片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

通路が広く・視界が良くなった、マシン位置変更、「パワーリハ」トレーニング室

2011-06-10 15:30:00 | 「リハビリ」

 東日本大震災発生以来92日目、朝日新聞大見出し、「不明なお8千人」震災あす3ケ月 捜索 時間経過の壁(死亡15,401人・行方不明8,146人・避難91,523人)、東日本大震災の発生からまもなく3ケ月、警察庁によると9日現在で8146人の行方がわかっていない。
 未曽有の災害は、私たちが当り前とのことと信じてきた社会の礎を揺るがしている。
 日本の法体系は一人ひとりの生死がきちんと届け出られていることが想定されている。
 「生存者」とされる限り、家族であっても勝手に私有財産を処分できない。
 例年より早く、沖縄は梅雨明け、西日本は梅雨の晴れ間も終わり、梅雨前線の北上に連れ、重い雲が垂れ込めてくる。
 今日の天気は上空に湿った空気が流れ込み、雲が広がり、前線が近づき、夕方から夜にかけ、雨と雷雨の予報。

        

 8:40分、(株)ポラリス送迎車にてDS小林到着、皆さんに断って、お馴染みの女性グループ席に座らせていただき話が弾む。
 左隣のUさん(89歳)、60歳から始めた文化講座「短歌」では隠れた才能と良き先生に恵まれ、ドンドン進化され、80歳前後は選者に推薦されて大活躍された痛快なお話を伺う。

 ご自身の「短歌集」発刊記念を大阪“中の島”一流ホテルにて、全国から先生を招いて盛大にパーテイを開かれたと聞き、幸せな人生を歩んで居られると感服する。
 向かいのTさん(88歳)から、現在の幸せはお金(ご主人の遺族年金)があるからと親指と人差し指で〇を描いて、示され、大爆笑の渦に包まれる。
 バイタルチエック(血圧107-73・体温66.7℃)後、準備体操を終えて、マシントレーニング室へ移動する。

       

マシンの位置変更で通路が広くなり、器械の特性を活かした効率的な位置取りで、マシン間の移動がスムースになっているのに驚く。
 「レッグエクステンション」はトレーニング室が見渡せる場所に設置され、「トーソーエクステンション」は眼前に鏡が置かれ、自身の体幹をチエックしながら運動が効率的に、「マルチフアンクション」は壁と壁の間にセットされ、利用者は前方を向いて機械操作が出来るようになっている。
 視界が良くなったことは気分もよく、仲間との視線も交わり笑顔が広まる、互いのカウントを掛け合ったりしてコミュニケーションが深まる。

       

 午後はボラティアの広場「ぷらざこむ1」1階活動スペースに於ける「米谷書道教室」に家人と揃って出席、楷書のお手本を清書して指導ボラティアO先生の添削をいただく。
 筆先を半紙に「トーン」と入れるその瞬間、字体によって筆先を「トーン」と上に戻す気持ちで真っ直ぐ下へ降ろす、「ウガンムリ」の頭はその気分で筆を入れると教わる。
 O先生は習字は筆先使いが一番大事、体幹を真っ直ぐに維持する事指導される。
 片麻痺の自分には辛い姿勢維持なれど、泣き言は言えないので疼痛を伴う上肢機能全廃の左手を机上に置いて、挑戦を続ける。

           


NPOこむの事業所「レストラン・こむず」6月中開業、22年度最終の「ぷらざこむ1」利用者会。

2011-06-09 17:26:13 | 「ぷらざこむ 1」
  1.  東日本大震災発生以来91日目、朝日新聞大見出し、「民主代表選  野田氏が軸政権中枢、擁立へ一致、民主党の岡田克也幹事長や仙石由人代表代行、枝野幸男官房長官 菅政権の中枢幹部は菅直人首相の後継について、野田芳彦財務相(54)を軸に調整に入った。
     後継首相を事実上決める党代表戦に擁立する方針だ。
     週末の天気予報をみると土・日曜日は雨マークが重なり、梅雨のぶり返し模様だ。
     西日本は夏のような暑さになるが午後には雲が広がり、山沿いに雨模様の天気予報。

 最近は何処へ行っても節電対策で冷房が停められ、体質的にクーラー・扇風機に弱い自分には大助かりだ。 9:30入館したボランティアの広場「ぷらざこむ1」は扉・開閉ガラスが全て開放され、自然の風が流れ込んでいる。

一部暑がりの人は困惑のご様子ながら、今の時世では我慢を強いるのは致し方のない事と思う。

      

