追跡 ムソルグスキー『展覧会の絵』/
團 伊玖磨 NHK取材班 / NHK出版
我が父の勝手な取扱により、劣化が激しい。
画像① 表紙
画像② 裏表紙
発行日 1992年
価格 1800円
ハードカバー
全117頁 (発行日頁等除く)
絶版
目次
口絵Ⅰ~展覧会の絵
口絵Ⅱ~ムソルグスキーとガルトマン
私見 團 伊玖磨
(1)出逢い
(2)美術と音楽
(3)ピアノ組曲「展覧会の絵」
(4)「赤い本」
(5)旅へ
(6)11枚の絵と10曲の音楽
(7)旅を終えて
追跡ドキュメント 近藤史人(NHK取材班)
第1章 : 「展覧会の絵」に秘められた物語
第2章 : 消えた「展覧会の絵」
第3章 : 第1曲「グノーム」を遂に発見
第4章 : 第2曲「古い城」、第3曲「チュイルリーの庭」
第5章 : 第4曲「ビドロ」
第6章 : ムソルグスキーとガルトマン
第7章 : 既発表の絵
第8章 : 第7曲「リモージュの市場」
第9章 : 栄光のロシア賛歌
取材を終えて
NHKアーカイブより
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200999112010130071/
(会社のPCから原稿を書くとリンクが設定されない時があります。2016年7月時点で、リンク先が表示されなくなっていますね)
NHKスペシャル
革命に消えた絵画 追跡・ムソルグスキー「展覧会の絵」
1991年12月1日 NHK総合
※放送文化基金賞奨励賞受賞
ムソルグスキーのピアノ組曲「展覧会の絵」のモチーフとなった10枚の
絵画のうち、行方の分からなかった5枚の絵がこのほど見つかった。「展
覧会の絵」は、ムソルグスキーが、親交を重ねていた画家・ガルトマンの
遺作展の絵に強い衝撃を受け、10枚の絵に合わせて作ったといわれる。
番組では、不明だった5枚の絵を探し求める作曲家・團伊玖磨さんの調
査の旅を追いながら、ミヒャエル・エルモラーエフさん(作曲家・ピアニ
スト)の演奏を交え、名曲の陰にあった実在の絵の転変を描く。
語り 山本圭(俳優)
☆
アルバム「展覧会の絵」は、
エマーソン、レイク&パーマーの作品の中で最多セールスを記録し、
世界的なミュージシャンに押し上げるきっかけとなったと思われます。
しかし、私ことtoriodenは、
特にエマーソン、レイク&パーマーの「展覧会の絵」の原曲となっているムソルグスキーの展覧会の絵について、
深く考えてみた事はありませんでした。
ただ、92年のこの書籍の出版当時、新聞の書籍広告欄に載っていたので、興味を持って購入してみたのでした。
意外にもムソルグスキーが展覧会の絵を作曲するにあたって、
インスパイアされたガルトマンの絵が、
全10曲中の半分しか判明していなかったそうです。
ソ連が崩壊した直後に潜入したNHKの取材班が、徹底的に足で調査をして検証し、
結果的に残りの5枚に該当すると思われる何点かの作品を見つけ出す事にいたったというスゴイ話なのでございます。
その中で、「グノーム」は特定できたとの事。
「だから、どうした!」
という話をされると困りますが、
ムソルグスキーとガルトマンとの友情に、
エマーソン、レイク&パーマーが真摯に呼応したかのような評論家のライナーがあったように思います。
(若干、違うかも知れませんが、お許しを)
「ムソルグスキーの展覧会の絵」のモチーフとなったガルトマンの絵を発掘しようとする姿勢もそれに通じるものもあるかも知れません。
すぐれた作品は多くのミュージシャンに取り上げられ、
真相を究明しようとする人達が必ず出現する事の証ともいえる書籍ですね。
2011年12月19日 yaplog!
團 伊玖磨 NHK取材班 / NHK出版
我が父の勝手な取扱により、劣化が激しい。
画像① 表紙
画像② 裏表紙
発行日 1992年
価格 1800円
ハードカバー
全117頁 (発行日頁等除く)
絶版
目次
口絵Ⅰ~展覧会の絵
口絵Ⅱ~ムソルグスキーとガルトマン
私見 團 伊玖磨
(1)出逢い
(2)美術と音楽
(3)ピアノ組曲「展覧会の絵」
(4)「赤い本」
(5)旅へ
(6)11枚の絵と10曲の音楽
(7)旅を終えて
追跡ドキュメント 近藤史人(NHK取材班)
第1章 : 「展覧会の絵」に秘められた物語
第2章 : 消えた「展覧会の絵」
第3章 : 第1曲「グノーム」を遂に発見
第4章 : 第2曲「古い城」、第3曲「チュイルリーの庭」
第5章 : 第4曲「ビドロ」
第6章 : ムソルグスキーとガルトマン
第7章 : 既発表の絵
第8章 : 第7曲「リモージュの市場」
第9章 : 栄光のロシア賛歌
取材を終えて
NHKアーカイブより
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200999112010130071/
(会社のPCから原稿を書くとリンクが設定されない時があります。2016年7月時点で、リンク先が表示されなくなっていますね)
NHKスペシャル
革命に消えた絵画 追跡・ムソルグスキー「展覧会の絵」
1991年12月1日 NHK総合
※放送文化基金賞奨励賞受賞
ムソルグスキーのピアノ組曲「展覧会の絵」のモチーフとなった10枚の
絵画のうち、行方の分からなかった5枚の絵がこのほど見つかった。「展
覧会の絵」は、ムソルグスキーが、親交を重ねていた画家・ガルトマンの
遺作展の絵に強い衝撃を受け、10枚の絵に合わせて作ったといわれる。
番組では、不明だった5枚の絵を探し求める作曲家・團伊玖磨さんの調
査の旅を追いながら、ミヒャエル・エルモラーエフさん(作曲家・ピアニ
スト)の演奏を交え、名曲の陰にあった実在の絵の転変を描く。
語り 山本圭(俳優)
☆
アルバム「展覧会の絵」は、
エマーソン、レイク&パーマーの作品の中で最多セールスを記録し、
世界的なミュージシャンに押し上げるきっかけとなったと思われます。
しかし、私ことtoriodenは、
特にエマーソン、レイク&パーマーの「展覧会の絵」の原曲となっているムソルグスキーの展覧会の絵について、
深く考えてみた事はありませんでした。
ただ、92年のこの書籍の出版当時、新聞の書籍広告欄に載っていたので、興味を持って購入してみたのでした。
意外にもムソルグスキーが展覧会の絵を作曲するにあたって、
インスパイアされたガルトマンの絵が、
全10曲中の半分しか判明していなかったそうです。
ソ連が崩壊した直後に潜入したNHKの取材班が、徹底的に足で調査をして検証し、
結果的に残りの5枚に該当すると思われる何点かの作品を見つけ出す事にいたったというスゴイ話なのでございます。
その中で、「グノーム」は特定できたとの事。
「だから、どうした!」
という話をされると困りますが、
ムソルグスキーとガルトマンとの友情に、
エマーソン、レイク&パーマーが真摯に呼応したかのような評論家のライナーがあったように思います。
(若干、違うかも知れませんが、お許しを)
「ムソルグスキーの展覧会の絵」のモチーフとなったガルトマンの絵を発掘しようとする姿勢もそれに通じるものもあるかも知れません。
すぐれた作品は多くのミュージシャンに取り上げられ、
真相を究明しようとする人達が必ず出現する事の証ともいえる書籍ですね。
2011年12月19日 yaplog!