FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



IMFへの返済はできなかったようだが、その後の情勢は不透明だ。最終的にはギリシャはユーロをやめて、ドラクマに戻すしかないと思われるが、そこまでにはまだ二転三転、さらに長いプロセスがありそうだ。そこまでの道筋の予測はつかないので、当面、それを考えるのはやめておいて、トレードとしては、また今日も、オセアニア通貨の売りを行っている。今日もすこし戻したところをキウイドルの売りで、0.675までで回収した(このあたりが当面のサポートか)。
 
オセアニア通貨の下落は、ドル高(先行きさらにドル高見込み)での売りもさることながら、やはり上海株の大下落との相関が高いものと思う。単に、高金利・資源通貨ということなら、南アのランドなどもそうだが、ランドの下げはさほどではない。
 
対中国への輸出額割合で見ると、オーストラリアは第1位(2位は日本)、ニュージーランドでは2位(1位は豪)ということで、両国の中国への依存度はきわめて高い。そういうことで上海株の調整が続く限りは、オセアニア通貨、特に、チャートの弱いキウイは安心して売っていいと思う。

今週は米国市場が金曜から独立記念日のお休みになることもあり、NYタイムの動きはたいしたことがないだろう。明日2日の雇用統計と、週末のギリシャ情勢がわかるまではぐだぐだ状態が続くものと思われる。


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