全体として、動いてみれば予測の範囲内だが、意外性があるのは、ドル円だ。このところ、円高の性質がまったく見られず、他のドルストレート通貨のようにドルインデクス連動で動いている。この形で動く限り、クロス円の下値は抑制される。いつものクロス円の暴落は、ドル高・円高の競演で起こるからだ。円高はドル高に遅れてやってくることが多いので、今週から来週にかけて、さらにドル高が進行するならば、ついで、ミニクライシス的な一時的円高、つまりドル円下降の動きに注意する必要がありそうだ。
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ドル円が高い位置にいるのが怖いですね
クロス円は今物凄くやりにくいです。
介入だけにしては、動きが活発なような気がします。どうも気になりますね。
Unknownさん
ドル円の上昇でクロス円の下落も押しとどめられていますね。