FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



ドル円が82円台半ばまで来た。弱いと思われていた豪ドル円も85円を超えている。リーマンショック前の相場を覚えている方には、豪ドル円85円というのは落ちていくところのひとつの踊り場価格で、しばらく滞留していた価格として印象深いことだろう。
 
ここまでの急激な円安はもちろん投機的動きだ。AIAの堀内氏が、円高だと投機的と言うのに、円安だとそう言わないのはおかしいと、よく発言されているが、まったくその通りだ。円買いも円売りも投機的な場合はある。
 
この先の政治状況への思惑から、米国系ファンドを中心に、投機的な円売り活動をしているものと思われる。したがって、この先、逆流する時期も当然考えられるのであり、80円から84、85円ぐらいまでのレンジ相場が当面考えられる。ただ、落ちてきた時のサポートラインから逆算すると、90円あたりまで上がってからのレンジ入りも考えられ、そこが難しいところだ。
 
いずれにせよ、日足での円売りトレードはムリをしなければ確実にとれる場面であり、ゆったりと構えて、下で厚めに、上で薄めの買いを心がけていきたい。



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