 10:00から6/16/18予定の「ぷらざこむ1」使用のVグループ「交流会」に備えて、交流会実行小委員会に出席。
 事務局担当として6/9現在出欠返事ハガキの報告、発送108通の内、返事到着は58通(54%)、出席人数は6/16 32人、6/18 26人・・・交流会人数としてはまずまずの人数を確定してホットする。
 予定する150分の交流会進行の内容について小委員会委員長Mさんからタイムスケジュール的に細かい時間配分を提案、3分では短い、あの方なら5分は超過する等実に細かいスケジュールが組まれ、出席者に退屈させない配慮がなされる。

      

 開始冒頭は「握手でご挨拶」、初顔合わせの緊張をほぐしてから、「利用者運営委員会」の報告事項を要領よく、①小委員会報告②「宝塚広域ボランティア連絡会」等の報告を行う。
 ポイントは東日本大震災の支援を継続していくために出席ボランティアグループの絶大な支援協力を求めることにある。

 交流会の最大項目はグループ討議、誰でもが参加しやすいテーマを取り上げ、議論を深め、最終的にはグループ結論を、それぞれが発表してボランティアの意気旺盛さを引き出したい。
 結論を纏めて午後13:30分からの第12回「利用者運営委員会」の第1議題として提案する事になる。

 コーヒーブレイクに備えて、毎回お手伝いいただける男女数人の委員がお湯を沸かし、ポットに注入して、コーヒー材料の準備に取り掛かって頂く。

リレー合唱に備え、ホワイトボードに歌詞を書き込んで、会議準備は完了する。

     

 冒頭は新規グループ「北摂・丹波地区里親会」代表者の活動紹介、里親について初めての話を伺う、里子・養子を健やかに養育する認識を深める。

 本日の報告事項は岩手県釜石市復興ボランティアに参加されたMさんの貴重な体験談、復興ボランティア企画はバス泊二晩・温泉旅館泊二晩で経費は3万7千円、現地の仕事は「泥のカキ出し」重労働と伺い、崇高なボランティア精神に頭が下がりました。

 内陸の風評被害旅館で温泉に入って明日も頑張ろうと思ったと話された笑顔の素晴らしさに満足感が感じられた。

 参加者25人の内訳は19歳~62歳、男子40%・女子60%と伺い、改めて女性の行動力に感嘆する。
 
報告事項の今一つはNPO“こむの事業所”のレストラン「レストランこむず」の6月開業ニュース、「こむの事業所」円形建屋1階にオープン、現在営業中の「パーチエ」と2軒のレストランは近隣の評判を高める事が期待される。
     

コーヒーブレイクの後、K氏のハーモニカ伴奏で「♪雨降り」を楽しく歌って散開する。

 


コーラス、「雨降り♪あめあめふれふれ・・・ピッチピッチチャップチャップ」~「♪かえるの合唱」

2011-06-08 16:44:10 | 「リハビリ」

          

 東日本大震災発生以来90日目、朝日新聞大見出し、「政府 原発不備認めるIAEAに報告書、政府の原子力災害対策本部は7日、東電原発事故の事故報告書をまとめ、国際原子力機関(IAEA)に報告した。津波や過酷事故への対策など、これまで指摘された不備を政府としてほぼ全面的に認めて反省する内容。

今日の西日本は梅雨前線の影響で雲が広がるが、昼ごろから次第に高気圧に覆われ、晴れ間が広がり、日中温度は上昇。午後、安倉南への車移動中は30℃を超え、長袖ベスト着用では汗が背中を流れる。 

9:15分、ボランティアの広場「ぷらざこむ1」入館、先週からカラープリンターの調子が悪く、イベント「震災支援みんなの広場宝塚」にて撮影した写真をピックアップして、プリントアウトを行う作業が遅れている仕事を取り返す操作に取り組む。

 数十枚のデジカメ撮影の中から、災害支援イベントに相応しいスナップ10枚を選択して、印刷に取り掛かる。

 画像を印刷する⇒機種の選択⇒機種6490⇒カラーA4用紙⇒自動給紙⇒トレイ1・・・印刷Ok。
 1枚目のカラー印刷はスムースにプリントアウトするが2枚目は印刷機が「印刷できません」と表示され拒否、PC画面上にも「印刷ドキュメントに失敗しましたと報告が入る。
 

印刷機を調べると紙は詰まっていないがLANからの指示で用紙を滑らかにキャッチ出来ていない様子。
 再度チャレンジする場合はPCの印刷指示をキャンセルする必要があり、スタート⇒設定⇒印刷&FAX→機種6490⇒開き、印刷キャンセル・・・印刷指示の空白を確認する。

