Wilhelm-Wilhelm Mk2

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CASE

2013-09-18 | Weblog
BOOWYがヒットナンバー39曲を3時間半で弾きとおした「CASE OF BOOWY」公演。当たり前ですが生演奏です。最近よく目にする「ステージでは動くから口パクせざるを得ない」なんていう似非歌手たちは、この演奏をみて本当の歌手/演奏家とはどういうものかを知って反省してほしい。まあどうせ、動かなくてもまともに歌えやしないんだが。下は最終曲”ON MY BEAT”の1シーン。ステージ脇の階段へ疾走する布袋さん。この後、ヒムロックも負けじと反対側の階段へ疾走します。

アンコール3曲目(38曲目)の”ONLY YOU”で最高にヒートアップしている「渋い男」松井常松。常松さん曰く、弦の張力をビンビンに高く調整し、常に駒寄りを弾く(はじく)ことで弾丸のような音を出しているのだそうだ。「駒寄りで硬く刻む」・・理想のビートです。でも難しい。縦バスの話ですが、最近はプロでも指板よりでボヨンボヨンやっているのをよく見かけます。どうなんだろうか?古き良き時代の演奏に比べて、ぬるい演奏が蔓延しているのはこれが原因かもしれない。常松さんの演奏を見るとやっぱりベースの本質は「刻み」だなあと再認識させられます。うーん、エレキベースも欲しいなあ。

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