EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

エイジア ファンクラブ 会報 AURORA No.3

2022-04-14 15:45:14 | Carl Palmer関連
エイジア ファンクラブ 会報 AURORA No.3



表紙

カール・パーマーのカテゴリーに入れてある、
昨年の今頃、取り上げた、
「エイジア ファンクラブ 会報 AURORA No.2」
の続きの号になります。

全体的な装丁は、前号と同じです。
表紙裏を頁数に数えず全40頁。

表紙をめくると、

91年の6月8日に記された、
「はじめに」という編集前記のような文章があります。

ここでは、カールがエイジアを脱退し、
カールの加わったEL&Pが全英ツアー中であるとの噂も、
乱れ飛んでいる事に触れています。

別の頁で、ジェフから電話で正確な情報を聞き出すことができて、

カールがエイジアを脱退した事は事実で、
EL&Pは英国でリハーサル中との事。
エイジアの次のドラマーの候補には、
サイモン・フィリップスが上がっていたようです。

こんな感じで、
当時の熱心なエイジアファンにとっては、
あまり良くないニュースが入ってきはじめていたわけですが、
EL&Pの熱心なファンにとっては、

「本当に本当なのだろうか?」

と疑ってしまいたいような喜ばしい情報がもたらされつつあったわけですね。

ざっと読んで目に付いたところレポートしますと、

ファンクラブのお茶会の内容とその時に参加メンバーに求めた、
アンケートの回答等が記載されています。
集まったメンバーは会員以外の応援も含めて19名で、
アンケート回答14名のうち、
80年代のエイジアのファンクラブにも入っていた人は2名とのこと。

読者からのお手紙の中には「プログレファンあるある」的なエピソードも、
含まれていたりしますが、これについては、
来月、改めて別の話材と一緒に触れてみたいと思います。

83年の来日時に、当時のエイジアファンクラブのスタッフが、
エイジアのメンバーに渡した「QUESTIONARE」というのがあり、
当時の会報に掲載されたメンバー自筆のモノを再度載せています。

この解説にはカールの律儀さが解るエピソードも、
添えられていました。

返信用封筒付きで渡したそうですが、
ジェフとグレッグは次に会った時に、
持ってきており、カールは郵送で送付してきたそうです。
結果としてスティーヴからは回収できなかったようです。

カールはエイジアファンクラブを通じて、
プレゼントを渡したファン全員に、
日本にいる間にお礼の手紙を書いたとのこと。

また、当時のファンクラブの地方の会員が、
来日以前に、
マネージメントにファンメイルを出して、
カールのサインが欲しいと書いたところ、
ノートの切れっぱしに書かれたカールのサインが、
律儀に送られてきた事もあったらしいです。

本号には、
ところどころにグレッグの写真があり、
後半1頁のロックエイドアルメニアのミニマンガにはキースがちょっとだけ登場し、
私のようなEL&Pファンが楽しめる内容になっています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