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もり・けんさんハーモニカ演奏会

2012-09-09 | 街角の話し
2012.9.8二回目のもり・けん さんハーモニカ演奏会だ。

前回は2011.7.23ここ
 
 
和商同窓会大阪支部総会で もり・けん さんのハーモニカ演奏会があった。 もり・けんさんのホームページは、こちら


今回はアルパ(ラテンハープ)の演奏者内海淳子さんとの共演。

お二人の共演の最初の曲はアルパの楽器に敬意を表して「コンドルは飛んでいく」
サイモン&ガーファンクルで有名ですよね。
アルパの音色にぴったり合うような気がします。
ハーモニカは去年も聞かせて頂いた『龍的伝人』(りゅうてきでんじん)。お父様がハーモニカのチャンピオンになった時に演奏した曲。いい曲ですね。心に響きます。
お二人のデュエットは沖縄の曲「芭蕉布」内海さんの声も綺麗です。

皆が知っているモンゴルの曲という紹介がありました。

「汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり……」日本では鉄道唱歌。モンゴルでは女性解放運動 の歌として有名らしい。)
千の風になってで有名な新井満さんの『この街で』(作詞:新井満、作曲:新井満)での紹介もありました。いい曲ですね。松山市に寄贈したらしいです。
愛媛県は松山市の歌で有名ですが、松山の人でなくても感動する名曲です。


そしてお得意の童謡コーナーです。
まずは「みかんの花咲く丘」です。去年と同じように本も配られます。
誰もが知っている童謡。でも二番以降は本がないと声が小さくなる(笑)。
はっきり覚えてないからですね。

童謡、知っているのに歌わないのは、もったいない。と、もり・けんは言います。
童謡についての含蓄のある言葉も、次から次と披露されます。

「めだかの学校」
三番です。
めだかの学校はうれしそう
水にながれてつーいつい
水にながれいつーいつい
みんながそろってつーいつい

すーいすいと歌っていませんか?
本当の歌詞はつーいついです。

やっぱりつーいついの方がメダカらしく感じますね。さすが作詞家です。

「こいのぼり」

やねよりたかい こいのぼり
おおきいまごいは おとおさん
ちいさいひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる


緋鯉は本当はお母さんでなかったの?
どこで間違えたのだろう・・・

「雪」

雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ。
降つては降つては ずんずん積(つも)る。
山も野原も 綿帽子(わたぼうし)かぶり、
枯木(かれき)残らず 花が咲く。

こんこんではなく、こんこです。
地方の方言なのかな?


「里の秋」

1.静かな静かな 里の秋
  お背戸に木の実の 落ちる夜は
  ああ 母さんとただ二人
  栗の実 煮てます いろりばた

2.明るい明るい 星の空
  鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
  ああ父さんの あの笑顔
  栗の実食べては 思い出す

最初は3番も4番もあった。
軍国主義を連想するということで削除されていたがその後3番が復活した。

3.さよならさよなら 椰子(やし)の島
  お舟にゆられて 帰られる
  ああ父さんよ 御無事でと
  今夜も母さんと 祈ります

南方の戦線(椰子の島)から船で引き上げてくる父は無事でいるか、という当時の国民全ての切なる思いを込めた歌詞が完成し、NHKラジオから流れます。

この歌に隠された歴史の事実を噛みしめ味わうことができますね。

「紅葉(もみじ)」

秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は
山のふもとの裾模樣(すそもよう)

溪(たに)の流に散り浮くもみじ
波にゆられて はなれて寄って
赤や黄色の色さまざまに
水の上にも織る錦(にしき)

今、こうして歌詞をみるとかなり難しい表現ですね

良く分からなくてもいいんです。歌っていけば、やがて大きくなって言葉の意味を知る。それでいいのです。それが日本の教育だったのです。

2才から論語を教える。坂本竜馬も、そうだった。子供の頭は10才で完成すると言われる。

もり・けんさんの熱の籠った持論が続きます。
私たちは、子供に、孫に伝えなければならない。
童謡を、日本の心を・・・
楽しい一時をありがとうございました。


今回も2冊の本が配られました。
一冊は去年買ったので、もう一つの方を買いました。裏表紙にサインしてくれました。

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