片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

半身不随右足で、開眼片足立ち「2分超」、第24回「パワーリハ」体力測定

2011-06-04 13:47:47 | 「リハビリ」

 東日本大震災発生以来86日目、朝日新聞2段見出し、「排気水素が逆流、爆発か福島1号機  東電「設計に不備」、原発事故をめぐり、3/12に1号機の原子炉建屋を壊した水素爆発は、格納容器の損傷を防ぐ目的で行われたベント(排気)で建屋外にだしたはずの水素ガスが、別の排気管を通じて建屋内に逆流したことから起きた疑いが強いことが分かった。
 警視庁まとめ6/3現在被災者数、死亡15,311人・行方不明8,298人・避難99,398人。
 3日続きの好天気、本州付近は高気圧に覆われ、水銀柱はドンドン上がり、30℃が予想される。

       
 8:40  ポラリスDS送迎車に迎えられ,DS小林到着、トレーニング室は毎週日曜日の改装工事の進捗で見違えるばかりの変容、テーブル・椅子も新調され、床の木目調の床材とマッチして、お洒落なカフエの感じ。
 
お手洗いはコンパクトに三つ設けられ、入口扉は半身不随患者には非常に扱いやすくワンタッチで開く、中折れ式タイプが採用され、便利良くなりました。
 
床にむき出しで置かれていた衣料ハンガーは壁際に収納ロッカー形式が新調、これも片手で押すことで簡単に開閉可能だ。
 清潔な感じの調理場はカウンターで囲まれ、専門スタッフが昼食時に従事されると承る。
 
評判の「名物オーロラうどん」は讃岐うどんを四国の坂出から仕入れ、だしも厳選したかつお節と昆布からとった天然だしと聞いているので今後の楽しみ。
 読書を楽しみとする私には「小林文庫」が未だ復活していないのが唯一の不安材料となっている。
         

 バイタルチエック(血圧111-67・体温63.3℃)後、スタッフから先週から始まっている3ケ月に1回の「体力測定」受診を指示される。
 №1 身長⇒163㎝、毎回0.6から1.0㎝の範囲で増減する、体重⇒  装具外して着衣のままで72㎏、H22 10/7・H23 2/3の2回計量は70㎏、2㎏体重の増加は要注意、食後の好物和洋菓子の摂りすぎに注意する。

         

 №2 握力、立位姿勢で右40K・左13K、ほぼ毎回この数値の前後で推移、麻痺左手の握力計グリップの握り辛さは変わりが無い。
№3
開眼片足立ち⇒右足2分超、この測定は集中心が絶対必要、幸い一人で測定の条件に恵まれ、壁を向いて一点に気を集中、頭の中で1~100をカウント、凡そ3回勘定すると2分間を超える。
 麻痺左足を庇って右足一本で立位姿勢が取れる様になったことは昨日の90分間博物館移動を可能ならしめたと確信する。
 №4 フアンクショナルリーチ⇒28㎝、立位姿勢で伸ばした右手指先でバー(横棒)を押し込み、押し込んだ寸法を計測する。
 これも片麻痺患者には苦手のメニュー、体がグラツクとその場で中止となるので難しい。
 第
22回31.7㎝・第23回34.6㎝に比べていささか成績は悪い、前回の数字を頭に入れて常にチャレンジする態度が必要だ。
 №5 体前屈⇒10㎝、過去2回では二桁の数字は記録されていなかったので柔軟性は進んでいると解釈される。
        

 №6 Timed UP&GO⇒13秒57、今回は姿勢に拘ったせいか過去のベストタイム11秒97に比べると成績は急降下する。2006年9月から「パワーリハビリテーション」を始めて24回目の体力測定は下降線を取っていないことを数字が示してくれ、今後も筋肉トレーニングの重要性を意識づけしてくれる。