国立国際美術館
2009.6.23~9.23
主催者の宣伝文句
"ルーヴル美術館の全8部門のうちイスラム美術部門を除く7部門から厳選した約200点の作品で構成され、ルーヴルが所蔵する唯一の子どものミイラをはじめ、日本で初めて公開されるものも多数含まれます。時代は古代から19世紀後半まで、地域的にもヨーロッパにとどまらず、エジプトやオリエントにまで視野を広げることによって、子どもに注がれてきた様々な眼差しを多角的に捉えます。"
あまり期待してませんでした。(笑)
アッチコッチから集めて見ましたが、目玉がないのでミイラはどう?
そんな感じがしてしまいますね。(言いすぎです。スミマセン)
そんな中、この作品は目立っています。
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ
《聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス》
さすがにティツィアーノ。
しかし、この作品は真筆であるか長く議論されていたという。
ディエゴ・ベラスケスと工房
《フランス王妃マリー=テレーズの幼き日の肖像》
ウィーン美術史美術館にある全身像のレプリカと言われ、部分を切り取った物。
《少女のミイラと棺》
ルーヴルに所蔵される唯一の子どものミイラであり、またミイラと蓋付きの棺がセットで完璧に保存されている貴重品。
ジャン=バティスト・ドフェルネ
《悲しみにくれる精霊》
う~ん。この展覧会、これで良かったのかな?と悩んでるわけではない(笑)
ショップではガチャポンがありました。
出てきたのがこれです。
《台車にのったハリネズミ》
おもちゃか?という雰囲気で展示してますが。
そんなはずはないですよね。無理やり子供に関連付けです。
中期エラム時代(前12世紀)ですよ。
神に捧げたものでしょう。
ルーヴルて、何でもあるのだなと感心してしまいます。
でも、ふと思うのです、今回展示されているものはルーヴルに行っても
展示されてないのだろうな。
そういう意味では貴重かも知れない。
ルーヴルの博物館展、大英博物館がやってもおかしくない内容です。
そちら方面が好きな人には、絶好の展覧会かも。
同時に、この展覧会もやってます。
やなぎみわ「婆々娘々!(ポー ポー ニャンニャン)」展
やなぎ みわ(1967年 - )は日本の現代美術家。神戸芸術工科大学先端芸術学部メディア表現学科准教授。
兵庫県神戸市生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。学生時代は工芸を専攻。
展示方法は、凝ってます。
細い通路を抜けると、白黒写真のコーナーがあったりします。
パンフレットの作品の展示場所はすごい。
このテーマの作品が5点程、等身大以上の大きさで展示されていて圧倒されます。
黒いテントの中をかがんで覗くと、映像があったりします。
少し前に見た
杉本博司 「歴史の歴史」 国立国際美術館
と感動が違うのですね。何だろう?
「やなぎ みわ」の作品は、作者の意図するところを作っているのです。
だから、良く分かるのですね。
「杉本博司」は自然の作品、もちろん意図して撮ってるのですが。
結果は、見る人によってブレて来ますよね。
良く分からない方が、よりアート性が高いのかも。
2009.6.23~9.23
主催者の宣伝文句
"ルーヴル美術館の全8部門のうちイスラム美術部門を除く7部門から厳選した約200点の作品で構成され、ルーヴルが所蔵する唯一の子どものミイラをはじめ、日本で初めて公開されるものも多数含まれます。時代は古代から19世紀後半まで、地域的にもヨーロッパにとどまらず、エジプトやオリエントにまで視野を広げることによって、子どもに注がれてきた様々な眼差しを多角的に捉えます。"
あまり期待してませんでした。(笑)
アッチコッチから集めて見ましたが、目玉がないのでミイラはどう?
そんな感じがしてしまいますね。(言いすぎです。スミマセン)
そんな中、この作品は目立っています。
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ
《聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス》
さすがにティツィアーノ。
しかし、この作品は真筆であるか長く議論されていたという。
ディエゴ・ベラスケスと工房
《フランス王妃マリー=テレーズの幼き日の肖像》
ウィーン美術史美術館にある全身像のレプリカと言われ、部分を切り取った物。
《少女のミイラと棺》
ルーヴルに所蔵される唯一の子どものミイラであり、またミイラと蓋付きの棺がセットで完璧に保存されている貴重品。
ジャン=バティスト・ドフェルネ
《悲しみにくれる精霊》
う~ん。この展覧会、これで良かったのかな?と悩んでるわけではない(笑)
ショップではガチャポンがありました。
出てきたのがこれです。
《台車にのったハリネズミ》
おもちゃか?という雰囲気で展示してますが。
そんなはずはないですよね。無理やり子供に関連付けです。
中期エラム時代(前12世紀)ですよ。
神に捧げたものでしょう。
ルーヴルて、何でもあるのだなと感心してしまいます。
でも、ふと思うのです、今回展示されているものはルーヴルに行っても
展示されてないのだろうな。
そういう意味では貴重かも知れない。
ルーヴルの博物館展、大英博物館がやってもおかしくない内容です。
そちら方面が好きな人には、絶好の展覧会かも。
同時に、この展覧会もやってます。
やなぎみわ「婆々娘々!(ポー ポー ニャンニャン)」展
やなぎ みわ(1967年 - )は日本の現代美術家。神戸芸術工科大学先端芸術学部メディア表現学科准教授。
兵庫県神戸市生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。学生時代は工芸を専攻。
展示方法は、凝ってます。
細い通路を抜けると、白黒写真のコーナーがあったりします。
パンフレットの作品の展示場所はすごい。
このテーマの作品が5点程、等身大以上の大きさで展示されていて圧倒されます。
黒いテントの中をかがんで覗くと、映像があったりします。
少し前に見た
杉本博司 「歴史の歴史」 国立国際美術館
と感動が違うのですね。何だろう?
「やなぎ みわ」の作品は、作者の意図するところを作っているのです。
だから、良く分かるのですね。
「杉本博司」は自然の作品、もちろん意図して撮ってるのですが。
結果は、見る人によってブレて来ますよね。
良く分からない方が、よりアート性が高いのかも。