 再度、印刷画像をPC画面に出して、カラー印刷指示を行い、10枚の報道写真が完成する。
 取り付けは移動ボード前に両面テープ・鋏みを持ち、杖無しで「オッチラコッチラ」歩き、椅子に座り込んで、不自由な麻痺左手も参加せしめ、準備に掛かる。
 適当サイズにカットした両面テープをA4用紙裏面4ケ所に貼り付け、1枚毎に場所を選定、裏面のテープを剥がして取り付け、完成する。

午後は14:00安倉南障害者支援センター文化講座「コーラス」に出席、先生二人(音楽大学出身)に生徒六人(男性五人)、定刻に「美しい発声のドリル」を使って、臍下丹田よりの発声練習がY先生の朗々とした声量のリードにて「♪あくびがでるよアー ー - -」、y先生は生徒の恥ずかしさを吹っ飛ばす元気でリードされるので、少々音程が崩れても、五名の男性は蛮声を張りあげ、休むことなく、二重奏・三重奏に参加だ。

 基本練習を終えると休むまもなく、次から次へと童謡を中心に歌い続ける。

 「雨降り」♪あめあめふれふれ かあさんが じゃのめで おむかえ うれいしなー♭・・・♪ピツチピッチチャップチャップ ランランラン♯、・・・続いて「かえるの合唱」♪かえるのうたがきこえてくるよクワックワッー -ゲゲゲゲ ー -♯腹の底から歌って、ストレスは払底する。

 


懐かしい顔があちら こちらに・・・,旧交を温めるOB会

2011-06-07 08:26:38 | 災害天候

 東日本大震災発生以来89日目、朝日新聞大見出し、「月内退陣論  政権で加速与野党 復興基本法案合意、菅直人首相の月内退陣論が政権内で加速してきた。
 民主・自民・公明3党は6日、復興の枠組みを定める復興基本法案の修正案で合意し、同法案は17日にも成立する見通しとなったが首相がこだわる第2次補正予算案や特例公債法案は野党の反対で合意のメドが立たない。

     

梅雨前線が北上、曇り空からポツポツと小雨が降る早朝。
 今日の天気は四国沖に気圧の谷が近づき、雨が降りやすい
 8:30分安倉南の理髪店「ポワール」入店、先客お二人、読売新聞朝刊・読売スポーツを読みながら待機。
 日頃、眼を通さない新聞を読むと、1面~4面まで大見出し、1段~2段見出しまで取り上げ方、解説表現が異なり、非常に興味がわき、小一時間あまり、隅々まで読破する。
 マスターとの会話は借金11を抱える「阪神タイガース」の悲惨な現状、「どうしたらええねん!」、「何をやってもダメ!」恐ろしいまでの貧打地獄に陥り、ついに借金は「11」に、しかし二人とも50数年来の「阪神フアン」、昔のもっとひどい時代を知っているだけに報道されているようなショックは受けていない。

    
 本日は第26回のOB会に招待いただき、梅田「新阪急ホテル」に於ける総会・懇親会(17:00開宴)に出席する。
 阪急宝塚駅より乗換の必要がない宝塚線梅田行き急行に乗車、約40分を要して梅田着、最後尾車から下車階段を杖を頼りに降り、茶屋町改札口を出て、ホテル北側から入館、喫茶コーナーにて仲間との再会を待つ。

 1年に一回のOB会は待ち遠しく、会えば他愛もなない話に2時間夢中になり、終われば明日から一年後が楽しみの歳時記の一つ。
 この機会に1年に1回連絡を取り合う仲間と会場で再会、不思議に昔の想い出は楽しい話ばかり、毎回、同じ話が繰り返さるも嬉しい事だ。

     
 ホテル会場の大広間はテーブルを囲んで立位姿勢のパテーイ形式、始めの乾杯・挨拶までは杖無し立位姿勢を頑張るが、その後は椅子席に移り、ご馳走を運んでくれる仲間の親切に甘える。
 「あちら」・「こちら」から“やっさん元気か”と声を掛ける人は私の「脳梗塞」発症を知っている人。
 「どないしてんねん」の話からは健康の話題が熱を帯びてくる、食べ物から健康食、補助食品と全く、かまびすしい。

