2010年7月6日(火)~8月29日(日) 京都市美術館
名画のフルコースをどうぞ
本展覧会の謳い文句である。
47名の画家の80点が展示されている。
写真のように、美術館の壁にはいつも意匠を凝らした看板が出ているが
今回は画家の名前がヅラリと並んでいる。
エル・グレコ、レンブラント、コロー、ミレー、クールベ、ピサロ、マネ、ドガ、シスレー、セザンヌ、モネ、ルノワール、ゴッホ、ロートレック、マティス、ピカソ
まるで美術の教科書のようです。
他には、ヴァン・ダイク、ムリーリョ、デ・ホーホ、ルソー、シニャック、ラトゥール
これで22名。壮観です。
まさに、教科書に出てくる画家のフルコースです。
なかでもモネが大挙してやって来ました。計11点。
「モネの冒険」と名付けられた部屋には、その内10点が展示されています。
モネ 「積みわら(日没)」
モネは 積みわら をテーマに25点製作している。
この「積みわら(日没)」は色がすごい。
積みわらが燃えているような感じ、黄色もピンクも青も。
あり得ない色ですね。「光の画家」の別称通りです。
この色は、モネの頭の中にしかない。
今回、楽しみにしていた作品です。
(ジヴェルニー近郊の積みわらのある草地も展示されていますが、積みわら連作とは別)
モネ ヴァランジュヴィルの崖の漁師小屋
これもあり得ない絵です。
家に行く道がないし(笑)、どこから描いたの?
会場では印刷した絵を額に入れて売ってますが、一番人気でした。
部屋に飾るには最高の絵ですね。
カタログによると「市場向けの作品」ということ、狙い通りと言うことです(笑)
モネ アルジャントゥイユの雪
その年に、初めて降った雪 雰囲気が出ていますよね。まだ緑が残っている。
珍しい作品です。
モネ ジヴェルニー近郊のセーヌ川の朝
まさにモネらしい作品 夜明けのセーヌ川、幽玄ですね。
「何も見えないが、すべてがそこにある」
そんな暗闇から、夜が明けて、太陽がわれわれに見せてくれる。
そんな感動が伝わってきます。
モネ 「アルジャントゥイユの自宅の庭のカミーユ・モネと子ども」
「モネの冒険」の部屋とは別の「描かれた日常生活」の部屋にあります。
本展覧会のポスターでお馴染みの作品。
ボストン美術館でもっとも人気のある作品と言われている。
若い女性は妻のカミーユ。
子供の前の馬のオモチャは手作りではないですよね。
自宅の庭で寛いでるにしては、服も含め全体がオシャレな雰囲気です。
ミレー 馬鈴薯植え
ミレーの代表作 「晩鐘」 「落穂拾い」(両方ともオルセー美術館所蔵)と共に
パリ万国博覧会に出品された代表作。
駕籠の中に居てる赤ん坊を見つけるくらいに近寄って見ましょう。
このコーナーには
マネの音楽の授業もあります。背景が真っ黒な絵です。-良く見ると塗りつぶしではないのですが。
「多彩なる肖像画」の部屋では
レンブラントの「ヨハネス・エリソン師」と「ヨハネス・エリソン師の妻マリア・ボッケノール」。
主催者としては、自慢の作品です。その迫力は現場で確認してください。
他にもいろいろあります。
ドメニコ・フェッティ「改悛のマグダラのマリア」
マグダラのマリアがどんな人か知ってると見方が変わるかも。
フランチェスコ・デル・カイロ「洗礼者聖ヨハネの首を持つロデヤ」
良く見ると、恐い絵ですよ。
ゴッホ「オーヴェールの家々」
わらぶき屋根とタイル屋根の家の対比
全体の配色、筆の荒々しいタッチ。
まさにゴッホです。
展覧会のカタログは3つの異なる表紙の分が売り出されています。
この作品と
ミレー 馬鈴薯植え
モネ 「アルジャントゥイユの自宅の庭のカミーユ・モネと子ども」
我が家には、この ゴッホ「オーヴェールの家々」の表紙の分を買いました。
ボストン美術館改装により、素晴らしいチャンスに恵まれた訳ですが。
ボストン美術館の英語表記は
Museum of Fine Arts です。
カタログにも載っています。まさにFine Arts です。
