EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

JANIS IAN のファーストアルバム

2019-01-30 09:51:57 | Greg Lake関連
JANIS IAN のファーストアルバム

先日、取り上げた、
「ザ・ソウツ・オブ・エマーリスト・デヴジャック」と同シリーズのCDを、
抱き合わせで1枚だけ予約発注していました。

それが、この「JANIS IAN ファーストアルバム」です。



洋楽を聴くようになってから、
ジャニス・イアンの曲は、
時々、ラジオで耳にしていましたが、
レコードを購入して聴いてみたいという考えは特に起きませんでした。

グレッグの他界後に、
ジャニス・イアンが過去にグレッグと共作をした時の
デモ音源がアップされましたので、
グレッグとご縁のあったミュージシャンという事もあり、
CDが一枚ぐらいあっても良いかなと思って、
格安紙ジャケット企画なので注文してみたわけです。

このアルバムはジャニス・イアンが10代の頃にリリースされたアルバムなのですが、
2曲目の「ゴー・アウェイ・リトル・ガール」を、
グレッグがザ・シェイム時代に取り上げ、
シングルレコードがリリースされた事は、
クリムゾンファンやグレッグの熱心なファンの間では、
よく知られている話だと思われます。

以前、グレッグ・レイクのファーストアルバムに収録されている
「Let Me Love You Once」の原曲のタイトルが、
「Let Me Love You Once Before You Go」である事を述べましたが、

このジャニス・イアンのアルバムにおいては、
「Too Old To Go 'Way Little Girl」というのが原曲のタイトルで、
それを、英国で発売する時に、
「Don't Go 'way Little Girl」というタイトルにしたようです。
(米国で発売したシングルは、「Too Old To Go 'Way Little Girl」のタイトルのままであると、この曲を紹介しているサイトに書かれていました。)

今まであまり考えた事はありませんでしたが、
他のミュージシャンがオリジナルの曲のタイトルを変えて発売するというのは、
あまり珍しい事ではないのかも知れませんね。

これを書くにあたって、
当時のamassの情報を再び確認したのですが、
ジャニス・イアンによると、
米国出身のジャニス・イアン(当時は10代ですね)と、
英国出身のグレッグ・レイクが、
「ザ・シェイム」でジャニス・イアンの曲を取り上げたご縁からか、
多くの曲を共作する予定があったようですが、
契約やマネージメントの問題で実現しなかったとの事。

いずれにしましても、
このジャニス・イアンのファーストアルバム、
聴くほどに味が出てくるメロディーの楽曲が、
幾つか収録されています。

良い買い物をしました。

ちなみにこちらは、
国内で発売されたシングルレコード。




ペラ紙裏側の解説

文章を読んだ感じでは、
このシングルレコード、
定価は¥500となっており、
ジャニス・イアンが日本でよく知られるようになってから、
後追いでシングルレコード化したヴァージョンと思われます。

デビュー当時に、
このアルバムやシングルレコードが、
日本で発売されていたかまでは、
今のところ良くわかりません。

以上。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (コート)
2019-01-30 19:37:58
ジャニス・イアンは、聞いたことの有る名前なのですが。。。
勿論アルバムやシングルの所有は無くて。

調べたら、以前アップしたロバータ・フラックのアルバム二曲めに、ジャニス・イアンの曲ジェシィが有りました。

地味な曲ですが、メロディーの好きな曲でした。

又々ELPから外れて、すみませんm(_ _)m
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Unknown (torioden)
2019-01-31 08:19:01
>コート様

ジャニス・イアンはグラミー賞も獲得した事がありまして、
それは記憶していました。
ただ、コンスタントにアルバムをリリースして売れているという感じでも無いようです。

ウィキを見るとロバータ・フラックのジェシーで、
脚光を浴びてから、自らのソロ作品も大ヒットする流れとなったようです。

同じく「奇跡の街」というアルバムは、日本だけで100万のセールスを記録したようです。

ELPとご縁のあったミュージシャンを検索して調べると、
私自身、これまで知らなかった事を知る機会が増えました。
返信する
Unknown (274)
2019-02-04 22:29:29
ジャニス・イアンは、リアタイで Love Is Blind や Will You Danceを聴いていた…というか、ドラマの主題歌で流れていたので耳にしていたと言った方が正しいかもしれません。後年、グレッグのアンソロジーCDでThe Shame時代の曲として聴いたときは、あのジャニス・イアンが原曲だと知ってずいぶんイメージが違うなと思いました。Don't Go… を初めて聴いたときの印象は、なんかビートルズっぽい雰囲気だなと思いましたが、まぁ時代の音だったのでしょうね
返信する
Unknown (torioden)
2019-02-05 09:58:05
>274様

こんにちは。

ジャニス・イアンは、1976年から音楽雑誌やFM誌を読むようになっていたので、名前と少しの曲は知っていたのですが、最初に聴いた楽曲の方の鮮烈な記憶がほとんどありませんでした。(いや、あっても私の老化と共に薄れたのでしょう。)

FM誌のグラミー賞受賞の写真でポール・サイモンなどが掲載されている頁に写真があって、何故か、それだけは記憶に残っています。その後、ドラマの「岸辺のアルバム」は秋田でも放送されていたので、「日本のドラマで洋楽を使用する事もあるのだな」と思って見ていましたね。

保管計画のリンク先に貼ったサイトで、グレッグが、その頃の事を、「(曲が)何かに似ていないと不安になったりしたものなんだよ」と述べていたので、ビートルズに似てしまう事がむしろ安心だったのかも知れないですね。
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