私の健康を気遣っての優しい言葉ばかりで、有り難く拝聴する。


会議召集・ポスター掲示・写真印刷等実践役割が嬉しい“ボランティアの広場”「ぷらざこむ1」

2011-06-06 16:22:06 | 「ぷらざこむ 1」

 東日本大震災発生以来88日目、朝日新聞大見出し、「民主幹事長、大連立の意向自民、月内退陣が条件、民主党の岡田克也幹事長は5日、特例公債法や第2次補正予算の成立、震災復興の推進を図るため、「期限付きの連立が望ましい」と述べ、自民党との「大連立」を進めたいとの意向を表明した。
 一方、自民党は連立協議の前提として、菅直人首相の6月中の退陣を強く要求。
 週明けも梅雨の晴れ間が続き、早朝から青空が覆う、日中気温は上昇傾向

             

 衣替えも半袖・長袖と日替わりに変更、本日は長袖Yシャツの袖をめくりあげ、8:30分、ボラティアの広場「ぷらざこむ1」入館、9時からの会議、「会議効率化委員会」資料の準備に取り掛かる。
 欠席委員2名から「利用者会」PCに添付で送信された提案資料と6/16・6/18交流会ポスターをカラープリントアウト、7名分を用意するも定刻集合は5人、6/9の議題を審議するべく始まる。
 22年度の「利用者運営委員会」は今月で最終の第12回目、議題も23年度に備える関連事項が審議対象となる。
 
①6/16・6/18「交流会」の運営方法②8/27「夕暮れコンサート」支援願い③23年度の「利用者運営委員会」運営④6/12「西谷自然の家」BBQの件等を議題として採用する事に決まり、10時終了。

                 

 出席者のO副委員長にお願いして、5/22イベント「震災支援みんなの広場宝塚」にて撮影した写真の紹介を行うべく、移動ボードへの貼り付けを始める。
 カメラ担当のK委員が撮られた写真は被写体のシャッターチャンスが素晴らしく、臨場感があって観る人を引き付けるパワーを感じる。

              

 早速、事務局の仕事として第12回「定例会」議案書を作成、26名の委員宛にMAIL・FAXにて発信を終える。

 持参「オニギリ」昼食後、交流会カラーポスター(A4サイズ)をA3用紙拡大に、ボランティア活動センターの印刷機を使用して、2階全会議室掲示案内用の10枚仕上げる。
 マスターキーを使い、全会議室の開閉を行って、ホワイトボードに貼り付ける作業は半身不随者には辛い仕事、本日の(公益財団法人)プラザ・コムの受付ボランティアOさんに相談すると二つ返事で引き受けていただき、大喜びでお願いする。
                     


 半身不随の身体障害者が毎日通勤する場所を与えられ、日々こなせる役割を見出し、且つ、周囲に協力していただける人が存在する有難さに感謝です。
 午後は宝塚福祉コミュニティプラザHPブログ「ぷらざこむのアルバム」入力、6/2から6/6分を写真を中心に紹介を行う。


プール水中、麻痺左足爪先で底を蹴って歩行訓練、「尼崎スポーツの森プール」№8

2011-06-05 13:34:36 | 「リハビリ」

 東日本大震災発生以来87日目、朝日新聞大見出し、「(早期退陣)首相受け入れ閣僚と協議  8月前後の意向、菅直人首相は4日、菅内閣の主要閣僚と電話で会談し、今夏の早期退陣を受け入れる意向を伝えた。
 首相は辞任意向を表明したあと、具体的な時期を明言せずに先送りするかのような姿勢をみせてきたが政権幹部から早期退陣論が相次いだため、自らも受け入れざるを得ないと判断した。
 九州北部梅雨入り、平年並みで昨年より7日早い入梅。
 6月第一週の日曜日は梅雨空を思わす曇天が広がる、近畿地方は南海海上の前線と寒気を伴った気圧の谷の影響で雲が広がり、夕方から夜の初め頃には雨が降る予想。
           

 8:00 梅雨空がのしかかるような曇り空の下、武庫川の土手堤114号線を南下して、尼崎「スポーツの森」プールへ遊泳と歩行訓練に出掛ける。
 
途中、制限速度40k直線道路が続く1車線を走行中、後ろへピッタリと車をつけられ、急かされるが50キロ内で走っているとスピード違反を取り締まる警察官が視野に入り、ヤレヤレ安堵の胸をなで下ろす。

        

 障害者専用駐車場に車を停めると中筋から毎日来館、ジムトレーニングに励む、N氏とバッタリ出会う、N氏は2階のトレーニングジムにてマシン運動に2時間汗を流してから、仕上げにプールでウオーキングするアスリート並みの運動をこなす方だ。
 
