インフレだ、ハイパーインフレだ、円安だと世の中が騒がしいが、実際にどうなるかは神のみぞ知るというところだ。しかし、もし伝えられる通り、この後、ゆるやかな(あるいは急激な)インフレになるとしたら、FXは極めて有利な投資だ。
ドル円なら、現在1枚(ドル1万ドルに相当)ロング(買い)をするのに、証拠金は約3万円。もし70円まで下落する可能性があるとしてその余力のためあと12万円を考えても、合計15万円あれば「まあ」いいだろう(「絶対」ではない。念のため。)
で、それをロングしていて、万万一、数年後に100倍のインフレになったとする。為替レートは、単純に考えて、ドル円は8200円となる。この場合、この1枚のドル円ロングの価値は、当然、8200万円である。
もちろん、為替がからんだ投資はみな同じメリットがあり、米国債でも、米国株でも、米国株ETFでもなんでもいいわけだが、FXは気軽に自分の好きなレバレッジが効かせられるところがありがたい。
将来がインフレになるとしたら、これをやらない手はないだろう。
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と、考えている投資家(および、そう考える人が当面増えるだろう、と考えている投機家)が今ドル円を買っているわけで、そこから現在の円安となっているわけである。
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