EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

「ワイト島1970-輝しきロックの残像-」サントラ・オムニバスCD

2011-12-20 14:00:33 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
「ワイト島1970&-輝しきロックの残像-」サントラ・オムニバスCD
VAVCM1016~7 1995リリース



画像① プラケース表 


画像② 帯の背中部


画像③ プラケース裏



今日では、エマーソン、レイク&パーマーのみのワイト島におけるデビューライブのCD、DVDもリリースされています。

EL&Pのワイト島ライブとしては、
1995年にリリースされた、
このオムニバスライヴアルバムCDに収録された音源が、
公式な音源としては、初お目見えだったわけです。
多くの著名バンドに加わって、輝かしいデビューライブを行った時のものです。

「ワイト島1970 -輝しきロックの残像-」は、1995年に劇場公開され、NHKのBSでも放映されました。
我が家はBSをつけていないので、勤務先の同僚に頼んで録画してもらいました。
ほぼ、同時期に映像作品のVHS、LDも発売されておりました。

VHSは、2本組で価格も1万円近かったので、購入を見合わせました。
当時の私は、数分のEL&Pの映像のためにだけに、それだけの投資する意欲はなかったわけです。
(今もそうですけど。)
録画映像もあったので、触手が伸びなかったという事もありますが。

劇場公開された作品という事もあって、
そのサントラ盤として、発売されていたようです。

今では、ミュージシャンごとにワイト島の映像作品がリリースされていますので、
ミュージシャンの音が目的であれば、そちらを求めれば用が足ります。

映像作品「ワイト島1970 -輝しきロックの残像-」は、
当時の著名ミュージシャンが演奏している事も見どころではありますが、
フェスティヴァル開催当時の主催者、ミュージシャン、参加者、会場の外の人達のそれぞれの意見が、ちりばめられています。

今では、これだけのイベントを企画する主催者の労苦は、賞賛に値します。
EL&Pは、70年代の公式映像作品の少ないので、
EL&Pがこのイベントに出た事は、後のファンにとってもラッキーな事です。
一方、開催された時代は反体制的な空気というのも流れており、
主催者も体制側の人間と見なされ、揶揄中傷を浴びたりしていますね。
会場内外の登場人物のいろいろな主張のせめぎ合いに、
当時のトップミュージシャン達の演奏も加わって、
面白みのある作品に仕上がっていると私は思います。

収録曲

ディスク:1
1. All Right Now – Free
2. My Sunday Feeling - Jethro Tull
3. Suzanne - Leonard Cohen
4. Foxy Lady - Jimi Hendrix
5. Voodoo Child (Slight Return) - Jimi Hendrix
6. A: Can't Keep From Cryin'/B: Extension On One... - Ten Years After
7. Me And Bobby McGee - Kris Kristofferson
8. Big Yellow Taxi - Joni Mitchell
9. Woodstock - Joni Mitchell
10. A: Blue Rondo A La Turk/B: Pictures At An... - Emerson, Lake & Palmer
11. When The Music's Over - The Doors

ディスク:2
1. Young Man Blues - The Who
2. Naked Eye - The Who
3. There'll Always Be An England - Tiny Tim
4. Sinner Boy – Taste
5. Let It Be - Joan Baez
6. Nights In White Satin - The Moody Blues
7. Catch The Wind – Donovan
8. Weaver's Answer – Family
9. Red Eye Express - John Sebastian
10. Call It Anything - Miles Davis
11. Amazing Grace - Great Awakening
12. Desolation Row - Bob Dylan

2011年12月20日 yaplog!