正面入り口に開場以来、来館数が6/3  150万人達成と大きな看板が設けられ、アイススケート・水泳・フットサルと健康スポーツに熱心な市民が増加している事を如実に示している。

      

 身体障害者専用更衣室で着替え、プールサイドへ降り立った時刻は9:30分、アスリート強化選手コースは大学生らしいグループがコーチの指示に従い、綺麗な泳ぎは丸でイルカのように水飛沫をあげての練習風景は真に爽快に感じる。
 フアミリーコースは親子連れが三組、保育園児・幼稚園児風の子どもさんへ懸命に水泳の基本を学ばさせている。
 
息継ぎが難しい幼児ながら嫌がりもせず、沈んでは浮き上がりを繰り返し、時々お父さんが手を伸べ、救い上げ、手足の使い方を教えている微笑ましいシーンに見惚れる。
 ロープ際の背泳中は子どもバタ足の水飛沫を浴びたり、見守るお父さんと衝突することもあるが、以前のように体が硬直して「コブラがえり」を起こすような心配が無くなる。
 25mプール10往復、500mを背泳で泳ぎ、隣のウオーキングコースに移動する。
 歩行姿勢は麻痺左足・左手が不完全ながらも参加、左手機能回復は不十分とはいえ、恰好だけは水を切り、左足は膝を大きく上げ、プール底に着地後は麻痺爪先で蹴る様に歩行を心掛ける。
 水泳初期の頃は麻痺左足の爪先が鷲爪状に曲がり、痛みが伴い運動にならなかったが最近は疼痛が薄れ、左足裏からプール底を感触出来るようになった。
 背泳と同じく500m歩行して汗ビッショリを実感、プールスロープにて正座を10分行い、股関節を緩め、大腿四頭筋の柔軟に努める。
 
ジャグジープール・保温室にて筋肉疲労を癒し、体を温めて丁度90分のプールリハビリテーションを終了。

       

ガラス越しにプールが見える休憩所で持参の「オニギリ」をいただき、今更ながら白米の美味さを賞味する。
〇新潮文庫 三浦綾子著「千利休とその妻たち」を読む。


半身不随右足で、開眼片足立ち「2分超」、第24回「パワーリハ」体力測定

2011-06-04 13:47:47 | 「リハビリ」

 東日本大震災発生以来86日目、朝日新聞2段見出し、「排気水素が逆流、爆発か福島1号機  東電「設計に不備」、原発事故をめぐり、3/12に1号機の原子炉建屋を壊した水素爆発は、格納容器の損傷を防ぐ目的で行われたベント(排気)で建屋外にだしたはずの水素ガスが、別の排気管を通じて建屋内に逆流したことから起きた疑いが強いことが分かった。
 警視庁まとめ6/3現在被災者数、死亡15,311人・行方不明8,298人・避難99,398人。
 3日続きの好天気、本州付近は高気圧に覆われ、水銀柱はドンドン上がり、30℃が予想される。

       
 8:40  ポラリスDS送迎車に迎えられ,DS小林到着、トレーニング室は毎週日曜日の改装工事の進捗で見違えるばかりの変容、テーブル・椅子も新調され、床の木目調の床材とマッチして、お洒落なカフエの感じ。
 
お手洗いはコンパクトに三つ設けられ、入口扉は半身不随患者には非常に扱いやすくワンタッチで開く、中折れ式タイプが採用され、便利良くなりました。
 
床にむき出しで置かれていた衣料ハンガーは壁際に収納ロッカー形式が新調、これも片手で押すことで簡単に開閉可能だ。
 清潔な感じの調理場はカウンターで囲まれ、専門スタッフが昼食時に従事されると承る。
 
評判の「名物オーロラうどん」は讃岐うどんを四国の坂出から仕入れ、だしも厳選したかつお節と昆布からとった天然だしと聞いているので今後の楽しみ。
 読書を楽しみとする私には「小林文庫」が未だ復活していないのが唯一の不安材料となっている。
         

 バイタルチエック(血圧111-67・体温63.3℃)後、スタッフから先週から始まっている3ケ月に1回の「体力測定」受診を指示される。
 №1 身長⇒163㎝、毎回0.6から1.0㎝の範囲で増減する、体重⇒  装具外して着衣のままで72㎏、H22 10/7・H23 2/3の2回計量は70㎏、2㎏体重の増加は要注意、食後の好物和洋菓子の摂りすぎに注意する。

         