*ポチッとクリックし、投票していただけると嬉しいです。*
名画のフルコースをどうぞ
本展覧会の謳い文句である。
47名の画家の80点が展示されている。
写真のように、美術館の壁にはいつも意匠を凝らした看板が出ているが
今回は画家の名前がヅラリと並んでいる。
エル・グレコ、レンブラント、コロー、ミレー、クールベ、ピサロ、マネ、ドガ、シスレー、セザンヌ、モネ、ルノワール、ゴッホ、ロートレック、マティス、ピカソ
まるで美術の教科書のようです。
他には、ヴァン・ダイク、ムリーリョ、デ・ホーホ、ルソー、シニャック、ラトゥール
これで22名。壮観です。
まさに、教科書に出てくる画家のフルコースです。
なかでもモネが大挙してやって来ました。計11点。
「モネの冒険」と名付けられた部屋には、その内10点が展示されています。
モネ 「積みわら(日没)」
モネは 積みわら をテーマに25点製作している。
この「積みわら(日没)」は色がすごい。
積みわらが燃えているような感じ、黄色もピンクも青も。
あり得ない色ですね。「光の画家」の別称通りです。
この色は、モネの頭の中にしかない。
今回、楽しみにしていた作品です。
(ジヴェルニー近郊の積みわらのある草地も展示されていますが、積みわら連作とは別)
モネ ヴァランジュヴィルの崖の漁師小屋
これもあり得ない絵です。
家に行く道がないし(笑)、どこから描いたの?
会場では印刷した絵を額に入れて売ってますが、一番人気でした。
部屋に飾るには最高の絵ですね。
カタログによると「市場向けの作品」ということ、狙い通りと言うことです(笑)
モネ アルジャントゥイユの雪
その年に、初めて降った雪 雰囲気が出ていますよね。まだ緑が残っている。
珍しい作品です。
モネ ジヴェルニー近郊のセーヌ川の朝
まさにモネらしい作品 夜明けのセーヌ川、幽玄ですね。
「何も見えないが、すべてがそこにある」
そんな暗闇から、夜が明けて、太陽がわれわれに見せてくれる。
そんな感動が伝わってきます。
モネ 「アルジャントゥイユの自宅の庭のカミーユ・モネと子ども」
「モネの冒険」の部屋とは別の「描かれた日常生活」の部屋にあります。
本展覧会のポスターでお馴染みの作品。
ボストン美術館でもっとも人気のある作品と言われている。
若い女性は妻のカミーユ。
子供の前の馬のオモチャは手作りではないですよね。
自宅の庭で寛いでるにしては、服も含め全体がオシャレな雰囲気です。
ミレー 馬鈴薯植え
ミレーの代表作 「晩鐘」 「落穂拾い」(両方ともオルセー美術館所蔵)と共に
パリ万国博覧会に出品された代表作。
駕籠の中に居てる赤ん坊を見つけるくらいに近寄って見ましょう。
このコーナーには
マネの音楽の授業もあります。背景が真っ黒な絵です。-良く見ると塗りつぶしではないのですが。
「多彩なる肖像画」の部屋では
レンブラントの「ヨハネス・エリソン師」と「ヨハネス・エリソン師の妻マリア・ボッケノール」。
主催者としては、自慢の作品です。その迫力は現場で確認してください。
他にもいろいろあります。
ドメニコ・フェッティ「改悛のマグダラのマリア」
マグダラのマリアがどんな人か知ってると見方が変わるかも。
フランチェスコ・デル・カイロ「洗礼者聖ヨハネの首を持つロデヤ」
良く見ると、恐い絵ですよ。
ゴッホ「オーヴェールの家々」
わらぶき屋根とタイル屋根の家の対比
全体の配色、筆の荒々しいタッチ。
まさにゴッホです。
展覧会のカタログは3つの異なる表紙の分が売り出されています。
この作品と
ミレー 馬鈴薯植え
モネ 「アルジャントゥイユの自宅の庭のカミーユ・モネと子ども」
我が家には、この ゴッホ「オーヴェールの家々」の表紙の分を買いました。
ボストン美術館改装により、素晴らしいチャンスに恵まれた訳ですが。
ボストン美術館の英語表記は
Museum of Fine Arts です。
カタログにも載っています。まさにFine Arts です。
*ポチッとクリックし、投票していただけると嬉しいです。*