EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ハッシュのCDを聴く

2020-04-22 16:41:05 | 「スリー・トゥ・ザ・パワー / 3…TO THE POWER」
ハッシュのCDを聴く


リミテッドエディション


ハッシュに関しては、デビューアナログ盤を、
2度ほど聴いて、感想を書いた事があります。

今、振り返ってみたら、ちょうど1年前ですね。

1枚のアナログ盤を聴いただけで、
ハッシュの全貌がわかるわけではないので、
既に廃盤の中古CDを購入して聴いてみる事にしたわけです。

車の中で何度か聴く事ができますから、
何度か聴いているうちに、
癖になるような音が埋もれているかも知れないと、
期待してみました。

このCDですが、
一体いかなるモノなのかという事ですが、
ファーストアルバムと収録曲が異なっていました。

それで、セカンドアルバムがあるのではないかと、
調べてみたのですが、
セカンドアルバムがリリースされている事が解りました。
これは日本ではリリースされていないと思われます。

プラケースの裏側に、
収録曲のリストがあって、
全10曲となっているのですが、
セカンドアルバムからの曲が、
5曲収録されていました。

聴いてみると、
ファーストで感じたものと、
あまり変わらない印象がありますが、
1つ1つを繰り返して丁寧に聴くと、
新たな感想が出てきそうな感じもあります。

ずっと聴いていますと、
最後の方になって、
いきなり日本語が出てきます。

曲自体は英語で歌っているのですが、
いきなり日本語の挨拶がでてくるわけです。

ブックレットジャケットの解説を見てみると、

どうやら、
ファーストアルバムからシングルカットされた曲が、
日本のどこかでのラジオのチャートで、
第7位を獲得した事があるようです。

当時、ハッシュのアルバムがリリースされていたのは、
米国とカナダと日本のようなので、
遙か海の彼方の日本において、
ファーストアルバムからのセカンドシングルが、
チャート入りした事にバンドが気を良くしたのでしょう。

それで、
クリスマスソングの中に日本語の挨拶を入れたのではないかと思われます。

「ニホンノ トモダチノ ミナサン、
シンネン アケマシテ オメデトウゴザイマス
ハッシュヨリ」

なかなか上手です。

この曲はラジオで流してもらうために、
制作したヴァージョンであって、
レコードにはなっていなかったとも考えられます。

このCD、
最初に述べたように、
全10曲とプラケース裏側の収録曲リストにあるのですが、
実際に入っていたのは15曲でした。
チャプターの10に6曲入って所要時間が16分。

15曲目が曲名の定かでない、
日本語の入ったクリスマスソングになります。

解説が丁寧そうな割には、
お粗末なチャプター割と、
プラケース裏側の収録曲掲載の不備、
ロバート・ベリーは労苦が報われないタイプです。

「3.2(スリー・ポイント・トゥー」のリリース時に、
ロバート・ベリーへのインタビューを、
とあるサイトで読む事ができましたが、
ロバート・ベリーとしては、
状況さえ整えば、
喜んで日本に来たい理由の1つも、
このような過去の経緯があったからなのでしょうね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

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