 №2 握力、立位姿勢で右40K・左13K、ほぼ毎回この数値の前後で推移、麻痺左手の握力計グリップの握り辛さは変わりが無い。
№3
開眼片足立ち⇒右足2分超、この測定は集中心が絶対必要、幸い一人で測定の条件に恵まれ、壁を向いて一点に気を集中、頭の中で1~100をカウント、凡そ3回勘定すると2分間を超える。
 麻痺左足を庇って右足一本で立位姿勢が取れる様になったことは昨日の90分間博物館移動を可能ならしめたと確信する。
 №4 フアンクショナルリーチ⇒28㎝、立位姿勢で伸ばした右手指先でバー(横棒)を押し込み、押し込んだ寸法を計測する。
 これも片麻痺患者には苦手のメニュー、体がグラツクとその場で中止となるので難しい。
 第
22回31.7㎝・第23回34.6㎝に比べていささか成績は悪い、前回の数字を頭に入れて常にチャレンジする態度が必要だ。
 №5 体前屈⇒10㎝、過去2回では二桁の数字は記録されていなかったので柔軟性は進んでいると解釈される。
        

 №6 Timed UP&GO⇒13秒57、今回は姿勢に拘ったせいか過去のベストタイム11秒97に比べると成績は急降下する。2006年9月から「パワーリハビリテーション」を始めて24回目の体力測定は下降線を取っていないことを数字が示してくれ、今後も筋肉トレーニングの重要性を意識づけしてくれる。

 


-究極の身体、完全なる美ー古代ギリシャ展、杖歩行90分見学「神戸市立博物館」。

2011-06-03 08:37:08 | 災害天候

 東日本大震災発生以来85日目、朝日新聞お見出し、「不信任案 大差で否決首相、原発収束まで意欲・退陣 鳩山氏“月内に”、菅直人首相は2日夜、首相官邸で記者会見を開き、自らの辞任時期について来年1月頃を念頭に置いていることを示唆した。
 一方、野党が提出した内閣不信任決議案は同日午後の衆院本会議で民主党など反対多数で否決された。
 
梅雨前線が南下したせいか今日も高気圧に覆われ、晴れ間が広がる、梅雨の晴れ間、日中温度は25℃を超える。
 9/15分、開催を6/12(3/12開催)で終える神戸市立博物館 “大英博物館”「古代ギリシャ展」見学に家族と揃って車で出掛ける。
 往路はハンドル握り、“かぶと山”越えで芦屋を経由、2号線を横断して43号線を神戸三宮へ走る。
 「そごう百貨店」を左折、フラワロード二筋目を右折、「京町筋」から居留地の雰囲気が横溢する中央区京町の神戸市立博物館到着10:15分。

      

 博物館には専用駐車場が無く、斜め向かいの有料駐車場に車を停める。
 入り口チケット販売場は2列の長蛇の列、閉会を控え人気の高まり、好評も口込みを受け、駆け込んだお客さんが多い様子。
 私も友人が身体障害者特別ディに行かれ、博物館周辺の景色と車椅子で廻った感想を聞いて、家族を誘って初来館となる。
 家人が博物館備え付けの車椅子を借用してくれるがリハビリテーションを兼ねて一人、館内見学者の列に沿って展示品見学を希望する。

        

 エレベーターにて3階へ、左順路に従って混雑する誘導列最後尾に並び、陳列ケースに従って案内文を読みながら少しづつ動く人の波に身を任せる。
 古代ギリシャが最盛期を迎えたのは、紀元前5世紀から4世紀末頃、美術・文学・哲学・スポーツ等様々な文化が花開く。
 
古代ギリシャ人は、人間の体こそ究極の「美」と考え、数多くの作品を残しています。
 本展では、彫像・レリーフ・壺絵など人間の「身体」を表現した作品135点(第1~4章)が陳列された。
 第1章 神々、英雄、別世界の者たち・・・映画・歴史書などから馴染のある神々、ゼウス・ヘラ・ボセイドン・アフリディテ像が逞しい肉体に破壊的な力をこめて表わされている。
 予想より小さく見えたゼウス小像。
 第2章人のかたち・・・古代ギリシャの男性像としては、運動選手の鍛えられた裸体像、反対にアポロン・ディオニュソスの男性神が柔らかい女性的な身体で表現されている。
 女性の着衣姿で表現されたヴィーナス像の前ではお客さんの足が停まり、前へ動こうとしない。
 此処から2階へ移動する頃には麻痺左足がバンバンに硬直して疲労も貯まってくる。
 2
階は第3章オリンピアとアスリート・・・古代ギリシャ人は、人生のあらゆる面で競争的、運動競技は宗教的な祝祭の中心的なイベントであると共に男性的肉体美を観衆に見せる劇場でもありました。
 此処で驚いたのは「アスリート」、英語とばかり解釈していたのが壺絵に描かれた長距離走のアスリート、両手を腰に逞しい体で4人のランナーが競っている。
 椅子で小休憩をしたい欲望にかられながら最後のコース、第4章  人々の暮らし・・・古代ギリシャ人は、誕生・結婚・死など、その生涯において様々な通過儀礼を体験し、その様子を造形物に表現しています。
 
子どもたちの姿を“生き生き”と表現、家族や共同体への仲間入りを果たしていく通過儀礼が像として表われ、少女は妻や母になるよう求められ、少年は都市国家のために「栄えある死」を受け入れる良き市民・良き兵士となるべく育成された像が表現されていた。
 全コースを通じての圧巻は「円盤投げ」ディスコボロス・・・血潮がたぎる浮き出た腕の血管、地面を踏みしめる右足の指先、左足の指先は内側に曲がって、しなやかさの中にパワーが爆発する寸前が見事に表現され、素晴らしさに息を呑む。
 出口誘導サインに従って廊下に出ると休憩用の椅子が置かれ、クタクタで座り込む、時計を見ると90分余りが経過、興味深い出品物に夢中になりながら、蟹の横歩きよろしく移動した距離と内容に満足する。

 

      

4人揃ってから、昼食はポートアイランドの神戸学院大学へ移動して、学内の「ジョリーポート」にて神戸港を眺め、ギリシャ展の感想を語りながら「パスタランチ」・「シエフズランチ」を美味しく戴く。
      


「豚汁」・「サンドイッチ」のイベント「震災支援みんなの広場宝塚」リーダー“反省会”出席

2011-06-02 16:34:47 | 「ボランテイア グループ」

 東日本大震災発生以来84日目、朝日新聞大見出し、「民主、分裂可能性高まる不信任案きょう採決、自民・公明・たちあがれ日本の3党は1日、菅内閣に対する不信任決議案を衆院に提出した。2日午後の本会議で採決する。
 
1日夜時点の朝日新聞の取材では、民主党内から小沢一郎元代表に近い62人が賛成を表明し、造反議員は拡大。
 不信任案の可否は予断を許さない情勢だ。
 夜半シトシト降っていた雨は上がり、空が広がり、陽光もさしてくる
 
今日の天気は南からの湿った空気と気圧の谷の影響で午後には雲が広がり、崩れやすい天候予想。
 9:30分、「ぷらざこむ1」入館、10時開催予定の「震災支援みんなの広場宝塚」反省会に備え、「宝塚広域ボランティア連絡会」事務局の女性皆さんは、2階の調理室にて昼食用の「豚汁」づくりにご多忙中。
 本日は各パートに分かれ、反省会を行って後、全体会議で総括を行い、終了後は会費1,000円のご苦労さんパーテイを予定する。

    

 昨年発足した第9回「福祉コミュニティプラザ祭」事務局も東日本大震災遭遇後、イベント名称を「震災支援みんなの広場宝塚」に変更して、柔軟な思考でイベント内容を被災地支援に結び付けるアイデアの中心になったのは女性リーダーであった。
 
事務局「宝塚広域ボランティア連絡会」は女性リーダーの創意工夫に、男性が協力する形で進められたことが成功に結び付いた。
 反省会の軽食段取りも彼女たちの腕を振るうところで、具沢山な「豚汁」を調理、寿司・スナックパン・洋惣菜等を素早く調達する、手際の良さに感心する。
 10時、各部門(飲食・物販・紹介・体験催し・ステージ)に分かれ、2階小会議室にて反省会が開催、事務局反省会に出席するも、リーダーは主要部門に出払い、顔なじみのカメラ担当K氏、「おでかけたい」M氏と3人、当日の想い出話に耽りながら雑談で過ごす。

     

 11:00全体会議は3階フリールームに全員が集合、各リーダーが部門で集約した反省事項を5分間発表。
 主要項目は・2年連続の雨に対処する具体策が無かった・パンフレットに各Vグループの明示が欲しかった・ハンド・ピンマイクが欲しかった・音響効果を担当する専属ボランティアを設置すべきだった・物販は3階と「フレミラ」フリーマーケットに分かれ、効率が悪かった・各種募金箱は設置するだけでは募金高に期待できない・募金箱を持って廻るか、立位姿勢で募金を呼び掛けるべきだった等具体的な改善策が述べられた。
 I委員長が発表した支援金合計336,631円、内訳フリマー106,215、飲食コラボ17,030、飲食部門72,792、物販部門69,019、外物販27,500、募金箱6,020。
 
各種募金箱・・・あしなが育英金16,725、障害者救援基金3,978、緊急災害時動物救援本部783、被災地NGO協同センター2,009、共同支援ネットワーク1,766、宝塚広域ボランティア連絡委員会6,020、合計31,281円。反省会で述べられた募金箱扱いの結果は明瞭に数字で現われている。

       

 昼食会は2階会議室25A/B、本日初のお仕事を女性リーダーから依頼され、会場入り口で受付を設置、リスト表をチエックしながら会費1,000円を徴収、出席者33人,33,000円を集金して役目を果たす。

       

 評判通り「具沢山な豚汁」は美味しく、2杯お代わりして頂戴する。
 窓際にはバイキング形式でスナックが並べられ、和気あいあいのお疲れさん昼食会が展開する。
 一息ついたところで、一人30秒の自己紹介が始まる、長くなるとチーンと鈴が鳴り、ユニークな人ばかりで紹介が面白く、爆笑に次ぐ、爆笑で大笑いの渦が広がる。


早くも6回目の「一日詣で」、“災害支援みんなの広場”引き続いて支援強化!

2011-06-01 08:56:39 | 「リハビリ」

 東日本大震災発生以来83日目、朝日新聞大見出し、「不信任 民主53人賛同主に小沢系 様子見も、自民・公明両党が一両日にも衆院に提出する方針の菅政権への内閣不信任決議案に対し、民主党の小沢一郎元代表に近い50人超の衆員議員が賛成する意向を固めた。朝日新聞の取材でわかった。
 6月へ突入、昨日は晴れ間が広がった梅雨間の一日のみ、今朝はシトシトと雨が降る本格的な梅雨日和。
 今日の天気は気圧の谷の接近や南からの湿った空気の影響で、断続的に雨の見込み。

             

 8:00 地元の氏神さん「宝塚神社」へ家人と連れだって、毎月の「一日詣で」へ出掛ける。
 
小雨の中の参拝、早いもので今年6回目の本殿参拝、梅雨空が広がる境内に車を停め、5月の無事平穏に過ごせた日々に、2礼2拍手1拝の感謝詣でを済ませ、梅雨曇天ながら清々しい気分に浸る。
 10:00 ボランティアの広場「ぷらざこむ1」北側障害者専用駐車場に車を停める。
 障害者(児)の就職を促進するNPO「こむの事業所」開業と共に、障害者(児)の収入を目論み、5月初旬から「ぷらざこむ1」・「フレミラ」は有料化実施、「こむの事業所」勤務障害者(児)が徴収窓口に座って、1時間以上100円・400円限度の現金授受を行っている。
 
幸いにも身体障害者手帳持参者には無料扱いが適用され、5/6以来、恩典に浴している。
 その分、少なくとも一日100円は義捐金箱に投入を心掛けている。

         

 2階23会議室に於ける、明日の「災害支援みんなの広場宝塚」反省会への報告事項並びに引き続き、東日本大震災支援の具体策提案をする事務局会議に出席する。
 確認事項、「宝塚広域ボランティア連絡会」は現在のメンバーにて継続、少なくとも1年は支援活動(募金・チャリテイーコンサート・バザー等)を行う、委員長はU氏、副委員長はI氏・Kさん・O氏が務める。
 先日、社会福祉協議会ボランティア活動センターN所長が募集希望ボランティアを帯同、東北被災地へバスを仕立てて、支援活動へ行かれた事を報告する現地支援報告会を6/24開催を決める。
 5/22「災害支援みんなの広場」にて災害支援金として、約35万余りが集まるがその内訳は各イベント毎に発表、未だ事務局に支援金届け未着グループには気付いていただく程度にする。
 1階活動スペースに掲示された、東日本大震災「元気と勇気」激励メーッセージコーナーは日毎に内容が充実、「ぷらざこむ1」来館者は先ず、コーナーを注目している事実を重視、「災害支援みんなの広場」の大きな成果として評価する。

        

昼食後、「利用者運営委員会」担当事務局二つの業務に着手、①6/10締め切りの交流会出欠ハガキの整理、②5/22「災害支援みんなの広場宝塚」デジカメ写真のブログ紹介に取り組む。

        

返信ハガキは既に20数枚は戻っているが予想した通り、早い内の返事は欠席通知が多く混じっている。
 デジカメ写真は総集編として一日一件の紹介にとどめている為、5/22~6/1までの紹介を終える。